山形県人のソウルフード“芋煮”!

皆さんこんにちは。山形県酒田市出身の阿部彩人(アベアヤト)と申します。1980年6月生まれのいわゆる松坂世代で、大学進学から東京に出てきて今年で16年目になります。 ▲映画『おくりびと』ロケ地・月光川河川公園(山形県遊佐町)にて。鳥海山をバックに実家の愛犬マロと。 現在は東京都三鷹市在住で、音楽系Webサイト企画・運営・制作の会社に勤めながら、プライベートな活動として山形県庄内地方の魅力を外に向けて発信しようというイベント「もっけだフェスティバル」や「もっけだ呑み会」などを主催しており、また、ミュージシャンとしても作詞・作曲活動を行っています。 ▲2010年に渋谷DESEOで開催した「もっけだフェスティバル」関連イベントに、自らのバンドで出演した時の写真です。私はモンテディオ山形のユニフォームを着て演奏しました(笑)。 私たち山形県人にとって、「芋煮」は切っても切れない関係にあります。小学校の頃から、秋になれば学校の行事として「芋煮会」があったり、家の食卓にも芋煮が並んだり。山形県では、山形市内の河川敷を会場として「日本一の芋煮会フェスティバル」が毎年9月に開催されています。直径6mの鍋に何万食もの芋煮が作られ、20万人もの人が来場した年もあったそうです。芋煮は、まさに山形県人のソウルフードなのです。 でも、私が東京に出てきてから、芋煮を食べたことの無い人や、「芋煮会」に参加したことの無い人が世の中の大部分であることに気づきました。そんな中、この芋煮の美味しさや素晴らしさを、もっとたくさんの方々に知っていただきたいという思いが強まり、「芋煮PV制作プロジェクト」を立ち上げます。私・阿部彩人が作詞・作曲した芋煮アンセム「芋煮 de ハーモニー」をレコーディングし、その音楽に乗せた芋煮と山形のプロモーションビデオを、山形ロケ中心で制作します。音楽と映像の力で、芋煮の魅力を国内そして世界へ広め、そして山形に来てみたいと思う人をもっと増やしたいと考えております。

全国的に見れば芋煮人口は意外と少ない

山形県人にとって、芋煮の具材と汁の味には県を二分してしまうまでのこだわりがあります。私は酒田市出身なので、庄内地方の芋煮を食べて育ってきました。庄内の芋煮は、豚肉に味噌味。しかし、山形の村山地方を中心とする内陸側では、牛肉に醤油味なのです。そして、どちらの地方でも、自分たちの芋煮の味が世界一だと誇りを持っているのです。 ・・・たぶん。 ちなみに、庄内人にとって、庄内地方の芋煮を「豚汁風」と呼ばれることほどの屈辱はありません。そう、あれは豚汁でもなんでもなく、正真正銘の「庄内味の芋煮」なのです。 ▲これが、正真正銘の「庄内味の芋煮」。 そんな庄内の芋煮に親しんできた私ですが、東京に出てきて初めて参加した芋煮会で、内陸味の、牛肉に醤油味の芋煮を初めて食べる機会がありました。私たちの芋煮とは違うけれども、美味しいものは美味しいんだなあ、と思いました。今では、庄内味も内陸味も、どちらの芋煮も大好きです。 ▲山形市出身の友人が主催した多摩川河川敷での芋煮会にて、「内陸味の芋煮」。んめけ〜。 しかし、私が東京に出てきて気づいたのは、山形県人や東北出身者以外では、芋煮を食べたことがないという人や、「芋煮会」に参加したことが無い人が意外と多いんだなあということです。というか、そういう人が世の中の大部分なのです。人口比率的には当たり前の話なのですが。

芋煮を知らずに人生を終えていいのか。

でも、こんなにも美味しくて、人の心をあっためたり、人と人をつなげたりする不思議な力がある「芋煮」という食べ物を一生食べる機会のない人が多いのは、とても勿体ないことだと私は思うのです。なので、自分がこれまで東京で主催してきた「もっけだフェスティバル」「もっけだ呑み会」などでは、芋煮をご提供して、少しでも多くの人が芋煮に触れるきっかけを作ろうと試みてきました。 ▲2013年11月に渋谷のライブハウスO-nestで開催した「山形・庄内もっけだフェスティバル2013 in 渋谷〜大音楽芋煮会〜」。酒田出身のシェフ・タカハシダイスケ氏が作った、庄内味、内陸味の芋煮を振る舞いました。写真は「つや姫大使」をゲストに招いてのトークショーの様子。 また、その「もっけだフェスティバル」での上映のために企画し、酒田市ロケで撮影した庄内弁ドラマ「んめちゃ!」では、第1話で庄内味の芋煮が登場しております。 ▲庄内弁ドラマ「んめちゃ!」第1話で、主演「アキチャン」役・鈴木ナナ子が芋煮を食べるシーン。右の「ばさま」役は、私の実母・阿部たづ子。阿部彩人の実家にて撮影。 この「んめちゃ!」は、酒田出身の歌手・白崎映美さんが友情出演し、新潟在住の鈴木ナナ子さんが監督・脚本・主演。地元在住のエキストラの皆さんにもご参加いただきながら、第2話まで制作しています。YouTubeにアップしたところ、第1話と第2話合わせて3万3千回を超える再生数となっております。このように、映像には、より多くの人に届く伝播力があります。 ▲第1話 ▲第2話 この第2話のラストでは、私が作詞・作曲し、白崎映美さんと鈴木ナナ子さんが歌った「酒田でアクション! 〜時には起ごせよサガダクション〜」を使用し、酒田のライブハウスhopeで撮影したライブシーンも見所です。 このように、自分自身がこれまで作詞・作曲活動や映像制作の企画をしてきた経験から、音楽の力と映像の力を合わせて、もっともっと多くの人に「芋煮」について知っていただけるようなきっかけを作りたいと思うようになりました。そこで、私が作詞・作曲した芋煮アンセムが「芋煮 de ハーモニー」という曲です。私がギターと歌と打ち込みで作ったデモバージョンが以下で試聴できますので、ぜひ聴いてみてください。 歌詞はこちらです。
芋煮 de ハーモニー 作詞・作曲:阿部彩人 芋煮モニモニモニ芋煮モーニングも芋煮で グッドモーニング芋煮モニ芋煮 Wa でハーモニー ×2 芋に、ごぼうに、こんにゃぐ、しめじ、ネギ 庄内は豚肉・味噌味で 芋煮モニモニモニ芋煮モーニングも芋煮で グッドモーニング芋煮モニ芋煮輪でハーモニー 芋煮で 安堵したんで談笑したんです 素敵味ですけれども さんざん呑んで騒いで食わいね 芋煮で 煩悩なんて見えにぐい格好で のりのりですけれども だんだん腹くづ あど食わいね 森+もみじ+芋煮(大)盛りでハーモニー 豚も牛も人間も素敵でしょう 苦労人ストーリーでも素通りさねで来い 囲め呑め んめさげ 芋煮モニモニモニ芋煮モーニングも芋煮で グッドモーニング芋煮モニ芋煮 Wa でハーモニー ×2 芋に、ごぼうに、こんにゃぐ、しめじ、ネギ 内陸は牛肉・醤油味で 芋煮モニモニモニ芋煮モーニングも芋煮で グッドモーニング芋煮モニ芋煮輪でハーモニー 芋煮で 安堵したんで談笑したんです 素敵味ですけれども さんざん呑んで騒いで食わいね 芋煮で 煩悩なんて見えにぐい格好で のりのりですけれども だんだん腹くず あど食わいね 添い寝で救わいね暗い根っこで 牛肉さんの内陸味は ちょい残し具ど一緒に カレーうどんで締めで美味いね 豚汁ど混同さねでよ 豚さんの庄内味も 盛り盛りですけれども 呑んでで いあんべ楽しいね 一人ひとり芋煮モニでハーモニー 豚も牛も人間も素敵でしょう 浪人ローリングでも素通りさねで来い 囲め呑め んめさげ 芋煮ど人がいればそれでいい インサイド アウトサイド 関係ねっしょー ロンリー芋煮 でものりのりで楽し 茂庭さんも芋煮モニ 森+もみじ+芋煮(大)盛りでハーモニー 豚も牛も人間も素敵でしょう 苦労人ストーリーでも素通りさねで来い 囲め呑め んめさげ 芋煮ど人がいればそれでいい インサイド アウトサイド 関係ねっしょー ロンリー芋煮 でものりのりで楽し 茂庭さんも芋煮モニ
まずはこの曲を、有志のミュージシャンで結成する芋煮バンドでレコーディングして、音源化します。そして、この楽曲を使用した、芋煮や山形を国内そして世界にPRするプロモーションビデオを、山形県在住や山形出身の皆さんによる参加型で制作します。さらに、某メジャーアーティストのPVにも携わった某監督に撮影・編集していただき、YouTubeなどの動画サイトにアップしたいと考えております。 ぜひ、一緒に芋煮プロモーションビデオ制作に参加して、芋煮と山形をもっと多くの人たちに知っていただけるようなきっかけを作りませんか?

スケジュール

2015年3月〜4月上旬 クラウドファンディング(4週間ほど) 2015年4月 レコーディング 2015年5月〜6月初旬 PV撮影 2015年夏 東京で開催予定の「もっけだフェスティバル」でプロモーションビデオの完成映像を上映し、そのあと動画サイトにアップ

支援金内訳・用途

目標金額:¥300,000 └達成した際の手数料(20%):¥60,000 └レコーディング費:¥40,000 └PV撮影費・交通費:¥150,000 └支援者リターン品制作費・経費:¥50,000

目玉リターン品紹介

・「芋煮 de ハーモニー」PVのDVD(特典として未公開映像付き) (※5000円以上のご支援をいただいた場合) 今回制作する「芋煮 de ハーモニー」PV映像と、未公開映像を特典として収録したDVDをリターン品として提供いたします。 ・2015年 夏 東京で開催予定の「もっけだフェスティバル」のチケット1枚(芋煮含むフードチケット付き) (※5000円以上のご支援をいただいた場合) しれっとここで発表してしまいますが、2015年 夏 に東京の某所で「もっけだフェスティバル」を開催する予定です。その招待チケット1枚(芋煮含むフードチケット付き)をリターン品として提供させていただきます。 (※50,000円のご支援をいただいた場合、さらにプラス3枚の合計4枚を提供させていただきます。) ※当日ご参加できない方には、当日の写真とテキストのレポートを後日メールにてお送りいたします。 ・阿部彩人の山形県酒田市の実家にて庄内味の芋煮を食べられる権(交通費は自己負担となります) (※16,200円以上のご支援をいただいた場合) 山形県酒田市にある阿部彩人の実家にて、芋煮を食べられる権をリターン品として提供いたします。ちなみに、庄内弁ドラマ「んめちゃ!」第1話でアキちゃんが訪れる実家のロケ地が、私の実家です。出演している「ばさま」役が私の実母になるのですが、その実母が庄内味の芋煮を作って振る舞う予定です。 ・2015年7月18日 山形県鶴岡市で開催予定の「庄内酒まつり2015〜やまがた芳醇〜」チケット1枚 (※16,200円以上のご支援をいただいた場合) 昨年2014年7月に山形県鶴岡市で開催された、「庄内酒まつり〜やまがた芳醇〜」。米どころ庄内平野のすべての酒蔵が醸した200種の地酒を味わい、蔵人と交流するイベントです。2015年は7月18日に開催されるこのイベントのチケット1枚をリターン品として提供させていただきます。 ※当日ご参加できない方には、当日の写真とテキストのレポートを後日メールにてお送りいたします。

最後に

昨今、日本のコンテンツ文化を海外へ発信する「クール・ジャパン」が声高に叫ばれてきました。きゃりーぱみゅぱみゅやPerfumeなどのように、日本の音楽がYouTubeを通じて海外の人たちに非常に人気を博している例も出てきております。 しかし私が思うに、今こそ日本は、「クール・ジャパン」から「ホット・ジパング」戦略への転換を図るべきではないかと考えております。つまり、芋煮のように、日本の地方に伝わる土着の「ホット」で「ホッとする」文化、特に素晴らしい食文化をもっと海外に発信すべきなのではないかと。 日本の美味しいものは、寿司だけではないと思いますし、日本国内ですら十分に知られていない食文化が、まだまだ日本の地方にはたくさんあります。この芋煮を入り口として、そのようなものに少しでも触れるきっかけを作ることができれば本望です。 この「芋煮 de ハーモニー」は、海外の人にもキャッチーで気持ち良い聴き心地が生まれるように作ってみました。特にAメロの中毒性にはご注目です。さらに、YouTubeでPVをアップする際には、英語圏の方には英訳の字幕が出るようにもしたいと考えております。 また、対国内という意味では、「ROCK IN JAPAN FEST.」「COUNT DOWN JAPAN」への出場と演奏を狙って、この曲を演奏するバンドで応募します。何万人というお客さんが訪れるフェスで「芋煮 de ハーモニー」を演奏することで、芋煮ムーヴメントを全国に巻き起こしていきたいと考えております。 ぜひ、皆さんも「芋煮 de ハーモニー」の芋煮PVプロジェクトに参加して、一緒に素敵なハーモニーを奏でてみませんか。そしてそこから、私たちが今までに見たことのないような、面白い日本を少しずつ見つけていけるような気がしています。 レッツ、芋煮。

起案者情報

・起案者:もっけだフェスティバル実行委員長 阿部 彩人 ・FacebookページURL:https://www.facebook.com/ayateck ・Twitter URL:@ayateck ・もっけだフェスティバルWebサイト:http://mokkeda.tumblr.com