初めまして。東京を中心に演劇や映画を製作しております。imgの主宰の谷口航季です。
今年の4月に大阪・福岡・埼玉の三都市で舞台「ありのままに生きろ。今」を上演いたします。
imgはこれまで東京を中心に舞台の本公演やコラボ公演を行っており、コロナ禍ではZOOMを用いた作品などを届けてきました。
しかし演劇は生で同じ空間で見ていただくことに大きな魅力があります。
たくさんの方に作品を見てもらいたい!地方の方にも生の演劇を届けたい!
その思いから、思い切って今回の三都市公演を企画しました。
しかしながら、演劇公演は予算が限られており、その中でやりくりをしていくとどこかを削減したり、誰かに負担をかけてしまうことが多いです。今回のツアー公演にも宿泊費や交通費など東京で公演を行う以上に、大きな費用がかかります。
そんな中で、"この公演を成功させたいそのために皆様のお力をお貸しください"というお願いをさせていただきます。
このプロジェクトで実現したいこと
この公演で実現したいことは2つあります。
1つ目は「興行的な成功」です。
昨今の舞台公演はチケット代が上がり、お客様が気軽に足を運べなくなっています。そのため既存のお客様に頼る状況から脱却できないというのが現状です(結果、既存のファンの方の負担が大きくなってしまっています)。今回三都市を回るツアー公演となり、かかるお金も通常の公演と大きく差があります。imgでは1週間程度の公演を行う場合、通常予算は500~1,000万円ですが、三都市のツアー公演は拘束期間や交通費、宿泊費などで約3倍にも予算が膨れ上がります。imgは舞台製作会社ではなく主宰の谷口と他2名の非常に小規模な団体です。
1回の興行失敗が、この先演劇を続けていくことを諦める引き金にもなり得ます。
また期間が長くなるほど、体調不良による「中止」「延期」のリスクは上がり、そうなった場合は大きな負債を抱えることにもなります。実際今も、家族やたくさんの人に支えられて、綱渡りの状態でなんとかやれています。
これからも公演を続けるためにも、興行面的にしっかりと成功をさせることがまず第1の目標です。
2つ目は「環境的な成功」です。
これは最近よく考えることですが、演劇公演というのは非常に不健全なビジネス形態です。これは主宰の谷口自身が役者としての経験から思うことでもあります。単純に言えば、キャストやスタッフの「やりがい」で成り立っています。もちろんそれがいいこととは自分も他の団体も思っていないです。できることならみんなが苦しまずにいい作品を作り続けたいと思っているはずです。
つまり、本当はやりたいけどお金がないからできない というのが現実なのです。
例でいうと...
・キャスト、スタッフの人件費を確保できない(少ない予算の中でやりくりをしてもらっている)
・稽古場にお金をかけられないため、稽古場の環境を整えられない(毎回異なる稽古場所や、退出が必要で荷物も置いて行けない)
・広報にお金がかけられず、充実した宣伝が行えない(Xなどでビジュアルや集合写真をあげるなど。最低限)
・稽古中のキャストの稼働費を出せない(稽古に多く参加しているキャストはより交通費がかかってしまい、バイトで生計をたてている方にはバイトを休んで稽古に参加してもらっており、生活が苦しいという方もいらっしゃいます)
・ツアー公演では移動を夜行バス、宿泊が民宿などでなるべくお金を抑える(費用をかけないことは大事ですが、それで環境を悪くしてしまう可能性もある)
など
でもこのような現実はなかなか声に出せないのです。声に出したいけど、出せないでいる人もいると思います。私たちは夢を与えたり、感動させたりする仕事です。そんな人たちがお金という現実を語るのは確かに恥ずかしく、カッコ悪いことなのかもしれませんが、苦しくもどかしい現状をこうして発信して、なんとか解決できる方法はないか、みんながやりたいことをしっかりできる公演づくりはできないか。今までの"当たり前"のままで本当にいいのか。そう考えた時に、私は変えたいという強い思いを持ちました。
たくさんの方に支えられて作るものだからこそ、その人たちにしっかりと返したい。
誰もが目指したい公演づくりを目指す。それが2つ目の目標です。
imgではこれまでにも支援チケットでお弁当の支援をいただきつつ、読み合わせを見られる特典を送付したり、VIP席を設けて観劇と共に本番前の気合いれの見学やVIPチケットの作成など様々な形で問題に取り組んできました。まだまだ浸透してはいませんが、体験や今までにない視点で、お客様に新しい演劇の楽しみ方をこれからも提供し続けます。
imgとは
ジャンルにとらわれず、様々な人と面白いこと、感動すること、創造することを目指す創作グループ。
誰かの心に寄り添う物語を掲げており、普遍的で繊細な心の機微をモチーフにした作風が特徴的である。
2020年6月より、配信のみで製作したオンライン演劇を発表し、2021年5月には、神志那結衣主演『ありのまま生きろ。今』、翌年2022年2月には、田島芽瑠主演『私たちに明日はある』を上演。昨年2022年10月には、今出舞・土路生優里W主演の「放課後に星はみえるか」にて2年半ぶりの劇場公演を果たした。2023年4月には、主演に中村静香を迎え、「明日の卒業生たち」を上演。延べ1300名の動員を記録し、過去最高の動員となった。
▶公式X https://twitter.com/img_officialweb
▶img公式サイト http://site.wepage.com/img-officialweb
▶img公式YouTube「imgイメージChannel」https://www.youtube.com/channel/UC7N1SsuCcCYi4aIiFCf3dYQ
作品について
「ありのままに生きろ。今」は2019年に初演(サンモールスタジオ)。2021年のコロナ禍においては、
ZOOMによるフルリモート公演として上演。面接をテーマに人が人を選ぶこと、人に選ぶことという普遍的な物語を届け、好評を得ました。中でも、作中に登場する多くのセリフが共感や印象に残るという声も多くあり、imgの過去作品においても代表作といえる作品です。
公演に関して
imgAct7「ありのままに生きろ。今」
作品公式サイト :https://ariima2024.studio.site
■あらすじ
就職面接、バイト面接、面接試験、オーディション。人が人を選ぶことは曖昧で、そして不確かである。
物語の主人公である佐藤しおり、工藤薫、高橋千夏、〇〇〇〇、桐山カナはそれぞれが交わることなく別々の人生を送ってきた。
そんな5人は
「高学歴なのに、内定が出ないでいる」
「面接官として、誰かを選ぶ立場を任される」
「高校の面接試験が迫る中、本当の夢を言えないままでいる」
「配信者として、常に刺激を届けることを迫られている」
「受かるはずがないと、割り切ってオーディションに参加している」
と、それぞれの日常の中で、本音やありのままで生きることに直面する。
彼女たちは、家族や他者と関わる中で自分なりの答えを見つけようとしていく、
やがて別々だった5つの日常が重なり合い…。
5人の1週間が描かれる中で”ありのままで生きることとは何なのか”が今を生きる誰かに寄り添う言葉たちで紡がれていく。
これはありのままに生きることのできない人たちが、ほんの少しだけ自分を好きになる1週間の物語。
出演
永島聖羅
安井一真
相川奈央(22/7)
神志那結衣
三田麻央
今出舞
岡田彩花
緒方晋
中里萌
池澤汐音(Bobjack Theater)
石井良太
松浦京佳
生演奏・藤井ノエル
生演奏・山田ぴあ乃
堤下敦(インパルス)
中村静香
資金の使い道
今作の製作予算は
舞台制作費(劇場費や稽古場代、運送費、宣伝費)・・・約5,000,000円
人件費(キャスト・スタッフギャランティ、2次使用料、稽古稼働費)・・・約15,000,000円
運営雑費(移動費、宿泊費、グッズ制作費、食費)・・・約8,000,000円
今現在でも舞台にはこれだけお金がかかります。
今回のクラウドファンディングでは主に下記が資金の使い道になります。
・CAMPFIRE手数料 (総額の17%)
・宿泊費 (大阪6日間/福岡6日間)
・交通費 (東京→大阪/大阪→福岡/福岡→東京)新幹線・飛行機での移動想定
・リターン制作費
達成金額に応じて、宣伝広告費にも反映させていきます。
主要駅でのポスターやビジョンによる広告など積極的に行なっていく予定です。
リターンについて
今回A~Nプランと幅広いリターンをご用意しました。
Aプラン【支援者限定稽古日誌プラン】・・・¥3,000
・img主宰谷口航季からのお礼メール を支援者にお送りさせて頂きます。
・稽古中の稽古写真などを掲載した支援者様限定の稽古日誌を見ることができます。
Bプラン【公演スイッチング配信アーカイブプラン】・・・¥8,000
・「ありのままに生きろ。今」スイッチング配信アーカイブを通常配信(¥3,500・アーカイブ2ヶ月)より配信期間の長く視聴可能できます。
・img主宰谷口航季からのお礼メール を支援者にお送りさせて頂きます。
・稽古中の稽古写真などを掲載した支援者様限定の稽古日誌を見ることができます。
C,D,Eプラン【クラファン限定ブロマイドセットABC】・・・¥10,000
・クラウドファンディング限定のビジュアルブロマイドセットA~C(各キャスト1種4~5枚 1セット)
Aセット 永島聖羅さん、三田麻央さん、中里萌さん、藤井ノエルさん、山田ぴあ乃さん
Bセット 安井一真さん、神志那結衣さん、今出舞さん、池澤汐音さん、石井良太さん、堤下敦さん
Cセット 相川奈央さん、中村静香さん、岡田彩花さん、緒方晋さん、松浦京佳さん
・img主宰谷口航季からのお礼メール を支援者にお送りさせて頂きます。
・稽古中の稽古写真などを掲載した支援者様限定の稽古日誌を見ることができます。
・「ありのままに生きろ。今」スイッチング配信アーカイブを通常配信(¥3,500・アーカイブ2ヶ月)より配信期間の長く視聴可能できます。
Fプラン【DVD豪華版先行予約】・・・¥15,000
・「ありのままに生きろ。今」豪華版DVD(¥8,000)を予約できます。「ありのままに生きろ。今」豪華版DVD(本編+特典ディスク+先行予約特典ディスク付き) 配信版よりカメラを増やした本編映像はもちろん
特典ディスクには・・・キャストアフタートーク、ビジュアルコメンタリーなど収録予定。
先行予約特典にはメイキングなどを収録予定。
発送は8月を予定しております。
・img主宰谷口航季からのお礼メール を支援者にお送りさせて頂きます。
・稽古中の稽古写真などを掲載した支援者様限定の稽古日誌を見ることができます。
・「ありのままに生きろ。今」スイッチング配信アーカイブを通常配信(¥3,500・アーカイブ2ヶ月)より配信期間の長く視聴可能できます。
Gプラン【主人公の名前をつけられる権】・・・¥100,000
・神志那結衣さん演じる本作に登場する五人の主人公の一人である女性の名前を決められる権。
・エンドクレジットにお客様のお名前をスペシャルクリエイターとして掲載
※倫理的に不適切なもの等はNGです。名前の打ち合わせをメッセージにて行います。
その際登場人物の設定などをお伝えします。
Hプラン【登場人物の名前をつけられる権】・・・¥50,000
・石井良太さん演じる本作に登場する男性の名前を決められる権。
・エンドクレジットにお客様のお名前をスペシャルクリエイターとして掲載
※倫理的に不適切なもの等はNGです。名前の打ち合わせをメッセージにて行います。その際登場人物の設定などをお伝えします。
Iプラン【登場人物の名前をつけられる権】・・・¥50,000
・池澤汐音さん演じる本作に登場する女性の名前を決められる権。
・エンドクレジットにお客様のお名前をスペシャルクリエイターとして掲載
※倫理的に不適切なもの等はNGです。名前の打ち合わせをメッセージにて行います。その際登場人物の設定などをお伝えします。
Jプラン【劇団の名前をつけられる権】・・・¥30,000
・本作に登場する関谷昴が所属する劇団の名前を決められる権。
・エンドクレジットにお客様のお名前をスペシャルクリエイターとして掲載
※倫理的に不適切なもの等はNGです。名前の打ち合わせをメッセージにて行います。その際設定などをお伝えします。
Kプラン【事務所の名前をつけられる権】・・・¥30,000
・本作に登場する桐山カナが所属する芸能事務所の名前を決められる権。
・エンドクレジットにお客様のお名前をスペシャルクリエイターとして掲載
※倫理的に不適切なもの等はNGです。名前の打ち合わせをメッセージにて行います。その際設定などをお伝えします。
Lプラン【コンビニの名前をつけられる権】・・・¥30,000
・本作に登場する福永寿子が勤務するコンビニの名前を決められる権。劇中小道具にも登場予定。
・エンドクレジットにお客様のお名前をスペシャルクリエイターとして掲載
※倫理的に不適切なもの等はNGです。名前の打ち合わせをメッセージにて行います。その際設定などをお伝えします。
Mプラン【全力応援プラン】・・・¥30,000
・支援額全てを製作費に充てさせていただきます。
・本作のクレジット(パンフレットやホームページ、エンドクレジット)に特別掲載
・img主宰谷口航季からのお礼メール を支援者にお送りさせて頂きます。
・稽古中の稽古写真などを掲載した支援者様限定の稽古日誌を見ることができます。
Nプラン【VIP応援プラン】・・・¥50,000
・支援額全てを製作費に充てさせていただきます。
・本作のクレジット(パンフレットやホームページ、エンドクレジット)に特別掲載
・img主宰谷口航季からのお礼メール を支援者にお送りさせて頂きます。
・稽古中の稽古写真などを掲載した支援者様限定の稽古日誌を見ることができます。
実施スケジュール
2024年
2月 情報解禁・キャスト発表・VIP席発売
3月 一般チケット発売・ビジュアル公開・稽古開始
4月 5日〜7日:大阪・ABCホール公演
11日〜13日:福岡・北九州芸術劇場・小劇場公演
25日〜5月2日:埼玉・彩の国さいたま芸術劇場・小ホール公演
5月 3日:スイッチング配信スタート
7月 DVD用編集
8月 DVD完成
最後に
改めてですが、私たちは"たくさんの方に作品を見て頂きたい、地方の方にも生の演劇を届けたい"という思いです。
支援してくださった皆様はもうこの公演のクルーの1人です。仲間のお一人です。
そんな皆様とこの作品を届けられることを本当に嬉しく思います。
当たり前ですが、私は誰かの心に寄り添う物語をこれからも届け続けたいです。
そしてこの作品でも必ず届けます。
改めてご支援よろしくお願いいたします。
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