はじめに

こんにちは。保護ねこ施設ティアハイム小学校です。

私たちは岡山県吉備中央町にある、廃校を再活用した保護ねこ施設です。行き場を無くした猫たちに入学してもらい、生徒としてのびのびと健康的に過ごし、新しい「ずっとのおうち」に卒業してもらう活動を行っています。 

2019年7月に開校した当校は、そろそろ運営5年目に入ろうとしています。
卒業した猫の総数は217匹(2023年5月現在)。どの子も思い出深く、里親さまから届く「いつも可愛いです」「みんなで楽しく暮らしています」といったご報告には頬が緩みっぱなしです^^


私たちティアハイム小学校は、「自力で運営費を賄う」ことを目指しています。寄付やボランティアだけに依存しがちだった保護活動から一歩進み、全国の皆様に物販やクラウドファンディングで保護ねこ活動に参加してもらい、それを資金源に運営していくことを理想としています。

……が、その目標にはまだ及んでおりません。自立した運営と呼べるには、まだまだ継続的な”運転資金”を必要としています。 


猫砂の購入で保護ねこ活動にご参加ください!

ティアハイム小学校が今回ご紹介する商品は、穀物の猫砂『スマートキャット』。
販売利益の100%が運営費になる猫砂をリターンに、保護ねこ活動にぜひご参加ください!




この『スマートキャット』は、海外メーカーの商品で、過去に1店舗のみで日本販売をしていました。大好評だったにも関わらず、店舗の企業買収によって撤廃、販売終了せざるを得なくなったといういきさつがあります。その幻の猫砂がティアハイム小学校で蘇りました。

嘘のような話ですが、ティア小スタッフのわたし自身が『スマートキャット』の愛用者で、しかも当時販売に関わっていたんです! 

だからスマートキャットの実力が本物だったということを誰よりも知っています。販売終了後、類似の穀物系猫砂を使ってはみましたが、消臭力・固まり具合などやっぱりスマートキャットのほうが断然良かったな……(泣)と愛惜したものです。 

猫砂といえば毎日の消耗品。それが使い勝手が良くて、おまけに保護猫活動の支援になれば、こんなに良いことはない そう思い、自信を持ってティア小購買部での取り扱いを猛プッシュしました。

おかげさまで過去のクラウドファンディングでもご好評をいただき、有難いことにご継続してくださる方がたくさんいらっしゃいます。


『スマートキャット』は冒頭画像に書いた通り、

①ホコリが出ない

②防臭効果が高い

③掃除のときこびりつかずスカッと取れる

④軽くてゴミ出し簡単

⑤燃やせるごみに出せる

⑥トイレにも流せる

⑦穀物原料なので猫ちゃんが食べてしまっても安全

⑧猫が喜んで使う砂

どうですか? 猫砂に関する悩みがかな~り網羅されていませんか?

販売当時のキャッチコピーは「99点の猫砂」。順番に解説していきます!



あちらを立てればこちらが立たず……

猫砂選びって難しいですよね。お掃除のしやすさ、地域ごとのゴミのルール、ニオイ対策、気になる砂埃、そもそも猫ちゃんが気に入ってくれないと使ってくれない......

ご家庭ごとに優先順位があって何かを犠牲にしなければいけない、そんなことが多いと思います。


製品によってはメーカー努力で欠点を補っているものもありますが、ざっくり素材別で見ると、大体このような感想なのではないでしょうか?

\長所いっぱいの全貌をご紹介していきます!/ 

『スマートキャット』を勢い良くザーーッ!とトイレに入れてみましたが、ほとんどホコリは立ちません。粒の小さい鉱物系はネコが好むので使ってやりたいのですがホコリが立つものが多いことも難点の1つでした。 砂埃でお部屋は汚れますし、私自身も喉が弱いし、ネコの肺にも良くないのではないかと心配になるので、ホコリが立ちにくいのは安心できますね。


穀物でできたこの猫砂は、とっても自然で、むしろ香ばしい香りがしました。まさに穀物の香りです。 天然の消臭効果ということであまり期待していなかったのですが、驚くほど消臭効果は高いと思います。しばらく使い続けても最初の香ばしさがずっと続き猫のトイレ特有の匂いはほぼしないので、掃除がはかどります。


鉱物系猫砂のトイレへのこびりつき、使ったことのある方なら分かりますよね。お掃除が本当に大変です。スマートキャットはガッチガチ.....までとは言いませんが、しっかり固まるので、こびりつきストレスが低く、粒が小さいので固まりも小さいです。つまりゴミが少なくて砂の減りが遅いということです! 以前使っていた紙の猫砂は、安価ではありましたがゴミ量が多く、ガンガン減っていきました。


猫砂のゴミ出しの扱いに悩んでいませんか? 猫砂の種類によって、地域ごとに分別方法が違ったり、そもそも出せなかったり。100%植物生まれの猫砂は当然「燃やせるゴミ」です! 水分を吸って重たくなった猫砂をゴミで出すのは、気持ち的にも後ろめたさが残ります。かる~い猫砂なら、気持ちも持ち運びも軽々。気持ちよくゴミ出しできます!


吸水が早いので、水の中に入ると約3分間で分解されます。10分経つと、おかゆ状になり、トイレに流すことができます。ウンチだけでもトイレに流せると助かりますよね。スマートキャットなら便に砂が付いていても気軽に流すことができます

※トイレの詰まりの原因となりますので1度に大量を流さないでください。※自治体によってはペットの糞便をトイレに流してはいけない地域もあります。ご確認ください。※賃貸アパートなど、下水の構造によって流してはいけないトイレもあります。事前にご確認ください。


原料は高粱(コーリャン)。イネ科の植物でモロコシの一種です。中国では一般的に食用、醸造用に使われています。『スマートキャット』はアメリカのファームで栽培された高粱100%を完全無添加・無着色で加工して作られています。食べても大丈夫な猫砂というと、おから系の猫砂が思い浮かびますが、『スマートキャット』は油っぽさも無く、吸水ポリマーや糊剤などの添加もありません。穀物100%の『スマートキャット』は「食品」として税関を通過しています!




外で暮らす野生の猫は、ふかふかした土や草の上、砂場などでおトイレしていました。そのためか、自然の土に似ている細かい猫砂は好む子が多いようです。うちではモニターのためもあって、色んな猫砂を使いますが、細かいタイプを設置した時にはそのほかの大粒トイレは使わなくなってしまうんです。スマートキャットは細かくてフッカフカなので、なんとも楽しそうにザックザックしております。


上から入るタイプの猫トイレや、足のうらについた砂を落とす、すのこ回廊がついているトイレなどを使えば、散らばりが軽減されて欠点を補います! 軽~い砂なので、ロボット掃除機は残さず吸ってくれるという利点もありますよ★

猫砂『スマートキャット』に関するQ&A

Q:パッケージに45日分/1匹って書いてあるけど本当ですか?
A:条件にもよると思いますが、我が家で使用していた際は、2匹で半月ちょっともつ感じでした。1か月ちょい/1匹、くらいの感覚です。でもうちの子は、ちょっと尿量が多めかもしれません。

Q: 穀物だと虫が湧かないの?
A:以前日本で販売していた際は、虫が湧いたという報告は一件もありませんでした。我が家でも湧いたことがないです^^

Q: 穀物なのにどうして固まるの?
A:デンプンの凝固作用により固まります。凝固剤等は使用しておりません。

Q: うちの子、本当にちょっと食べてしまったかも!?どうしよう?
A:スマートキャットは穀物でできております。”食品”として税関審査を通るくらい安全なので、少しくらいであれば大丈夫です。万が一、「バクバクと美味しそうに食べる!」という場合は、栄養バランス上の心配がありますので、残念ですが念のため使用をお控えください。

【スマートキャット】
製造元:Pioneer Pet Products (pioneerpet.com)
販売者:㈱DCイノベーション 〒700-0976 岡山県岡山市北区辰巳29-112

オリジナル缶バッジ

ティア小卒業生3匹の缶バッジです。

ロイ君(写真左)は、長年一緒に暮らしていたおじいさんが亡くなったため、妹のラピちゃんと入学してきました。入学当初は警戒していて、おじいさんを探してウロウロしたり、妹を守って威嚇するなどを繰り返していました。ですが、もともと人好きの性格だったので徐々に慣れていき、わちゃわちゃした性格からみんなに愛される子になったティア小の看板猫です。現在は卒業してチヤホヤされながら暮らしています。

しぃちゃん(写真中央)とその兄弟は、強い警戒心をもって入学してきました。ですがゆっくりと心の距離を近づけていった結果、兄弟それぞれが違った性格のよい子になっていきました。しぃちゃんは慣れるまで最も時間がかかりましたが、最終的には抱っこをおねだりするように! そんなしぃちゃんをお迎えいただいた里親さまは、過去にしぃちゃんの兄弟を引き取ってくださった方でした。現在は兄弟でゆったり仲良く暮らしています。

さくら耳のなーこちゃん(写真右)は、もともとは地域猫でした。地域猫にとってティア小の教室は窮屈だったのか、一度脱走して、天井裏に籠城したツワモノでもあります。ですが一度脱走したから満足したのか、籠城が思ったより寂しかったのか、その一件以降はゴロゴロのよい子になりました。現在は、素敵な里親さまのおうちでのんびり暮らしています。


オリジナル巾着

巾着に描かれた猫、よつば君はティアハイム小学校の卒業生です。入学前に何があったかは分かりませんが、極端に人を恐れ、苛烈な攻撃性から担任が何度も怪我を負いました。ですが、このままでは卒業も難しいので、とても長い時間を(2年以上)かけて、根気よくお世話をして、厚めの皮手袋で撫で続け、語り続けました。「ゆっくりでいいから、幸せになっていってね。」そしてとうとうその日がきました。おやつをあげながら撫でていると、目を細めて気持ちよさそうな顔をしました。よつば君が初めて見せる、柔和な表情。そこからは早かったです。コロンと寝ころんで撫でての催促、抱っこまでできるようになりました。入学当時はヤマネコのように獰猛で尖った雰囲気をまとっていたよつば君でしたが、表情も体系もすっかり丸くなり、幸せに卒業していきました。どんな猫でも幸せを掴める。そう思わせてくれたよつば君です。
よつば君巾着は、3袋セットのリターンにお付けしています。



 


ティアハイム小学校は、岡山県吉中央町の高原にある保護ねこシェルターです。2019年の設立以来、行き場の無い猫を民間から保護し、次の里親様の「ずっとのおうち」へと繋げる活動をしています。

使われなくなった廃校を保護ねこ施設として再活用。広い敷地と耐震性を活かして、現在は40匹前後の猫を保護しています。猫達は教室でのびのび過ごし、毎週日曜の譲渡会も本校の教室で行われるため、普段の生活通りの猫たちを見たり、一緒に遊んだり、撫でたりできます。元保健室も猫用にリノベーション。健康診断やワクチン注射、簡単な手術まで行えます。


猫を一度飼ったからには、最期まで責任をもって飼うことが動物愛護法で定められています。私たちもそれを遵守して欲しいと思っています。ですが、突然長期入院することになった、飼い主さんが亡くなり親族は猫を飼えない、そんな事情は誰にでも起こり得ます。ティアハイム小学校は、そんな猫たちを保護し、次の家族に繋げる活動を中心に行っています。


●購買部

私たちは購買部という通販部を立ち上げており、グッズや猫砂、フードなどの販売をすることで、できるだけ自力で稼ぐ保護ねこ施設を目指しています。ご支援者の皆様は、オリジナルグッズや猫砂などのお買い物をすることで保護猫活動に参加できます。いずれは販売の力だけで施設を回す(猫たちを健康的に保護して、未来へと繋げ、お世話するスタッフの給料も賄える)ことを目指して活動しています。施設の継続性=きちんと商売として成り立って猫もスタッフもそれで生活ができること、という考えによるものです。

●クラウドファンディング

購買部の商品をご紹介したり、地元の猫好き店舗さんのご協力でリターン品をご用意するクラウドファンディングを定期的に行っています。

【これまでのプロジェクト(最近の例)】
☆保護猫たちに未来を!ブルーベリーワインをリターンに保護ねこ施設をご支援ください!
☆岡山の美味しい日本酒やお米の購入で、保護ねこ施設をご支援ください!
☆名曲喫茶のこだわり焙煎珈琲で、保護ねこ施設をご支援ください!
☆贅沢ドライフルーツと紅茶をリターンに保護ねこ施設×障がい者雇用をダブルで支援!

https://tierheim-ps.jp/


お買い物で保護ねこ活動に参加、という選択肢

ティアハイム小学校の猫たちは、 

・譲渡時および引き取り要請時の、飼養一部ご負担金
・通販サイト『購買部』での売り上げ
・協賛企業から物品のご寄付
・不定期の善意のご寄付
・クラウドファンディングでのご支援金

によって支えられております。

これまで保護活動といえば、ボランティアさんたちの負担があまりにも大きく、各々が無理をしながら気持ちで維持されている現状がありました。ティア小は、そんな実状に一石を投じたい。そんな想いがあります。

自ら運転資金を稼ぎ、猫たちの健康な生活を支え、お世話をするスタッフには給与が支払われる。

そんな「当たり前」を、ずっと続けられるようになることを目指しています。

「保護ねこのこと...気になっているけど、自分が飼える頭数は限られているし、ボランティア参加することは現実的に難しい…」

「保護ねこ活動に関心はあるけれど、まず何をしたら良いかわからない」

これは実際に私たちも思っていたことです。そして、これまでの活動を通して、同じように感じている人は少なくないのだと確信しています。 そんな思いを持つ皆様、「お買い物で保護ねこ活動参加」という形でティア小に託してみませんか? 

資金の使い道

今回のプロジェクトで得た収益から必要経費を除いたものが、保護ねこ施設ティアハイム小学校の施設運営費になります。必要経費とは、商品原価、梱包・配送料、プラットフォームへの手数料9%(税別)を指します。施設運営費とは、猫たちのご飯、医療費、トイレグッズなどの生活用品、光熱費、そしてスタッフの給料を指します。 

医療費につきましては、入学時にまず健康診断、必要な子にはノミダニ、検便、FIV/FeLV検査、ワクチン、清拭費用などがかかり、後日、必要な子には不妊手術を受けてもらいます。別途、治療や投薬などが必要な場合はプラスαとなります。  

開催期間が短いので目標額は20万円としておりますが、実際に保護ねこのために使える額はその40%前後ですので、短期間の飼養費分となります。この活動をずっと続けていけるよう、多くの方からのご参加をお待ちしております。


実施スケジュール

2023年 5月 プロジェクトスタート
2023年 5月末 プロジェクト終了
2023年 6月中旬 リターン発送 順次お届けしていきます。


このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください