仕事や子育てに追われる女性の限られた時間をシェアし、果敢に挑戦する女性一人ひとりがオーナーの新しい働き方をつくりだす。まだどこにもないこのチャレンジ工房が、地域で暮らす若い女性の希望になると信じて。

プロジェクト本文

▼はじめにご挨拶

私たち、ウィメンズアイ(WE)は東日本大震災後に災害支援ボランティア有志で立ち上げたNPO法人です。宮城県北部の沿岸地域で、“女性が自らをいかし、いきいきと活躍できる”をビジョンに掲げ、これまで活動してきました。

 

(写真:2015年9月"ひころマルシェ"にてスタッフ集合)

 

私たちは、これまで500回を超える教室やイベントを開催し、延べ5千人の女性の声を聞いてきました。その声から生まれた活動の一つが「女性のまなざしで地域を元気に」する食の仕事づくりです。震災を機に人口減少が加速する中で、この町の若い世代の女性がここで暮らす未来に希望がもてること、これを目指していきたい、と私たちは考えています。

 

(写真:2015年9月ひころマルシェの様子、「パンのスキルアップ教室」の生徒たちがパン販売に挑戦しました。)

(写真:2016年3月"食のしごと勉強会「地域をつなぐパンの魅力」"の様子)

▼このプロジェクトで実現したいこと

今回のプロジェクトは、子育て世代を含む若い女性を中心として、食の事業を始めたい方をサポートする拠点づくりです。手仕事品と違い、食べるものを販売するためには多くのハードルがあります。昨年の事業では「パンのスキルアップ教室」を開催、本気でパンを作りたい女性が、プロのパン職人から学びました。しかし、パンを売るためにはまず、保健所の許可を得た加工場で作らなくてはなりません。その許可の種類も実は様々あり、加工場をしつらえるためにも何百万という多額のお金がかかるのです。これではせっかくスキルを身につけても、個人でそこから先へ踏み出すことが難しい、そんな現実に直面しました。

 

(写真:2016年3月パンのスキルアップ教室の様子、撮影:古里裕美)

 

そこで、一番のハードルである製造許可のある加工場を、私たちが団体として作ることにしました。何度も保健所へ通い、パンと菓子を作って販売できる許可を得ました。並行して多くの協力者を得て助成金や寄付を集め、加工場の建物を作るところまではこぎつけました。工房のモノづくりの理念に基づき、地産を取り入れようと南三陸杉をふんだんにつかった素敵な小屋を、地元の大工さんに作っていただきました。加工場の名前は「パン・菓子工房oui(ウィ)」に決まりました。 

 

(写真:2016年11月 工房建設の様子)

 

しかし問題はまだあります。建物ができつつあるのですが、まだ中身が空っぽなのです。パンとお菓子を作るにはオーブンや冷蔵庫など大型の機材から小さなキッチンツールまで、たくさんの備品が必要です。このプロジェクトでは、その加工場の中身を揃えるための資金を集めるための、応援をお願いします!

 

南三陸町は海の物も山の物も手に入る、とても豊かな町です。加工場を建てた入谷(いりや)という地域は農村地で、無農薬の小麦を作っている畑もあります。米や野菜だけでなく、豆や果樹など、四季折々の素材が手に入るところです。生活のすぐ近くでとれるこの土地の食材を活かしたパンや菓子を作ること、それが子どもや孫の世代まで続く、持続可能な暮らしを可能にすると信じています。

 

 (写真:海から15分の場所にある南三陸町入谷)

(写真:2016年11月 小麦の種まき)

 

▼今後の予定

2017年1月 工房竣工、利用者組合設立
2017年2月工房利用開始、工房ouiオリジナル商品開発スタート
2017年3月 工房ouiオリジナル商品テスト販売、パン、菓子教室スタート
2019年4月 事業運営組合設立

▼資金の使い道

このプロジェクトの総予算は780万円です。
10月より380万円の目標に寄付集めを行ってきました。
これまでに50を超える個人や団体からご寄付を、また助成金50万円を頂き、約230万円集まったのですが、残り150万円が足りません。

足りない150万円をCampfireにて支援を募らせて頂きたいと思います。
これまでに頂いた皆さまのご支援で建物の工事はほぼ完成に近づいています。今後設備費に係る費用についてこのCampfireのチャレンジを達成して、なんとしてもこの工房を完成させ、パンや菓子が製造・販売できる場所をつくりたいと思います。

何卒よろしくお願いします。

建設工事費 570 万
設備費 160 万
その他許可申請等の費用 30 万
雑費 20 万
予算合計:780 万

▼最後に

子育てしながら共働きが多い南三陸町では、若い女性が、自分の使える時間で働ける選択肢が多くありません。どこかに勤めることは、毎日決まった時間に「働きに出ること」。しかし、私たちがチャレンジしようとしていることは、使える時間も「シェア」をして、一つの価値を生み出すことです。そしてだれかがお金でその人の労働時間を買うのではなく、組合員同士が組合のオーナーとなり、同時にワーカーとなる、という人の尊厳を損なわず、誰もがいきいきと働ける場を作ること、これが「パン・菓子加工場oui」の目指すビジョンです。

まだまだ一般的でない新しい価値を生み出す場づくりを、どうぞ応援してください!!!

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