宮崎の放課後等デイサービスのツナガリを作っていきたい!
クラウドファンディングの話をfaavo宮崎の事務所に行った際、まず言われたのは、「2分で読める記事を。」とのことでした。たくさんの時間をかけ、たくさんの想いを込め、ページを作らしていただきました。ではでは、いまこのページを見てくださっているあなた様の人生の中の大切な2分間を “いただきます”!
さて、まずはこのページを開いていただきありがとうございます。
私の名前は西竜之介と申します。
1988年宮崎生まれ、宮崎国際大学卒。卒業後はワクワクする経験や体験を求め、沖縄ではゲストハウスで2年間半、東南アジアのタイでは日本人幼稚園にて3年間従事。2017年に地元宮崎に帰郷。放課後等デイサービス「HAPPY WORKS」の職員になり、支援、療育を行っています。
【放課後等デイサービスとは?】個性・特性のある就学児童(小学生・中学生・高校生)が、学校の授業終了後や長期休暇中に通うことのできる施設。各事業所によって内容や特色は様々。体操、ダンス、楽器の演奏など習い事に近い活動を行っている施設もあれば、専門的な療育を受けることができる施設もある。
このプロジェクトで実現したいこと。
宮崎市の放課後等デイサービスの事業所さんを一同に集めて、職員、子どもたちがが一つになるイベント【UNITY FOR DAY】を開催したい!
イベント名“UNITY FOR DAY”
(“UNITY”は、団結・協同・結束。“FOR DAY”は、その日のために。そして、僕らの職種「放課後等デイサービス」は、“放デイ”と略されるため。)
日時:2019年11月9日(土曜日) 13時~15時
場所:加納スポーツセンター(宮崎県宮崎市清武町加納乙213番地4)
対象者:放課後等デイサービスを利用している利用者様(各事業所の職員同伴)
参加費:無料
目標集客人数:100名~150名
イベント内容
・手押し相撲大会!
(ルールは簡単!手と手を合わせて、相手を押し出すシンプルなゲーム。このゲームをするのには理由があります。それは、「手と手」のスキンシップ、そしてお互いの体格やバランスを気遣いながら進めていくからです。力任せには勝てない。相手を考える。そして触れ合いをつくり、親近感を深めていきたいと思っています。)
・さくらんぼリズム・ダンス!
(さくらんぼリズムの時間は、ピアノのリズムに合わせて、自然と体を動かしていき、一体感を作っていきます。ダンスの時間は、宮崎県内外で活躍する、ダンサーTAIJIによるレクチャー。体を使って気持ちを表現していく楽しさを伝えていきます。)
・リズムワークショップ!
(太鼓作り:小さなごみ箱にガムテープを張り、太鼓を作ります。みんなでお話をしながら、グループを組んで楽しんでいけるよう行います。そして最後はその楽器を使って。。。)
・ライブ演奏!
(元NHK5代目うたのおにいさんのかしわ哲氏を中心にライブパフォーマンスを行います。歌って、踊って、奏でて、楽しむ。どんなセッションが生まれるのかは当日にしかわからない!!!)
ゲスト紹介
かしわ哲
ロックンローラー・NPO法人ハイテンション代表。
「おかあさんといっしょ」5代目歌のお兄さんとして活躍。
「すずめがサンバ」「きみのなまえ」などを作詞作曲。
1994年より知的障がい者と共にロックバンド「サルサガムテープ」を開始。活動は25年を越え日本を代表するバリアフリーなロックバンドに成長している。
2011年4月よりNPO法人ハイテンションを設立。
ロックンロール精神で社会を明るくする福祉事業を展開している。
作家として「アイシテル物語」「あったかさん」「茅ヶ崎のてっちゃん」など多数)
サルサガムテープ
ひたすらカッコいいロックがやりたくて25年突っ走っている超天然ロックンロールバンド。1994年にNHK5代目歌のお兄さんだったかしわ哲が、神奈川県の福祉施設を利用する障がいのある方々に呼びかけて結成。ポリバケツにガムテープを貼った手作り太鼓で自由なリズムセッションを始めた事からバンド名がついた。結成5年目にNHK「みんなのうた」に出演、シングル「まひるのほし」でメジャーデビュー。ロック界のレジェンド忌野清志郎と共演し「ロックンロールの原型」と賞賛される。さらに元ザ・ブルーハーツのドラマー梶原徹也も魅力にひかれドラムでのレギュラーメンバー参加となる。以来、国内外でのライブ活動やTV出演・CDリリース等、プロのバンドとしての基盤を固めていく。2011年より活動拠点をNPO法人ハイテンション(厚木市)に置き、バンド活動は福祉業務として、ついに、メンバーの仕事になった。
“ワンダフル世界”ーサルサガムテープと全国の仲間
※今回はサックス酒井まゆみ氏、ボーカル戸田氏が参加。
このイベントは一体なんのため?
それはズバリ「仲間づくり」です。
宮崎市内には放課後等デイサービスの事業所が約50事業所存在します。
しかしながら、横のつながりというものが中々できない、出来づらい環境にあると感じます。
僕たちは仕事の一つとして、学校へ児童のお迎えがあります。学校へ行ったときに感じたのは、他事業所との距離感。学校にお迎えに行く際、それぞれの事業所さんが、それぞれの利用されている児童をお迎えに行き、待機するのですが、その時の雰囲気がどこかよそよそしい感覚があり、関係性が閉鎖的だなあ、、、と感じました。
それは確かに致し方ないことかもしれません。
他の事業所さんは言ってみれば「ライバル」。
でも、その概念を少し違う角度から捉えてほしい。
「ライバル」なのではなく、同じ志を持った、「同志」であるということを。
僕らは、日々子供たちの成長を考え、明るい未来を作っていこうと考える仲間なのです。
お互いにどのような活動をしているのかや、児童の様子などを共有していけば、もっと素敵なアイデアが生まれ、それぞれの支援につながるのではと考えます。
そして、各事業所に通う子供たちの為。
通常学級の児童たちは、学校が終わると、児童クラブに行ったり、お友達のお家に行ったりと、自ら友達を増やしていったり、遊んだりと動くことが出来ます。しかし!個性・特性のある児童たちはそれぞれの能力や特質によって、放課後の活動が制限されがちです。各事業所で連携をとることで、様々な出会いを生むことができ、お互いに認め合える仲間を増やしていけることができると思います。
その「仲間」を作っていくきっかけの一つになると思い、このイベントを企画しました。
プロジェクトをやろうと思った理由
これまでの僕の培ってきた経験がすべてリンクしたからです。
少し僕の今まで歩んできた道をお伝えさせてください。
僕は大学を卒業後、居酒屋やバーで働きながら、自分が主催者となり、クラブイベントを開催していました。その名は“MAKE SOME NOISE”。目的は「宮崎の中での人と人との繋がりを作っていく」というものでした。なぜイベントを開催したかというと、ここ「宮崎」という土地は、人との繋がりを大切にする県民性みたいなものがあるからでした。しかしながら、どこか引っ込み思案なところもあり、きっかけが無いと動かないような。イベントを通し、新たな人、音楽、カルチャーなどとの出会いをつくることができました。
今は懐かしきmixiのパロディポスター。
イベントの締めくくりは参加者を“つなぐ”じゃんけん列車!
そして、そのイベント後、身内も誰もいない沖縄へ移住。たまたま見つけたゲストハウス「柏屋」で宿の業務を開始。そこに集まるのは世界中からの旅人。ドレッドが足のくるぶしまである日本人ミュージシャン、リヤカーをチャリの後ろにつけて日本一周しているおじさん、同性愛をオープンにし、たくさんの人を勇気づける別の宿の宿主。ここでは書ききれないほどの出会いが毎日。改めて、出会いが人を成長させてくれることを認識し、「自分」という個性を持って生きることの大切さを学びました。
たくさんのアーティストや旅人の出会い。
個性豊かなスタッフとの出会い。
そして、後輩からの紹介で東南アジア、タイへ移住。日本人幼稚園「たけのこ幼稚園シラチャ校」で担任を開始。今までは、対象が「お客さん」であり、聞き手になることが多かったのですが、一転、対象が「子ども」になり、大切なことを伝えていく話し手になりました。幼児教育の奥深さを学び、また重要であることを認識しました。
体操の時間。子供たちはいつでも元気いっぱい!
小麦粉粘土の活動にて。
今までの僕の経験【イベント主催(一つのことを協力して作り上げていく喜びとの出会い)×ゲストハウス(旅人ならでわの視点と感性との出会い)×幼稚園(教育との出会い)×放課後等デイサービス(様々な個性との出会い)】が、今すべてリンクし、この新たなイベントを立ち上げることを決意しました。
このイベントのこれから
このイベントは 一回で終わらせようとは思っていません。今回の第一回目のイベントをきっかけに、仲間を作り、実行委員会を作り、持続的に続けていければと考えています。
資金の使い道
機材費:13%
出演料:30%
場所代:10%
宣伝費:10%
今後の運営費:20%
手数料:17%
リターンについて
・子どもたちからのお礼のお手紙。
・子どもたちの手作り風呂敷。
・あいうえお作文で支援者様を勇気づける
・【沖縄】ダイニングバー“フィッシュジャム”ドリンク1杯+特大からあげ
・【宮崎】創作dining“季苑(ときえん)”の1000円分の食事券
・イベント当日、支援していただいた方のお名前をイベント会場入り口でどでかく掲示。
実施スケジュール
10月~クラウドファンディング開始。プロモーション、宣伝活動。
11月9日(土) イベント当日は全力で盛り上げていきます!
イベント後~「仲間」を作っていき、実行委員会を結成。
最後に
たくさんの人たちとの繋がりがあって今僕はここにいます。イベントを開催したときも、沖縄に移住したときも、タイで幼稚園の先生を始めたときも、そして今放課後等デイサービスで勤務しているのも、すべて周りの仲間のお陰です。人は人によって育ち、人と人との協力があってまた新たなモノが生まれると思います。みなさんの力が必要です。御協力をよろしくおねがいします!