▼はじめにご挨拶
初めまして、本プロジェクト実行責任者の内山と申します。
まずはこのプロジェクトをご覧いただきありがとうございます。
千葉県千葉市出身、東京で大日本印刷やリクルートといった会社で勤務したのちインドネシアで日本米を作るという農業系の会社に所属、その後縁あって阿蘇にきて独立し、今に至ります。現在30歳です。
塾や家庭教師の経験は個別指導塾で4年間、家庭教師を1年ほどです。
▼このプロジェクトで実現したいこと
先日の熊本の地震の際、私は阿蘇大橋も崩落した南阿蘇村のすぐ隣の高森町というところにおりました。今でももちろん高森町におります。徐々に町は日常生活を取り戻しつつありますが、高森町から学習塾のある肥後大津まで向かうには山道を概ね1時間半近くかけて送迎するしかないのが現状です。
これまでも1時間程度(主要道路を利用)かかっていた道が、さらに距離が延び、時間もかかるようになってしまいました。このことは親と生徒双方にとって負担です。
元々この地域で学習塾を開講し、必ずしも都心部でなくとも良い学習の場は得られるということを証明したいと考えておりました。
良くも悪くも本震災がきっかけになり、いよいよ覚悟が決まりました。
この南阿蘇地域において、地域貢献、さらにはこれからの南阿蘇村を支える人材を育成したいと思っております。自然と学びが同居する土地、誰もが学び、交流をすることのできる場所を作りたいと考えております。
▼プロジェクトをやろうと思った理由
元々私自身学習、指導への興味はありました。
また、私自身図書館が大好きで、本に囲まれるとわくわくして何から読もうか迷いに迷って、多くの本を抱えて借りてきてしまうような人間でした。
本は自分が経験することのできない経験も教えてくれる、また、学習というのは自分に新しい視点、視野をもたらしてくれる。これらを同時に得ることができる場所というのは図書館、それも厳しい規則に囚われない、程よい緩さを持った図書館が良いのではないかと思い至りました。
南阿蘇村地域への震災からの復興はもとより、当初は学習塾事業に軸足を置きますが、本事業はいわゆる田舎でも良い学習の場は作ることができる。ということへの挑戦だとも考えております。ゆくゆくは子供だけでなく大人ももちろん利用できる場を作ります。総合的な学びと交流の場所を作っていくことで、地方であっても交通の便が悪くても、何ら問題がないということを証明したいと思ったため本事業を立ち上げました。
▼これまでの活動
知人数人の子弟を指導していました。
これまでこの地域において高校生1人、中学生1人、小学生4人の指導を行ってきました。
本年4月15日をもって個人事業主としての登録を終え、本格的な事業スタートを行っております。
▼資金の使い道
①家賃・光熱費
②書籍購入費
▼リターンについて
①当学習塾特別講師としての講演券
②南阿蘇周辺の観光案内及び宿泊場所手配
③南阿蘇産完全無農薬有機栽培ハーブティ、名産醤油のお返しまたは馬刺しのお返し
④図書館の会員権1年分
⑤学習塾無料利用券
⑥HP内に支援者の皆様としてお名前掲示
▼最後に
ここまでお読みいただき本当にありがとうございます。
私は2015年11月にここ熊本に移住してまいりました。
この土地で自身がやりたいことは何か問うていたとき、教育に関する事業が行いたいと思い至りました。どのように形にしていくか思案していたところで今回の震災に遭遇しました。
これまで私は東北地震は東京で、ネパールの大地震はバングラデシュで、山梨の大雪では実際に4日間ほど閉じ込められてしまいました。そして今回の震災です。
崩落してしまった橋、トンネルは日常的に使用している道路でした。
私は今こうしてプロジェクトを立ち上げていますが、命を失ってもおかしくない災害は多々ありました。それでも、生きているということは何かしらのことをしろという天啓なのではと考えております。
その天啓と、千葉県千葉市に住み、そこから東京への勤務をしていた経験から、都心も面白いけど、地方ももっと面白いことをしても良いんじゃないか。住んでいて面白いことをどんどん仕掛けていきたい。と思うようになりました。
この事業は、復興や人材育成という面もありますが、地方からの挑戦という意味合いもあります。当面は私が主に生徒を指導し、海外での経験や東京で働いていたときの経験、私自身が持っている様々な経験を伝えたいと考えております。
そして、そういった中から私を超えるような人材が出てくることを最も楽しみにしております。まだまだ私も修行をし、負けるわけにはいきませんが(笑)
ここまでの私の思いに共感し、ご支援頂ければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
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