【玉湯まがたま太鼓について】

私たちは、玉造温泉のある島根県松江市玉湯町で活動しています。

1978年(昭和53年)に、玉湯町の活性化を目指した太鼓がその始まりです。

1986年(昭和61)には、地元の玉湯小学校の部活動として子どもたちが受け継ぎました。

2016年(平成28年)3月に、長く続いた小学校の部活動が終了します。

2016年(平成28年)4月から、子どもたちと保護者にて活動を継続することになりました。

2021年(令和3年)4月には、町内3つの学校が一つとなり玉湯学園(9年制)が誕生しました。(玉湯小学校は閉校)

2023年(令和5年)3月には、松江伝統芸能祭に出演しました。


【このプロジェクトで実現したいこと】

長い歴史のある「まがたま太鼓」をこれからも受け継いで行けるように曲を伝承していくこと。そして、地域のイベントで演奏することで多くの子どもたちが太鼓に興味を持ち誰でも気軽に体験できる機会を増やしていきたいと考えています。また、今までのように小学生6年生を最後に辞めてしまうのではなく、いつまでも太鼓を続けられる団体を目指し、今年「大人の太鼓」を復活させます。


【プロジェクト立ち上げの背景】

長く小学校の部活動として続いた「まがたま太鼓」ですが、2016年に保護者の運営による社会活動となりました。その数年後には、コロナ禍により活動できず演奏する機会を失い、新メンバーも増えないまま時間が過ぎていきました。私が保護者会長となった2022年4月には、長女を含め最終学年の6年生4名とってしまいました。「このままでは、一年後に まがたま太鼓は終わってしまう。」という思いと同時に、「いや、4人だけの活動になったら一年持たないかもしれない。」という思いがこみ上げてきました。

そして、それまでは対象外であった小学1~2年生向けの「まがたま太鼓キッズ」をスタートさせました。低年齢の子は、集中力の持続が難しいこともあり「遊びの時間」を取り入れながら活動しました。

「まがたま太鼓キッズ」の子どもたちが増えると、その兄弟(姉妹)さんが興味を持ち、上級生のメンバーも増えはじめました。「よし!これなら演奏できる!」と地元の玉造温泉の夏祭りタマステージ2022への出演を申し込みました。

子どもたちも増え、「さぁこれから!」と行きたいところですが、6年生で卒団する「まがたま太鼓」では、保護者も数年間(子どもの在籍期間)の関りしかありません。毎年、保護者代表が代わり「よくわからない。」まま任期を終えるのです。そこで、次女も在籍していた私は、「数年かけて環境を整えたい。」と考え、小学校の備品であった太鼓を譲り受けました。これで、自分たちの判断で修繕が行えます。でも私たちに十分な費用(資金)は、ありません。そこで、SNSを利用し、教えていただきながら自分で修理を行いました。

その他の太鼓も出来る範囲で修繕を行いました。次は衣装です。法被は古く色あせていますし、今は存在しない「玉湯小学校」の校名や校章がデザインされています。サイズも大きく、キッズの子どもたちの体には合いません。私の母親にお願いしてサイズ調整を行いましたが、違和感はありました。演奏の機会が増えるたびに「綺麗な法被を着せてあげたいな。」という思いが込み上げてきました。

そして「大人の太鼓」を復活させるにあったって、子どもたちも含め太鼓の修繕、購入、法被の新調にご協力いただきたく、このプロジェクトを計画いたしました。


【現在の準備状況】

昨年から、地元の玉湯公民館、玉湯学園(小中学校)に協力をお願いしたり、観光協会、松江市の文化振興課の担当者さんとお話をさせて頂く機会を持ってまいりました。今では、地元での演奏機会も増え多くの町民の方に声をかけて頂いております。子どもたちの練習はもちろん、子どもたちの練習終了後に保護者さんに協力を頂いて「大人の太鼓を復活させる!」為の練習を行っています。


【リターンについて】

「支援をお願いしたい!」でも、保護者が運営する私たちが「何をリターンすればいいんだろう?」というのが、一番悩んだところでした。私たちに出来るのは、「心からの感謝」を伝えることと「演奏」することです。ご支援くださった方へのリターンは、「お礼のメール」「お礼のハガキ」「演奏動画」「DVD」です。


【今後の主な出演予定】※予定は変更になる場合があります。

9月=STICしらかた楽市(スティックビル)
9月=ハートフルコンサート(玉湯公民館)
10月=校内文化祭(玉湯学園)
10月=町内文化祭(玉湯公民館)
10月=松江市農林水産祭(松江運動公園)
11月=関乃五本松100周年記念祭(ホテル白鳥)
11月=宍道湖の夕日を見る会(日本シジミ研究所)
11月=せんだんフェスタ(旧玉湯小学校)
11月=エコロたまゆ祭り(JAしまね玉湯支店-駐車場)

11月末=クラウドファンディング終了
12月中=備品を発注&演奏動画の撮影。
1月中=リターンを送る
3月=支援いただいて購入した備品などをSNSなどでご報告します。


【資金の使い道】

①大人の法被の購入費=約15万円
②子どもの法被の購入費=約15万円
⓷締太鼓の台座の購入費=約19万円
④竹太鼓の台座の購入費=約21万円
⑤締太鼓の革の購入費=約8万円
⑥長胴太鼓の購入費=約22万円
⑦CAMPFIRA掲載手数料・決済手数料(17%)=約20万円

太鼓の購入に関しては、良いものを選べばキリの無い金額です。今回の支援金額にて購入可能なものを選んで購入したいと考えています。


【最後に】

私としては、娘が参加したことで数年前に関りを持った「まがたま太鼓」です。保護者代表となってから、島根県内の色々な太鼓団体さんとお話をさせてもらう中で、どの団体さん(おそらく全国の)も運営・継続に苦労されていると感じました。私たちも、正直「どうしたらよいのか分からない。」ということからの始まりでした。それでも、数年後には50周年を迎える「まがたま太鼓」をこれからも残して行きたいという思いから、いろいろなところに顔を出し、お話をさせて頂く中で「うちの子も、まがたま太鼓してたよ!」とか「頑張てるね!」「子どもたち増えたねぇ~!」と声を掛けられ、やはり玉湯町民にとって「まがたま太鼓」は、記憶の何処かに残っているものなんだなと感じました。団体として玉湯小学校から離れたことで、「まがたま太鼓」の頭に「玉湯」の文字を入れるようにしました。これは、松江伝統芸能祭に出演した時に「玉湯の太鼓」っと知って欲しくてそうしました。玉造温泉のタマステージに出演した時も、全国から来られた観光客の皆さんにも「玉湯の太鼓」と記憶して頂きたくて。地元の方だと「まがたま」=「玉湯(玉造)」とピーンと来るんですけどね。(笑)これからも地域の方に愛され、応援して頂ける団体を目指して活動していきます。どうか、ご支援お願いいたします。


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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