はじめに・ご挨拶
自然環境に興味を持ち始めたきっかけは、『原生林のコウモリ』(遠藤公男著)でした。
岩手県の山奥にある小学校に赴任してきた新任教師が、原生林から飛んでくるコウモリが未知の種であることを発見し、希少なコウモリの繁殖地を守ろうと子どもたちと一緒に森林の伐採計画をあの手この手でストップさせるというノンフィクションストーリーです。
環境や生き物は全部つながっている。自然の大切さを知り、そして行動すれば守れるんだと、この本から感じとったのです。その読書感想文がコンクールで入賞したことも追い風となりました。
また学校で水俣病についての研究発表をする委員になったことで、自然環境および農薬についても関心を持つようになり、高校3年生の時、自然農法を学ぶべく自転車で四国一周の旅に出て「自然農の神様」といわれる福岡正信さんを訪ねて師事を仰ぎました。
それから長年にわたって試行錯誤を重ねてきた結果、お陰様で遠方からも農業や自然栽培を学びたいと来訪される方が増え、そこで、じっくり学び合える時間がとれるように宿泊所を作りたいと思うに至ったのです。
このプロジェクトで実現したいこと
まずは宿泊所として、わたしたちが8年前まで住んでいた旧家屋をリノベーションすることにしました。現在、不要物の片付けに着手し始めており、その後は雨漏りの修理、床や壁の張り替え、トイレなど水まわりのリフォームをする予定です。
宿泊所を作ることは、ほんの「初めの一歩」です。その先には、以下のようなことを目指しています。
・自然栽培を通して現代の衣食住環境や地球の未来を大局的に捉えられる人材の育成
農業は土づくり。農業は生き物と共存する世界です。
農業を通じて地球の循環をダイレクトに学び、結びつきと気づきをもたらす場所でありたい。
世界中の、自然栽培に興味のある人と互いに高め合える交流がしたい。
・耕作放棄地の再生、里山の役割を取り戻す
池田農園では現在、野菜や果樹を植えるなど、自然栽培の実験農場を実践中です。
周辺には耕作放棄地が点在しており、そこは自ずと〝無施肥・無農薬〟な状態が続いていますから、すぐにでも自然栽培が始められます。
農園主の指導も受けられますし仲間もいますから、興味のある方にとっては魅力的な場所です。
移住されたい場合も、ご相談くだされば尽力いたします。
池田農園のご紹介
農薬、肥料、除草剤など一切使わない「自然栽培」でみかんを育てています。
果樹を無農薬で育てることは不可能とさえ言われており、まさに〝奇跡のみかん〟!
自然栽培にチャレンジしたいという若手農家のために、長年のノウハウを伝授し続けています。
− 略 歴 −
1980年 父と農業(みかん農園)をはじめる
2000年 農園を引き継ぎ、有機・減農薬栽培に切り替えはじめる
2008年 無施肥・無農薬の自然栽培に切り替えはじめる
2015年 2.8ヘクタールの農園すべて自然栽培に移行、現在に至る
池田道明(農園主) − 画家
熊本県美術家連盟会員
熊本県指導農業師
玉東町文化財保護委員
青木繁記念公募大賞展 入選
西日本美術展 奨励賞
上野の森美術館「日本の自然を描く展」 佳作賞
風の芸術展 枕崎ビエンナーレ 入選
西日本美術展 入選
ビエンナーレKUMAMOTO 入選
2003年より毎年『里山美術展』を主催(於:和水町 肥後民家村)
2013年 絵本『みかん畑のキジ』刊行
池田由美(妻) − 染色織物作家
第37回 くらしの工芸展 グランプリ受賞
2020年2月、銀座ギャラリーアガペーにて池田道明/池田由美 二人展を開催。
【WWOOF(ウーフ)】とは
池田農園には、これまでにも様々な人が訪ねてきました。特に印象的だったのは、徒歩でテント泊旅をしていた若者です。便利な世の中になった昨今、動力ではなく自分の足で旅をして、観光地などではない「ふつうの」農村や里山をめぐり、その土地土地でテント泊の許可を得ながら日本中を歩いている。そういう生き方を求めている若者もいるのかと感銘を受けるとともに、そういう若者を大事にしなければという使命感のようなものが湧き上がりました。
今はまだ「ステイ・ローカル」ですが、近い将来コロナ禍が終息すれば旅行者が増え、このような施設の需要も高まると予想されます。
このプロジェクトを通じて、世界中の人たちとの出会いにも期待しています。
施設名【ひこばえ塾】に込めた思い
リノベーションする宿泊施設の名称は「ひこばえ塾」です。
「蘖(ひこばえ)」とは「孫(ひこ)生(ば)え」からきており、切り株や根本から芽吹く若芽のことです。
現代社会は倒木となりて、若い芽、次世代への養分となる時期に来ていると感じています。
大地も人も生命力を取り戻せる原動力、礎となること。この活動が廻り廻って多くの人のためになれば、という願いが込められています。
これまでの活動
・自然栽培みかん農業指導
・「実験農場」での自然栽培・不耕起栽培の実践
・みかん狩り体験
・池田農園収穫祭(毎年10月下旬)
・草木染め、藍染めワークショップ
・みかん花蒸留ワークショップ
・絵画教室 など
資金の使い道・実施スケジュール
旧家屋のリノベーション
1. 不要物の片付け・廃棄、掃除
2. 屋根の雨漏り修理
3. 廊下や壁、床の張り替え
4. キッチン、風呂、トイレなど水回りの改修
5. クーラー設置
見積もり 計約100万
2021年2月現在、片付けから始めています。
2022年3月完成を目指しています。
リターン(返礼品)のご紹介
28種類のリターンをご用意しました。
リターン内容によって発送時期が異なりますので、それぞれのリターンをご確認ください。
01■お気持ち支援コース/3,000円
・農園主 池田道明画オリジナルポストカード(1枚)
02■池田道明 直筆絵はがきコース/5,000円
・農園主 池田道明画オリジナルポストカード(1枚)
・池田道明 直筆絵はがき(葉書サイズ/水彩/1枚)
03■絵本「みかん畑のキジ」コース/5,000円 <限定30>
・農園主 池田道明画オリジナルポストカード(1枚)
・池田道明著 絵本「みかん畑のキジ」(直筆サイン入り/27ページ/1冊)
04■青みかんパウダーコース/5,000円 <限定30>
・農園主 池田道明画オリジナルポストカード(1枚)
・自然栽培 青みかんパウダー(30g×1袋)
05■絵本と直筆絵はがきのセットコース/8,000円 <限定30>
・農園主 池田道明画オリジナルポストカード(1枚)
・池田道明 直筆絵はがき(葉書サイズ/水彩/1枚)
・池田道明著 絵本「みかん畑のキジ」(直筆サイン入り/27ページ/1冊)
06■自然栽培みかんジュースコース/10,000円 <限定30>
・農園主 池田道明画オリジナルポストカード(1枚)
・みかんジュース(500ml×2本)
07■池田農園セット(合計5kg)/10,000円 <限定30>
・農園主 池田道明画オリジナルポストカード(1枚)
・プロジェクト限定 自然栽培みかん
・自然栽培・不耕起栽培の農作物(生姜、里芋、さつま芋など)
※発送は2021年11〜12月頃になります
※品種の指定はできません、ご了承ください
08■みかん花ネロリウォーターコース/10,000円 <限定30>
・農園主 池田道明画オリジナルポストカード(1枚)
・池田農園のネロリウォーター(100ml×1本)
※発送は2021年5〜6月頃になります
09■池田農園みかん収穫体験コース/20,000円 <限定30>
・農園主 池田道明画オリジナルポストカード(1枚)
・池田農園でのみかん収穫体験(ひと家族5kgまで)
※実施は2021年11〜12月頃になります。日程は応相談。
10■草木染め体験コース/20,000円 <限定30>
・農園主 池田道明画オリジナルポストカード(1枚)
・染織作家 池田由美による草木染め体験(スカーフ1枚)
※染める素材などはお任せください。日程は応相談。
※現地(池田農園)への交通費はご負担ください。
11■池田農園実験農場 参加体験コース/20,000円 <限定30>
・農園主 池田道明画オリジナルポストカード(1枚)
・池田農園実験農場での農業体験
・農作物の収穫、お持ち帰りできます
※2021年5〜12月頃の水曜または日曜。日程は応相談。
※池田農園に集合。実験農場は池田農園から徒歩3分程度です。
※現地(池田農園)への交通費はご負担ください。
12■宿泊つきウーファー体験コース/30,000円 <限定30>
・農園主 池田道明画オリジナルポストカード(1枚)
・池田農園での農業体験(作業内容はその日によって変わります)
・完成した施設での宿泊(お食事は交流を兼ねてBBQ)
※実施は2022年3月以降になります。日程は応相談。
※宿泊所は池田農園から徒歩1〜2分程度です。
※現地(池田農園)への交通費はご負担ください。
※宿泊費、夕食費は不要です。それ以外はご負担ください。
13■池田農園自然栽培みかんオールスターコース/50,000円 <限定30>
・農園主 池田道明画オリジナルポストカード(1枚)
・自然栽培みかん(1箱5kg ※品種はお任せください)
・みかんジュース(1000ml×1本)
・青みかんパウダー(30g×1袋)
・池田道明著 絵本「みかん畑のキジ」(直筆サイン入り/27ページ/1冊)
※発送は、すべて同梱で2021年11〜12月頃になります
14■池田道明直筆 木工芸額入り油絵コース<1>/50,000円 <限定1>
・農園主 池田道明画オリジナルポストカード(1枚)
・直筆油彩画(A4サイズ相当/木工芸額入り)
15■池田道明直筆 木工芸額入り油絵コース<2>/50,000円 <限定1>
・農園主 池田道明画オリジナルポストカード(1枚)
・直筆油彩画(A4サイズ相当/木工芸額入り)
16■池田道明直筆 木工芸額入り油絵コース<3>/50,000円 <限定1>
・農園主 池田道明画オリジナルポストカード(1枚)
・直筆油彩画(A4サイズ相当/木工芸額入り)
17■池田道明直筆 木工芸額入り油絵コース<4>/50,000円 <限定1>
・農園主 池田道明画オリジナルポストカード(1枚)
・直筆油彩画(A4サイズ相当/木工芸額入り)
18■池田道明直筆 木工芸額入り油絵コース<5>/50,000円 <限定1>
・農園主 池田道明画オリジナルポストカード(1枚)
・直筆油彩画(A4サイズ相当/木工芸額入り)
19■池田道明直筆 パステル画コース<1>/100,000円 <限定1>
・農園主 池田道明画オリジナルポストカード(1枚)
・直筆パステル画(F6サイズ相当/額装してお送りします)
20■池田道明直筆 パステル画コース<2>/100,000円 <限定1>
・農園主 池田道明画オリジナルポストカード(1枚)
・直筆パステル画(F6サイズ相当/額装してお送りします)
21■池田道明直筆 パステル画コース<3>/100,000円 <限定1>
・農園主 池田道明画オリジナルポストカード(1枚)
・直筆パステル画(F6サイズ相当/額装してお送りします)
22■池田道明直筆 パステル画コース<4>/100,000円 <限定1>
・農園主 池田道明画オリジナルポストカード(1枚)
・直筆パステル画(F6サイズ相当/額装してお送りします)
23■池田道明直筆 パステル画コース<5>/100,000円 <限定1>
・農園主 池田道明画オリジナルポストカード(1枚)
・直筆パステル画(F6サイズ相当/額装してお送りします)
24■池田道明直筆 油絵コース<1>/200,000円 <限定1>
・農園主 池田道明画オリジナルポストカード(1枚)
・直筆油彩画(F10/額装してお送りします)
25■池田道明直筆 油絵コース<2>/200,000円 <限定1>
・農園主 池田道明画オリジナルポストカード(1枚)
・直筆油彩画(F10/額装してお送りします)
26■池田道明直筆 油絵コース<3>/200,000円 <限定1>
・農園主 池田道明画オリジナルポストカード(1枚)
・直筆油彩画(F10/額装してお送りします)
27■池田道明直筆 油絵コース<4>/200,000円 <限定1>
・農園主 池田道明画オリジナルポストカード(1枚)
・直筆油彩画(F10/額装してお送りします)
28■池田道明直筆 油絵コース<5>/200,000円 <限定1>
・農園主 池田道明画オリジナルポストカード(1枚)
・直筆油彩画(F10/額装してお送りします)
〜応援コメント〜
自然栽培米専門店ナチュラルスタイル代表:井田敦之さん
自然栽培農産物を専門に扱っているナチュラルスタイル株式会社代表の井田と申します。
私は子ども達が安心して食べられる農産物を厳選していますが、池田さんは間違いなく第一人者の自然栽培柑橘農家です。
安心の果物を作る人が少ない中、次世代の農家が学ぶ場を作ることは私達の子ども達に安心の食べ物を残すことに繋がると期待しています。
ルーツピュアリィ代表:反後人美さん
「温州ミカンの自然栽培」。日本ではとても希少性が高く、その味は、池田さんのお人柄と共に多くの方々に愛されています。
その池田さんの体験をさらに多くの人に伝え、一緒に生き方も共有したいという今回のチャレンジを心から応援します!
自然農法 稲本農園代表:稲本薫さん
熊本県八代市で無肥料自然栽培の米作りを続けて、44年目になります稲本薫です。
今回、自然栽培仲間の池田道明さんが、持ち家を改造して地球環境破壊や温暖化をストップするための対策として、日本中、世界中から自然栽培の受け入れ体験が出来る農場と宿泊施設を作るために、グランドファンディングを立ち上げます。
皆さんのご協力をよろしくお願いいたします。
最後に
自然栽培、自然環境に関心のある仲間たちと楽しみながら、あかるい未来を思い描きつつ日々を歩んでいます。
応援、宜しくお願い致します!
<All-in方式の購入型プロジェクトです>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。
すでに計画はスタートしています。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見るひこばえ塾、いよいよ始動
2021/10/25 15:34ご報告今年の春よりクラウドファンディングを立ち上げ、以前住んでいた家を無料の宿泊研修施設にしようと、皆様の応援を仰ぎながら、スタッフの方々と悪戦苦闘しながらも楽しく作業を進めて来ましたが、どうやら(不備はかなりあるものの)利用可能な段階となりました。名前を「ひこばえ塾」とし、現代文明の行き詰まり感の中にも、新しい芽を伸ばそうじゃないかと言う趣旨のもと、農薬肥料を一切使用しない農園を気楽に体験出来る施設にしたいと考えています。とにかく、これでもかというくらいの不用品の処分に始まり、屋根の修理、縁側の板張り、台所の改修、風呂場のタイル張り、障子の張り替え、畳表替えなど順次やってまいりました。基本、素人仕事ですので完璧とはいきませんが、作業をやる事自体が大変勉強になりました。数名は泊まり込みで作業を手伝ってくれて、すでに新しい活動の始まりの予兆を感じています。コロナもどうやら落ち着いてきたとはいえ、まだまだ安心とは言えない状況ですが、国内の方から徐々に動き出す事になるでしょう。WWOOFに関しては、こちらも全く受け入れの経験が無いのでご迷惑をお掛けする事も多いかと思いますが、これから自然を大切に思う人達のためになるよう、徐々に「ひこばえ塾」活動開始です。*追伸*RKBテレビ「新 窓を開けて九州」にて池田農園の取り組みが紹介されました。ミカンの自然栽培で、どうにか生活がやっていける事と、農業などの自然に関わる仕事をやりながら、文化芸術活動を続ける生き方も良いですよ。と言うことを少しでも多くの人に知っていただけるならと、お受けする事にしました。半年ほど前から取材が始まったのですが、テレビの人達のプロ魂には感心しきりでした。今年は春から天候不順で、雨の日のシーンを撮りたいと言うのに雨待ちで延期に次ぐ延期。夏頃は、暑い中での畑仕事のシーンが欲しいと言うことで予定日を決めても、ことごとく雨でお流れ。全く何に祟られているんだと言うような状況で、とにかく気に入った撮影ができるまで粘ること粘ること。正直、15分の番組のためにここまで時間をかけてやるんだと恐れ入りました。お陰様で私も随分勉強になりました。こちらは今年の池田農園のチラシ用イラストです。たくさんの人や、いろんな生き物がやって来るよう願いを込めてみました。今後の活動につきましては、Facebookページをご参照いただければ幸いです。どうぞ宜しくお願い致します。池田道明 Facebookhttps://www.facebook.com/ikedanouen.mi もっと見る
改修工事、大詰め。極早生みかんの出荷も始まりました。
2021/09/30 15:52早いもので、明日から10月です。日々コツコツと古家の改修を行っているところですが、先日「障子紙の張り替えをやります」と言ったら、以前に農園の仕事に来てくれていた女性が、仲間を大勢引き連れて手伝いに来てくれました。オープン前からたくさんの交流が生まれて実に有難いことです。娘も帰省して手伝ってくれてます。私はつくづく幸せ者だと思います。簡易宿泊施設【ひこばえ塾】が、かなり整ってきました。これから収穫作業の合間の作業となりますが、どうやら先は見えた感じです。Facebookの投稿から、最近の様子をかいつまんでお伝えします。■9月12日今年最後の自然栽培勉強会をやりました。今年の2月から毎月やって来ましたが、皆さん収穫期に入り忙しくなりますので、また来年です。まだ実際やっている人はわずかですが、興味のある、特に若い人達には是非、一角からでも試験的に始める事を提案させて頂いてます。環境保護や食料問題、地方の過疎化など農業者だけでなく、社会の問題として取り組む時代ですが、みんなで楽しく切り抜けて行きたいものですね。■9月13日まだまだ古家の改修は続いています。お宝といった物は一切ありませんが、思い出の品は尽きないので厄介です。これは捨てる訳にはいかないなと言う酒器ですが、親父がミカンの品評会で農林大臣賞を受賞した時の賞品です。昔はミカンの品評会というのがよく行われていて、他にも県知事賞とか、ずいぶん受賞してるんですね。池田農園は元々美味しいミカンの採れる所なんですよ。親父は92歳になりますが、お陰様でまだまだ元気にしています。■9月16日今時、滅多にやらない工法。お風呂場はタイル。昭和レトロですね。■9月17日極早生のミカンが色付いてきました。周りの農家さんは収穫を始めていますが、池田農園では完着色近くで収穫に入ろうと思っています。10月1日には店先に並ぶ段取りで行きたいと思いますので、宜しくお願い致します。今年は夏の天候不順にもかかわらず、かなり美味しく仕上がって来てるようです。年々自然栽培が進化しているのではないかと考えられますね。この園地でも既に10年は一切の肥料も与えていないのに信じられないほど元気です。まったく自然と皆様に感謝です。■9月21日秋晴れが続く予報ですので、来週9月27日(月)から予定通り収穫を開始したいと思っています。十数年前、自然栽培に挑戦しようと色々勉強していた時期に、とにかく農薬の使用を止めるんだったら肥料を止めなければならないと聞かされて、どうにも俄(にわか)には信じられなかったのですが、実際やってみるとそれ以外に方法は無い様に思います。ですが、肥料を与えずにミカンの木が枯れない土にするのは普通では無理だと、ずいぶん思い知らされました。草や虫や微生物。それら様々なもの達との共生が出来上がらないとうまく行かないんですね。■9月24日極早生のミカンが、どうやらミカン色になって来ました。近年の気候は、とにかく振れ幅が大きいので、辿り着いた感も大きくなりました。ところで、このミカンをプロの農家や市場出入りの仲買さんあたりが見たら、全部二級品と言う事になります。一切の農薬とそれに代わる資材も投入してませんから、自分ではこれでどうにか合格点です。それでよろしい。とおっしゃるお客さまも年々増えて来てる気はします。見た目で、一般的な栽培と張り合えるはずも無いので、日頃の情報発信や交流で信用を得ていく事が何より大切な気がします。なかなか痛い目も経験しましたが、日本中の方々から支えて頂き、なんとか上向きといった状況になって来ています。天気が続くみたいで何よりです。今年の秋も宜しくお願い申し上げます。池田道明 Facebookhttps://www.facebook.com/ikedanouen.mi もっと見る
返礼品を順次、発送中です。改修工事も進行中。
2021/06/09 22:38お気持ち支援コース、直筆絵はがきコース、絵本「みかん畑のキジ」コース、青みかんパウダーコース、みかんジュースコース、絵画の発送が完了しました。順次、草木染め体験コース、実験農場 参加体験コース、みかん収穫体験コースを実施予定。池田農園セットとオールスターコースは11〜12月頃の発送となります。宿泊つきウーファー体験コースは「ひこばえ塾」完成後の来2022年3月頃を目指して、古家の改修工事も頑張っています。8年間も放置していたので大変です。でも奇跡的に農園スタッフは水道工事を15年やってたとか、先頃職業訓練校で大工を勉強して来たとか、このプロジェクトをやる事になっていたようで不思議な運命を感じます。有り難い事に、リフォームのお手伝いを申し出てくださる方もいらっしゃるので、近々なにか企画しようと考えております。決まりましたら、またご報告致します。 もっと見る
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