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「ほや」をどうしても食べてほしいから、贈り物にできる「ほやギフト」を作りたい。

東日本大震災の津波被害や原発事故による風評被害、そして今年は貝毒にコロナ禍と、苦難の絶えない「ほや」ですが、宮城が誇る唯一無二の海の宝。鮮度や食べ方次第で多様な可能性のある食材です。本プロジェクトではホヤの消費拡大を図り、これまでになかった「新しい食べ方」を追求する「ほやギフトセット」を作ります。

現在の支援総額

345,000

69%

目標金額は500,000円

支援者数

41

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2020/11/21に募集を開始し、 41人の支援により 345,000円の資金を集め、 2020/12/20に募集を終了しました

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「ほや」をどうしても食べてほしいから、贈り物にできる「ほやギフト」を作りたい。

現在の支援総額

345,000

69%達成

終了

目標金額500,000

支援者数41

このプロジェクトは、2020/11/21に募集を開始し、 41人の支援により 345,000円の資金を集め、 2020/12/20に募集を終了しました

東日本大震災の津波被害や原発事故による風評被害、そして今年は貝毒にコロナ禍と、苦難の絶えない「ほや」ですが、宮城が誇る唯一無二の海の宝。鮮度や食べ方次第で多様な可能性のある食材です。本プロジェクトではホヤの消費拡大を図り、これまでになかった「新しい食べ方」を追求する「ほやギフトセット」を作ります。

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はじめに・ご挨拶

初めまして、株式会社飛梅 代表取締役の松野水緒と申します。

株式会社飛梅は仙台で創業19年を迎える、飲食店の運営を主とした会社です。宮城県で東日本大震災を経験し、自身の存在意義を問いました。そして、被災地復興に貢献できる飲食業を目指し、歩みだしました。2012年、浜の剥き場が流され、むき牡蠣が出荷できないと聞き、殻付き牡蠣が食べられる牡蠣料理専門店「かき小屋 飛梅」を開業しました。2017年、ほやが風評被害により2年連続で大量に廃棄処分されていると知り、ほや料理専門店「まぼ屋」を開業しました。閖上地区は復興計画が遅れているという現状を知った2012年から加工工場の建設計画を進め、2018年に仮設工場を建設し、2019年、復興商店街「かわまちてらす閖上」に飲食店舗を出店しました。
(仙台:居酒屋4店舗、東京:居酒屋1店舗、名取:フードコート3店舗・工場)

ほや料理専門店「まぼ屋」の営業を通し、たくさんのほや愛好家のお客様に足繁く通っていただき、様々な可能性を追求しながら営業してまいりました。そしてまた、ほやが嫌いだという人が大半であるという事実を突き付けられ、東北を離れるとあまりにも低い認知度を思い知りました。しかしながら、その経験の中で得たノウハウを活かし一般流通商品として商品化することにより、更なるほやの消費と認知度の向上に繋げたいと考え、2018年、名取市閖上の産業区域(非居住地区)にて、ほや専門の加工業をはじめました。


商品が作られた背景

水揚げ間もないほやは、甘くて爽やかな海の味わいがします。お酒にもとても良く合います。鮮度を保ったまま加工された加工品は、臭みがなくとても食べ易く、様々な調理の可能性を持っています。しかし現状は、認知度が低く食べたこともない方や、流通の問題で鮮度の落ちたものが出回り、状態の良くないものを食べてしまったことで「おいしくない」と思われてしまうことも多く、敬遠されることも多いのです。 

冷凍品や乾燥品など様々なほや加工品がありますが、常温品であれば、流通や保管の難を低減し、いつでも気軽に食べることができ、身近な食材として全国に認知していただけると考えました。そして、特徴的なほやの味を控えめにして風味を活かす味付けを追求し、誰が食べても美味しいと思えて、味を知っていただく機会になるような商品を作りたいと試行錯誤しました。

ほやの常温保存加工品を開発、ギフトとして贈答できるようにし、宮城の名物土産として全国に広まることを期待しています。

宮城の唯一無二の海の幸が宮城の定番土産として周知することができるようになれば、相対的に活ほやや加工品も認知され、消費が拡大することに繋がると考えております。 


私たちの商品・お店のこだわり

商品【宮城ほやラー油、ほやアヒージョ、ほやシビ辛ラー油】

当社は、ほや料理専門店「まぼ屋」という飲食店を仙台駅前で運営しており、ほやのことを知り尽くした料理人がおり、日々、様々な料理を考案しています。彼らからの意見はもちろんのこと、来店される消費者の声を試作段階から商品開発に反映することができます。新商品は飲食店のメニュー化することで発信性を高めることができ、店舗の人気メニューを製品化することもしています。このように店舗と商品の相乗効果でほやの消費拡大に寄与すると考えております。

また、その中でお客様にほやの強さを分かりやすく説明するため、各商品に「ほや度」という目安を5段階で付けています。これを見ることでご自身の気分や嗜好に合わせて商品を選ぶことができます。※最高ほや度は刺身の⑤です。

工場で製造しているほや商品は、原料調達から製造、流通まで自社で行っています。原料のほやは女川・石巻地区の漁師さんのもとへ自社トラックで直接荷受けに行きます。当日の朝に水揚げしてもらったほやを朝一番で工場に運び、活きたまま剥き加工を施します。冷凍商品は剥き加工後すぐに自社工場内で凍結します。エグミや臭いのない、水揚げしたての美味しさをそのまま維持することが可能になっています。

【宮城ほやラー油:ほや度①】発売中

愛好家が好む「ほやの特有の強い香り」を敢えて抑え、好きな人しか食べないものではなく、初心者や磯臭さが苦手だと思っていた方など誰が食べても「美味しい」と思う味付けを開発しました。最後に鼻に抜けるほやの優しい香りをお楽しみいただけます。具材がザクザク入った食べるラー油です。冷奴や卵かけご飯に乗せたり、炒飯にしたり、マヨネーズに合わせれば絶品のディップソースになります。

【ほやアヒージョ:ほや度②】発売前

ほや料理専門店「まぼ屋」でも大人気の「ほやアヒージョ」を瓶詰にしました。たっぷりのほやもニンニクの香りで食べやすく、ブラウンマッシュルームやドライトマトなどの具材もぎっしり詰まっています。そのままでも、あたためても美味しく、茹でたパスタに絡めれば「ほやペペロンチーノ」、軽く焼いたバケッドを添えればお洒落なタパスにとしてお楽しみいただけます。
※パッケージは写真と異なる場合があります。

【ほやシビ辛ラー油:ほや度①】発売前

宮城ほやラー油は辛味も控えめですが、辛いものが大好きな方のために山椒・花椒が痺れる辛さのラー油を開発しています。刺激的な辛さが癖になる一品に仕上がっています。カップヌー○ルに入れると別物のような味わいになり絶品です。ぜひお試しいただきたい一品です。
※パッケージは写真と異なる場合があります。

これらのほや3商品を箱詰にして、味のバリエーションの違いが楽しめるギフトセットを販売していきたいと考えています。


リターンのご紹介 

今回販売するギフトセットだけでなく、商品を食したことをきっかけに弊社の店舗へ足を運んでいただきほやを満喫していただくための飲食チケットのセットをご用意し、お客様にほやの魅力をより知っていただき、さらなるほやの消費拡大に繋がることを意図して返礼品を設定しました。

①ほやを3つの味(ラー油、アヒージョ、シビ辛ラー油)で楽しめるほやギフトBOX
+ほや本
(ホヤ販路拡大プロジェクトチーム発行:ホヤ辞典や調理例など詳細を解説)
+ほや取扱指南書
(ホヤ販路拡大プロジェクトチーム発行:捌き方や流通保管について解説)
+感謝のお手紙

②ほやを3つの味(ラー油、アヒージョ、シビ辛ラー油)で楽しめるほやギフトBOX
+ホヤ料理が存分に味わえる飛梅系列店舗での3,000円お食事券
(2021.6.30.まで有効/各店舗定休日を除く/東京神田含む6店舗で利用可能)
+ほや本
(ホヤ販路拡大プロジェクトチーム発行:ホヤ辞典や調理例など詳細を解説)
+ほや取扱指南書
(ホヤ販路拡大プロジェクトチーム発行:捌き方や流通保管について解説)
+感謝のお手紙

店舗では、新鮮な活ほやのお刺身や、様々な創作料理(ほや唐揚げ、ほや卵、ほやポテト、ほやドレッシングのサラダ…)など他では味わうことのできないほやの魅力が詰まった料理をご用意しています。


プロジェクトで実現したいこと

東日本大震災で大きな被害を受け、さらに福島第一原発事故による風評被害の影響で最大の出荷先であった韓国への輸出が止まり、3~4年かけて大切に養殖したほやの行き場がない状態がずっと続いていました。さらに今年は貝毒による出荷規制にコロナ被害も重なり、生産者は窮地に追い込まれています。

震災以前は全国1位を誇った宮城県のほや生産量は、震災後一時期は震災前を超えたものの、消費の低迷からその後は減少に転じ、2019年は北海道に次ぐ全国2位へと転落してしまいました。生産者も養殖離れが進み、兼業や引退する方が増えてきています。

漁港直接買い付けを通じて生産者と交流を持ち、実際の生産の様子を拝見する中で、宮城県独自の高度な養殖技術を知ることができました。季節や養殖年数で養殖棚の位置を移動して最適な生育環境を維持したり、冬の産卵時期を見極め効率的に沢山の卵を採卵する種付け技術なども見学させてもらいました。ほやは殻の天辺にある+-になっている入水孔・出水孔で1日に1トンもの海水を循環しています。そのため三陸の海の豊富なプランクトンが欠かせません。

三陸の豊かな海が育む上質な品質と生産者の努力で生み出される安定生産を守っていくことが、最も重要な課題であると痛感しています。前述ような状況を打破し生産者を守り復興を果たすためにも、全国への消費拡大を目指します。

販売は仙台駅周辺を中心とした飛梅各店舗を始め、遠方からもお取り寄せいただけるよう名取市(工場所在地)のふるさと納税、関東圏などからの出張客や観光客を意識して仙台駅土産品店(現在取引あり)、自社ECサイトなど、幅広く流通を狙い、少しでも多くのお客様に召し上がっていただけるように営業を拡販していく予定です。 



資金の使い道・スケジュール

【資金の使い道】

いただいた資金はGoodMorningへの手数料14% と、
商品開発費(人件費・原材料費)、資材費(ギフト箱の考案・製作)に使用させていただきます。

【スケジュール】

11月15日 「ほやシビ辛ラー油」「ほやアヒージョ」商品完成
11月30日 「ほやシビ辛ラー油」「ほやアヒージョ」ラベル完成予定
12月10日 2個入れギフト箱・3個入れギフト箱 完成予定
12月15日 販売開始予定
12月20日 クラウドファンディング終了
1月4日~31日 返礼品発送

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


最後に

震災からもうすぐ10年。自分に出来ることを考え、常に突っ走ってまいりました。被災者の皆様に関わらせていただき、いつも元気をいただきました。三陸の漁師さんも閖上の商売人や住民さんも、いつも前向きで一生懸命です。だから、コロナにも負けません!そしてお店や商品をご愛顧くださるお客様のおかげで、この仕事が出来ていることに心から感謝しています。

10年の節目にみんなが笑って今の人生を誇りに思えるよう、これからも走り続けます。
皆様の温かいご支援をお待ちしております。

株式会社飛梅 ホームページ 
http://tobiume.co.jp
まぼ屋印ショッピングサイト 
https://maboya.jp


○ほや&純米酒場 まぼ屋 仙台駅前店

住所 宮城県仙台市青葉区中央1-6-39菊水ビル仙台駅前館3F
電話 022-796-6226
営業時間 17:00~24:00
定休日 月曜日(年末年始はお問合せください)

○かき小屋 飛梅 仙台駅前店

住所 宮城県仙台市青葉区中央1-6-39菊水ビル仙台駅前館2F
電話 022-224-2240
営業時間 11:30~14:00/16:00~24:00
定休日 無休(年末年始はお問合せください)

○三陸直送!かき小屋 飛梅 神田西口店

住所 東京都千代田区内神田3-8-7星座ビル1F
電話 03-3527-1663
営業時間 11:30~14:00/17:00~24:00
定休日 無休(年末年始はお問合せください)

○なごみだいにんぐ飛梅 本店

住所 宮城県仙台市青葉区国分町3-9-9コーポキクセン1F
電話 022-265-2110
営業時間 11:30~14:00/17:00~22:00
定休日 日曜日・祝日(年末年始はお問合せください)

○なごみだいにんぐ飛梅 クリスロード店

住所 宮城県仙台市青葉区中央2-2-30ニッコービル2F
電話 022-399-6922
営業時間 11:30~14:00/17:00~24:00
定休日 日曜日(コロナ終息まで)(年末年始はお問合せください)

○飛梅 かわまちてらす閖上店
 「ももや」「ゆり唐あげ」「BLOOM」3店舗

住所 宮城県名取市閖上1 かわまちてらす閖上フードコート内
電話 022-797-8895
営業時間 11:00~19:00(土日祝10:00~)
定休日 無休(年末年始はお問合せください)

このプロジェクトは、東日本大震災からの復興につながるクラウドファンディングをサポートする 「復興庁クラウドファンディング支援事業」の対象プロジェクトです。

最新の活動報告

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  • リターン発送のご報告

    2021/01/30 19:37

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

  • 箱入り娘

    2020/12/18 20:10

    こんばんは。『ほやギフト』の箱が出来上がりました。予定よりも少しだけ遅れておりますが、1月中には皆様のお手元に届けられると思います。新鮮なほやの殻をイメージした真紅の箱に入れられた、ほや3姉妹を早くお楽しみいただきたいと思っております。クラウドファンディングも残すところあと2日となりました。ご支援いただいた皆様のお知り合いにもシェアしていただけましたら幸いです。https://camp-fire.jp/projects/view/344695目標達成に皆様のお力添えをいただけますよう何卒よろしくお願いいたします。松野水緒 もっと見る

  • 御礼

    2020/12/16 13:43

    沢山のご支援と温かいメッセージをいただき、本当にありがとうございます。コロナ禍で大変な状況が続いていますが、復興の灯りを消さずに進むための力をいただいております。ありがとうございます。昨日は弊社閖上工場でほや剥きを行いました。こんな時期にほや剥きをするのは弊社くらいです。この時期の水揚げを漁師さんは嫌います。昔は食べられないと思われていた子持ちのほやだからです。白子と同じでとてもクリーミーでフワフワな食感です。今の時期だけのほやの味わいをぜひお試しいただきたいです。茶色の部分が卵、白い部分が精子です。ほやは雌雄同体なのです。産卵は1月初旬ですが、今年の異常気象でどうなることか…また、ほや殻でこんなものも作っています。「ほやランプ」です。光ると何とも言えない癒しの明かりを灯してくれます。きれいなオレンジ色に光ります。https://www.maboya.jp/category/4/こちらで購入も可能です。クラウドファンディングはもうすぐ終了ですが、皆様に様々な活動のご報告が出来ればと思っております。引き続きよろしくお願いいたします。 もっと見る

コメント

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