はじめに・ご挨拶

初めまして。マノンの飼い主です。

マノンは2019年9月13日生まれのマンチカンの女の子です。
誰にでもすぐに懐き、お膝に乗るのが大好きなマノちゃんと、一人と一匹で幸せな生活を送っていました。

このプロジェクトをやろうと思った理由・実現したい事

◆愛猫マノンと病気について

2019年12月28日ブリーダーさんから譲り受けマノンが我が家にやってきました。

マノン 2019/09/13生まれ 女の子
チュールが大好きでとっても人懐っこい子です。

(初対面の友人のお膝でウトウト、、、)

身体は小さめで10ヶ月の時点で1.8kg。お家にやってきた時から真菌に感染していたり(今もぶり返して完治せず)、お腹を壊したり。獣医さんからも身体の弱い子だと言われていました。

(ごはんちょーだい!!(ちっちゃい。。。。))

7月末に元気がなくなり食欲も減退していたため、大きな病院を受診したところ、
2020/8/7にFIP(猫伝染性腹膜炎)の診断を受けました。

FIP(猫伝染性腹膜炎)とは、下記のような病気です。

・致死率は99%以上。
・1歳以下の子猫が罹患しやすい。病気の進行がとても早く、数日〜数週間で亡くなる。
・日本で学術的に裏付けられている治療法は今のところない。
・腹水や胸水が溜まるウエットタイプ、内蔵に肉芽腫(しこり)ができるドライタイプがある。
・9割の家猫が体内に持っているコロナウイルスが何らかの原因で突然変異し発症する。
・変異したウイルスが自然に減少、死滅することはない。

日本で広く認められている治療としてはステロイドやインターフェロンを使用する対症療法がありますが、延命治療でしかありません。

2019年に米国の大学が、このウイルスの合成を阻害しFIPの治療に効果を示す新規物質を発見しました。この新規物質の特許は米国企業が保有しているため、日本では薬を手に入れる事が非常に困難です。

しかし、この新規物質を海外企業が独自性法で調整した、国内未承認の薬を扱う病院が日本に6院だけあります。

この国内未承認薬は非常に値段が高く、マノンの体重で1日分約6,000円かかり、体重増加とともに投与量も増えて行きます。またこの薬は84日間毎日同じ時間に投与する必要があります。

お薬代だけでおよそ70万円かかり、負担が大変大きいため、治療を行うか一瞬迷いましたが、マノンの命には代えられないと思い治療を開始しました。

先代の猫を同じ病気で亡くしており、なす術もなく苦しみながら亡くなったあの子のことを思うと、マノンの命は絶対に守りたいです。

本来ならばこの治療費は飼い主である私が全て負担しなければならない所ですが、お薬代があまりに高額である事、他の病気の治療も継続して行っていること、そして身寄りを頼れる環境でもないため、大変心苦しいですがこの度クラウドファンディングをさせていただく決断を致しました。また、今猫と暮らしている方、これから猫を飼いたいと思っている方に、この病気について知っていただく機会となれば嬉しいです。

クラウドファンディングを教えてくださったTwitterのフォロワーの皆様にも心から感謝致します。

※今回使用するお薬は日本において動物医薬品として承認されていません。
飼い主として、個人的な自己責任と判断のうえで投与が必要と考えていますが、
全てのFIPの猫にこの未承認薬が有効であるという趣旨ではありません。

これまでの活動

2020/7/29 いつもよりご飯を食べる量が少なく、おもちゃでも遊ばない。身体が小さく避妊手術には設備の整った大きい病院に行く必要があると言われていたため、その相談も兼ねて翌日に病院に行く事に。

2020/7/30 体重が以前より減っている事、真菌感染が完治していない事から急遽血液検査をする事に。検査の結果は悪く、追加でウイルス検査をすることに。

・2020/8/2 ウイルス検査を行う。どんどん元気がなくなっていたため、点滴も行う。

・2020/8/4 検査の結果はまだ出ていないが、一日中ぐったりしているため点滴を行う。

・2020/8/6 ご飯を全く食べられなくなる。検査結果待ちで病名は確定していないが対症療法としてステロイド注射を行う。その日の夜はご飯が食べれるようになった。

・2020/8/7 検査の結果が出て、確定ではないがFIP(猫伝染性腹膜炎)の可能性が非常に高いと言われる。最近の研究結果から、FIPに効果のあるかもしれない抗真菌剤(イトラゴナゾール)の投与を提案されるが、裏付けにあまり納得ができず他の方法がないか探す。twitterで近年開発された国内未承認のお薬を投与して完治した猫ちゃんが複数いる事を教えてもらう。(※薬事法により薬名は明記できません)

・2020/8/8 国内承認のお薬を処方してもらえる病院へ。検査の結果FIPのドライタイプ中期であると診断される。マノンの現体重1.5kgから、お薬の量は通常の1.5倍の250mg/日 経口投与する事に決まる。(※FIPドライタイプ:腎臓や肝臓に肉芽腫(しこり)ができる)

・2020/8/9 投薬開始。8/17現在投薬8日目。

資金の使い道

ご協力いただきました金額は治療費に充てさせて頂きます。
診察の際は経過報告を必ず行い、どの様に資金を使用したかについて、都度ご報告させて頂きます。

◆お薬代 
・250mg(¥6,600)×28日=¥184,800 
・300mg(¥7,920)×28日=¥221,760(体重増加見込みのため)
・350mg(¥9,240)×28日=¥258,720(体重増加見込みのため) 
 計¥665,280 

◆これまでにかかった病院代(検査・点滴等) 計¥69,895

◆これからかかる検査代(見込み:4回分) 
・超音波検査 ¥2,200
・血液検査一般・CBC ¥1,650
・血液生化学検査 ¥770
・外注検査 ¥17,050
 計¥21,670/回×4=86,680

◆合計:¥821,855

 自分で捻出できる金額を考慮すると、必要な金額は¥621,855程度。
 そこに17%の手数料等を加味し、合計¥749,222

これより、目標金額を750,000円に設定させていただきました。

リターンについて

心ばかりではありますが、感謝の気持ちを込め、お礼のメールやお手紙、ポストカードやピンバッジ、バッグ等のオリジナルグッズを贈らせていただきます。また、マノンの回復状況は随時『活動報告』にてサポーター様へ詳しくお知らせ致します。

実施スケジュール

2020/8/9 投薬開始(12週間後の投薬終了まで経過のご報告)

2020/9/27 クラウドファンディング終了

2020/10/1〜31 リターンのお届け

2020/10/31 投薬終了予定

※サポートしてくださる皆様には経過を都度報告させていただきます。

最後に

最後まで読んで頂きありがとうございました。
まだ1歳にも満たないマノンの命をここで諦めたくないです。

身勝手なお願いで本当に心苦しいのですが、マノンへの暖かいご支援をお待ちしております。

twitter: https://twitter.com/manonon0913


※本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2020/10/13 23:29

    治療経過③9月末でプロジェクトを終了しました!ご支援いただいた皆様、本当に本当にありがとうございました!!ご報告が遅くなってしまいましたが、今回と前回の治療報告をさせていただきます。(9月分の治療報告が投稿がうまく行っておらず消えてしまったようなので、まとめて報告させていただきます。申し訳あり...

  • 2020/09/06 11:23

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

  • 2020/08/30 12:28

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

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