はじめに・ご挨拶
こんにちは!Ray Akaikeです。シンガーソングライターとして18歳から活動をしてきました。
10年が経った28歳、出産のため音楽活動をお休みし、子育てに励んできました。
33歳、今の自分が毎日歌っているうたは、子守唄。
このプロジェクトで実現したいこと
子どもだけではなく、大人にも聴いてほしい子守唄のカバーアルバムを作りたいです。
わたしが子育てをしながら何気なく歌っていた子守唄は、誰に教わったわけでもないのに歌うことができていました。それはきっと小さい時のわたしを育ててくれた母や父、祖母など、様々な人が歌ってくれた歌でした。むかしむかし、わたしも聴いていた数々の素晴らしい歌が、今わたしのところへ戻ってきました。子育てをしはじめて、久しぶりに出会う歌にわたしはとても感動し、感謝します。
シンプルだけど素晴らしいメロディ、慈愛のある歌詞、不思議なおかしさのある曲、いろんな魅力に大人になって初めて気がつきました。そして、子どもの頃の記憶がたくさんたくさん溢れてきました。
孤独な子育てにも、諦めたくない夢にも、立ち向かって乗り越える勇気をくれる音楽そのものでした。
わたしのアルバムは、心のふるさとを思い出すような、わたしのようにもう一度何かにチャレンジしたいと思った時に、無邪気で純粋であったあの真っ直ぐな子どもの時のあなたが、今のあなたの背中を押してくれるような、そんなアルバムになると良いなと思っています。
編曲はNHK「みんなのうた」で作曲家デビューをし、その他教育番組、 CMやTVドラマ、映像などの分野で作曲を手がけるほか、沢田研二、竹下景子、近藤正臣、浅丘ルリ子、布施明各氏主演の舞台演劇の作曲・音楽監督を担当した野田晴彦氏に依頼しました。子どもの心を大事にしてくれて、大人が聴いても楽しめるようなアレンジをほどこせるのは野田さんしかいない!と一番最初にお手紙を書きました。
レコーディングメンバーはわたしが愛してやまない、優しくて心のこもった音を奏でるみなさまにお願いしました。
編曲・笛:野田晴彦(http://fuefuki.net/)
ピアノ:赤星ゆり(http://fuefuki.net/)
ベース:熊谷望(https://nkum.jimdofree.com/)
ドラム&パーカッション:中山健太郎(https://megtaro.com/kentaro-nakayama)
今、大人にこそ、聴いてほしいと思いこのアルバムを作ります。
プロジェクトをやろうと思った理由
"子守唄"と聞くと、子どもを寝かせるような歌と思われることが多いと思いますが、子育てをしていると、さまざまなシーンで子守唄を歌います。365日、24時間、子どもが眠りにつくときも、元気に遊んでいるときも。なので、このアルバムは「ねんね」と「ごきげん」の二種類にテーマを当てて作っています。
記憶を呼び起こすもののなかには、風景や香りの他に、音楽があります。
思い出の音楽は、生きている分だけ増えてゆき、時に記憶を入れ替えたりもしながら人生を彩り、励ましてくれるものです。
皆さんは子守唄を最後に聴いた日を覚えていますか?
今、子育てをしている人には身近なものかもしれません。そして、子育てに携わらないとなかなか自ら聴こうとは思わないようなものかもしれません。
子守唄は、大人になると忘れてしまうたくさんのことを、思い出して勇気をくれる歌だと思います。
夕焼け雲が恐竜に見えた日や、
雨の匂いをめいっぱいかいだ朝、
子どもの頃友だちと遊んだ公園に、大人になって訪れたときに蘇る不思議な気持ちは、きっとかつて子どもだった全ての人に通じるものだと思っています。
言葉にならない思いはたくさんあるのですが、このアルバムを聴いていただき、
あなたの中の大切な記憶を、なにかひとつでも呼び起こしてくれることを願います。
これまでの活動・プロフィール
Ray Akaike 1989年1月17日生まれ。趣味は、落語と銭湯です。
幼少時代をオーストラリアで過ごし、そこで覚えた数々のみんなのうたが今でも心に残っている。言葉が通じない異国でのコミュニケーション手段のひとつが歌であったことにグッときてからは、“わたしの声”というシンプルだが、唯一の持ち物で英語と日本語のそれぞれが持つ美しい響きを大切に、やさしいやさしい、歌がうたいたいと日々願っています。
-18歳から音楽活動を開始、2009年は横浜開国博「Y150」LIVE出演、初主演短編ミュージカル映画「ユメのおと」がSKIPシティ国際Dシネマ映画祭2012(IDCF)短編映画部門最優秀賞を受賞。作詞とヴォーカルとして参加していたESNOでは1stアルバムVisionary以降J-WAVE(81.3FM)のジングルや番組メインテーマも歌い、2ndアルバム"Realease"まで参加。2014年には動物墨絵師佐藤周作氏のニューヨークで行われた個展のレセプションでライブパフォーマンスを披露。ファッションブランドsupport surfaceのコレクションショーで3シーズン生演奏出演。近年では写真や絵画、朗読作品への作曲、楽曲提供もしている。ヴォイスを幾重も織りなす独特の世界観で作られた楽曲から、シンプルなメロディのうたまで、いつでも心がよろこぶ音楽を作っていたいです。古くから愛されてきた、その国の子供たちがみんなうたえるようなうたを今後作っていきたいと思っています。
資金の使い道
・アルバム製作費(約150万円)
(内訳︰・楽曲編曲、演奏料・レコーディングスタジオ使用料・レコーディング、ミックス、マスタリング等エンジニア技術料・ジャケットデザイン料・CDプレス代・著作権使用料)
・リターングッズ制作費・送料等(約15万円)
・CAMPFIRE手数料(約15万円)
上記のうち、120万円のご支援をお願いしたいです。
リターンについて
リターン欄をご覧ください。
実施スケジュール
6月:著作権使用申請等の手続き
※権利については選曲時に調べており、申請をすれば使用可能な楽曲を収録予定です。
8月中旬:レコーディング予定
その後、ミックス、マスタリングを経てCDプレス
発売日やリリースライブについては追って活動報告にてお知らせさせていただきます。
最後に
子どもを授かり、音楽から離れた約5年、産前産後の心身の変化による様々な葛藤を経験して、もう一度音楽に向き合うときには勇気が必要でした。昔の自分、昔の音楽へ気持ちが揺れることもありました。
それでも今を生きているわたしが、毎日歌がうたいたいと言っていたわたしが、毎日歌っていたうたがここにありました。今、わたしが歌えるうたを、心を込めて歌います。
子育ても、音楽も、ひとりでは何もできません。みなさんの力をありがたくお借りして、子育ても、音楽も、ひとつも諦めることなく生きていきたいと願っています。
Collage by Sara
Project top photo by psychic medium Jun(メッセンジャーのJun氏がわたしという歌姫を伝えるために表現した一枚です)
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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