[※Nextゴールに挑戦します。]
 おかげさまで、目標金額の180万円を達成しました!!!
 御支援いただき誠にありがとうございました。

 集まった資金で、冬季のカカオ農園内を暖めるバイオマス資源活用暖房機を購入できます!

 そして実際に、農業用資材の地産地消を図り、環境に優しい「高品質宮崎カカオ豆生産」を行うため、暖房機で使用する県産木材(薪)を調達してまいります。
 そこで、今冬使用する木材の着実な調達のため、Nextゴールを240万円として、プロジェクトを継続していきます!!!
木材源の宮崎のスギ山

  はじめまして、宮崎市でカカオ栽培を行う大田原尊之と申します。

  高品質カカオ豆でつくられるクラフトチョコレートの魅力にハマり、自分でこだわりの国産カカオ豆をつくりたいという思いが高まった結果、新卒から3年間勤めた県庁を辞めてカカオ栽培を始めました。

  世界中のチョコレート好きを驚かせるようなチョコ原料として「宮崎カカオ豆」の生産を行い、宮崎の地域振興に繋げるため、クラウドファンディングに初挑戦します!!!

 とにかくチョコレートが好きなんです。

 中でも、「クラフトチョコレート」や「ビーントゥバー」と呼ばれる、高品質カカオ豆と砂糖のたった2つの材料でつくられるチョコレートを食べて、カカオ豆の産地や品種によって全く異なる風味に感動し、原材料であるカカオに興味を持ったことが最初の大きなきっかけです。

 「カカオ豆と砂糖だけしか入ってないチョコなのに、どうして新鮮なベリーのようなフルーティーな味わいやジャスミンのような花の香り、森林浴をしているかのような木の香りがするのか、、、?」

 これまで食べてきた市販のチョコとは全く別物の味わいを体験。

 クラフトチョコレートの多様な味わいを生み出す素となるカカオ豆の世界にはまっていきました。

高品質なカカオからつくられるクラフトチョコレート

 また、学生の頃から地域振興に興味があり、カカオが何か役に立つのではないかと同時に考え始めました。

 近年は、世界的にカカオ豆の需要量が増加傾向にあり、製品の多様化が進み、高単価の製品も増加しています。

 一方で、海外産地の気候変動等の影響により、カカオ豆の供給量は不安定な傾向にあります。

 宮崎はマンゴーやライチといった農作物が特産品で、これらと同様のトロピカルフルーツであるカカオを宮崎の温暖な気候を活かして栽培し、国内外の需要に合わせた製品として売り出すことで、宮崎の新たな特産品となり得るのではないかと考えました。

 そして、「世界中のチョコレート好きを驚かせるような、高品質の宮崎カカオを創りたい。そして、宮崎カカオを活用して宮崎の地域振興に繋げたい。」という思いが重なり、農家へと転身して本格的に自分で宮崎カカオをつくっていくことにしました。

 宮崎県産カカオの栽培研究を始めたのは3年前からです。

 当時、平日は県職員として公務を行い、休日はカカオ栽培研究という感じで本業とカカオ栽培研究の両立を図ってきました。

 自前で苗を用意した上で、試験的な栽培を行い、収穫量アップを一番の目標にしてやってきました。

 しかしながら、カカオの収穫量を上げるためには大きな課題が二つありました。

 課題①:低い受粉率
 カカオは、総開花数のうち、受粉率がわずか5~10%程度にとどまると言われています(※1)。
 (※1 引用:Mcwinner Yawman, Ph.D. 『ADVANCED CACAO POLLINATION TECHNIQUES』)

 課題②:果実の成長不良率の高さ
 低い受粉率を乗り越えて結実しても、総結実数のうち60%程度は途中で成長が止まってしまうと言われています(※2)。
 (※2 引用:Danielle M. Bradnan 『Cherelle Wilt in Theobroma cacao』)

 これらを具体的に言えば、100個のカカオの花が咲いて、それぞれ受粉させても、5個の花しか結実せず、さらにそのうちの2個しか収穫できないということになります。

 これではチョコレートをつくるには程遠いです、、、

初めて自前で用意した苗(2020年4月)

 そのような中で、最初は受粉のさせ方も分からないところから始め、海外の英論文を読み漁りました。
 和訳しても訳の分からない専門用語だらけだったので、一つ一つ意味を調べて、、、の繰り返しでした。

 また、百聞は一見に如かずということで、日本でカカオ栽培の取組を行う場所にも実際に足を運び、畑を見学して栽培に携わる方々から直接お話を聞いて栽培に活かそうと努めました。

沖縄でカカオ栽培を行うオキナワカカオさんの畑見学会に参加(カカオの枝がモザイク)

 それでも中々収穫量は上がらず、「日本でのカカオ栽培はやはり難しいのだろうか?」と思うことも何回もありましたが、
諦めずに「海外のカカオ研究論文」、「植物一般論」、「実際の栽培」の組み合わせによる仮説検証を行ってきました。

試行錯誤を重ね、そしてついに、、、

 低い受粉率の大幅な改善と落果率の抑制に成功し、海外平均を上回る収穫量(1本のカカオの木から取れる平均果実数(※3))を得ることができました!!!
(※3 引用:Didier Snoeck ら 『Cacao Nutrition and Fertilization』)

 そして、今年7月に、宮崎カカオの本格的な生産拠点となる新たな農園を宮崎市内に立ち上げました。 今後の目標は、高品質なチョコレート原料として宮崎カカオ豆をつくり上げる」ことに加え、宮崎カカオの生産・加工~販売を通して「宮崎の地域振興」に繋げていくことです。
 まず前者の目標を達成する上で、当面は以下3つのポイントに重点を置いて事業を進めていきます。
 ※後者の目標については、次段「プロジェクトで実現したいこと」をご覧ください。

①美味しい品種の選抜

 カカオの風味を左右する要因の一つに品種の問題があります。

 カカオには極めて多くの品種が存在しますが、「どの品種がビニールハウス下の栽培に適合するのか?」また、「どの品種が優れた風味を持つのか?」といったことは、国内でのカカオ栽培の先例がごく僅かしかないため、ほとんどわかりません。

 今でこそ全国的に有名となった宮崎マンゴーはアーウィン種という品種が主ですが、この品種も地元の農家や県の試験場で複数の品種の試験栽培を行い、選抜されたものです。

 カカオにおいても同様に、様々な品種をそろえ、品種ごとの栽培データを取り、加工後の食味試験を行うことで、こだわりのフレーバーや美味しさを持つ宮崎カカオ豆をつくり出すことに繋がると考えています。

 3年前からスタートした、海外からの様々なカカオ品種導入により、既に扱い品種数は十数種を超え、今年はさらに多くの品種を導入する予定です。

 特に、2021年4月の植物防疫法改正により、海外からのカカオ果実等の輸入規制が厳しくなりつつある中で、品種を合法的に揃えて国内で同時栽培するのは珍しい取組となります。

個人輸入した様々な品種のカカオ果実

②十分な栽培面積を備えた栽培

 近年、国内各地でカカオ栽培の取組開始の話を徐々に聞くようになりましたが、それなりの栽培面積を備えて栽培を行っている場所はごく僅かです。

 カカオの風味を決定づける大きな要因として、カカオ果実収穫後の発酵及び乾燥という過程がありますが、十分なデータを取るための発酵等試験の試行回数を稼ぐ必要があります。
 そのために、一定数以上の収量が不可欠であることから、十分な栽培面積をもった栽培は極めて重要と言えます。

 資材高騰により、育成用のハウス建設が難しい状況ですが、宮崎市内に十分な広さの土地とビニールハウスを用意できたところで、国内有数の規模のカカオ栽培を行っていけることとなりました。

広大なビニールハウス

③独自の加工技術の開発

 香り高く美味しいチョコレートの素となるカカオ豆をつくるためには、収穫後のカカオ種子と果肉を発酵させて、さらに乾燥させる必要があり、こうした加工過程の技術的向上が最重要課題となります。

 一般的にカカオの発酵・乾燥は、海外のカカオ産地でカカオ果実収穫直後に行うものであり、日本で行うことはありません。海外産地における発酵等は屋外で行うことが多く、この方法でも美味しいカカオ豆づくりに繋がっていることはもちろんですが、気温や湿度といったその時々で異なる環境要因によって品質が左右されます。

 宮崎カカオでは、一定の条件を整えられる設備を活用した発酵等を行い、再現性の高さを追求し、より高品質でユニークなフレーバーをもった美味しいカカオ豆を安定生産できる方法を開発していきます。

 現在、県食品開発センターと連携してカカオの発酵等の共同研究を進めているところであり、高品質なチョコレート原料としての宮崎カカオ豆の開発を鋭意進めております県食品開発センターとともに、カカオの加工技術を開発中です!

 宮崎カカオを活用して宮崎の地域振興に繋げる。

 宮崎が持続的に活き活きしている状態を作り出すためには、地域の産業活動により、県外から宮崎へ流入するお金を増やし、経済活動の活発化を図ることが重要です。

 その一翼を担うため、カカオ生産~加工・販売を行うことで県外からのお金の流入だけでなく、県内でのお金の循環を促していきたいと思います。

 なぜカカオの生産等が地域振興に繋がるのか?

 健康志向性の高い高カカオ含有のチョコレート製品の広まりが見られるように、消費者の食の志向において、近年最も高い志向性として「健康志向性」が挙げられます(※4)。
 (※4 引用:消費者動向調査~食の志向等に関する調査(令和5年1月)~(日本政策金融公庫))
 「いくつになっても健康でありたい。」と思うのは、誰しも同じと思いますし、新型コロナ等の新興感染症が流行する昨今において尚更ではないでしょうか。

 カカオは、老化や動脈硬化の原因の一つで「万病のもとと言われる活性酸素」の働きを抑制する「カカオポリフェノール」が含まれています。
 この「カカオポリフェノール」の量は、品種の違いや発酵の進捗具合によって違いがあることが指摘されています(※5)。
 (※5 引用:Silke Elwersら『Differences between the content of phenolic compounds in Criollo, Forastero and Trinitario cocoa seed (Theobroma cacao L.)』)

 そこで、私が行う多品種栽培と再現性の高い発酵の技術開発、加えて農薬を使わない栽培によって、健康志向性の高まりにマッチし、これまで以上に健康志向性に特化した製品づくりに繋がる宮崎カカオ豆を生産販売することで、消費者の皆様の健康増進に役立たせていきたいと考えています

 そして、宮崎県産カカオという独自の健康志向型農産物の生産が普及すれば、宮崎の基盤産業である「農業」を伸長させて、県外からのさらなる外貨流入を図り、地域経済活動の活発化に繋がると考えます。

カカオ豆内部(紫色はポリフェノールの一種の色) さらに、宮崎カカオの生産販売によって宮崎に流入したお金が、県内を循環していく流れをつくっていくことも重要です。   
 その循環づくりのスタートとして、今回のプロジェクトで集まった資金で、冬季のカカオ農園内を暖めるバイオマス資源活用暖房機を購入します。
 農業用の暖房には重油等の海外から輸入されて、環境への負荷の大きい化石資源が用いられることが一般的ですが、宮崎カカオでは、カカオ生産に用いる暖房資材を地元で手に入る木材等のバイオマス資源を活用して、環境にも優しいカカオ栽培を行っていきます。
 なお、宮崎県は、林業産出額が全国4位(※6)となっているように、林産資源が豊富です。農業用途としての木材の利用により、宮崎の林業のさらなる活性化にも繋げていきたいと思います。
 (※6 引用:令和3年林業産出額(農林水産省))

 このように、農業用資材まで宮崎のモノを宮崎の生産者から購入することで、県内のお金の循環を促進し、地域経済活動の活発化を図ります。県産木材等バイオマス資源活用暖房機

宮崎カカオのクラフトチョコレートカカオの重厚でワイルドな質感を活かしたインテリアや雑貨を御用意しました。
そして農園立上げ記念として必ず思い出に残るようなスペシャルな体験も!

■10,000円★イチ押しスペシャルプラン
宮崎カカオでつくるクラフトチョコレート+進捗状況の四半期毎レポート[限定50セット]
本プロジェクト終了1年~2年後をメドに、宮崎県産カカオを使用したクラフトチョコレートをお届けします。
濃厚かつ複雑で繊細なカカオ本来の風味と食べやすさを両立したカカオ70%(カカオ:シュガー=7:3)の本物のクラフトチョコレートを味わってみませんか?
製造に必要な宮崎カカオを収穫した上で、発酵・乾燥をじっくり行っていくため、お時間をいただきます。
また、このリターンを御希望いただいた方限定で、チョコレートのお届けが完了するまで、農園のカカオの成長の様子や、チョコレート化に向けた宮崎カカオの加工の進捗状況をレポート報告します(第一回目の報告は、令和5年10月にメールでお送りする予定です。)。
※お届けするチョコレートの量は、40g程度(一般的な板チョコ1枚程度の量)です。 
クラフトチョコレートメーカーに原材料として宮崎カカオ豆を提供し、製造委託する予定です。 
チョコレートのお届け時期は、収穫や発酵・乾燥の進捗状況次第で多少前後する場合があります。御了承ください。

宮崎カカオクラフトチョコレートのイメージ

■3,500円3,000円
カカオトレーとお礼のメッセージ[限定3010枚]

※人気につき完売しておりましたが、追加しました。
本物のカカオ果実の硬い皮を使って小物を置けるトレーにしました。
カカオ特有の自然なチョコレート色が大人っぽさ溢れる一品です。
併せて本プロジェクトへの御支援に対するお礼のメッセージもお送りします。

カカオトレー(花は附属しません。)

■5,000円
カカオブジェ[限定20個]

本物のカカオ果実を独自の方法でじっくりと乾燥させました。
カカオそのもののワイルドな質感を楽しみたいという方におすすめです。
珍しいインテリアとしてどうぞ!
併せて本プロジェクトへの御支援に対するお礼のメッセージもお送りします。
※カビ発生防止のため、到着後は木質用ワックスを塗ることをオススメします。

カカオブジェ(※手前のカカオ豆は附属しません)

■15,000円
カカオ苗1本(育て方マニュアル付き)[限定10本]

カカオの大きな葉っぱは、見ているだけで癒されます。
新芽も美しく、観賞用植物としても育てることができます。
また、育て方次第で数年後にはかわいい白い花がたくさん咲きます!
※安定した成長が見られて、コンパクトな中サイズ苗(2年生苗)をお送りします。
 品種の指定は不可で、おまかせでお届けします。

■30,000円
カカオ苗2本セット(育て方マニュアル付き)[限定105セット]

※5セット限定で追加しました。
カカオ果実をつくるためには、基本的に別の個体から花粉を取ってくる必要があります。
つまり、最低2本(2品種)あると結実させやすくなります。
目指せ、自家製カカオ!!(実際に、家でカカオ果実を実らせて収穫した友人がいます。) 
※安定した成長が見られて、コンパクトな中サイズ苗(2年生苗)をお送りします。
 品種の指定は不可で、おまかせで2品種お届けします。

■50,000円
宮崎カカオ生果実まるごと1個[限定5個]

希少な宮崎県産カカオの生果実です。
白く甘酸っぱい果肉はカカオならでは。
ライチ、パイナップルあるいは和梨の様なフレーバーが楽しめます!
果肉を味わった後は、カカオ豆(種)をまいて、御自宅で育てるもヨシ!!
果肉を残したままカカオ豆を発酵・乾燥させて自家製チョコレートを目指すもヨシ!!!
さらに、割った殻はゆっくりと乾燥させてトレイやオブジェとしても活用できます。
※冷蔵すると発芽しなくなりますので、常温便でお届けとなります。
 お届け時期は収穫時期によりますので日付指定はできません。
 今後、宮崎カカオ生果実を、まるごと市場流通させる予定は当面の間想定しておりません。

■75,000円 ★農園立ち上げ記念スペシャルプラン★
カカオーナー制度~苗植付から世界に一つだけのチョコレートづくり~[限定18セット]

苗選びからスタートし、カカオの木の植付、成長の観察、そしてカカオ果実の収穫からチョコレートづくりまで全て国内で体験できる特別なプロジェクトを御用意しました!
宮崎カカオを使った美味しいチョコレートが作れるようになるまでの過程も含めてお楽しみいただければと思います!
この機会に一生の思い出に残る体験をしてみませんか?

ステップ1:カカオ苗選び・農園に植付、ネームプレート設置
ステップ2:成長を見守る(当方から苗の写真と生育状況を定期的にお知らせ)
ステップ3:果実を収穫
ステップ4:ワークショップ形式のチョコレートづくり

[※カカオーナー制度の詳細(リターン御希望の際は、必ず御一読いただくようお願いいたします。)]
 「カカオーナー制度」は、カカオ苗1本の植付権利、ネームプレート、生育経過レポート、カカオ果実の収穫からチョコレートづくり体験,、宮崎カカオクラフトチョコレートを取得する権利を意味します。「カカオーナー制度」に応募することによって、カカオの木の所有権を取得できるわけではございませんので、御注意ください。
 ネームプレートはカカオの木の所有権の所在を示す明認方法としての効果を有しません。予め御了承ください。
 カカオ苗選び及び植付の際は直接農園に来ていただくか、zoom等でお繋ぎして苗を見ていただきながら、当方が代行で苗の植付を行うかのいずれかになります。御希望の方法を御連絡ください(来園いただく際の旅費は御自身の負担となります)。
 カカオ苗選び及び植付日は後日メールでご提示しますが、9月19日~10月中旬までを予定しています。農園は宮崎市内となりますが、詳細の場所及び集合場所は後日メールでお知らせします。
 苗の写真と生育状況のお知らせは、四半期に1回を予定しています。1回目は今年10月中にメール配信予定です。 
 一般的に、カカオの木から果実が収穫できるまで、実生(種子から育成)の場合、3年から4年と言われています。今回植え付ける苗木は既に種子から1年以上経過したものとなります。そのため、収穫時期の目安は2年後~3年後となります(あくまで一般論です。当方の実際の栽培のケースでは、これよりも早いものや遅いものも確認しております。)。
 1本の木から取れるカカオ豆の収穫量は個体差があります。オーナー木のみでチョコレートづくりができない場合は、農園の他の木から取れるカカオ豆と合わせてチョコレートづくりを行います。
 ワークショップ形式のチョコレートづくりは、クラフトチョコレートメーカーと共同で行う予定です。
 なお、収穫後の生カカオ豆は全量を発酵・乾燥過程に移行し、チョコレート原材料としての発酵乾燥カカオ豆となりますので、カカオ果実そのものの持ち帰りはできません。

 今回のプロジェクト実施にあたり、全国のクラフトチョコレートメーカーの皆様から素敵な応援メッセージをいただきましたので御紹介します(店名50音順)。


[※当初目標分(達成済み)]
バイオマス資源活用暖房機導入費用:1,494,000円
CAMPFIRE手数料:306,000円

[※Next ゴール目標分]
今冬使用分の県産木材調達費用:498,000円
CAMPFIRE手数料:102,000円

※Next ゴール目標金額を超える御支援があった際は、全てカカオ農園の整備(ビニールハウス資材等)に活用させていただきます。
御支援いただいた資金の使途については、「最近の活動報告」において改めて御報告させていただきます。

[2023年]
9月18日    クラウドファンディング終了
9月下旬~      リターン提供(カカオーナー制度の苗植付)
10月~    リターン発送(カカオトレー、カカオブジェ、カカオ苗)
10月~11月   バイオマス資源活用暖房機導入

[2024年] 
2月~3月   宮崎カカオ春シーズン収穫
2月~3月     カカオ豆発酵・乾燥、チョコレート試作
4月~      リターン発送(宮崎カカオ生果実)
11月~12月   宮崎カカオ秋シーズン収穫
11月~12月   カカオ豆発酵・乾燥、チョコレート製造
12月~    リターン発送(宮崎カカオクラフトチョコレート)

※天候等の影響により、収穫・加工の時期は前後することがあります。

 クラフトチョコレートの風味に衝撃を受け、原料であるカカオの魅力に惹かれ、安定した職を辞して、宮崎カカオの栽培に取り組む決断をしました。

 農業に関する知識も全くないゼロベースからのスタートであり、さらにほぼ前例のない国産カカオ農家になりたいというぶっ飛んだ夢を語っても、最初は周りから反対されるばかりでした。

 しかし、持ち前の意志の固さに加え、自分のできる範囲で活動を継続し、成果を積み上げていった結果、今では応援の声がほとんどとなりました。

 そして、挑戦するならば若いうちが良いと思ったのと、ここで踏み切れなければ将来後悔してもしきれない自分の姿がハッキリと見えたので、決心して農家へ転身したところです。

 カカオ栽培についても分からないことだらけでしたが、泥臭く一つ一つ粘り強く乗り越え、一定の国産カカオ栽培方法の習得に繋がったと思います。

 残る課題もまだまだありますが、これらをブレークスルーできるかどうかは諦めるか諦めないかだけであり、こだわりの宮崎カカオ豆を創り出すまで私は決して諦めることはありません。

 自分は不器用な人間なので、一人では何もできません。農業関係の師匠や、カカオ・チョコレート関係の事業者の皆様、県内外から応援してくださる方々のおかげでまずはここまで来ることができました。今回のプロジェクトによって新たな繋がりが増えていくことも大きな楽しみです!

 宮崎から世界に誇れる高品質の宮崎カカオをつくり、宮崎の地域振興に繋げていきます!
 何卒、御支援のほどよろしくお願いいたします。

 長々となりましたが、御拝読いただき誠にありがとうございました。


<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2023/12/20 18:30

     宮崎カカオプロジェクトオーナーの大田原です。 この度、8月~9月に行った「国産高品質カカオ豆で世界中のチョコ好きを魅了したい!~宮崎カカオ農園立ち上げ!~」プロジェクトが、「CAMPFIREクラウドファンディングアワード2023」でノミネートされる100プロジェクトの1つに選出されました! ...

  • 2023/10/31 20:30

     宮崎カカオプロジェクトオーナーの大田原です。 ついに、暖房機が宮崎カカオ農園に到着しました! 2台導入して、その重さはうち1台が170kg、もう1台が375kg。とても人力だけで運べる重さではありません。 まずトラックから降ろす時は、ユニック(クレーン)を使って業者の方にゆっくり降ろしてもら...

  • 2023/10/14 11:30

     宮崎カカオプロジェクトオーナーの大田原です。 宮崎の朝方は冷えてくるようになりましたが、カカオは順調に生育しており、写真のとおり結実数も増えてきている木があります。また、これまで開花が見られなかった木でも開花確認できたものも現れました! 寒い時期もしっかりと温度管理すれば、木の成長は継続しま...

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください