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立山の片隅に「幸せの牧場」をつくろう 白雪牧場補完計画2021

「白雪牧場」は、立山の田園にある小さな手作り牧場です。牧場には二頭の親子ポニーがいて、広々とした原っぱで草を食べながら、親子で仲良くのんびり過ごしています。願いは人と馬が紡ぐ幸せの牧場であること。ポニー親子と訪れる人たちが幸せに過ごせる場を、百姓の工夫と村人の力を合わせて創っていきます。

現在の支援総額

1,088,500

108%

目標金額は1,000,000円

支援者数

111

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/06/04に募集を開始し、 111人の支援により 1,088,500円の資金を集め、 2021/07/07に募集を終了しました

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立山の片隅に「幸せの牧場」をつくろう 白雪牧場補完計画2021

現在の支援総額

1,088,500

108%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数111

このプロジェクトは、2021/06/04に募集を開始し、 111人の支援により 1,088,500円の資金を集め、 2021/07/07に募集を終了しました

「白雪牧場」は、立山の田園にある小さな手作り牧場です。牧場には二頭の親子ポニーがいて、広々とした原っぱで草を食べながら、親子で仲良くのんびり過ごしています。願いは人と馬が紡ぐ幸せの牧場であること。ポニー親子と訪れる人たちが幸せに過ごせる場を、百姓の工夫と村人の力を合わせて創っていきます。

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立山の片隅にほとんど知られていない小さな牧場があります。牧場の名は白雪牧場。原っぱに貨物コンテナがぽつんと置かれ、そのまわりで二頭の親子ポニーが草を食べながらのんびり一日を過ごしています。この牧場はどこから生まれ、これからどこへ向かうのか。よろしければご一読ください。

はじめまして。白雪農園の坂口創作です。

私たちは、五年前に、東京から富山の立山に移住し、現在では家族5人とポニー2頭で有機農業を営んでいます。また、農業を土台にしながら、ゲストハウス、農業体験、農産品加工、炭焼、立山巡礼、農家再生、地域の事業再生と、季節によって様々なことに取り組む百姓であります。

農園一家。三姉妹のプリンセスがいます。

さて、数ある百姓仕事の中で一番大切な仕事は何か。それは生業の「開拓」です。

白雪農園があるのは、周りに里山と田んぼが広がる田園の農村です。農村で暮らしていると、人生や暮らしを豊かにしてくれるさまざまな宝があることがわかります。こうした宝には、美しい風景や特産品など誰の目にも「見える」ものがある一方、時代が変わって埋もれたもの、これからの時代に新たに生まれる可能性のあるものなど、「見えない」ものも沢山あります。「百姓の開拓」とは、農村にある「見えない」宝に光をあてて掘り起こし、新たな農村の営みと未来を創ることです。アマゾンの奥地を切り開くようなものではありませんが、試行錯誤と工夫をしながら、身近なものから新たな生業を創るのが「百姓の開拓」です。

立山にやってきて5年。「村の開拓屋さん」として、進行中のものも含めて次のようなものを手がけてきました。

・農業経験、地盤ゼロから有機農法で多種多様な野菜・果樹・お米を育てる白雪農園を展開(2018〜)

・富山で最初(登録第一号)に農家民泊(白雪ゲストハウス)をオープン(2018〜)

・長らく歩く人の絶えた麓の立山道を活用した歩き巡礼(立山請)の再興(2018〜)

・富山で最後となった白炭窯(目桑白炭)の復興(2019〜)

・空き家となった農家住宅の再生と新たな農家の育成(2020〜)

・地元商店と農家が連携した新事業づくり(2020〜)

いくつかある開拓の一つとして取り組んで来たのが「白雪牧場」です。「白雪牧場」はどこから生まれ、どのような未来を開拓するのか。これからご案内したいと思いますので、少々長くなりますがお読み頂けたら幸いです。

「白雪」の由来となった雪景色

富山初の民泊「白雪ゲストハウス」をオープン

富山で最後となった白炭窯(目桑白炭)の復興

立山道を歩く立山講の再興
開拓の舞台 ー 耕作放棄地の原っぱ

さかのぼること5年前、2016年に立山町にわたしたち一家は東京から移住して来ました。農業を営むため、家の近くで農園を定める場所を探していたところ、ある土地に出会いました。

それが、東に立山連峰を見上げ、西に富山平野を見下ろす高台にある大善寺という土地です。サル・イノシシが出没して農作物を食い荒らすため耕作放棄された土地でしたが、人気の無い何もない原っぱが広がっていました。原っぱの開放的で自由なフロンティアのような空間が気に入り、2017年の末、東京時代の友人たちから貰ったカンパで土地を購入する契約を結び、農園の礎を置きました。

耕作放棄地の原っぱ

カンパをしてくれた東京の友人たち

野焼きをして開墾

原っぱにはしばらく人の手が入らず、雑草と低木が繁茂してましたが、野焼と草刈をして開墾。土の中にあって獣害に遭いにくい芋類(さつまいも、じゃがいも、里芋)を中心に植えました。とはいえ、獣が出る場所です。高額な資材で柵をしない限りはものが植えられないため、大部分は原っぱとして残り、何も作らないのに草刈をする負担だけが大きくのしかかりました。

一方、原っぱのよい面もわかってきました。保育園のさつまいも遠足の時、子供たちを見ていると、実に楽しそうに遊んでいました。原っぱには、決まった作物だけを植えている畑とは異なり、多様な植物と虫たちをみつけることができます。そこで子供たちは、好きなように虫取りやお花摘みを楽しんでいたのです。その光景を見ながら、作物を育てることは難しいものの、遊び場として活用できるのではと思うように。

負担となっている草刈の手助けとなって、子供たちの遊び場をより楽しくするものとして、家畜を飼う構想が生まれました。

原っぱで遊ぶこどもたち

白雪牧場のはじまり

家畜として何を飼うかいろいろ検討した中で、最終的に選んだのは馬でした。数ある候補の中で、馬であれば心を通わせる相棒となると感じたからです。2019年5月、とある牧場から一頭のポニーが農園にやってきました。そのポニーはたまたま妊娠していたため、やってきて間もなくの5月末に仔馬を出産。親子馬二頭の牧場が始まりました。

母馬カモミール

仔馬クローバー

何も無かった原っぱに、少しずつ手作りで牧柵や馬小屋を整備。さらに、2020年1月には、休憩場となる鉄道貨物コンテナを設置して、牧場の環境が段々と整ってきました。一方、ゆっくりですが、ポニー親子のいる牧場には、近所の老人や子供たち、通りがかったサイクリストと人が集まるように。何も無い耕作放棄地からはじまった白雪牧場ですが、2020年の秋には近くにある雑貨・カフェ「巣巣」さんの協力を受けてオープンファームイベントを開催。沢山の人が集まって賑わう場面もつくれるようになってきました。

牧場コンテナ

オープンファーム with 巣巣

コンテナカフェ with 巣巣

白雪牧場の課題

しかしながら、白雪牧場にはまだまだ課題もあります。人家から離れた原っぱにある牧場には、水道や電気がありません。そのため、現状では馬にとっても人にとっても不便な部分がいろいろあります。

①馬たちにとって夏場は快適でない

馬は暑さにとても弱く、熱中症になると命の危険があります。しかし、電気が無く扇風機が回せないため、放牧場の馬小屋は、夏場はすこし過酷な環境となっています。

また夏場には蚊など馬にとってストレスを与える様々な虫が発生します。扇風機を回したり防虫照明を使えば、馬にたかる虫を減らすことも可能ですが、電気がなく現状ではできません。暑さだけでなく、虫を上手く防げない環境にも、改善の余地があります。

電気があれば扇風機の前で涼めます

②人にとって長い時間を過ごしにくい

現在、水道と下水道の通らない放牧場にはトイレがありません。また、電気も使えず、簡単な調理もできません。こうした状況もあって、長時間の滞在・牧場での調理・イベント開催にはいろいろと制約があります。

白雪牧場補完計画2021

このような課題を解決しながら、馬と人が過ごす上で牧場をよりよい場とするプロジェクトが白雪牧場補完計画2021です。このプロジェクトには、コンサルタントや大きな会社の参画はありませんが、自身で考え汗を流した上で、牧場の活動を支援してくれる人たちや、集落や地域の職人さんたちの力を結集して実行します。

白雪牧場補完計画の総工費は100万円。実行する内容と比べて総工費は少ないですが、百姓の工夫と人のつながりの総力を上げて、2021年の8月末までの完成を目標に、五つのことを実行します。

①廃屋解体と用地整備(〜7月上旬予定)

牧場から30m下った所に、電気・水道が通った廃屋があります。今回、地主さんからの協力により無償で土地を提供してもらい、廃屋を解体して更地にした上で各種の設備を整備します。基本的に自身でできることは可能な限り対応することで、相場よりも大幅に抑えた費用で解体する予定です。また解体で出た材料は、新たな建屋を作る際に最大限活用します。

解体予定廃屋

②電気・水道インフラ整備(〜7月末予定)

電気配線・上下水整備といったインフラ工事を付き合いのある地域の業者さんに依頼します。電気・水道を導入することで、今後様々な設備を導入する土台ができます。

③馬小屋整備(〜7月末予定)

廃屋の敷地にある鉄骨プレハブの骨組みを最大限活用して、扇風機・防虫ライトの使用できる馬小屋をDIYで作ります。馬たちにとって、最大の山場である夏を快適に過ごせる環境を整えます。

④トイレ・水回り整備(〜8月末予定)

地域の配管屋「原配管」さんにトイレと簡易な水回りの整備を依頼します。トイレがあることで、ゆっくりと長い時間過ごせるようになります。また、水回りを設置することで、手洗いや簡易な調理が出来るようになります。

⑤ピザ石窯(〜7月末予定)

地域の石材店「杉本工業所」さんの特別協力を頂き、富山庄川産の金谷石を使用したピザ窯を設置します。完成後には、農園で育てた有機野菜や米粉でピザとパンを焼いて楽しめるようになります。

富山・庄川産金谷石を使った石釜

ところで、なぜ今回プロジェクトをクラウドファンディングで実行するのでしょうか。白雪牧場にやってくる人の多くは、近くのおじいちゃん・おばあちゃんや子供たちです。散歩ついでに気軽に立ち寄れるよう、これまで決まった入場料を頂くことなく、お気持ちのカンパやエサを売った収益だけで運営しています。今回のプロジェクトは様々な工夫をするとはいえ、こうしたカンパやエサの販売だけで賄うことは難しい金額であります。そこでクラウドファンディングを通してみなさまよりご支援頂けたらと考えております。

なお、目標に達しなかった場合でも、自己資金にて計画は実施します。目標を超過した場合は、少し先の将来に予定しているXプロジェクトの着手金として活用します(Xプロジェクトの内容は目標達成した時にサポート頂いた方々にご案内します。お楽しみに☆)

白雪牧場の活用と可能性

プロジェクト完了後、白雪牧場はどのような場となるでしょうか。牧場の活用について、4つの基本構想をあたためています。

①「遊び」 ー アウトドアパーテイーを楽しむ

白雪牧場には、馬とふれあったり、原っぱで遊んだりと、楽しめるものが沢山あります。これまでも地域の子供たちがやってきては、恰好の遊び場としてきました。

こうしたものに加えて、今回のプロジェクトによって新たにトイレが設置されると、ゆっくり過ごせるようになります。また、簡単な水回りやピザ窯も設置されます。こうした設備があれば、グループ・家族でピクニックでやってきて、子供たちを遊ばせながら、バーベキューやピザ焼きを楽しめるようになります。なお、小さな牧場でありピクニックサイトは1組限定で受入を行うため、混雑しがちなキャンプ場や公園とは違った、プライベートな雰囲気のアウトドア空間となる予定です(ただし、牧場コンテナは引き続き、これまで通り、誰でも来れる開かれた場として開放します)。

ピクニックサイト(1組限定)

②「芸術」ー 農芸文化の拠点として

ポニーの放牧場がある新瀬戸・末谷口地区は、東に立山連峰、西に富山平野を見渡す、風光明媚な田園地帯です。粘土質の土壌と立山連峰に育まれた水に恵まれ、古くから農業だけでなく、陶芸(越中瀬戸焼)と瓦焼が行われてきた陶農の里です。400年以上もの歴史ある越中瀬戸焼を育んだ田園地帯では、農芸一体の暮らしが営まれ、どこか文化的な香りが漂っています。

陶農の里に広がる田園風景

この田園を舞台に、白雪牧場では様々な表現者を招いたイベントを毎年行っていきます。2020年には近くにある雑貨・カフェ「巣巣」さんの協力を得て初めてのオープンファームイベントを行いましたが、今年も秋のSDGsウィークの日曜日にあたる9月26日に、新たにアーティストを招いたイベントの企画準備を進めております。

また、屋外の自由な制作環境を求めて、つながりのあるガラス作家さんが材料づくりを牧場コンテナで行ったりと、工芸に携わる作家さんとの接点も生まれています。より長い時間を快適に過ごせる環境が出来れば、制作活動の場として活用される機会も広がります。また、縁のある工芸作家さんを招いて、ちょっとしたワークショップを行う構想もあります。表現と制作の場として、田園の農芸文化の深まりに貢献できればと思います。

③「有機農業」ー 立山オーガニックビレッジ

牧場のある大善寺地区は、多くが耕作放棄地です。そこでは長年農薬が散布されておらず、農業用水の最上流にあって用水への農薬混入もないことから、農薬の影響を受けにくい環境です。獣害という課題はありますが、農薬との関係でいえば、有機農業をやる上でとても魅力的な環境です。

こうした環境を活かして、白雪農園だけでなく、地域の有志が参加する「立山結の会」が無農薬でお米を育てる取り組みをはじめています。「立山結の会」と「白雪農園」が協力して有機農業を実践し、また新たな有機農業の実践者の誘致も視野に入れながら、将来的に有機農業の里「立山オーガニックビレッジ」として育てる未来を描いております。農業体験やマルシェで農村外からも人を集める場として白雪牧場を活用しながら、一帯の有機農業の振興につなげていきます。

保育園のさつまいもほり

田植え

④「障がいのある子供たち」ー 集まり遊び活躍する場

ところで、我が家の1歳になる三女はダウン症です。ダウン症の三女の縁で、ダウン症の子供たちが親子でやってきたり、発達障害児を預かる学童施設の子供たちが遊びに来たりと、障がいのある子供たちとの接点が少しずつ生まれています。これからも、様々な障がいのある子たちが、集まり遊ぶ場として牧場を活用していきます。また、遊び場としてだけでなく、馬のお世話や農作業を手伝ったり、「エイブルアート」(障がい者芸術)の制作と展示を行ったりと、障害のある子たちが活躍する機会をつくることも将来構想の大きな柱です。

白雪牧場は、地域におけるこうした「遊び」「芸術」「有機農業」「障がいのある子」の四つの可能性を探求・実践していく場となります。白雪牧場での活動は小さな規模でのものになりますが、様々な可能性を開拓し現実のものとして提示することで、陶農の里の新たな伝統創りと「村おこし」につなげていきます。

最後に

前段ではやや大きな絵の中で白雪牧場を語りました。もしかしたら、大がかりで賑やかな牧場を想像されるかもしれません。もちろん、イベントなど人が沢山集まって賑いを見せる時もありますが、普段の牧場には、二頭の親子ポニーが草を食べながら、親子でのんびり仲良く過ごす姿があるだけです。そして、近所の人たちが散歩でやって来ては、馬とふれあいながら平穏なひと時を過ごしているのが牧場の日常です。これから大きな変化があるかもしれませんが、牧場が変わらず守っていきたい理想として、休憩コンテナにはドイツ・ローテンブルグの城門に書かれたある一文(原文 Paxintrantibus Saluaexeuntibus)を掲げています。

「歩み入るものにやすらぎを 去りゆくものに幸せを」

Peace for those who walk in, Happiness for those who walk out. 

これからも白雪牧場は馬と人が紡ぐ「幸せの牧場」でありたいと願っています。農村の片隅にある小さな牧場でありますが、次の一歩を踏み出すために、皆様からの温かいお力添えを頂けましたら幸いです。

白雪牧場(コンテナにさす朝日)

白雪牧場の歩み

2017年に耕作放棄地と出会ってから、これまでの4年をnoteに記事としてまとめております。長文となりますが、興味のある方はご一読くださいませ。

Notes記事 【ある百姓の開拓記録】白雪牧場ー耕作放棄地から生まれた幸せの牧場

https://note.com/snowwhitefarm/n/naa37dcb07fcb

【マイルストーン】

2016 家族で立山へ移住(4月)

2017 原っぱの購入契約(12月)

2018 開墾・草刈に大苦戦

2019 ポニーの母馬(カモミール)がやってくる(5月はじめ)

   ポニーの仔馬(クローバー)が誕生(5月末)

   柵を設置して放牧場完成・動物展示許可取得(11月)

2020 休憩・物置コンテナ設置(1月)

   農林水産省SDGsウィーク協賛「オープンファーム開催」(9月)

2021 サイクルステーション設置(4月)


リターンのご紹介

農園と地域からよりすぐりの一品を準備させて頂きました。

【馬たちから】

① カモミール・クローバーファンクラブ(2,000円・限定なし)

ポニー親子を気軽に応援。

返礼としてポニー親子のポートレートつきお礼メールをお届けします。いつでも親子の仲の良い様子を見に来て下さい(ご訪問時に予約は不要です)。

近所の犬ハチもクローバーの大ファンです②カモミール・クローバーVIPファンクラブ(10,000円・限定なし)

ポニー親子を全力応援。

返礼としてポニー・親子ポートレートつきお礼メールをお届けします。また、牧場を訪問した際には、毎回ひとつエサを上げられる年間パス特典がございます(ご訪問時に予約は不要です)。

③カモミール・クローバーと牧場を1日貸切(50,000円・2セット限定)

カモミール・クローバーと白雪牧場をまるごと1日貸切。

白雪牧場(休憩コンテナ・ピクニックサイト・石窯・BBQ台含む)を1日まるごと貸し切りできます。日時とイベント内容(フェス・コンサート・写真や動画の撮影・ホースセラピー・団体遠足・グランピング・結婚式・サプライズ演出など。ただし芸や乗馬はできません)は相談の上で柔軟に対応します。当日は1名(牧場主)と2頭(カモミールとクローバー)がサポートスタッフとしてお手伝いします。

【仲間たちから】

④巣巣カフェセット(3,000円・限定なし)

牧場近くの巣巣でカフェ

<巣巣> https://www.susu.co.jp/

牧場近くにある雑貨・カフェ「巣巣」さんの飲み物&デザートセットのチケット(2枚:2名様もしくは2回分)とお礼メールをお届けします(7月中旬発送予定)。昭和の古民家を改装して生まれた素敵な空間「巣巣」で、雑貨巡りやカフェタイムをお楽しみ下さい。

カフェセット。白雪農園のぶどうが出ることも

⑤まんだら食堂あしくら御膳とぜんざい(4,000円・限定なし)

まんだら食堂で山菜御膳とぜんざい

<まんだら食堂> https://www.facebook.com/ashikura.kouryukan/

芦峅寺まんだら食堂さんの「あしくら御膳」とぜんざいを楽しめるチケット(各1枚:おひとり様)と白雪牧場オリジナルポストカードをお届けします(7月中旬発送予定)。山菜をふんだんに使った芦峅寺の伝統的な精進料理と白雪農園のもち米を使ったぜんざいをお楽しみください。

山菜を贅沢に使ったあしくら御膳

白雪農園のもち米を使ったぜんざい

⑥ 「無農薬ブルーベリー摘み」(5,000円・6セット限定)

石川ブルーベリー園でつみたてブルーベリーを楽しむ

白雪牧場の近くにある石川ブルーベリー園にて無農薬ブルーベリーの摘み取り体験ができるチケット(1家族もしくは4名様までのグループ)とお礼メールをお届けします(7月中旬発送予定)。農薬・化学肥料を使わず育てた美味しいブルーベリーを収穫できます(30分)。収穫したブルーベリーはその場で食べたり、お土産(500gまで)としてお持ち帰り頂けます。

ブルーベリーシーズンとなる7月25日~8月20日までの期間限定となります(要事前予約・1週間に2組ずつ受入)。

⑦ 登喜和お正月のし餅(6,000円・限定なし)

白雪農園のもち米を使ったお正月のし餅

返礼として、白雪農園の無農薬もち米を使ったお正月のし餅(1升)と白雪牧場オリジナルポストカードをお届けします(送料込み。2021年12月末発送予定)。

白雪農園の無農薬米で、年末に立山の老舗「登喜和」さんでのし餅を作ります。つきたてのお餅をお正月用にお届けします。「登喜和」さんでの直接受取の場合には、おまけがつきます。

登喜和さんと作るお正月のし餅

⑧ 子供向けオンライン英会話体験レッスン(6,000円・3セット限定)

ハワイの麻衣先生とオンラインで英会話レッスン

返礼品として、かつて白雪農園で研修し、現在ハワイでアロハ・キッズ英会話を主催する麻衣先生とのオンライン英会話レッスンチケット(45分×1回もしくは25分×2回)とお礼メールをお届けします(7月中旬発送予定)。ハワイにいるフレンドリーな麻衣先生とオンラインでつないで、遊びも交えながら楽しく英語を学びます(兄弟・姉妹での同時参加可能です)。

時間は麻衣先生とご相談の上で決定となります。

ハワイからALOHA 

⑨ はやしみほひょうたん(6,000円・5セット限定)

親子ポニーのひょうたん人形ペア

<ひょうたんやさん はやしみほ> https://www.facebook.com/hyoutan.hayashi/

ご近所のひょうたん作家・はやしみほさんによる親子ポニーのひょうたんペアと牧場オリジナルポストカードをお届けします(8月上旬発送予定)。カモミール(母馬)とクローバー(仔馬)がいるようなほっこりした気分になるお人形です。クローバー(幸運)、カモミール(癒し)の花も仲良くペアで描かれています。


ちいさなかわいい人形です(台座含め15センチほど)

手(前足)にはお互いの花が描かれています

【白雪牧場で楽しむ】

⑩「馬と仲良くなる」お世話レッスン(5,000円・5セット限定)

お世話を通して馬と仲良しに。

白雪牧場にて「馬と仲良くなる」お世話のレッスンチケット(1家族もしくは1組4名様までのグループでご利用できます)とお礼メールをお届けします(7月中旬発送予定)

普段は入れない牧柵内で、グルーミング(ブラシ)、えさやり、馬房の掃除、散歩など日常のお世話を通して、馬と仲良くなることを目指します(所要1時間)。ポニー親子と並んで記念写真撮影を行ったり、体重の軽い子供(30キロまで)は体験騎乗もできます。馬の生態や特徴もお伝えしますので、夏休みの自由課題研究にもおすすめです。

2021年夏休み(8月1日〜)よりレッスン開始します(要事前予約)

⑪ピクニックサイト半日貸切利用券(5,000円・限定なし)

自由にピザ焼きやBBQしながらアウトドア

返礼としてピクニックサイト(BBQ台・トレーラーテーブルあり)をグループで半日貸切利用できるチケット(1枚で10名様までご利用可。人数追加は別途料金)とお礼メールをお届けします。プライベートなスペースで、ご家族やグループでパーティー・イベント・アウトドアミーティング・ワークショップ・勉強会にご利用ください。

食材・燃料はお持ち込み・ゴミはお持ち帰りのセルフプランとなりますが、お好きな食材をお持ち頂き、自由にアウトドアでの集いをお楽しみ頂けます。ご要望があれば、薪・目桑白炭などの燃料、農園野菜・お米などの食材、ピザ石窯利用をオプションとして提供いたします。

プライベートでアウトドアパーティー

⑫石窯ピザ焼きワークショップ(10,000円 ・8セット限定)

石窯使って自分でピザを焼こう

返礼として、石窯でピザを焼くワークショップへの参加チケットとお礼メールをお届けします。農園野菜などを自由にトッピングして頂いた上で、石窯で自分でピザを焼きランチします(所要1時間)。1枚のチケットで4枚のピザを焼きますので、ご家族もしくはグループ(4名様まで)でご参加ください。

石窯でピザを焼こう

【白雪農園の恵み】

⑬里芋・サツマイモ詰め合わせ(5,000円・10セット限定)

白雪農園で育てた「さつまいも」「里芋」のセット

無農薬で育てた「里芋・さつまいも」を合計5キロ(送料込み)と白雪牧場オリジナルポストカードをお届けします。秋の味覚として豊かな土壌と馬糞で育てた美味しいお芋をお楽しみください。なお、さつまいもは「紅はるか」「安納芋」「シルクスイーツ」の組み合わせとなります。

11月上旬の収穫以降順次発送いたします。直接受取の場合には、白雪農園の農産物をおまけいたします。

黒ボク土壌で育てたお芋

⑭無農薬で育てたお米(10,000円・20セット限定)

白雪農園で育てた無農薬米「ゆきのこめ」「ゆきのもち」

無農薬栽培のお米(コシヒカリ「ゆきのこめ」もしくは新大正もち「ゆきのもち」)玄米10キロ(送料込み)と白雪牧場オリジナルポストカードをお届けします。白雪農園のお米は、手間暇かけて立山の豊かな水と土で育んだお米で、素朴な味わいがあります。人と自然が一緒になって作ったからだによく美味しいお米を味わいください。

10月上旬以降順次発送いたします。直接受取の場合には、白雪農園の農産物をおまけいたします。

⑮ 無農薬ぶどう(10,000円・20セット限定)

ポニーと育てる無農薬ぶどう。

白雪農園の無農薬栽培のぶどう詰め合わせ(1.5キロ以上)と白雪牧場オリジナルポストカードをお届けします(送料込み)。馬糞も利用しながら無農薬で育てた貴重なぶどうをお楽しみください(ただしジベレリン:無核化用剤のみ使用)。時期・生育状況によりますが、品種は巨峰、シャインマスカット、クインニーナ、サンヴェルデ、オリエンタルスター、安芸クイーン、藤稔のいずれかの組み合わせとなります(8月中旬以降、順次発送します)。直接受取の場合には、白雪農園の農産物をおまけいたします。

無農薬のシャインマスカット

【白雪農園で農業体験】

⑯ たけのこ堀り体験(4,000円・5セット限定)

白雪農園でたけのこを収穫

牧場横の竹やぶでたけのこの収穫体験ができるチケット(1家族もしくは4名様までのグループ)とお礼メールをお届けします。体験では、収穫した6本のたけのこをお持ち帰り頂けます。

たけのこの収穫時期(2022年4月中旬〜5中旬ごろまで)の期間限定となります(要事前予約)。

楽しくたけのこ堀り

⑰「無農薬ぶどう」収穫体験(8,000円・5セット限定)

白雪農園で無農薬ぶどうを収穫

ポニーの馬糞も使った無農薬ぶどうの収穫体験ができるチケット(1家族もしくは4名様までのグループ)とお礼メールをお届けします。収穫した4房(生育状況によりますが、基本は巨峰2房・シャインマスカット1房・その他1房となります)をお持ち帰り頂けます。白雪農園のぶどう棚は背が低いため、子供でも簡単に収穫できます。お子様連れにおすすめです。

ぶどうの収穫時期(8月上旬〜10月上旬ごろまで)の期間限定となります(要事前予約)。

⑱昔ながらの餅つきワークショップ(10,000円・5セット限定)

白雪農園の無農薬米で餅つき

昔ながらの石臼と杵を使った餅つきに参加できるチケット(1グループ4名様もしくは1家族まで)とお礼メールをお届けします。1グループあたり1臼(18合)のお餅を作ります。餅つきの後は、つきたてのお餅を炭焼き(自家製目桑白炭を使用)など様々な方法で楽しむお餅ランチとなります。ランチで食べきれなかったお餅はお土産にお持ち帰り頂けます。

11月上旬~12月上旬の週末に2回開催します。日程案内を10月上旬に送付します(要事前予約)。なお、コロナの流行状況や天候によっては2022年以降に延期となる可能性もあること予めご了承ください。

【名誉サポータークラブ】

⑲ クローバークラブ(10,000円・限定なし)

純粋に応援したいという方のご支援をお待ちしております。

電子メールにてプロジェクトや牧場の様子をお伝えする白雪牧場ニュースレターをお届けます(2回)。ニュースレターにご支援者様のお名前(匿名希望の場合はイニシャル)を掲載致します。

⑳ カモミールクラブ(50,000円・限定なし)

純粋に応援したいという方のご支援をお待ちしております。

電子メールにてプロジェクトや牧場の様子をお伝えする白雪牧場ニュースレターをお届けます(2回)。ニュースレターにご支援者様のお名前(匿名希望の場合はイニシャル)を掲載致します。また牧場の記念レリーフに飾る幸運のシンボル「馬の蹄鉄」にご支援者様のお名前(匿名希望の場合はイニシャル)を掲載致します。

幸運の象徴である蹄鉄にお名前を掲載

【ニューフェースの返礼品】

① 「立山のめぐみ 野草茶とハーブ塩セット(Saho Slowlife)」(4,000円。限定なし)

手作りの野草茶(2種類)とハーブソルト

富山平野と日本海を一望する風光明媚な里山で、自給自足の丁寧でゆったりとした暮らしを育むSahoさん(Instagram Saho_Slowlife)による、手作りの野草茶(二種類)とハーブソルトのセット、白雪牧場ポストカードをお届けします。

お茶は野山の野草をひとつずつ手摘みで収穫したものを使い、ハーブソルトは自家製の無農薬栽培ハーブとヒマラヤ岩塩を使った材料にこだわった一品です。立山の自然と丁寧な手仕事が育む味わいをお楽しみください。Sahoさんによるナチュラルテイストの包装でお届けしますので、おうち用だけでなくちょっとしたプレゼントにもおすすめです。7月中旬以降、順次発送となります。

二種類の野草茶とハーブソルト
(Sahoさんの素敵な包装でお届けします)

自家製の無農薬ハーブ


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  • あけましておめでとうございます。白雪牧場オーナーの坂口 創作です。白雪牧場プロジェクトへの応援ありがとうございます。立山は冬となり、寒さが増して来ました。馬も冬仕様の長い毛に久しぶりの活動報告となりますが、年末年始の休みに2022年の歩みをダイジェストにまとめましたので、紹介させて頂きます。1.ミツバチがやってきた〜「立山養蜂園」2022年は、馬に加えて、ミツバチが牧場仲間入りをしました。白雪牧場のまわりには、耕作放棄地がまだまだ広がっています。その耕作放棄地を蜜源として再生して行う養蜂を、3月に開始しました。蜂に興味津々養蜂を紹介する記事はじめての取り組みでしたが、岐阜にいる全国的に著名な養蜂家の先生に師事。基本的な作業と技術を勉強しました。蜂たちの頑張りで5月にははじめての採蜜。夏の間、沢山のハチミツを採ることができました。元気なミツバチ沢山蜜が採れました近くの野山の花から集めたハチミツは、とてもすっきりとした味わい。「立山百花蜜」と名づけ、カナダ人デザイナー・ダイアンさんによるラベルをつけて、近くの方だけでなく、全国あちこちの方にお届けし、好評を頂いております。ダイアンさんによるハチミツラベル2. 子どもたちがやってきた〜「原っぱの学校」2022年にはじめた取り組みとして、地域にある釜ヶ淵小学校と組んだ校外学習プログラム「原っぱの学校」があります。春夏秋冬の年4回、白雪牧場に小学校の生徒さんたちを招待。農村にある自然や恵みを知ってもらうことをコンセプトに、様々な体験をしました。メニューとして、養蜂(はちみつ絞り)、馬のお世話、蜜源となる花畑づくり、七夕飾り、クリスマスツリー飾り、焚き火、焼き芋、餅つき、デッサンなど。こうした活動を通して、子供たちの経験の幅を楽しみながら広げました。子供たちは毎回楽しみにやって来て、好奇心旺盛に焚き火のやり方から、馬のお世話までいろいろな事を吸収。大人になっても思い出に残る、原体験となればと思います。養蜂体験の記事ハチミツ絞りました二人乗り餅つき3.人の輪をつくる 〜 立山農芸祭22  移住者交流会 牧場パーティー2022年も沢山の方が白雪牧場に集まりました。11月3日文化の日には、立山農芸祭22を開催。牧場の原っぱに、アーティスト4組、出店者15組が集まり、音楽、フード、クラフト作品を披露。陽気に誘われ集まってきた人々と、秋の豊かな時間を過ごしました。また9月には、富山県の主催する移住者交流イベント「移住のその後」をホスト。全国各地からやってきた富山への移住者と交流をしました。移住のその後コロナが落ち着き、都会や海外など遠方からのゲストも訪ねてきました。石窯ピザやハチミツなどを楽しみながら、交流を深めています。海外からのゲストと4. 2023年の展望2023年は、新たに白雪牧場の拡張工事を行います。実は、晩秋になると草が少なくなり、干草を馬たちには与えてました。馬たちの好物である青草をより長い期間与えられるよう、牧場から100メートルの場所に第二放牧場を作ります。ところで、白雪牧場の放牧や養蜂の取り組みは、去年から始まった農林水産省による耕作放棄地再生プログラム「最適土地利用対策」に採択された先行事例となっております。全国的に耕作放棄地は広がりつつある現状ですが、その中で地域の教育や文化にも繋がる白雪牧場の取り組みが注目されています。立山の片隅で行われている小さな取り組みですが、全国各地にある耕作放棄地を再生するひとつのアイデアとして、広く伝えて行けたらと思います。「立山から耕作放棄地の再生モデルを」。このような思いを持って、本年も様々な仕掛けを行います。引き続きあたたかく応援頂けたら幸いです。時事通信さんが定点観測の取材に来ています もっと見る

  • 白雪牧場クラウドファンディングへのご支援ありがとうございます。プロジェクトオーナーの坂口 創作です。立山は4月となり、緑が芽吹いてきました。田植えの準備がはじまっており、徐々に農作業が入って来ました。さて、前回の報告では白雪牧場から生まれるものとして、「立山農芸祭」の様子をお伝えしました。秋のフェスという非日常と合わせて、今回は休日の様子を紹介します。4ヶ月の工事を終えて完成した牧場には、新たにトイレやキッチンといった水回りインフラができ、これまで出来なかったことが出来るようになりました。さらに、富山庄川産の金谷石を使った石窯も登場。それによって新しい楽しみが生まれています。その一つが石窯を使って料理しながら行うパーティーです。パーティーのメインは、集まってきた人と一緒に作る自家製米粉や野菜を使ってピザです。去年の秋から石窯ピザをはじめたばかりで、まだまだ試行錯誤の連続ですが、旬の食材を使った新しいトッピングや焼き方などあれこれ実験をしながら楽しんでいます。ピザ以外にもパン焼きやオーブン料理をしたりと少しずつレパートリーを広げています。富山の鯛素敵な差し入れ先輩農家さんたちハローウィン(アムリタローヴィーガンスイーツさん)米粉ドーナツ(ごろごろ畑さん)なお、石窯を囲んだ集まりには、先輩農家さん、近くの方などつながりのある様々な方が集まっていますが、やってくる人には子供連れや外国人の方が多いのが特徴です。子供たちはお腹が満足すると、その辺の原っぱでバトミントンをやったり、いろいろな植物を集めたり、馬たちにエサをあげたりと様々な遊びをしています。その場ではじめて会うという子供同士も、すぐに打ち解けグループになって連れ立って遊んでいます。子供同士の輪は、遠くから見ていて、微笑ましいものがあります。一方、牧場には富山で英語を教える外国出身のALTの方がよくやってきます。パーティー文化のある欧米圏からやってきたこともあり、外国の先生が加わることで、知り合いを誘って来て人の輪が広がったり、はじめての人同士でも気さくに交流する雰囲気が生まれている印象です。石窯料理という楽しみのまわりに、子供たちが自由に遊ぶ姿や、外国人も含めた開かれた交流の場が広がります。「石窯の集い」はまだはじまったばかりですが、少しずつ楽しみや集まる人を加えながら、これから牧場の休日の風物となればと思います。タイミングあえばぜひご参加ください。お待ちしてます もっと見る

  • 白雪牧場プロジェクトへの応援ありがとうございます。プロジェクトオーナーの坂口 創作です。前回は白雪牧場プロジェクトの工事完成の模様をお伝えしました。振り返ると、6月末に廃屋の解体かららはじまり、整地、ピザ小屋づくり、トイレ・アウトドアキッチン整備と、10月末の完成までほぼ4ヶ月間の工事が続きました。ところで、白雪牧場プロジェクトは、あらたな牧場を作る取り組みですが、牧場づくりには二つの柱がありました。ピザ窯・キッチン・トイレを作るといった工事が一つの柱。一方、生まれ変わった牧場と様々な人を結びつけて、やってくる人たちの楽しみや地域の新たな可能性を拓くことがもう一つの柱でした。今回は、工事が完成した牧場という箱に、楽しみやつながりを作りながら魂を入れるものとした「立山農芸祭」(11月3日開催)について紹介したいと思います。少しさかのぼると、2020年9月のSDGウィークにあたる週末、いろいろな人に牧場を知ってもらい楽しんで貰おうと、牧場を開放して「オープンファーム」イベントを行いました。「オープンファーム」では、その年に東京から移住し、近所の古民家で素敵な雑貨店とカフェ「巣巣」を営む岩崎さんによって、コンテナカフェも登場。オープンカフェ「巣巣」原っぱでのんびり原っぱの放牧場にコーヒースタンドがあるだけの素朴なイベントでしたが、秋晴れに恵まれ、友人や地域の人々が集まり、青空の下でコーヒーを楽しんだり、子供たちが虫をとったり馬と触れ合う、のんびりとした時間が流れました。オープンファームが終わって片付けをしていると、「ライブとかあってもいいかもね」と、巣巣・岩崎さんがアイデアをくれました。翌年の夏、牧場工事を進めるかたわら、「新しい牧場が完成したら何かもっと面白いことをやろう」と岩崎さんと構想を練りました。その中で生まれたのが、「田園で農と芸を楽しみながら秋の豊かな時間を過ごす」フェス「立山農芸祭」( Farm & Art Fest 21)です。コーヒースタンドだけだった前年の「オープンファーム」から、「立山農芸祭」では、音楽ライブ、フードスタンド、アートワークショップ、農家による野菜販売も新たに行うことに。特に、岩崎さんのつながりで、シンガーソングライターの山田稔明さん、作家詩人の高橋久美子さん、店主バンドの「草とTen Shoes」のライブ出演も決まりました。コロナの緊急事態宣言で当初予定の9月末から、11月3日の文化の日に開催は一度延期となりましたが、イベントパートナーの岩崎さんや出店する方々の協力でチケットは売り切れ完売。直前の10月30日に工事も終わり、無事に開催できることになりました。イベント当日の11月3日、開場前準備の時にはあいにくの小雨。しかし、開場前にすっと雨はやみ、次第に晴れ間が覗くように。続々と牧場に人が集まり、普段は静かな牧場が賑やかな空間となりました。大人は、フードスタンドの美味しい料理を味わいながら、おしゃべりやライブをめいめいに楽しむ。子供は、馬と触れ合ったり、自由に原っぱを駆け回る。思い思いに時を過ごす豊かな時間が流れました。また、コンテナステージから奏でられる音楽によって、会場の空気は一変。田園風景の中で、人、自然、文化、動物たちが一つとして解け合う特別な一日となりました。沢山のひとが集まりました青空に向かってアートワークショップ自由に過ごす馬もお洒落に変身馬とふれあい焚き火の焼芋屋さんもところで、「立山農芸祭」は、芸術や食といった秋の恵みを楽しみながら、豊かな時間を過す場であることを願ったものです。それに加えて、もうひとつ願っていたことがありました。それはつながりから、新たなつながりや可能性を作ることです。実のところ、農芸祭は、何千人と集まる大きなフェスと比べたら、かなり小さなものです。そして、企画、告知、販売、出演、出店、会場準備と、全てつながりのある人たちの協力を仰ぎながら作った手作りのイベントです。やってきた人たちは、何らかのつながりでやって来た人たちが殆ど。そのため、アットホームな大きなホームパーティーのような雰囲気が会場に漂いました。その中で、集まった人たちの中で新しい出会いがあったり、やりとりの中で何かを一緒にすることになったりと、ちょっとした展開もあったようです。農業、芸術、地域、自然、人々をつなぐことで新たな可能性を生めたらとの思いで始めた「立山農芸祭」でしたが、楽しみだけでなく、出会いやつながりを育む場としてもあったことは、今後の展開が楽しみなところです。仲間や家族と出演者同士(ドラムと和太鼓)これからについては、巣巣・岩崎さんとの相談して少し工夫と改善をしながら、今年も秋にまた「立山農芸祭 22」を開催できたらと思います。白雪牧場を舞台にした「立山農芸祭」が、地域の秋の風物になる時もいつの日か訪れたらと思っています。次回はリノベーション後の白雪牧場でどのようなことが行われているのか、休みの日の様子を中心にお伝えしたいと思います。農芸祭を紹介した北日本新聞記事 もっと見る

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