★はじめに

神奈川県横浜市金沢区を拠点にして、「在日ミャンマー人の定住支援」、「日本・ミャンマーの文化交流」、「ミャンマーでの国際協力」の活動を行っている「NPO法人リンクトゥミャンマー」です。2017年に団体を設立し特定非営利活動法人として、日本で暮らしているミャンマー人の暮らしを支えるべく、ビザ申請補助や通訳・翻訳補助、労働相談などの「定住相談支援事業」をメインに行ってきました。


★本プロジェクトを立ち上げた背景

 2019年6月の法務省の統計によると、日本に住んでいるミャンマー人の数は28,860人にまで上っています。ャンマー人の技能実習生は1万人を超えており、日本の労働力不足を補うために年々増加しています。そうした就労人口の増加に関わらず、彼らの賃金が低いケースは多く、労働環境も恵まれたものではありません。

 こうした状況下で、今年に入り新型コロナウイルスが国内で急速に拡大し、日本の産業はリーマンショック時以上の損害を被っています。そして、多くの中小企業が深刻な業績悪化に悩んでおり、そこで働く非正規労働者や外国人労働者の雇い止め・解雇が急増しています。

 残念ながら製造業などで技能実習生の契約が打ち切られるケースも報告されており、今後もそういったケースが増えるとの見方が大きいです。現在航空便もないに等しく、仕事がないからといって母国に帰れるという状況でもないわけで、在日ミャンマー人も例外ではなく、職を失った彼らの生活は危機に瀕しており、迅速な助けを求めています。


★実際の相談内容

当会には、このような相談が数多く寄せられています。

Aさん「電気・ガス・水道代が払えなくなった …」
→支払い猶予制度の説明と対応方法を教えました。

Bさん「アルバイトの時間数を減らされて、休業補償をしてほしい…」
→雇用調整助成金の詳細を細かくミャンマー語で説明し、翻訳文をお見せしました。

Cさん「アルバイトがなくなったため、新しい仕事を探してほしい 」
→新しいアルバイトを紹介しています。

Dさん「家賃が払えなくなった…」
→住居確保給付金のミャンマー語パンフレット(当会作成)をお見せしながら説明し、
市役所への申請同行を行いました。

Eさん「派遣会社から、来月から出社しなくて良いと言われました…」
→現在のビザの有効期限を聴き、再就職のための案内やハローワークでの手続きの仕方を教えました。



★具体的な活動の内容

今回の事業では彼らの雇止め/解雇の防止に向けた活動を行い、彼らの社会的孤立を防ぎ生活を守るため、以下の支援を行います。

  • (1)政府、省庁および自治体からの情報をミャンマー語に通訳・翻訳し情報発信を行う。
  • (2)雇止め/解雇に対する相談や交渉の支援(同席、通訳)を行う。
  • (3)その他、コロナウイルスに起因した相談事項への対応。


★この人たちが支援しています

●理事長 深山 沙衣子 (みやま さえこ)
写真、右から2番目。定住支援した在日ミャンマー人たちとの写真

・趣味:読書、外国のことを知る活動、旅行
・コロナ自粛の過ごし方:家で居酒屋のつまみを作って、家にいながら居酒屋にいる体での晩酌。

皆様に一言
日本にいる外国人を支援するというのは、実は日本にいて、外国人と接している日本人を支えることにもつながります。外国人の支援とは、異文化を理解し、お互いを尊重しあう風土を日本社会で醸成することです。
日本人と外国人の交流で、すべての人が豊かに、幸せになるために皆さんとご協力して、日本社会を良くする活動を続けていけたら幸いです


●支援員 TUN AUNG KHIN (トン アウン キン)

プロフィール:日本ミャンマー支援機構株式会社 代表取締役
日本ミャンマー支援機構を設立する前から現在まで、政治家(閣僚級)、元ミャンマー国代表スポー ツ選手(選手競技はマラソン、バレーボール、砲丸投げ、競輪、サッカー)、ミャンマーの国民的俳優 をはじめ、のべ 500 人近くのミャンマー人の来日時のケア、生活支援、法的サポート、進学相談、行政 機関への申請サポートを行っている。
日本ミャンマー支援機構を設立してからは、日本企業や行政機関(神奈川県庁、横浜市)、NPO、病院 などのべ 300 社近くのミャンマー進出相談を受けており、現在はミャンマーにおける外務省 ODA 事業や JICA プロジェクトの実施におけるサポートをしている。黒岩祐二 神奈川県知事と、ミャンマーのテイ ンセイン大統領との会談における、黒岩知事のスピーチ草稿アドバイスを行ったこともある。

趣味:旅行
コロナ自粛の過ごし方:ラジオを聴く。
・皆様に一言
ほぼ毎日ミャンマー人からの支援問い合わせに応じています。ご協力をお願い致します。


●事務局員 山菅 清次(やますが せいじ)

趣味:陶芸が好きで特に酒を飲む器がすきです。そろそろ陶芸教室に通おうかとおもっています。
コロナ自粛の過ごし方:スペイン語の勉強を始めました。酒量が増えないように要注意です。
皆様に一言
同じ日本に住む人間が平等な支援を目指した活動に、皆様の少しの援助をお願いいたします。


●事務局員 押田 悠希(おしだ ゆうき)


趣味:バスケットボール、音楽を聴くこと、読書
コロナ自粛の過ごし方:ミャンマー語の勉強を始めて、普段しない料理に挑戦しました。
皆様に一言
新型コロナウイルスの影響で皆様も苦しい時期を迎えているかもしれませんが、今回のような大変な状況下でも、外国人の方々が安心して日本で暮らすには皆様のご協力が必要です。何卒ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。


●会計担当 長谷川 容一郎(はせがわ よういちろう)

趣味:スポーツ観戦、映画・ミュージカル鑑賞、少々音楽鑑賞、読書 など
コロナ自粛の過ごし方:現在、通信制大学で図書館司書の勉強中で、いつもより勉強できました。
皆様に一言
外国人と日本人の共生社会づくり、まさしく同じ目線で共に生きることが大切だと思います。


★資金の使い道

翻訳費:10万円 (日々変化する日本政府の新型コロナ対策に関する情報を翻訳し、SNSなどで発信。A4書類10枚程度を想定)

通訳費:20万円 (日々変化する日本政府の新型コロナ対策に関する情報を電話通訳。100時間程度の想定。緊急性が高いため、翻訳の時間を待つより、通訳で必要情報を電話で伝えることが多くなっている)

交通費:5万円  (通訳者が役所への同行申請をする場合)

相談にかかる通信費:3万円(社会福祉協議会、労基署、雇い止めをした会社、ハローワーク、労働専門ユニオン、弁護士などへ電話を週3回ほど対応。SNSで翻訳した内容など必要情報を送る通信費)

通信費(管理費)3万6000円(バイトの在宅勤務時にかかる通信料。一人3000円/月×2人×6カ月=36000円)

相談人件費:19万2000円(1回相談1600円×20回/月×6カ月=192000円)

★実施スケジュール

2020年3月から毎月20件程度の支援を行っており(現在も実施中)、
コロナ緊急支援を2020年9月30日まで継続します。

2020年11月下旬 リターン発送予定

<All-in方式で実施します。>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し記載しているリターンを皆様に感謝を込めてお届けします。


★リターンのご紹介

3000円<無制限>
・当会からお礼のメールを送付いたします。

5000円<無制限>
・当会からのお礼のメールを送付いたします。
・支援を受けたミャンマー人からのお礼メッセージを集め、お手紙にしてお届けいたします。

10000円 <限定10個>
・当会からのお礼のメールを送付いたします。
・支援を受けたミャンマー人からのお礼メッセージを集め、お手紙にしてお届けいたします。
・リンクトゥミャンマーのイベント一回無料ご招待します。
(開催日:2020年12月頃 場所:横浜市近郊 往復交通費:自己負担 チケット有効期限:2021年末まで)

2017年 ミャンマーパーティーの様子30000円<限定10個>
・当会からのお礼のメールを送付いたします。
・支援を受けたミャンマー人からのお礼メッセージを集め、お手紙にしてお届けいたします。
・リンクトゥミャンマーのイベント一回無料ご招待します。
(開催日:2020年12月頃 場所:横浜市近郊 往復交通費:自己負担 チケット有効期限:2021年末まで)
・理事長著書「ミャンマーに学ぶ海外ビジネス40のルール: 善人過ぎず、したたかに、そして誠実に」1冊を提供します。
・リンクトゥミャンマーのウェブサイトに「支援者一覧」としてお名前を掲載します。 理事長著書「ミャンマーに学ぶ海外ビジネス40のルール: 善人過ぎず、したたかに、そして誠実に」 

●50000円<限定10個>
・当会からのお礼のメールを送付いたします。
・支援を受けたミャンマー人からのお礼メッセージを集め、お手紙にしてお届けいたします。
・リンクトゥミャンマーのイベント一回無料ご招待します。
(開催日:2020年12月頃 場所:横浜市近郊 往復交通費:自己負担 チケット有効期限:2021年末まで)
・理事長著書「ミャンマーに学ぶ海外ビジネス40のルール: 善人過ぎず、したたかに、そして誠実に」1冊を提供します。
・リンクトゥミャンマーのウェブサイトに「支援者一覧」としてお名前を掲載します。 
・当会が支援しているミャンマー・ラカイン州の孤児院の近くの工場で作られた、ランチョンマットを提供します。


ランチョンマット

※支援時、必ず備考欄にご希望のお名前をご記入ください。 


最後に
このような困難な世情で皆様もご苦労なさっている中で、皆さんにこうしたご支援をお願いするのは本当に心苦しいですが、ミャンマー人の雇止め/解雇を最小限に抑え、彼らの生活支援ができるよう、皆様のご理解とご協力をお願いします。


特定非営利活動法人 リンクトゥミャンマー

〇住所:〒236-0005 神奈川県横浜市金沢区並木1-17-13-206

〇TEL&FAX: (045)- 567-5858 

〇Email:info@npoltm.org

〇ホームページ:https://www.npoltm.org/info/

〇Facebook:https://www.facebook.com/LinkToMyanmar/

〇Twitter:https://twitter.com/linktomyanmar




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