● 今話題の「階段垂直マラソン」の日本人パイオニアとして世界チャンピオン=階段王になる!

 

※階段垂直マラソンとは

超高層ビル、タワーなどの階段を使い、いかに早く駆けのぼるかを競うという、シンプルかつ、ハードな競技です。

古くは1900年頃にパリのエッフェル塔でレースが行われた記録があり、10年ほど前から盛んになり始め、ワールドシリーズが行われるようになりました。

 

(写真提供:Vertical World Circuit)

  

現在では全世界で300近くのレースが開催され、賞金レースも多数あり、専門に行うプロ選手もいるくらいです。

 

この競技、単に階段を真っ直ぐにダッシュするだけでは決して速くなりません。

何故なら非常階段には踊り場があるから。

そこをうまくターンする技術が必要です。

また、足だけで駆けあがるとすぐに限界がきます。いかにうまく手摺を使って身体を引き上げるかも大事な要素です。

シンプルに見えて奥が深い競技なのです。 

 

 

 

そして登る高さはだいたい200m以上、長いものは500mを超えます。1分間階段をのぼるだけでも息が切れるところを5分、10分とのぼり続ける・・・。この競技の過酷さがなんとなく伝わったでしょうか?

 

足は鉛を付けたかのようにガクガク、心臓は張り裂けそうにバクバク…。そんな状態にも構わず死力を尽くして階段をのぼり続ける様は一見するとシュール(笑)ですが、その苦しみを乗り越えて超高層ビルの屋上に倒れこみ見上げる空と、屋上からのあたり一面の景色は自分の力でのぼった者にしか味わえない最高のご褒美です。


日本でも少しづつ開催される大会が増えてきていますのでぜひみなさんも一度この快感を味わってみてください\(^o^)/

 

実際のレースの様子はこちらの動画からどうぞ。


 

 

 

また、日本で唯一のワールドシリーズ戦、ハルカススカイランの様子もNHKで放映されました。

(最後のインタビューを受けているのが自分です)

 

 

● 昨年は自費で世界を転戦しましたが、今年はそれ以上のワールドシリーズ、世界選手権にでて日本人初の世界チャンピオンになりたい!

はじめまして。青梅市在住、一児の父親である渡辺良治です。
 私は昨年、階段垂直マラソンという階段を駆け上る速さを競う競技のワールドシリーズ、「バーティカル・ワールド・サーキット(VWC)」に挑戦し、アジア勢として初めて世界3位の成績を収めることが出来ました。

 

 

(最終戦・香港戦のゴール直後のトップ3)

 

この活躍を受け、いくつかのメディアにも出させていただき、少しはこの世界で知られる存在になる事ができました。
 

 

東京新聞↓

 


 

また、昨年の12月27日のめざましテレビ内の「キラビト」というコーナーでも階段上り世界3位の名手として紹介されました。

 

 

今年は他のワールドシリーズにも挑戦し、さらに海外遠征を増やす予定です。

ですが、子育てもしながら福祉の職場で働く自分にとっては時間もお金も大きな負担になっています。

そこで、今回クラウドファンディングを活用させていただこうと思います。

 

自分が世界で活躍することでこの階段垂直マラソンが日本でさらに注目を集め、みなさんにも参加しやすいようなレースが増えて身近になるのではないかと思います。



● 夢中になれるものに全力で取り組みたい、夢をあきらめない生き方を息子に見せたい

 

遅くなりましたが、少し自己紹介をさせていただきます。

 

 

(小学6年生の頃の自分) 

 

幼少の頃は運動があまり好きではなく、ぽっちゃり体形のチビでした。それが嫌で中学時代からは卓球に打ち込み、大学を卒業してからはプロを目指しボクシングを始めました。

ですが、どちらも自分なりに一生懸命取り組んだものの、芽は出ませんでした。

 

プロボクサーの道をあきらめ、再び太りだした体にストップをかける目的でなんとなくトレイルラン(野原や砂地、山などの不整地を走る競技)を始めたのが2010年。レースにも出場する中で練習の成果が結果に結びつくことや、自然の中でめいっぱい身体を追い込めることに魅力を感じてどんどんのめりこんでいきました。

 

 

 

そして2013~15年の間は富士山に登る速さを競う「富士登山競走」に出場し、戦後直後から続くこの伝統ある大会で入賞し続けることが出来ました。このことから自分は登りが人並外れて得意なのだと感じました。

 

そしてスカイランニングという主に標高2000m以上の山岳を舞台として行われる山岳競技に出会い、「バーティカルキロメーター」という種目に出会いました。この競技は標高差1000m(1キロ)を一気に駆け上がるというもので、登りが得意な自分にぴったりでした。この競技の事を知れば知るほどのめりこんでいきました。そして2016年に世界選手権が行われ、日本代表選考レースが行われることが決まりました。その時自分はすでに30歳でした。

 

スポーツの世界で「日本代表」に選ばれる人なんて幼少のころから厳しい修行を乗り越えてきた限られた一部の者がようやくなれるものだと、それまで思っていました。でもちょうど妻が初めての子どもを授かり、「この子に誇れる父親になりたい」と思い一念発起して日本代表選手という「夢」に挑戦することにしました。

 

 

 

2015年はスカイランニングのバーティカルキロメーターの練習ばかりをして、スカイランニング本格挑戦一年目でしたが、日本選手権において2位の成績を収め翌年の世界選手権の日本代表に選ばれました。


 

(スペイン、バルエラにて行われた世界選手権のラストスパート)

 

そして2016年、その「夢」を実現し、世界選手権にて世界の強豪たちと勝負しましたが、結果はトップに5分差をつけられての完敗(14位)という結果で「夢」は幕を下ろしました。

 

 

すっかり次の目標を見失いぼんやりとしていた自分。

そんな自分の前に突如現れたのが「階段垂直マラソン」でした。

この「階段垂直マラソン」はスカイランニングの都市型種目であり、非常階段をのぼるタイムを競います。2016年に大阪でワールドシリーズのエキシビションとして開催された「ハルカススカイラン」で今まで一度も「バーティカルキロメーター」で勝つこと、いや足元に及ばなかった日本の絶対王者である宮原徹選手に勝てたことが自分の世界を一変させました。

 


(憧れの存在、宮原選手に勝てたことが人生最大の衝撃でした)

 

「日本代表」から「日本最強」へと自分が進化したと感じ、目標は「世界と戦う」から「世界と戦って勝つ」へと飛躍しました。

自分にもすでに世界と対等に戦える力がある。そして世界チャンピオンにも手が届くかもしれない・・・。

そう思うと挑戦したいという気持ちを抑えることはできませんでした。

 

こうして自分の新たな挑戦が始まりました。2017年はVWCというワールドシリーズに参戦し、マニラ、北京、上海、大阪、香港と各地を転戦し、最終的に年間順位で3位になることが出来ました。詳しい結果はこちら→www.verticalworldcircuit.com/wp-content/uploads/2018/03/2017-VWC-Ranking_M.pdf

 

(北京大会で初めて表彰台を掴み、すべてを出し切って倒れこむ最高の瞬間)

 

自分の夢はこの競技で 世界チャンピオン=「階段王」になることです。

こんな大それたこと、今の社会ではなかなか口にすることができません。

ですが、人生は常に挑戦し、自分を成長させていくことに面白味があるし、人類の歴史そのものが挑戦の繰り返しであったと思います。(ちなみにこれは学生時代学んだことです)

 

 

自分にはちょうど3歳になった息子がいます。

 

 

息子にも失敗を恐れずに自分の興味を持ったものや自分の信じたものにどんどん挑んでいくような人生を送ってほしいと願っています。

そのためにも父親である自分がそういう生き方を貫かなくてはいけないと思ってこのような「夢」に挑戦することを決めました。

 

 

● 階段王への道のり

 

 

階段王になる、といってもその道は決して生易しい物ではありません。

 

まずは去年から参戦している「VWC」でチャンピオンを目指しますが、この競技にはもう一つの国際的な団体が存在します。

  

それが「Towerrunning World Association」通称「タワーランニング協会(TWA)」です。

 

(表彰台の真ん中の長身の男性がVWC,TWA両方の世界チャンピオン、ピーター選手)

 

こちらの団体はドイツに本拠地があり、世界各地の大会の中からいくつかをシリーズ戦に認定します。そしてレースごとにポイントが異なります。ポイントに応じて年間順位が決まるのは一緒ですが、ポイントを多く稼ぐためには重要な大会に何度も出なくてはならず、チャンピオンになるにはどうしても欧米の大会にも出場する必要が出てきます。

 

また、不定期ですが、世界選手権と銘打って最大規模のポイント獲得レースを行います。

ちょうど今年の5月5日に台北で世界選手権が行われます。

今年はこの世界選手権に挑戦するほか、5月20日の中国深圳での大会など、アジアで開催される重要な大会に出て、腕を磨こうと思います。

 

そして2019年からは中東や欧米でのレースにも参戦していき、おそらく2020年にまた開催されるであろう世界選手権での優勝を目指します!

 

同時にVWCでも年間チャンピオンを獲得し、TWAでも年間チャンピオンと世界選手権優勝の3つを成し遂げたときにこそ真の「階段王」となることができると信じています。

 

 

● 支援金の使いみち

 

みなさんから頂いた大切なお金は今年の海外遠征の交通費と宿泊費に使います。

 

 

 

 現在までに分かっている遠征の予定は以下の通りです。

 

台北towerrunning世界選手権(5月5日):約5万5千円(宿泊代込み)

VWCソウル大会(5月13日):約3万円(交通費のみ)

towerrunning深圳大会(5月20日):約3万5千円(日帰りのため宿泊なし)

VWCマニラ大会(7月8日):約5万円(交通費のみ)

VWC北京大会(8月25日):約4万円(交通費のみ)

VWC上海大会(10月21日):約4万円(交通費のみ)

VWC大阪大会(11月4日):約2万円)(交通費のみ)

VWC香港大会(12月2日):約5万円(交通費のみ)

さらにアジアで開催されるtowerrunning協会の大会に最低2回は出場する予定(1回5万円=計10万円)

 

手数料で約8万円

 

合計50万円が必要です。

 

超過達成したり、余剰金が出た場合は来年の遠征費に使わせていただきます。

 

● 青梅で育ち、青梅の山々で鍛えられた自分を世界に送り出してください

 

自分をここまで育ててくれたのは起伏が多く、身近に山が豊富な西多摩・青梅という環境です。

 

(地元青梅の天祖神社にて、青梅トレラン部の仲間と共に)

 

この青梅に恩返しをするためにも必ず今回の遠征を成功させ、初の世界チャンピオンへの階段をまた一つ駆け上がりたいと思います。そのためにもFAAVO東京西多摩でクラウドファンディングを行うことにしました。

 

 

練習場所を探しています

 

最後に一つ特殊なお願いをさせて貰っても良いでしょうか。

上記のように階段王になるため、練習を重ねていますが、この競技の特性上練習場所の確保に苦労しています。やはり一番は超高層ビルなどの非常階段で手すりや踊り場を使って練習する事です。ですが、快く非常階段を使わせてくれるビルやマンションはなかなか存在しません。

そこでもし皆様の中にマンションやビルなどのオーナーさんや、管理者さんがいらっしゃいましたら、練習場所として使用させていただけないでしょうか?十分な練習場所が確保できればそれだけ階段王へのステップアップを図れます。

 希望条件は次の通りです。

・高さ100m以上

・階段に踊り場や手すりがある

・原則東京、埼玉、神奈川、などの首都圏。東京都青梅市在住なので、そこから片道2時間以内で到着できる場所だとありがたいです!

 

練習場所を提供して頂いたビルやマンションにはその名称をユニフォームの前面に入れさせていただきます。また、イベントや企画にもできる限り協力させていただきます。ぜひよろしくお願いします。

 

 

 ● お問い合わせ先など

 

※クレジットカードでのご支援が困難の方は下記のご支援方法も可能です。

 

▪現金によるご支援方法。

直接お問い合わせいただければ可能な範囲で自分がお受け取りに行きます。

原則としては以下の市町村が対象です。

青梅市、羽村市、福生市、瑞穂町、あきる野市(これ以外の方はメールでご相談ください)

お問い合わせ先   :ryojiskyrun@gmail.com 

事前にリターン品をお選び頂くと受付がスムーズです。

 

 

▪銀行振込によるご支援方法。

直接メール頂くか、Facebookを通じてお問い合わせください。

その後、振込先銀行口座をお伝えいたします。

銀行振込お問い合わせメールアドレス :ryojiskyrun@gmail.com

現金をお預かりし、代理で決済致します。

事前にリターン品をお選び頂くと受付がスムーズです。 

 

 

何かご質問等ありましたらお気軽にお問い合わせください。

 

渡辺良治

mail:ryojiskyrun@gmail.com

facebook:https://www.facebook.com/ryoji.watanabe.104

blog:https://ameblo.jp/skyrun-chabo/

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