[このプロジェクトで実現したいこと]

ウクライナのクリエーターを支援!活動拠点となるアーティスト・イン・レジデンスを再始動したい

東京・仙川で「co・iki(こいき)」というアーティスト・イン・レジデンスを運営しています。これまで様々なジャンルの海外クリエイターの、日本での創作・研究活動を支援してきました。このたび、ウクライナ人アーティストの日本での活動を支援するために、コロナ禍、そしてこの戦争で中止していた物理的なレジデンスを再始動したいです。彼女の日本での活動を共に応援してみたいという方は、ぜひお力をお貸しください。

*Please refer to the blog link for English users! We will update more info soon!

https://co-iki.tumblr.com/post/705118675937656832/crowd-funding-for-ukrainian-artists-coiki


[プロジェクトをやろうと思った理由]

戦火の中で、表現活動を続けてきたOlia Fedorova (オリア・フェドロヴァ)

今回、日本での活動を計画しているのはウクライナのアーティストOlia Fedorova (オリア・フェドロヴァ)。写真や映像、パフォーマンスなどさまざまな手法で表現活動を行う、コンセプチュアル・アーティストです。



[ウクライナの大地で制作したインタレーション「祖国へようこそ」と書かれた標識作品(戦争前)]

彼女にとって日本を訪れ創作活動することは長年の夢でした。まずは2020年春に予定していた訪日が、世界的なコロナウィルスの流行でキャンセルに。再び日本行きを準備をはじめた2021年、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻により、彼女の日常は突如失われてしまいます。戦火におけるシェルター生活でも表現することを諦めず、今回の訪日のチャンスを掴んだOlia。彼女は今後も継続的に日本を訪れ創作活動を行うことを希望しています。アーティスト・イン・レジデンス「co・iki(こいき)」では、そんなOliaの日本での生活・活動・ネットワーキングの拠点となり、今後の制作支援をします。また、戦前・戦中に継続的に制作してきた彼女の作品を多くの方にご覧いただけるようにサポート致します。

co・ikiでは今後も、Oliaをはじめとする様々な文化・社会・政治的境遇にあるクリエイターたちを継続的に支援し、オンライン・オフラインの両方でレジデンシープログラムを開催していきます。2023年以降も世界中のアーティスト、キュレーター、研究者たちが共創する

[マリウポリで制作した作品(戦争前)]


Olia Fedorova (オリア・フェドロヴァ)】

ハルキウ在住のビジュアルアーティスト。パフォーマンス、写真、ビデオ、テキストを扱う多分野のコンセプチュアル・アーティスト。2016年、ハルキウ国立デザイン・美術アカデミー卒業後、ネイサン・アルトマン・コンテンポラリー・ビジュアル・アート・コンテストで優勝(ヴィーンヌィツャ、2017)。主な活動として、ドイツ、オーストリア、イギリス、スペイン、アルゼンチン、日本、アメリカでグループ展などに参加。2022年6月以降、オーストリアへ避難し創作活動を続けている。現在は戦火でのシェルター生活の手記、言葉の作品に取り組んでいる。近作が韓国の美術館のコレクションに所蔵される等各国で活躍著しいアーティストである。

https://www.instagram.com/olia_off/ 

https://oliafedorova.com/

[戦争中の手記:ロシアによるウクライナ侵攻下のハルキウでのシェルター生活 10 日目]

https://co-iki.tumblr.com/post/678492858204995584/olia-in-shelter

現在、福島の詩人・和合亮一氏とのコラボレーション、往復書簡プロジェクトを展開中。(詳しくは下記にて)

【Oliaからのメッセージ】

co・ikiとの出会いが、長年抱いていた日本への想いを形にするきっかけに

私は長い間、日本の伝統文化や現代文化に関心を抱いていました。一方でウクライナのアーティストや私の同僚で日本関係の仕事や日本の芸術機関等と活動をした経験がある人はほとんどいません。日本で活動することはアーティストとして新たなインスピレーションを得る最良の機会である同時に、私にとって大きなチャレンジです。

2020年、co・ikiが主催したリモートレジデンシー「Creativity from Home(「家」からはじまる芸術創造)に参加した後、co・ikiのコミュニティを通して、日本や他の多くの国のアーティストやキュレーターと知り合い、感動的なオンラインイベントを共につくり上げてきました。

ウクライナで本格的な戦争がはじまったその時から、co・ikiとそのコミュニティは私たちウクライナ人のために、たくさんのチャリティーや情報提供のイベントを開催し、私たちの声が届くようにと最善を尽くしてくれました。そんなco・ikiのコミュニティと日本の人々に感謝の気持ちを伝えたい、私たちのつながりをより強くし、将来に向けた発展と展望があるものにするために、日本で活動したいという思いが一層確固たるものになりました。

日本や世界とのつながりは、アーティストとしての人生で最も大切なもの

戦争が始まり、私はネットワークづくりの本当の重要性を理解しました。世界中に友人や仲間がいて、有意義な議論を交わし、刺激的なコラボレーションを生み出し、困難な時にお互いをサポートし合うことができるのです。

今回の来日によるレジデンシーは、日本とその文化や人々からインスピレーションを得て、新しい意味、アイデア、洞察を得る機会であり、co・ikiによる活動サポートがあることで、私自身の芸術活動や自己を成長させることができます。同時に、私のアイデンティティ、文化、芸術など、自分が持ち得るものを皆さんと共有する機会でもあります。

私は、“交流”と”共有”の力を強く信じています。また、このプロセスで生まれるつながりは、その後も長期的に自身の人生に影響するものであり、私にとって最も重要なものです。

 柔軟でフラットなマイクロレジデンシーとして、アーティストにとってのco・ikiの存在とは

ウクライナの友人たちが率いる、独立した民間の小さなアートスペースの発展を何度か目撃してきました。これらのマイクロアートスペースは、小さいながらも強固で安定した、思いやりのある場を築くことができます。彼らの活動はコミュニティという観点からも非常に重要な価値を持ちます。実際、ウクライナで戦争が始まった際もメンバー同士お互いを支え続けています。

マイクロレジデンスは、より柔軟で規制が少なく、大きな資本や行政の政策に依存することもありません。友好的でオープンな空気のなかで、自由に実験し、多様なコネクションを確立することができます。私は、アートシーンは、垂直的なヒエラルキーではなく、フラットでオープンな相互関係を構築し発展していくべきだと信じています。そして、それが可能な場所が、独立系レジデンスやアートスペースなのです。


[これまでの活動]
アーティスト・イン・レジデンス「co・iki」とは

「co・iki(こいき)」は、東京・仙川にあるアーティスト・イン・レジデンス(AIR)です。アーティスト・イン・レジデンスとは、アーティストが普段活動している場所とは異なる国や地方に一定期間滞在し、いつもとは違う文化や環境の中で作品作りやリサーチを行う活動のこと、またそうしたアーティストの生活や創作活動の両面から支援する事業のことを指します。

  


 


2017年にプログラムを開始して以来、「Co-living & Co-creating (共生・共創)」を軸に、各国様々なジャンルの海外クリエイターを受け入れ、日本での彼らの創作・研究活動に伴走しています。また、民間のレジデンスとして、自律的かつ柔軟な運営スタイルで滞在アーティストの自由な創作活動を支援しています。

武蔵野の面影を残す閑静な住宅街にある民家を拠点に、国内外のクリエイター、キュレーターやアートディレクターをはじめ、大学や研究機関、伝統芸能、メディアや地域コミュニティなど多様なバックグラウンドの人が集まり、新進アーティストの活動を共創しています。

 

 


2020年2月以降は、コロナウイルスの世界的な流行により、アーティストの物理的な受け入れを中断。一方で、日本初のオンラインを利用した「リモートレジデンシー」を実験的に立ち上げ、パンデミック初期から留まることなくアーティストに活動の場を提供し続けてきました。これまでに約25か国以上のアーティストや研究者たちが参加し、国内からも学生からアーティストまで多くの方が集まりました。

 


▼resartis国際会議(2021年バンコク&リモート開催)の様子

アーティストインレジデンスの世界的ネットワークresartis国際会議でも日本のレジデンスとして登壇しました。

https://culture360.asef.org/magazine/virtual-residencies-new-model-exchange-beyond-pandemic/

▼パンデミック下の「リモートレジデンシー」プログラム

長期的なパンデミックの影響を予測し、2020年4月に実験的な「リモートレジデンシー」を開始。続く2021年~2022年にかけて第2弾の「POLYTOPIA」を展開しました。これまで香港、ナイジェリア、インドネシア、シンガポール、ウクライナ、インド、ミャンマー、日本等、様々な国のアーティストたちが参加しています。

2020 “Creativity from HOME” : https://co-iki.org/ja/events/creativity-from-home/

2021 “POLYTOPIA” : https://co-iki.org/ja/events/polytopia/

▼キュレーター向けのプログラム「Memory and Memoricide of the Land」

韓国のキュレーターHonggyun Mokと共同開催。イタリア、フィリピン、ナイジェリア、ドイツ、イギリス、香港、アルゼンチン、韓国等から「地域性」とともに不確定な時代における「土地と記憶」、ポスト(ネオ/デジタル)コロニアリズムについて思考する契機となりました。

https://medium.com/@co.iki.residency/open-call-for-independent-curators-researchers-d6ca6480b028


co・ikiはまさに、アーティストと私たちが「共につくるレジデンシー」です。

公的資金に頼らず、民間のアーティストインレジデンスプログラムとして自律した活動が可能ですが、一方で訪日したアーティストや支援者の参加費用、また、主には主催者の自己資金が現状の活動資金となっています。

一人でも多くの方にご参加・ご支援いただくことで、co・ikiのレジデンスプログラムを通してアーティストと直接的なつながりを築き、彼らの今後の作品制作や芸術活動を共に歩み、同時代に生きる人同士、ありたい未来を共創していくことができます。

 

リモートレジデンシーがつないだ、ウクライナ人アーティストとの交流

今回、物理的なレジデンシープログラムを再開しようと決めた背景には、2020年〜2021年にかけてco・ikiのリモートレジデンシーに参加していたウクライナのアーティストOliaを始めとした様々な状況におかれたアーティストたちとの出会いがありました。彼らの訪日と今後の活動を支援したいという想いから再始動を決めました。

2022年2月24日、2回目のリモートレジデンシーの最終プレゼンの日に当時ハルキウ在住のアーティストOliaから「砲撃が始まった」と連絡を受け、イベントは延期、co・ikiの活動も休止することとなりました。この時、ウクライナのアーティスト、文化関係者の仕事も運命も大きく変わってしまいました。

co・ikiでレジデンスすることを心から楽しみにしていたOliaが申請していた2022年の文化予算は全て軍事予算に取って代わりました。それから約9カ月が経ち、このたびやっと来日を叶えられる時がきました。

co・ikiでは、ウクライナのアーティストを受け入れるために、3年ぶりにリアルなレジデンスを再開したく思います。コロナの影響で活動を中断していたこともあり、アーティストに併走するためにも、レジデンスの場とプログラム運営を継続し、生活や創作活動をサポートする費用としてみなさまのお力が必要です。


[戦争で延期となったアーティストたちにオンラインセッション:https://fb.me/e/25vIkRkmt ]


2022年2月以降のウクライナ支援活動

【寄付支援】

約30名の支援者から合計44万6949円の寄付を集め、ウクライナのアーティストたちの生活支援、市民ボランティア活動、現地NGO避難者支援(マリウポリ避難者安全ルート輸送他)、市民防衛(医療器具支援他)、彼らの創作活動支援として。現地に送金しました。支援くださった皆さんは緊急な呼びかけに応えてくださり心から感謝します。

①2022/2/25【送金第1号完了】市民防衛用具・医療器具等の現地NGO支援

②2022/2/26【送金第2号完了】市民防衛用具・医療器具等の現地NGO支援

③2022/3/2【送金第3号完了】リビウの避難者の炊出し、生活必需品購入等の現地アーティストたちによる人道支援

④2022/3/19【送金第4号完了】現地アートNGOによるマリウポリ避難者支援

⑤2022/3/29【送金第5号完了】ウクライナ南部(ヘルソン・ミコライウ)への人道支援

⑥2022/4/1【送金第6号完了】兵役中のデザイナーHlibの防護服購入支援

⑦2022/4/9【送金第7号完了】兵役中のデザイナーHlibの防護服購入支援

⑧2022/4/9 【送金第8号完了】現地アートNGOによるマリウポリ避難者支援

⑨2022/4/19【送金第9号完了】ウクライナ南部(ヘルソン・ミコライウ)への人道支援

※以降、支援は継続中


【言葉の支援】

ウクライナの皆の生の声・現状を日本の人たちへ届けるための支援イベントやトークセッション等の参加・開催、また日本の方々の支援の声をウクライナの皆へ届けました。

▼EUNIC(在日本の欧州文化機関ネットワーク)主催ウクライナ支援イベントの様子

オランダ大使館の支援を受けて co・ikiのウクライナ人アーティスト2名が参加。ご支援くださったオランダ大使館、EUNICの皆さんにはあらためて感謝申し上げます。

[Photo© Yohta Kataoka] 

▼ウクライナのアーティストによる支援グッズ制作、現地のアーティストの声を届けるトークセッション開催

軍事侵攻により破壊されていく街や建物。物理的な破壊を前にして、個々の記憶から未来を構築する、「未来の記憶」をどのように自分たちの手でかたちづくり、またアーティストや文化関係者がどのような役割を担っていくか、ウクライナのアーティストや文化関係者とともに現地の生の声を共有しました。

[Design by Nana Biakova https://nanabiakova.com/]

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000034.000017738.html

https://www.youtube.com/watch?v=0QVg2LoLU1c


▼ウクライナのアーティストたちへの支援・取組みについて

オランダの文化機関が運営する「TransArtists」に掲載された記事(英語)

https://www.transartists.org/en/news/Ukrainian-voice-Co-iki-residency-Tokyo


【生活支援】

▼2022年1月~4月、co・ikiのレジデンシーにリアル滞在し、戦前・戦中をco・ikiで過ごしたウクライナのアーティスト/グラフィックデザイナーのNana Biakova(ナナ・ビアコバ https://nanabiakova.com/ )。滞在中も、母国の古い意匠をモチーフにしたイラストレーション作品を制作。

約3か月の滞在制作支援後、中長期的に日本での生活基盤を再建することを決め、現在墨田区に拠点に活動。週末はShare cafe分館にてウクライナ料理を提供している。co・ikiはNanaの日本での長期的生活を視野に生活・創作・翻訳・通訳等支援。


co・iki滞在の様子(毎日新聞)

https://mainichi.jp/graphs/20220429/mpj/00m/040/046000f/15

https://mainichi.jp/graphs/20220429/mpj/00m/040/046000f/14


【活動(創作)支援】

ハルキウの地下シェルターから手記を綴り続けたOlia Fedorovaは、現在進行形で福島の詩人、和合亮一氏と往復書簡をするコラボレーションプロジェクトを展開。今後更に継続し、出版も検討中。

▼Oliaの手記(多言語翻訳支援) 

※本プロジェクトにおいては戦争10日目のOliaの手記の多言語化、そして冊子制作を考えています。

[ロシアによるウクライナ侵攻下のハルキウでのシェルター生活 10日目] 

https://co-iki.tumblr.com/post/678492858204995584/olia-in-shelter


(共同通信)

※詩人の和合亮一さんとオリアのコラボレーションは愛知国際芸術祭にて一部展示された。

二人の往復書簡プロジェクト”Shelter”は継続中。

https://aichitriennale.jp/en/artists/wago-ryoichi.html

https://aichitriennale.jp/artists/item/note.pdf


【co・iki】

Co-living&Co-creative Residency Program based in Tokyo

Website: https://co-iki.org/

Tumblr: https://co-iki.tumblr.com/

[SNS]

Facebook: https://www.facebook.com/c0iki/

Instagram: https://www.instagram.com/co.iki/

Twitter: https://twitter.com/coiki5

Youtube: https://www.youtube.com/channel/UCU9TZoawSm4TfE_AJbXgDow


資金の使い道

【2022年11月~2023年3月 レジデンス運営・アーティスト活動支援:100万円】

(内訳)

・アーティスト滞在費・生活費・旅費(2022年11月~12月):30万円

・アーティスト制作・リサーチ活動費(2022年11月~12月、2023年以降の活動一部を含む):30万円

・レジデンシープログラム運営経費(2022年11月~2023年4月、施設維持運営費、通訳・翻訳費、アーティストグッズ制作・Oliaの手記冊子制作費含む):40万円

※上記から、クラウドファンディング・プラットフォーム手数料合計16% =16万円が差し引かれます。不足分については主催者負担となりますが引き続き皆様のご支援を募集致します。

内、集まった運営資金の一部はウクライナのアーティストや文化関係者による現地ボランティア、避難者・生活支援のための寄付として現地に直接送金します。(過去の支援実績は上記ご覧ください)

アーティストにとって、この度のレジデンシーで得たことが継続的かつ長期的な創作のための大切な基盤となります。是非応援ください!


リターンについて

※リターンはすべてクラファン終了後の手配となりますので、終了後1か月以内にご連絡差し上げます。実際の送付・受け取りについてはものにより2~3か月以上かかりますので予めご理解ください。時期が大幅に変更となる場合は主催者よりお知らせいたします。

A)ウクライナのアーティストOliaの作品ポストカード 

※印刷部数により最低1種~で調整予定


B) オリジナル・ウクライナTシャツ by Nana Biakova(ウクライナのグラフィックデザイナー)

サイズ:M  /  S  ※サイズお選びいただけます。


C)オンライン&オフライン トークイベント招待&アーカイブ視聴リンク

(すでに開催済みのイベントはアーカイブリンクをお送りし、2023年以降物理開催のイベントは実施する際にご招待します)


D)ウクライナのアーティストOliaとのOne on One対話セッション
(日英通訳付き、クラファン終了以降ご都合の良い日程でOnline(ZOOM)1対1+通訳の対話の場をセッティングします)


E)co・ikiパーティご招待 
(2023年以降次回アーティスト来日時、他適宜開催のため、主催者よりお知らせします)

※状況やご都合に応じてオンライン実施・参加も可能です。


F)Olia Fedorovaによるシェルター手記冊子 

Oliaが戦争直後から自宅アパートの地下シェルターで綴っていた手記の一部を多言語化した冊子制作を考えています。こちらの冊子化したもの、もしくはオーストリアの新聞にも掲載された彼女の手紙が掲載された冊子をお渡しします。(制作状況と残部次第で主催者よりご連絡致します。)

[ロシアによるウクライナ侵攻下のハルキウでのシェルター生活 10日目] 

https://co-iki.tumblr.com/post/678492858204995584/olia-in-shelter


G)アーティスト写真作品プリント A2ポスター 1点 

※種類はアーティスト作品より選択可。以下お写真もご参考ください(こちら以外の作品もご提案可能)。


今や現地に入って制作することができない、ウクライナの大地を舞台としたOlia Fedorova作品のA2ポスターを制作します。

Oliaの作品において「透明な旗」は自己の揺らぐアイデンティティ、そして自由な意志の姿をあらわしています。

どこにも属さない自己の流動性と、自身が立つ土地こそが自己を下支えするという意志の現れ、アンビバレントなアイデンティティの境界線について模索し、また、他者の視点や志向性によってアーティスト本人が介在することで土地や風景の意味合いが変わってくることにも着目しています。

ウクライナのアーティストならではの、戦争以前からの自己アイデンティティの希求が彼女の作品には顕在化しています。

▼マリウポリ、アゾフ海で制作した作品も。向こう岸にはアゾフ製鉄所が見渡せます。(戦争前の作品)


H)アーティスト作品(オリジナル小品)1点 

※種類はアーティストが戦争以降、制作中の作品を選択可。添付イメージのドローイング作品等を予定。

▼「ハルキウの空」

戦争後、インフラが破壊され灯りのともることのないハルキウの街で見上げた夜空の星々から着想したドローイング作品。

※但し、アーティストは情勢の変化に応答しながら制作内容を変えていく可能性がありますので、予めご理解いただき、現代美術家ならではの生の創造性に触れお楽しみください。また、アーティストとの対話セッション内で作品コンセプト等も直接本人からお伝えすることも可能です。 時期や日程については主催者より直接ご連絡します。

[ご参照] Olia Fedorova インスタグラム:https://www.instagram.com/olia_off/


実施スケジュール

【2022年】

9月~10月 ウクライナのアーティスト来日支援(ビザ申請、滞在計画、進行中プロジェクト支援他)

11月中旬~12月初旬 アーティスト来日~滞在~創作・リサーチ活動、トークイベント開催 他

12月中旬~ 活動アーカイブ、進行中プロジェクト制作支援、翻訳支援

【2023年】

1月中旬~ 活動アーカイブ、進行中プロジェクト制作支援、翻訳支援、シェルター手記の冊子(多言語)制作

2月~4月 クラファングッズ制作、次回アーティスト来日計画(次回来日は決定次第主催者よりお知らせ致します。)

※2022年11月16日~12月5日にco・ikiにて1回目の来日リサーチ・レジデンシーを実行しました。

2回目の来日時期はウクライナ情勢と本人の避難生活状況を踏まえ決定となりますので、2023年以降で(場合によっては数年単位で)計画していくことになりますので長い目でご支援いただければとおもいます。その間にオンラインイベントやトーク等を予定していますので適宜主催者よりお知らせ致します。


支援者&応援メッセージ

詩人・和合亮一さん

オリア・フェドロバさんが、ロシア侵攻の直後にシェルター内で書かれた手記を読ませていただきました。極限の状況を知りました。爆撃音と振動のただなかで、地下で刻まれたフレーズの数々に魂が震えました。

そして福島で経験した東日本大震災の歳月が、激しく頭をめぐりました。地震、津波、原子力災害、避難…。強く感じました。福島の私たちは、オリアさんと、ウクライナの人々と共にある…、と。

言い表せない不条理を言葉にしてくれたオリアさんの手記やアート作品を通して、心の橋を渡ることが出来ることに感謝いたします。

言葉やアートを真ん中に置くようにして、不安や悲しみ、希望を分かち合い、私たちは同じ世界をありのままに呼吸していきたいと深く願い、祈っております。

クラウドファンディングを応援いたします。どうか、このプロジェクトの確かな架け橋を見守ってください。       

和合亮一 

<プロフィール>

1968年福島県生まれ。詩集「AFTER」にて第4回中原中也賞、詩集「地球頭脳詩篇」にて第47回晩翠賞、他にみんゆう県民大賞、NHK東北文化賞なども受賞している。2011年、東日本大震災直後の福島からTwitterで連作詩『詩の礫』を発表し続け、同年5月、世界三大コンサートホールであるオランダのコンセルヘボウに招致、朗読にて福島の想いを発信するなど、国内外から注目を集める。2017年7月、詩集「詩の礫」がフランスにて翻訳・出版され、第一回ニュンク・レビュー・ポエトリー賞を受賞。フランスでの詩集賞の受賞は日本文壇史上初となり、国内外で大きな話題を集めた。福島県教育復興大使。福島大学応援大使。
一昨年に詩集「QQQ」にて第27回萩原朔太郎賞受賞。朗読パフォーマンスは国内のみならず、海外のイベントでも高い評価を受けており「サムライリーディング」の異名を持つ。来春にアメリカにて英訳詩集が出版予定。合唱曲の作詞多数、オペラやドラマの執筆なども手掛ける。 

https://wago2828.com/
https://twitter.com/wago2828


パフォーマンスアーティスト・ステラークさん

(オーストラリア)

ウクライナのアーティストを東京に招聘するco・ikiの素晴らしいプログラムへのご支援をお願いします。

このプログラムでは、アーティストが自由に制作を続けられるだけでなく、日本の文化や地元の芸術コミュニティと交流することができます。このネットワークは、両国のアーティスト同士の友情と将来の交流を生み出すことでしょう。

co・ikiはパンデミック時にオンラインで継続できるリモートレジデンシーを確立したことも評価されるべきだと思います。また、過去に2人のウクライナ人アーティストを東京で受け入れましたが、このレジデンスプログラムも継続していきたいと考えています。

co・ikiのディレクターである根上陽子氏は、これらのレジデンスの企画・開催において重要な役割を担っており、さらなる支援と奨励に値すると思います。何より、国際的なアーティストに貴重な機会を提供しているのですから。

私は、東京でウクライナのアーティストのためのレジデンスをもっと増やすためのクラウドファンディングを強く支持します。

実際にco・ikiに滞在した2人のウクライナ人アーティストに私も出会い、彼らは日本で過ごした時間にとても感謝していますよ!


ステラーク

http://stelarc.org/

https://twitter.com/Stelarc_agent


女子美術大学教授 ・日沼禎子さん

co・ikiの活動、いつも応援しております。AIRとはアーティストにとって安心・安全な環境で創作できるシェルターのような存在です。

現在の世界情勢の中、プライベートランでこのような活動を継続することの勇気、強い意志は計り知れません。

co・ikiを応援するみなさんとともに、この活動をこれからも共有、応援していきたいと思います。



アートイベント企画・鈴木のり子

co・ikiを応援したい! 私は現代美術の美術館に26年勤務後、今は仕事ではなく純粋にアートラバーとして美術を楽しんでいます。アーティストインレジデンスco・ikiの主催者である根上さんとは、co・iki立ち上げ前から一緒にいくつかのイベントをつくってきました。co・ikiを支援したいと思うのは、プロジェクトの内容はもちろんのこと、主催者の根上さんと支える人たちの人柄の素晴らしさに惹かれているからだと思います。co・ikiはもう6年間も主に主催者の私費で運営されてきました。そして、アートを語り合う場をすでに確立してきました。この発展の芽を失いたくないので、ここで、みなさまからの応援を呼びかけたいと思います。

アートに関することに興味のある、支援したいけれどもどうしたらいいのかわからない、そういう方はco・ikiが培ってきたワールドワイドな視点の活動に参加してみませんか? co・ikiのネットワークは、アーティスト支援だけではなく、応援する私たちにとっても、提案し、感じとり、学ぶ場です。

ぜひ、この機会に、co・ikiの活動再開を一緒に支援しませんか。まずは、アーティストの招聘、生活の場、活動拠点として「co・iki」の再開ができるよう、資金が必要です。

ウクライナのアーティストがco・ikiを拠点にし、日本での活動を希望しています。ぜひ一緒に応援しましょう。


エディター・和田みどり

サステナブルなライフスタイルメディアの編集長。パンデミック直後に開催されたco・ikiの「実験的リモートレジデンシー」に参加したアーティストユニットcopenによる企画、“Virtual Shared House”に住人として参加。約1カ月間、Oliaをはじめとする海外の新進アーティストとのハウスシェアを通し、アートの文脈を通した自由な表現と対話の中に「曖昧さ」や「寛容」、「共感」といった心地よさを感じる。地球上の誰もが幸せに、心が動く瞬間を大切にして生きられる社会を共創する活動に関わっていきたいと思っている。

2021年夏に参加した“Virtual Shared House”のハウスメイトだったウクライナ人アーティストのOlia。その頃も日本での創作活動を夢みていた彼女が、この度ようやく訪日。彼女の日本での生活の場であり、活動拠点となる「co・iki」の再始動を応援したいと思います。

アーティスト・イン・レジデンス「co・iki」は、アーティストとの距離が近いのも特徴です。私自身がそうだったように、受け入れ側の私たちも、アーティストとダイレクトにつながることで、彼らからさまざまなことを感じとり学ぶことができます。

co・ikは、アートに関心がある、海外のクリエーターとつながりたいなどの思いがあれば、経験や知識に関係なく、誰もが参加できる開かれた場です。

ぜひ、この機会に、co・ikiのリアルな場としての活動再開を支援し、ウクライナ人アーティストの日本での活動を応援しましょう。


主催者メッセージ

根上 陽子 Yoko Negami / co・iki ファウンダー、本プロジェクト主催者 

異なる背景の人同士がCo-living「共に生きる」, Co-creating「共に創る」co・ikiという場から、各国のアーティストや創作の源泉に日常的に触れることで個々の人生が動きだすことが私にとっては大きな喜びです。また、co・ikiに来るアーティストたちもしばしば彼らの人生の節目にやってきて、1か月、2か月、3か月・・の人生の一部を預けてくれます。彼ら自身も、また彼らと触れ合うみなさんもお互いの生き方を予期せぬかたちで見つめ直し、支え合い、また新たな日常を共につむぎだすような時を過ごします。

レジデンスは人生の「小さな再生装置」であり、異なる文化・社会背景を越えて、他者が創造的に生きる姿から自らを問い直す鏡のようなものです。また自身を取り巻く社会環境や変化する時流を同じ時代の空気を吸う人同士で語り合い、互いの違いや感覚を共有し、個々のありたい未来を思考する場です。

アーティストの未来の代表作とその創作過程に触れ、同時代の個人の物語りと作品が接続されていく様を近距離で体験共有できることも醍醐味ではないかと思います。

この不確定な時代に、苦しい状況下に自らの意志で来日するウクライナのアーティストOlia。彼女が伝えてくれることに是非耳を傾けてみてください。私もみなさんの応援の力をお借りして、小さなレジデンスだからこそ支え続けられたことが何だったのか、あらためて見つめ直し、彼女の言葉からあらたな創造(想像)的レジデンシーの姿をおもい、皆さんとともに創っていきたいです。人生の一瞬、一時を、是非ご一緒ください。

 

[クラウドファンディング制作]

鈴木のり子・和田みどり・根上陽子

みなさん、ご支援のほど、宜しくお願いします!


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