【 お知らせ 】 UNROOFのWEBサイトが完成いたしました!!!!
ページはこちらから



※今回のクラウドファンディングのために製作した動画です。
 ぜひこの動画から観てほしいです!!!!

◆◆◆07/06追記◆◆◆
新企画「コネクトキャラバン」はじめました!
UNROOFのこと直接お話に行かせてもらえないですか??
中富と髙橋が商品をもって一都三県どこでも飛んでいき
UNROOFのことをお話します!→詳細はこちらから
※一都三県以外の方や7/19以降のオファーは別途ご連絡ください!

◆◆◆06/27追記◆◆◆
ご好評いただき、
「講演に行きます!リターン」の第二弾と
新たに、
三つ折り財布 」がリターンに追加されました!!!!


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みなさん、はじめまして!代表の中富紗穂です。
私たちは
「 障害があっても、自分の可能性を信じられる社会 」
を目指し、
今年1月にオリジナル本革ブランドの
UNROOF(アンルーフ)株式会社を立ち上げました!




もともとUNROOFは
2017年に革製品の委託製造する工場としてはじまり、
別ブランドの革製品を製造していました。

しかし、みんなの技術が向上していく中で
「 もったいない 」
「この技術を生かした商品を多くの方に届けたい」

「職人自身の給与やステップアップを含めた
みんなの可能性をもっと広げていきたい。」
と思い、
この度オリジナルブランドを始めることを決意しました。




まだ今は「職人」としてのアプローチしか出来ていませんが
将来的には「障害がマイナスにならない仕事」の選択肢を
増やしていくことで、
「 障害があっても、自分の可能性を信じられる社会 」
を作っていきたいと考えています。




◆ わずか3%

この数字は平成30年度に報告された、
精神障害者の就労率です。
(内閣府30年度版障害者白書参照)

現状100人のうち3人しか働けておらず、
働けたとしても、
精神障害者の1か月の平均賃金は12万5千円
発達障害者は12万7千円です。
(2019年障害者雇用実態調査参照)

このように現在の障害者就労は、
単純な業務内容・低賃金の傾向があるうえ、
多くの職場では障害者に対して
「継続して働くこと」以上を求めず、
キャリアアップの機会もほとんどありません。



 


また、
働く環境以前に現状の「障害者枠」では
働くことができない方も多くいます。


「淡々とした業務をする枠だったら採用できる」
これはADHD(注意欠陥・多動性障がい)がある
UNROOFの職人、坂本が
障害者枠での採用面接を受けたときに
言われていた言葉です。






◆ UNROOFの成り立ち。

2年前、共同代表の髙橋も私も
別のグループ会社の
カスタムオーダーの革製品事業にいました。

そのブランドの中で
「障害者の就労の新たな選択肢を作りたい。」
という想いのもと始まったのがこの工場でした。

しかしながら1年後、
私たちは大きな壁にぶつかりました。

工場を運営していく中で
これ以上給与が上がらず、
将来的なステップアップや
目指す社会に前進することが出来ない。
そんな現実にぶち当たりました。



1年の月日の中で
一緒に働いているメンバーは
すでに一人前の「革職人」でした。

だからこそ私たちは
1人1人のお客様に合わせて
お財布を作ってきたノウハウと
革職人として培ってきた技術が
最大限生かされる最高のものづくりを
自分たちの想いを乗せて届けられる

自社ブランドという形で挑戦することを決めました。




自社ブランドを始めることが決まった時
実は始めは
ブランドマネージャーとして入る予定でした。
しかし
この工場で働くメンバーがここでは
「障害者」ではなく「職人」として働いている。

その事実を自分の目で見たときに
世の中の当たり前が変わる可能性を感じました。




それと同じ頃、
友人がアスペルガーと診断を受けてから
会社から理解してもらえず好きな仕事を辞めたこと
を告白してくれました。

目の前にいる友人は
「障害者」であろうとなかろうと
友人に変わりはありません。
でも今の社会では、
「障害者」となっただけで
業務内容や給与に大きな差があることは明らか
です。

「企業がおかしい」「社会がおかしい」
と批判するのは簡単だけど
この工場にいて、同じ目標を持つみんながいる。





知識も経験もない。
新卒2年目の未熟な自分だけど
新しい当たり前をここで創りたい。
改めて強く思いました。

代表であろうとなかろうと
私の想いは変わりません。

しかしもともと代表だった髙橋と私は
性格も得意なことも正反対だったからこそ
2人で
お互いの強みを生かしながら、弱いところは補い合う
”共同代表”
という形が
UNROOFの目指す社会に近づくパワーに変わると
確信し、私は代表となることに決めました。




◆ 精神疾患者だからこそ、活躍する場があるはず

「革職人」を選んだのはもう1つ、
大きな理由があります。

前の会社で検品出荷のアルバイトに来ていた
うつ病のメンバーが他のメンバーよりも
検品をする際に細かいところが目につきやすく
1つのことに集中することに
長けていることに気が付きました。

それらの経験から
精神疾患がある方の細かいところに目がつく特性
「革職人」という仕事に求められる適性と
結びつくではと考えました。




革製品の製造は
出来たものをはめ込むだけの“単純作業”ではありません。
1つの製品ができるまでに様々な工程があるので、
一人一人の得意なこと、
疾患の特性上難しいことを見極めながら、
プロフェッショナルとして日々技術を身に着けています。


◆ チームUNROOF

UNROOFのメンバーは現在10名。
そのうち4名はADHDやアスペルガーなど、
精神疾患や発達障害があります。

他にも
主婦業をしながら職人や出荷検品を担当するメンバーや
職人の技術指導をするメンバー。
生産の管理など担当するファクトリーマネージャー。
週1回の精神保健福祉士などで
チームUNROOFは形成されています。

クラウドファンディングをスタートしてから
多くの方から共感のメッセージを頂いています!!!







この方たちの声を聴いて
改めて
UNROOFという名前の由来でもある
天井(roof)がない(un)
=「誰かの枠にとらわれないで生きられる社会」

をつくるのが
私たちの目標でありゴールだと思っています。



◆ 私たちがクラファンを選んだ理由。


この会社を始めてから私たちのもとには
精神疾患/発達障害のある方から
「UNROOFで働きたいです」
「いま採用はしていないですか」
「工場を見学したいです」
など
日々お問い合わせをいただいています。

だけどスタートしたばかりで
雇いたいけど現状は雇えていません。

でも私たちは
今閉ざされている障害者雇用の
扉をどんどん開いていきたい。

そして、
こんな働き方ができるんだ!
こんな問題があったんだ。
ということを
今までこの現状を知らなかった人も含めて
多くの人に知ってもらいたい。

そんな時に社会課題に焦点を当てた
クラウドファンディングサイト
「Good Morning」を見つけました。

このプロジェクトをはじめてから数日、
早速あたたかいメッセージをいただいています。




このように、
「 障害者が頑張ってるから。
かわいそうだから支援しよう。」

ではなく、

「 お財布かっこいい! 」
「 そういう社会いいね!応援したい! 」



みなさん
一人一人の応援や協力が大きな輪となり、
障害者就労の社会を変えるための
大きなムーブメントになると信じています。

私たちはそんな社会を作っていこうと
一緒に未来を切り開いていってくれる人を
このクラウドファンディングで増やしたい。


 今回、作った商品は全て、
まさにそんな方のためのもの。

本革チャームやオリジナルの財布など
UNROOFオリジナルの商品を通して、
一緒に動いていただけるとうれしいです。



◆ 今回のリターンはUNROOFが
初めて世に出す、オリジナルです!


◆コンセプトは”ボーダーレス”

UNROOFらしいものづくりとは何か考えたときに、
「丈夫で使いやすい」というのはもちろん。
世の中にある”障害”や”セクシャリティ”の中にある
「ボーダー」をテーマにしたいと考えました!


◆その1:左利き専用のお財布、作りました。

一般的なお財布は大多数である右利きに
合わせた設計になっていることが多いですが、
UNROOFでは製造の効率だけを追い求めるよりも、
どんな方にも「使いやすい」と感じていただきたくて
利き手専用カスタマイズ(無料)を考えました。

左利きの方に見せると
目をキラッと輝かせて「え!こういうの待ってた!!」
と言ってもらえて潜在的に求められていたんだ
とうれしさを実感しています!


◆その2:縦方向デザインで、
スタイリッシュかつスマートに!


他のブランドのお財布を使っていた頃、
知らぬ間に回転させながら
使っていることに気が付きました。
UNROOFでは、
小銭もカードもお札も同じ方向から
取り出せるデザインにしたことで、
よりスマートな使用を目指しました。


◆その3:
自分らしさを表現できるカスタムオーダー!!

UNROOFの製品はすべて
セクシャリティに関わらず
「自分らしさ」で選んでいただきたいと思い
”レディース"財布や"メンズ"財布などの記載をせず、
ジェンダーレスなデザインを目指しました。

また、細かなところで自分らしさを表現できるよう、
以下のカスタマイズを設けていますので
ぜひとも、あなたらしい組み合わせを楽しんで下さい!!

※ちなみに・・・・
ベルトのカスタマイズは大人気
現状90%以上の方がが「ベルトあり」
を選択しています!!
デザインとしてだけでなく、型崩れ防止にもなるので
ぜひ試してみてください!


ベルトありの場合、
UNROOFのロゴ刻印されたホックがちらり。
さりげない光沢感を放っているので
お財布のアクセントになってとっても可愛いです!!!


◆ 商品は全部で5製品!

どの商品もそれぞれこだわり抜いて製作をしてきたので
気になるものあればぜひチェックしてください!
(不明や疑問点あればお気軽にご連絡ください。)

◆ ラウンド長財布

一目でカードが見えるデザイン。お札が出し入れしやすい仕様など
『”誰にでも使いやすい”を一枚の高級革で』
表現しました。
※商品詳細ページはこちら!

◆ 長財布

『しっかり収納できるのに、薄くて軽い。』
あえてシンプルに削ぎ落としたデザインだからこそ、
牛本革本来の良さを味わっていただける
長財布に仕上がっています。
※商品詳細ページはこちら!

◆ 二つ折り財布

UNROOFの商品コンセプトである
「どんな人にも使いやすい商品設計」を
一番に表現できた自信作がこの二つ折り財布です。

『”縦方向デザイン”が実現した今までにない使い勝手の良さ』
をぜひお試しください。
※商品詳細ページはこちら!

◆ 名刺入れ
 

『ありそうでなかった』を実現した名刺入れ。
通しマチ仕様がいつ見ても洗練されたフォルムを引き立てます。
全てのビジネスパーソンの悩みに答えた商品です。
※商品詳細ページはこちら!

◆ 三つ折り財布

6月27日に新登場した三つ折り財布。
『女性の手にも収まるコンパクトさ』
でありながら、しっかりした収納力。
これさえあれば大丈夫を追求した
スタイリッシュなお財布になっています
※商品詳細ページはこちら!

◆ 本革チャーム

カギにもバッグにも取り付け可能なレザーチャーム。
中央にデザインした革の編み込みは、
『様々な個性や価値観の交差を革で表現』しています。

職人が1つ1つ手作りで編みこんでいるので
普段のスタイルを邪魔せず、
さりげない存在感と上質さを醸しだしてくれます。

(革本体)高さ約9.3cm×幅約2.5cm×厚み約0.4cm
(リング) 内径2.5cm キーリング×1

◆ 革のカラー展開

今回クラウドファンディングのために、発色鮮やかな日本の革を選んできました!
もともと長い間、財布に革が選ばれてきた理由でもある
 「耐久性」「堅牢度」はもちろんのこと、
長く使っていただく中で牛革を使っていただくなら
”革らしさが味わえるものを楽しんでいただきたい!”
という前提のもと
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1:デザインが引き立ち、性別問わず選べるカラー
2:上品な風合い
3: ふれるとそれぞれの革の個性を感じられるもの

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をセレクトしました!!
以下にそれぞれの革の特徴を書いてありますので
ぜひ読んでお好きなものを見つけてください。

◆ 革の種類について

ブラック/バーガンディー:
プルアップレザー。
落ち着きのあるエイジング染料オイルで仕上げたレザー。
重量感のある見た目ですが、肌触りはなめらか。
独特の美しいツヤと手に吸い付く感覚はこの革ならでは。


ロイヤルブルー:
シボ出しオイルレザー。
ヌメ革を柔らかくし、染料調に仕上げたため
上品でさりげない色むらが特徴的です。
シボ(皺)は革独特の表情を醸し、柔らかい触り心地。

ナチュラル:
フルタンニンなめしの本ヌメ革。
ヌメの最高峰ピット槽なめしにより
ほどよいコシと張りを実現しました。
時間の経過と共に美しい飴色に変化するところが特徴。



◆ 実施スケジュールと資金の使い道

2019年6月5日 クラウドファンディングスタート
2019年7月上旬 UNROOF公式WEBサイトオープン予定
2019年7月19日 クラウドファンディング終了
2019年7月   受注製品の生産開始(順次発送いたします。)
2019年8月中  受注製品の発送完了

クラウドファンディングで集まった資金は
・リターン受注分商品製作費
・発送費
・梱包費
・クラウドファンディング手数料(14%)
に充てさせていただきます。

今回はAll-In 方式ですので、
目標金額を達成しなかった場合にも
ご注文いただいた皆様にはリターン(製品)を
お渡しいたします
のでご安心ください。



    

これからUNROOFは、
革小物の製造・販売事業を成長させることで、
より多くの精神障害者・発達障害者を
雇用していきたいと思っています。

それは形ばかりの「雇用」ではありません。
労働意欲があるにも関わらず、差別的扱いをされたり、
給料が上がらなかったり、
そんな障害を理由に失業してしまった方たちが
「一人前の職人」になるまで育成すること。
一人一人の能力に応じて、
昇給も可能な体制を構築すること。

そんな
「働く」ということに希望を持てる「雇用」
をつくりたいと考えています。

最近では「ダイバーシティ」や「多様性」
という言葉をよく見かけるようになりましたが
今もなお、

「 障害者だから 」
「 女性だから 」
「 若いから 」
「 外国人だから 」

とひとくくりにし
「自分ではない誰か」に
自分のことを決めつけられる。

そんな現状があると思います。

そうやって
自分ではない誰かに可能性を狭められることって、
誰にとっても辛いことではないでしょうか。

だからこそ私たちUNROOFは
一人一人が肩書にとらわれず、
どこかを冒険するようなワクワクした気持ちで
「 自分がどこまでできるのか可能性を試したい。」

そんな想いを実現できる場をつくりたいと考えています。

そして何より、いちブランドとして
「UNROOFのファンだ!」と
言いたくなるような存在になれるよう、
ものづくりのプロフェッショナルとして
極めてまいります。

まだたった10名の小さなチームですが
みなさん一人一人の応援が
障害者就労を変える大切な1歩となります。
どうかUNROOFの応援をよろしくお願いいたします!



UNROOF全員より

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