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MIRUIプロジェクトVOL.34|【伊豆半島】鹿や猪の資源化計画。廃棄削減へ!

全国で個体数調整された鹿と猪の約9割が廃棄されている現状を知り、静岡県の伊東市で地元農家さんが捕獲した鹿や猪を引き取り解体、精肉、皮漉きを行い、資源化に挑戦中。お肉はペットフード、皮はレザーアイテムとして商品化。伊豆の鹿と猪の魅力ある商品を広めたい!

現在の支援総額

115,440

115%

目標金額は100,000円

支援者数

13

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2023/06/02に募集を開始し、 13人の支援により 115,440円の資金を集め、 2023/07/31に募集を終了しました

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MIRUIプロジェクトVOL.34|【伊豆半島】鹿や猪の資源化計画。廃棄削減へ!

現在の支援総額

115,440

115%達成

終了

目標金額100,000

支援者数13

このプロジェクトは、2023/06/02に募集を開始し、 13人の支援により 115,440円の資金を集め、 2023/07/31に募集を終了しました

全国で個体数調整された鹿と猪の約9割が廃棄されている現状を知り、静岡県の伊東市で地元農家さんが捕獲した鹿や猪を引き取り解体、精肉、皮漉きを行い、資源化に挑戦中。お肉はペットフード、皮はレザーアイテムとして商品化。伊豆の鹿と猪の魅力ある商品を広めたい!

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<松坂屋静岡店>SNSで応援!地下MIRUI告知看板にて紹介!
<静岡PARCO>SNSで応援!地下MIRUI告知看板にて紹介!館内ディスプレイで応援!
<静岡新聞>朝刊掲載(7/13)!

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プロジェクトをご覧いただきありがとうございます!

初めまして!静岡県伊東市にて農作物被害対策で個体数調整された

鹿や猪の資源化プロジェクトをしています〝しっぽ企画〟と申します。



わたしたちは夫婦二人で活動をしています。

二人とも元々料理人なので、はじめは食材を自分たちで直接

作ったり獲ってみたいという漠然とした想いから、7年前に狩猟の道へ。

とはいえ実際に初めて鹿を止め刺した時、

無意識に涙が出てきたことは忘れません。

そのときの鹿の息遣いやにおい、

絶命してから間もなくまだ温かい鹿を解体。ナイフを持つ手が震えました。

リアルな死に直接関わることによって

できるだけ大切に活用していかなければという想いが、

それまで以上に沸いてきたことを覚えています。

また、たくさんの狩猟者と交流しましたが、狩猟をする理由は様々でした。

中でも印象的だったのが、農業者が作物を守るために自ら鹿や猪を捕獲し、

その後の処理に困っていることでした。(多くはそのまま埋設し廃棄)

いろいろな現実を知り、最初は憧れだった狩猟が、

いつしか廃棄について問題意識を持つようになり、本格的に資源化活動を開始。

2019年に『しっぽ企画』を設立起業し、

ペットフードや革製品を開発販売しています。

そして2021年4月、しっぽ企画から新レザーブランド

『Impronte(インプロンテ)』が誕生しました。



日本全国で鹿、猪などによる農作物被害が拡大しています。

全国で被害対策が行われ、毎年約100万頭が個体数調整されていますが

その9割は廃棄されていると言われています。

狩猟者の高齢化や、資源化のハードルの高さが要因の一つです。

捕獲活動は危険を伴う重労働です。

ご高齢の農家さんが捕獲、止め刺し、運搬、解体、残差物処理をするのは容易ではありません。

自分より重たい鹿や猪を足場の悪い山からひっぱり、捌く。

農作物を守るためにやっていることなのに、多くの時間と体力を使います。



昔痛めた足を引きづりながら、毎日罠を仕掛け、見回りをしている方もいらっしゃいます。

罠免許を持っている方も少ないので、「自分の畑にも出た」「庭に入ってきた」との近隣住民の声を聴き、

町内全域を一人の農家さんが自主的にカバーしている場合が多いです。



しかし、キツイからといって被害対策を辞めてしまうと農作物があっという間に荒らされてしまい、

収入が減少してしまいます。

最悪、農業を辞めてしまうケースもあります。

日本の食料自給率の低さを考えれば、これは危機的状況ではないでしょうか。


農家さんは本業があるので、捕獲した動物を活用する

時間や手間をかけることができず、そのまま廃棄する場合が多いのです。

しっぽ企画ではこれらの悩みを持っている市内の農家さんたちと連携し、

捕獲を含む農作物被害対策のお手伝いをし、個体を引き取り商品化することによって

微力ながらも地域の産業を守る活動をしています。





これまでお話したことから、しっぽ企画は『最後の皮一枚まで大切に大切に使い切る』をモットーに

鹿や猪の商品を、開発から製造販売まで行っています。



止め刺ししてから30分から2時間以内には解体し、

お肉、内臓、骨などを鮮度の高いうちに、ワンちゃん、ねこちゃんのためのペットフードに加工しています。

また、流通しやすいように常温で長期保存できるレトルト商品を開発しました。




鹿や猪を解体後、生皮はレザーに加工します。

皮を鞣す前に、皮についている肉片、膜、脂などを取り除き

その後一枚につき2キロほどの粗塩を塗り込み、2~3カ月ほどかけて水分を抜きます。



その後、皮鞣し工場へ送りレザーに加工しています。

しっぽ企画では100%植物タンニンで染める業者さんにお願いしています。

自然と人の肌に優しいエコサイクルを実践しています。





皮鞣し加工以外の、ほぼすべての工程に携わっているからこそ、

その革が持つ歴史の重みをお伝えできると自負しております。

大量生産品ではなく、手作り製品に魅力を感じる方にぜひ使って頂きたいです


また、野生の革は生前の傷が多くあるナチュラルダメージレザーです。

野山を駆け回ったり喧嘩した際にできた生命力あふれる傷を

私たちは『生きた歴史』として敢えてデザインとして取り入れています。

同じ模様は一つとしてない、まさに一点物。

革は動物の皮膚なのだと、改めて実感していただけると思います。

傷の歴史を受け継いで、次はあなたに大切な思い出をたくさん作ってほしい。

生前の傷をデザインに取り入れる理由は、そんな願いが込められてるからです。

これを機に当商品に限らず普段何気なく使っている革製品も

「ああ、これは動物の命なんだな」と少しでも気付いてもらえれば、

動物たちも少しは報われるのではないかと考えています。



野生の鹿革、猪革は傷や穴が開いていることが多々あるため

大きなパーツを取ることが難しいという面があります。

本来は大きなパーツで作れば作業効率も良いのですが、

出来るだけ革を無駄にしないために、パーツを細かく分け、

使えない部分をうまく避けて取り出せるようにしました。

その分、切ったり貼ったり縫ったりと手間暇がかかってしまいますが、

一頭の個体の革を隅までまんべんなく使うことが出来るならば労は惜しみません。




鹿革は古くから印伝などに大切に使われてきました。

一方、猪革はワイルドな性質や流通の難しさから

まだまだ世の中に出回る機会が少ない珍しい革です。

どちらも独特な個性を持っていて、エイジングも愉しめるとても面白い素材です。

それぞれの革の特徴をご紹介します。



猪革は豚革に比べ比較的薄いのですが、かなり丈夫で耐久性に優れています

天然の傷はあるものの、ひっかき傷などほとんどつかない印象です。

また、メンテナンスが容易で、専用のクリームなど塗らなくても、

人の手の脂で、使っていくうちに味のある風合いや滑らかな肌触りへと変化していきます。


猪革のエイジング例(ブラウン)↓



鹿革の特徴は何といっても滑らかで柔らかい手触りです。

繊維が非常に細かいのですが、通気性がよく、蒸れにくいのも魅力の一つです。

更に軽くて強く、型崩れしにくいといった耐久性もあります。


鹿革のエイジング例(ブラウン)↓


仕上げに塗っているレザーオイルは猪脂から手作りしています。

皮を革にする前に、必ずお肉や脂肪をそぎ落とす作業をするのですが

その際に出た脂を、きめの細かい網に入れて煮だします。

冷ますと水の表面に溶け出た脂が白く固まります。

これを取り出して、水が綺麗になるまで何度も煮だしては冷ますを繰り返します。

この工程は何日もかかります。

そうして不純物を取り除いた脂は無臭でとっても滑らか。

これに蜜蝋とローズマリーを入れて混ぜ、完成です。

薄く布に取って、優しく革に塗るとしっとりとした光沢が現れ、

ワンランク上の仕上がりになります。




愛犬&愛猫の鹿肉健康ジュレ(鹿肉ペットフード) ¥1680

おやつ感覚で食べられる、新鮮な鹿肉を使用した美味しいジュレ状サプリメントです。 

・80種類果物、野菜、海藻などの植物発酵エキス配合で酵素たっぷり!
・美味しいカツオ風味
・加熱済み
・尿路の健康をサポート!
・シニアにも食べやすいから手軽な水分補給に!食欲低下時の栄養補給に!
・健康を維持することにより免疫力や代謝を保ちます!

【特徴】
▶主原料は静岡県伊東市産の新鮮で良質な鹿肉を使用しています。
▶衛生管理のしっかりとした工場で加熱、真空包装してあるから安心安全!
▶罠猟で捕獲した鹿のみを使用しているので弾丸の残留の心配がありません。
▶鉄分やビタミンも豊富!


いわゆる4Dミートではなく、フランス料理店に卸すような

背ロースなどの上質な部位もふんだんに使用している贅沢なおやつサプリメントです。 



【鹿革】小さな財布付きキーホルダー  ¥3500

・キーホルダーと財布が一体化したコンパクトなアイテム。

・伊豆産の柔らかくしっとりとした手触りの鹿革を使用。

・身軽なミニマリスト生活に最適。

・自販機や駐車場など、不意に現金が必要になった時に便利!

【推奨収納量(約)】

▶スマートキー 1本

▶アナログキー 2〜3個

▶お札 2枚

▶コイン 15枚



【鹿革】三つ折りコンパクト財布  ¥19800


・イタリア語で「全部」という意味の「Tutti(トゥッティ)」と名付けました。

・男女共に使えるシンプルなデザイン。

・小銭入れは曲げるだけで取り出せる設計。広さがあり、スマートにお会計可能。

・カードは横からスライドするデザイン。カード落下防止のストッパーを取り付けてあります。

・お札は折らずに収納できる。

・鍵を収納できるスペースも用意。

・伊豆産の鹿の革を使用し、捕獲された場所と日付を印字した特別な刻印が入ります。

【推奨収納量(約)】

▶コイン 15枚

▶お札 15枚

▶カード 7枚

▶アナログキー 1本



【鹿革】財布にもなる名刺入れ マルチカードケース  ¥9800

・カード、コイン、お札を収納でき、手のひらに収まる超コンパクト設計。

・両面から使えるのに、厚さは2㎝、収納時も3㎝と、ポケットに入れてもシルエットを邪魔しません。

・名刺を入れない場合は、カードはあと2〜3枚ほど収納可能。

・カードケースとして使用する場合は、10枚前後のカードを収納できます。

・名刺やショップカードもすっぽり入るため、急な名刺交換があっても対応できます。


・極小サイズのお財布ながら、使い方はお好きなようにカスタム可能!

・必要最低限のものしか持ち歩きたくない、ミニマリストにピッタリのマルチカードケース。

【推奨収納量(約)】

▶コイン 10枚

▶お札 5枚 

▶カード 6枚 

▶名刺 5枚 



【鹿革】コンパクトなアコーディオン財布  ¥7500


・コイン、お札、カードが入るオールインワンのお財布。

・手のひらに収まる超コンパクト設計で、ポケットに入れてもシルエットを邪魔しません。

・鹿革の滑らかさとしっとりと吸い付くような極上の触り心地が特徴。

・小銭入れスペースはガバッと開くので、見やすく取り出しやすい。

・お札は上から差し込めば折らずに収納が可能で、カードはまとめて手前に収納可能。

・背面にカード入れが付いており、交通系ICカードやよく使うカードなどを収納可能。

・左右対称なので左利きさんにも対応。

・必要最低限のものしか持ち歩きたくないミニマリストにピッタリのお財布!

【推奨収納量(約)】

▶コイン 約15枚

▶お札 7〜8枚 

▶カード 5〜6枚


【猪革】スマートキーケース  ¥4500



・シンプルで長く使えるデザイン。

・猪革はしっかりしていて丈夫!

・エイジングされれば魅力が増し、より手に馴染んでいきます。

・レトロなギボシで、開け閉めが楽しい。

・革には捕獲場所と日付の刻印が入っています。

・野生の猪革はナチュラルダメージレザーで一点物。

【推奨収納量(約)】

▶スマートキー 1個 または アナログキー2~3個

※こちらの商品は鍵の取り付け時に小さなドライバーが必要です。100円ショップなどでお求め下さい。



【猪革】二つ折り財布  ¥25000

・猪革は、一般的に使用される豚革に比べて薄く、傷や毛穴が目立つワイルドな質感が特徴。

・希少なので在庫に限りがあり、他の人とは違った個性的な財布をお探しの方にぴったり!

・四角いフォルムがシンプルかつスタイリッシュ。

・二つ折り財布のサイズとしては限界まで小型化することに成功し、ポケットやバッグにもすっきりと収まります。

・札抑えにはカード入れがついているため、交通系ICカードや一番よく使うカードを手軽に取り出し可能。

・バネホックでしっかりと閉じることができ、落としてしまったりバッグの中で開いてしまう心配もありません。

・耐久性に優れており、長くご愛用いただけます。

【推奨収納量(約)】

▶カード 10枚

▶小銭 17枚

▶お札 7~10枚


・2023年6月2日:クラウドファンディング開始

・2023年7月31日:クラウドファンディング終了

・2023年8月以降:リターン発送



「インプロンテ」とはイタリア語で「足跡」と言う意味です。

罠猟は動物の足跡を見て、罠をかける場所を選定します。

足跡はその動物の辿ってきた道、生きてきた証でもあると考えています。

個体数調整された動物たちの尊い命を大切に活用し、

ペットフードやレザー製品として生まれ変わらせ、日々の生活の中で使用してもらい、

新たな「足跡」をつけてほしいという願いが込められています。


また、人は誰しも「人生の足跡」をつけて今を歩いています。

命の歴史や物語を受け継いで、一歩一歩大切に生きよう。

そんな想いもあり「インプロンテ」と名付けました。

駆除され捨てられてしまっている彼らの命を、

出来る限り有効活用するため、そして長く続けていくため、

ビジネス化に取り組んでおります。

先細っていく狩猟業界や、それに伴う有害鳥獣問題について

少しでも多くの方にご興味をもっていただけることを目標に活動しています。



農業者やご高齢の猟師の方にとって、有害鳥獣の処理は悩みの種です。

わたしたちは、そのような方々の手助けと捕獲後の鹿や猪を資源化し、

材料の調達から販売までの流れを構築することによって、

サスティナブルな事業を展開しています。

また、SDGsの12番目『つくる責任 つかう責任』の観点からも、

廃棄を減らし、命の物語性を反映させた永くご愛用頂ける製品作りを目指します。

ぜひ応援よろしくお願い致します!



・レザー製品は個体数調整された野生の鹿革・猪革を使用しています。そのため野山を駆け回った傷、 それに伴う染色時の色ムラなどがある場合があります。 それらをあえて「生きた歴史」としてデザインに取り入れていますので、 予めご了承ください。 

・金具の色や素材は、在庫状況によって変更となる場合がございます。

 ・PC、スマホモニターの環境等によって、写真と現物の色合いが若干異なる場合がございます。 また、染色の仕上がりによって革の色合いが、同色でも若干異なる場合がございます。自然のものですので、予めご了承下さい。

 ・一点一点丁寧に製作しておりますが、ハンドメイドのため個体差が出る可能性があります。

 ・「思っていたのと違った」「使用感が違う」等の、 こちら側の不備によるもの以外の返品、交換は出来かねますので予めご了承下さい。


<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

最新の活動報告

もっと見る
  • プロジェクトにご支援いただきありがとうございました!

    2023/08/06 08:59

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

  • しっぽ企画は農家さんと連携して、鹿や猪の個体数調整をしています。そんな中ある農家さんと雑談していたときのはなしです。「この前よ~さつまいも350本、全部やられたよ~」と困った顔。「猪ですか?」詳しく聞くと、まだ実も何もない頃に全部掘り起こされてなぎ倒されたそうです。「たぶん子供が数頭。遊んでいったよ。たまんないよなぁ・・・」といいます。こちらの方は他に柑橘類や養蜂、養鶏、野菜もやられているので、どうしようもなく大きな被害というわけではありませんでしたが、それでも苦労して植えたサツマイモです。入るはずだった収入がなくなってしまったことには変わりありません。かなり広い農園なのですが、周囲をぐるりとネットの柵で覆っています。それでもどこからか侵入してくるそうで、埒が明かないと嘆いていました。以前、九州のサツマイモ農家が収穫直前のサツマイモを猪に荒らされて全滅させられた、という記事を読んだことがあります。全国的に鹿や猪の農業被害というのが多くなっています。ですが彼らもまた生きるのに必死なのです。駆除された鹿や猪は『廃棄』するのは簡単です。しかし人間の都合で命を奪うのですからせめて大切に活用していきたい。資源化は大変な作業ですが、そんな想いで日々活動しています。私たちしっぽ企画の活動は全国的に見れば微々たるものですが、このクラウドファンディングのプロジェクトを通してそんな想いに共感してくださる方が少しでも増えてくれると嬉しいです。しっぽ企画 もっと見る

コメント

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