美しい自然が残された南の島々、その土地の自然や文化を尊重したサステナブルなリゾート、首都プノンペンのセンスあるカフェやバー。1970年代の内戦で全てを失い、未だに「貧困・治安悪い・バックパッカー」等の言葉でしか語られなかったこの国のイメージを覆すために、カンボジアの「今」を伝える観光ブックを制作!

プロジェクト本文

プノンペン在住の永田悠馬(あだ名は「もたろー」)と申します。大学で途上国における農業・農村開発を学び、2014年にカンボジアへ移住。現在は、日系の企業で、主に太陽光発電、電動バイク、植物工場の事業を担当しています。本業とは別にブログも執筆していまして、その延長で2016年には電子書籍「プノンペン観光ブック」を出版、2017年にはその改訂版として「カンボジア・プノンペン観光ブック(改訂版)」を出版しました。

 

突然ですが、あたなのカンボジアのイメージは何ですか?

 

「内戦があった国で、まだ地雷がたくさん埋まっている」

「貧困層が多く、多くの飢えている人がいる」

「治安も悪く、危険な場所で、バックパッカーだけが行く国」

「観光といえば、アンコールワット」

 

日本に住む多くの方々が、このようなイメージをカンボジアに対して抱いているのではないでしょうか?確かに、上記のイメージは間違ってはいません。しかし、実際にカンボジアに住んでいる人の視点で見れば、これらはカンボジアのほんの一部分しか表せていないと感じます。

 

現在、カンボジアはGDP成長率7%を維持しており、首都プノンペンは建設ラッシュ。日本にいるとあまり感じることができない「経済成長」という言葉が、ここプノンペンでは強烈に実感できます。 

プノンペンには、先進国に引けを取らないクオリティの都市型リゾートや、高層ビルの最上階14フロアーを使ったラグジュアリーホテルをはじめ、カンボジア発のおしゃれなカフェブランド、クリエイティブなカクテルを提供するバーなど、日本人が想像するカンボジアの典型的なイメージとは異なる「新たな魅力」が生まれつつあるのです。

 

さらに、まだあまり知られていないカンボジアの観光地ですが、手付かずの自然が残された、美しい南の島々があります。満月の夜に開催されるフルムーンパーティに参加するために大勢のバックパッカー達が集うパーティアイランドとして知られるロン島や、美しいロングビーチと満点の星空を堪能することができるロンサレム島など、まだまだ日本人が知らない素晴らしい南の島々がカンボジアには残されているのです。 

 

1970年代、独裁政権による国民の大量虐殺と内戦。その後は、国際社会の支援を受け復興の道を進むものの、未だに「貧困」「地雷」「ボランティア」といった言葉でしか語られなかったカンボジア。しかし現在、カンボジアは大きな変化の時を迎えつつあります。 そんなカンボジアの「今」を日本に届けるために、僕はこの観光ガイドブックを出版したいのです。

 

 

僕自身、2014年にカンボジアを訪れるまで、カンボジアのことはほとんど知りませんでした。なんとなく、貧しい人々がいて、学校建設ボランティアがある、というくらいの曖昧な印象しかありませんでした。正直に言えば、世界遺産のアンコールワットがカンボジアという国にある、ということすら知りませんでした。 

 

カンボジアに4年間住んでみた今、ぼくが感じるのは、カンボジアの「今」が日本に正確に伝えられているとは言えない、ということです。テレビ番組は、カンボジアは貧しいということを前面に出すのみ。本屋に並ぶ観光ガイドブックも、アンコールワットについてのものばかりで、タイトルも『ベトナムとアンコールワット』というような、まるでカンボジアは「おまけ」だと言わんばかりです。

 

 

「カンボジアの魅力を伝えるにはどうしたらいいのか?」

 

多くの人々が漠然と抱いているカンボジアに対するマイナスイメージは、どのようにしたら払拭できるのか?その一つの手段として、僕はこの観光ガイドブックを自分で出版しようと思ったのです。「内戦」「貧困」「地雷」といった言葉でしか語られることのなかったカンボジアの「今」を、カンボジアの知られざる魅力を、日本に住むあなたへお伝えしたいのです。

 

クラウドファンディングで調達した資金は、出版に至るまでの費用、クオリティを上げるための費用に全て当てさせていただきます。なお、ガイドブックの販売価格は1500円前後を想定しています。

・取材経費(交通費、宿泊費、撮影費、執筆依頼費・・・etc)

・出版経費(デザイン、印刷、装丁・・・etc)

・リターン費用(原価、送料・・・etc)

・CAMPFIRE手数料17%

 

観光本を作るからには、可能な限りクオリティにはこだわりたいのです。皆様のご支援をお願い致します! 

今回、観光ガイドブックの制作のみならず、実は「支援していただいた方へのリターンを通して、カンボジアの魅力をお伝えしたい」と考えています。

 

一般的にカンボジアの商品と聞くと「安くて品質が良くないのでは?」と想像してしまいますが、実は最近この国では、カンボジアならではのハイクオリティな商品が生まれつつあります。今回のクラウドファンディングでは、ぼくが注目している、カンボジア発の商品でセンスが光るものを、支援していただいた方へのリターンの選択肢の一つとして設定させて頂きます。

 

①カンボジア産のラム酒

まず一つ目は、カンボジア南部で作られたサトウキビを原料として作られたメイド・イン・カンボジアラム酒です。ラム酒の原料となるモラセス(廃蜜糖)はサトウキビから作られるのですが、実はカンボジア産のサトウキビから作られるモラセスは世界でも稀に見ぬほど高品質なのです。

2014年からカンボジア産のラム酒を製造し始めたラム酒メーカー「SAMAI(サマイ)」http://samaidistillery.com/)は、首都プノンペンに醸造所を持ち、毎週木曜日の夜は醸造所をバーとして開放し、プノンペンに住む人々がSAMAIのラム酒を使ったカクテルを楽しめるようにしています。(酒類販売ライセンス番号:4353.ឧស.សតម.វប.08)

 

SAMAIを立ち上げたのは、ベネズエラ出身の2人組、ダニエル氏とアントニオ氏。彼らは小さい頃からラム酒に親しんでおり、カンボジア移住後も祖国で飲んでいたラム酒の味を懐かしんでいたそう。そんなある日、カンボジアで育つサトウキビから取れるモラセスがめちゃくちゃ品質が良いことを発見し「これは、ぜったいに神様が俺たちにラム酒を作れと言っている!」とビビッと直感した結果、SAMAIを立ち上げることに。

まだ創業から3年しか経っていませんが、最近はシンガポール、マレーシア、フランスなどに輸出も始めたようで、これからますます躍進が期待できるカンボジア発の高品質ラム酒です。日本ではまだ入手できませんので、希少価値かなり高いです!おそらくこのクラウドファンディングが、SAMAIのラム酒を日本へ送る最初のプロジェクトになるかと思います。

 

サマイの紹介映像はこちら↓

 

ちなみに、"SAMAI"というのは、カンボジア語で「新しい世代。未来に目を向ける」という意味だそうです。

 

②廃材をリサイクルして作られた、木製プロダクツ

カンボジアは実は、世界の中でも最も森林伐採が深刻な国の一つなのです。NASAの衛星データによれば、過去14年間の間にカンボジアでは、年間14.4%ほどの急速なペースで伐採が進み、およそ東京都の3分の2の面積にも及ぶ森林が失われました。伐採の要因は、企業による大規模プランテーションの開発や木材の輸出、そして多くの違法伐採も含まれます。

そんなカンボジアにおいて、木を一本も伐採することなく、全ての原材料を廃材からリサイクルし、デザイン性の高い木製家具をつくるサステナブルな家具メーカーが、「Alchemy Design Co.(アルケミーデザイン)」です。 (http://www.alchemydesignco.com/

アルケミーデザインを立ち上げたのは、バンクーバー出身のジョナサン氏。もともとはNGOの代表としてカンボジアに来ましたが、NGOを退職したのち、たまたま友人から家具作りを手伝ってくれと言われ、彼の弟のために木製のテーブルを1つ作ったそう。その後、そのテーブルを見た人たちが「そのテーブルいいね。どこで買ったの?」って感じでまた一つ、また一つ、と注文が入り、途中から「これはいける!」と思って、2015年1月に工房をオープンしたそうです。(はじめは全然それをビジネスにするつもりはなかったらしい・・・)

アルケミーデザインの作る家具は、そのシンプルな美しいデザインと、 その耐久性の高さから、カンボジアの多くの人に愛されており、レストランやカフェ、バーなどでも、アルケミーデザインのサステナブルな家具を使うお店は多いです。今回は、アルケミーデザインの製作した小物類(キャンドルスタンド、木製スピーカー)を、クラウドファンディングの支援者の皆様へお届けします。

 

アルケミーデザインの紹介映像はこちら↓

 

 

③ カンボジア産コショウ

実はカンボジア、昔からコショウの産地として有名です。「カンポット産コショウ」は、ゴルゴンゾーラ産のゴルゴンゾーラチーズや、シャンパーニュ州産のシャンパンなどと同じように、EUの原産地名称保護制度のうち、PGIと呼ばれる地理的表示保護の認を受けています。世界中で「コショウ」でPGI認定されているのはなんと2箇所のみで、実はカンボジアはその1つなのです。

 

カンボジアにおけるコショウ栽培はアンコール王朝時代の13世紀まで遡ると言われており、19世紀のフランス植民地時代には年間8000トンも収穫されていました。しかし、1970年代の内戦の影響によってコショウ栽培は大幅に減少、栽培技術も失われたのです。

 

しかし近年、コショウ栽培が復興しつつあります。その独特でフルーティーな風味は、ヨーロッパからわざわざ著名なシェフが買い付けに来るほど。カンボジア南部のカンポットで生産された「カンポットペッパー」は、欧米では既にスーパーでも見かけるほど人気なのです。

今回、ご支援いただいた方には、カンポット州で胡椒栽培を行う「Atelier Kampot(アトリエカンポット)」https://www.atelierkampot.com/)が製造するカンボジア産コショウの3種ミックス(強いスパイスの風味ある黒胡椒、さっぱりとした風味の白胡椒、完熟させた希少価値の高い赤胡椒)をお届け致します。

 

アトリエカンポットの紹介映像はこちら↓

 

以上、今回のクラウドファンディングを通して、支援者の方々にカンボジアの魅力をお伝えする手段として、これらカンボジアの高品質な商品をお届けしたいと思いおます!どれもまだ日本では入手しづらいものですので、本プロジェクトの支援を通して、ぜひ手に入れていただければと思います。

 

なお、完成した「カンボジア観光本の最速お届け」もリターンとしてありますので、そちらもぜひよろしくお願い致します。ちなみに、複数のリターンをお申し込みいただくことも可能です。 (例えば、「観光本を最速お届け」+「ラム酒」など)

 

あっという間の4年間でした。

 

ここで自分に一体何ができるのか。2014年にカンボジアに移住してから、僕はずっと考えていたように思います。

 

色々とチャレンジしてきましたが、うまくいくことなんて、滅多にありませんでした。むしろ振り返ると、失敗と苦しみの方が多かったように思います。

 

しかし言い換えれば、カンボジアだからこそ、こんなにも多くのことにチャレンジしてこれたのだと思います。日本はある意味、発展し尽くして、完成されてしまっていて、大企業が力を持っていて、まだまだ僕みたいな若者が個人で自由に挑戦しやすい場所ではないのかなと感じます。

 

こうやってまた、チャレンジし続けることができるこの国は、いい場所だなと感じます。自分のすべきことがあるというのは、ほんとうに幸せなことだと思います。

 

この出版プロジェクトが、日本とカンボジアを繋ぐ「小さな橋」になることができれば嬉しいです。

 

どうぞ、ご支援のほど、よろしくお願い致します。

 

永田悠馬(もたろー)

 

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