はじめまして、清水和輝(しみずかずき)と申します。

過去に開発したオリジナルコーヒーと

このたび、シルクの繭に含まれる、美容や健康によい成分、『セリシン』を配合した天然酵母の無添加の次世代パンをCAMPFIREで先行販売させていただきます!!

1999年生まれ、法隆寺のすぐ近く奈良県に住んでいる近畿大学農学研究科の1年生です。
高校生の頃に学校の授業でイナゴの佃煮を食べてその美味しさに感動したことをきっかけに、『昆虫食』に目覚めました。
自然豊かな地元の野山をフィールドに、様々な虫を採って味を確かめる、少しおかしな学生でした。
そんな僕に、転機が訪れたのが19歳の頃、地元で開催された昆虫食イベントへの参加をきっかけに、僕も発信をしたいと思い、『昆Tuberかずき』の名でYouTubeやSNSで発信したり、自らイベントや商品を企画したりするようになりました。
活動を新聞やメディアで取り上げていただけることも増え、昆虫食好きで知られるタレント・井上咲楽さんや、元環境大臣・小泉進次郎さんなど、様々な方と配信してきました。
特に、経済思想家・斎藤幸平さんにコオロギ料理を振る舞った際のことは、『ぼくはウーバーで捻挫し、山でシカと闘い、水俣で泣いた』(斎藤幸平著・KADOKAWA)に収録されたところです。

最近では、活動をサポートしてくれる全国の学生たちと、大阪難波や神戸三宮のマルイでPOP UPを開催し、自身で企画した商品を販売したところです。

大阪・なんばマルイでのPOP UPイベント

しかし、マルイでの経験で、昆虫食というものの社会的な立ち位置を改めて思い知らされます。「虫」という単語を出しただけで話も聞いてもらえず、取りつく島もない状況が多々ありました。

そんな中、転機となったのが、高嶋耕太郎さん、株式会社NEXT NEW WORLD(NNW)との出会いでした。

群馬県桐生市でのイベントにて、中央左が清水、右が高嶋さん

高嶋さんの経歴に最初は戸惑いました。
Amazon Japanでは部長をされ、その後、役員をされたアパレルのTOKYO BASEは東証プライム(旧東証1部)上場企業、僕が普段、憧れている何万円もする高級な服を売っているブランドです。
そんな人が大学生の僕に何を求めるのだろう、と。
聞けば、かねてより今の世の中の大量生産・大量消費のあり方に疑問を抱き、そんな中、シルクという汎用性のある素材に出会ったて起業されたそうです。
シルクは絹糸のみでなく、化粧品、食品から医療器具、プラスチックの代替に至るまで、さまざまなプロダクトに応用が可能な無限の可能性があります。
ポリエステルや石油由来の商品のシェアを奪い、それが産業としてきちんと根付いていくことで、地球への環境負担を減らすことができると。

「君はこの『シルク』という素材を使って、自分の思う食品を作ってみると良い」

ここから今回のプロジェクトが始まりました。

これまで、コオロギをパウダーにしたり、クリケットと言い換えてみたり、いろんなことをしたのですが、根強い抵抗感に風穴を開けるには至りませんでした。
そんな中、ヒントにしたのが、「はちみつ」です。「はちみつ」は実際何かみなさんご存じでしょうか?
「ミツバチの吐しゃ物」と思ってパンに塗る人はいませんよね!?
そこからヒントを得て、今回活用したのが、『セリシン』と呼ばれるシルク(まゆ)の糸に由来したタンパク質です。
「シルクの服」と聞いて「蛾の幼虫の吐いた繊維を身にまとっている」と思う人はいないと思います。
シルクという言葉から連想されるイメージにネガティブなものはないと思います。
そして、何が食べやすいのか、悩み抜いてたどり着いたのがこの『シルクパン』です。
今回は、国産小麦のやわらかい食パン生地と、米粉を配合したもちもちした食感の生地の2種類を用意しました。
天然酵母を用いて、ゆっくりと発酵させています。
さらに、冷凍(希望される場合は常温も可)でお届けすることで、いつでも食べることができるだけでなく、気候変動の大きな原因となっているフードロス対策にもつなげます。
今回、ソーセージをオプションにつけました。もちろんこのソーセージもシルク入りのソーセージです。一見、ジャンキーに見えながら、身体に良い、そんなものに仕上がりました。

シルクソーセージの試作・イメージ

セリシンは、蚕のサナギを紫外線や外敵から守り、美容液や化粧品にも使われている成分で、人の肌と組成が近く親和性があり、高血圧、糖尿病予防、認知機能改善、結腸がんの抑制など様々な効果が期待できます。
そして、セリシンに含まれるアミノ酸の旨味成分が、味のベースを変えることなく、パンに美味しさのみをプラスできます。
まさに魔法のような素材です。

そんなパンは、僕の地元・奈良で、天然酵母にこだわって国産の小麦や米粉を使って無添加の体に優しい味わいのパンを製造されている、社会福祉法人・だるま会の皆様に製造いただきます。

シルクのイメージそのもの、柔らかで食べやすくほんのりと素材の甘みがするパンに仕上がりました。

ソーセージは、静岡県で地元・御殿場の『ふじのすそのポーク』を使って、保存料・着色料・増量剤をなるべく抑え、素材の味を引き出すこだわりの製造をされている渡辺ハム工房に製造いただきます。
肉の旨みにセリシンの旨み成分が加わり、シンプルながらしっかりと味わいのあるソーセージができました。

また、今回、一緒にセリシン配合の飲み物も用意しました。その名も『飲むシルク&酵素』(シルクドリンク)を用意しました。

なにより、この開発は、僕の活動を支えてくれる後輩のみんながお金を出し合って開発に協力してくれました。
僕たち学生の想いに応えていただき、滋賀県で長年、微生物や発酵に取り組んできた島本微生物工業に特別に製造いただきました。
国産の野菜や果物を丁寧に発酵させた酵素を配合し、添加物も一切入っていません。
リンゴとレモンですっきりした味わいに仕上げました。

今回のパンやソーセージは、登録者数40万人以上のYouTube「COCOCOROチャンネル」をベースに、料理本の出版や調理器具の監修まで手がけられておられる、クッキングエンターテイナー・大西哲也さんに監修いただきました。

大西哲也さん

大西さんは、シルク煎餅を都内のピッチコンテストで審査していただいた際にこの新たな素材に興味を持っていただき、今回の監修を快諾いただきました。

試作・開発・監修費 50万円
製造費用等     30万円
手数料       20万円


5月頃までにすべてのリターンの発送を予定しています。
オーダーメイドのイベントについては、ご相談の上、日程を調整します。

僕が代表を務めるNEXT GENERATION FOODは近畿大学で活動を始めましたが、他大学のメンバーも一緒に参加してくれるようになりました。特に、中心となってサポートしてくれる3人が大島くん、柿本くん、梶山くんの3人です。

現在、彼らと共に、このシルクを広め、2025年に地元・大阪で開催される関西万博の『共創チャレンジ』に参加しています。
YouTubeに動画を上げたり、いろんなイベントで直に来場者と接したり、地道に活動を続けています。
今すぐ「昆虫食」をビジネスとして成立させるのは難しくても、後輩たちには活動を引き継いでいって欲しいと思っています。
シルクが普及すれば、日本の伝統産業・養蚕が復活します。桑畑が増え、緑化にもつながります。
気候変動は、異常気象や猛暑となり、実際に僕たちの暮らしに影響が出ています。
狭い国土で食糧自給率が低い日本では、不安定な世界情勢の煽りを受け、経済のみならず、食糧の安全保障にも深刻な影を落とします。

未来に誇れる選択を。後悔させません。美味しいパンを皆さんにお届けします!!どうぞご支援よろしくお願いします。

【シルクパン】
・名称:パン
・原材料名:
 米粉生地:小麦(国産)、米粉(国産)、牛乳、砂糖、天然酵母、塩/セリシン
 食パン生地:小麦(国産)、砂糖、天然酵母、油脂、塩/セリシン
・保存方法:常温または冷凍保存
・製造者:社会福祉法人だるま会(奈良県天理市柳本町1384-1)
※小麦、乳の成分を含んだ原材料を使用しています。
※同じ生産工程で「えび・卵・落花生」を含んだ食品を扱っています。

【シルクソーセージ】
・名称:ソーセージ
・原材料名:豚肉(国産)、塩、香辛料、ぶどう糖、水飴/セリシン、甘味料(ソルビット)、リン酸塩(Na,K)、発色剤(硝酸K,亜硝酸Na)、発色剤(硝酸K,亜硝酸Na)、酸化防止剤(V,C)(一部に豚肉・大豆を含む)
・保存方法:10℃以下
・製造者:株式会社渡辺商店(静岡県御殿場市川島田661)

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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