プロジェクトについて

・・(追記)・・・・・・・・・・・・・・・・

箸置きの無事が確認できましたので新たなリターンを追加しました

和紙から手作りしている箸置きです。

1500名を超えるみなさまよりあたたかいご支援をいただいております。本当に、本当にありがとうございます。

これほど多くの方が輪島の現状に目を向けてくださり、岩多箸店の再建プロジェクトにご賛同して頂けましたことを、とても嬉しく思っております。

元旦の震災から1ヶ月以上経ち、なんとも言えないあっという間の日々でした。被災地輪島では停電がほぼ解消されてきて、引き続き上水道・下水道の復旧作業、そして道路を塞いでいた瓦礫は撤去も始まりました。前を向いて歩み始める人も増えてきております。

被災地だから、被災者だからと言って助けてもらうことが当たり前では決してありません。様々な形で支援してくださるみなさまへの感謝を忘れず、1日1日再建に向けて活動を続けてまいります。

引き続き、岩多箸店の再建プロジェクトの応援・拡散のご協力をどうぞ宜しくお願いいたします。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆令和6年能登半島地震で被災◆

報道にあります通り1月1日元日に起きた地震により、能登半島全体が甚大な被害を受けました。

岩多箸店がある輪島市も市内全域で長期の停電・断水、道路の地割れに土砂崩れ、建物の多くが倒壊しています。

多くの方が倒壊家屋の下敷きとなり犠牲になりました。住み慣れた自宅を失った人がたくさんいます。

マンホールは突き上げられ、道路は崩落。

このような地割れや隆起は市内全域。無事な建物を見つけるほうが難しい。

電柱や信号は折れ曲がり停電の早期復旧の妨げとなりました。

昔から輪島の観光を支えてきた名所輪島朝市は地震火災により、約200棟が焼失しました。焼失面積は約5万800平方メートルにも及びます。

岩多箸店の箸も輪島朝市の多くのお店に卸していました。小さい頃から見ていた街並み、そして朝市の取引先がほとんど焼けてしまっていて、胸が詰まりました。みなさんの心情は計り知れません。

発災後初めて朝市を見に来た社長。あまりの惨状に言葉を失う。2週間経っても辺りは焼けた臭いがした。

近年後継者不足が課題だった輪島塗業界でしたが、今回の能登半島地震により職人の住む場所、工房が軒並み潰れ、小売店が並ぶ朝市も焼き尽くされてしまいました。あまりの被害に休業を余儀なくされております。このままでは伝統が途絶えてしまう事態です。

全壊や焼失を免れた岩多箸店は輪島の中ではまだ良い方です。安全ではありませんが、建物の中に入れること自体が幸運と思わなければならないほどの状況です。一日でも早く営業を再開し、輪島市の復興を盛り上げ、後押ししなくてはなりません。

美しい里山里海。漁業も盛んで輪島沖でとれる新鮮で美味しい魚が自慢だった。

地震による隆起で港は使えなくなりました。変わってしまった海。(袖ヶ浜海水浴場)

◆岩多箸店について◆

岩多箸店は伝統工芸輪島塗の里、石川県輪島市で塗り箸を専門に卸製造販売しているメーカーです。地震による休業前は石川県内のお土産物店に並ぶ箸から企業のノベルティのオリジナル箸の製作まで年間数十万膳もの箸を製造し出荷しておりました。

岩多箸店は岩多家4人と職人さん、従業員さんで親切・丁寧に真面目にコツコツと箸づくりをしてきました。

地震が起きた1月1日元日は年末年始休業中。16時頃社長夫婦、息子夫婦それぞれ輪島の自宅にて被災しました。ものすごい地鳴りに突き上げられる、振り落とされるような、今まで何度か大きい地震を経験している私たちですが今回のものは明らかに違うとわかる揺れ方でした。

社長たちは自宅を離れ、車の中で一晩過ごし、私たち息子家族は河井町の自宅が海の近くなので大津波に備え高台の自衛隊分屯地に避難しました。

夜、停電で真っ暗な空が赤く染まって煙が立ち昇っているのが見えました。河井町で火事だと情報があり、まだ電波があった携帯のライブカメラで時々様子を見ていました。なにもできず心臓はバクバクして、夜は寒い。でもガソリンも大切にしないと・・・。たまにエンジンをかけ暖をとり、充電しながら朝が来るのを待ちました。

余震も頻繁で揺れる前の地鳴りがものすごかったです。

翌朝、岩多箸店は隣の建物が全壊し、社屋の北側に寄りかかられていました。鉄骨造だったので耐えられたのかもしれませんが、余震も続く中さらなる倒壊に巻き込まれる恐れがあります。

倒壊して崩れた建物が岩多箸店に寄りかかっています。

窓のサッシ部分が寄りかかる倒壊瓦礫にギリギリで耐えています。

壁もゆがみ今にも中になだれこんできそうな状態です。当然雨漏りもしています。応急処置するにも倒壊した瓦礫を取り除いてもらわないとできません。

工場の正面は重たい搬入扉が地震によりふっとんでいました。一階も無事ではありません。

壊れてはずれた搬入扉の部分にブルーシートをはる。お隣さんが全壊しています。
出荷部屋。従業員さんがいなくてよかった。休みの日だったのが不幸中の幸い。

百膳箱と呼んでいる箸の在庫入れが散乱。

地震により製造途中だった箸もたくさん落ちてしまいました。

◆プロジェクトで実現したいこと◆

岩多箸店は幸い建物の倒壊は免れ、中で無事だった在庫を取り出すことができています。ただ、倒壊していないだけで建物と製造の機械を修理しなくては箸の製造は再開できません。直すには数千万単位の資金が必要になります。

まず第一は建物の修繕、そして機械の修理です。集まった資金でできることから、できる範囲で直して一日でも早い製造の再開を目指します。

◆リターンについて◆

輪島市の復興には輪島塗は必要不可欠です。輪島塗に関わる一企業として、この地震で生き残った箸を頼りに再起したいと考えております。岩多箸店の職人が手作業で作っております高品質な箸で、漆には抗菌性もあり、上品で使いやすく口当たりも良い自慢の箸です。

輪島うるし箸はヒバの天然木を素地にいくつもの工程、いくつもの職人の手により仕上げられております。塗って、乾かし、研ぎを繰り返して時間をかけてやっと箸ができます。

軽くて使いやすい岩多箸店の自慢の箸をみなさんにお届けします。

◆スケジュール◆

石川県の奥能登にあります輪島市まではまだまだ道路の復旧作業中です。

少しずつ道路啓開(必要最低限の瓦礫処理で救援ルートを開けること)され通れる道も増えましたが、インフラ復旧にも時間がかかっております。被害の少ない金沢以南へは以前より倍ほどの時間はかかりますが、行き来はできております。リターンは2024年10月までにお届けいたします。

砂利を敷き、割れた道路を通行できるようにする作業中。

◆資金の使い道◆

このプロジェクトでご支援いただいた資金は岩多箸店の再建に使わせていただきます。(半壊している建物の北側部分を中心に全体の修繕や設備・特注機械の修理など)職人さんや従業員さんも全員長年勤めてくれている人たちです。地元輪島に残ってくれる従業員のみなさんの生活も守りたいので当面の活動資金にも使用します。

業者もみな被災し、状態を見て頂いたり見積もりをとってもらう状況にまだありませんが、できるところから直していきご報告いたします。

◆最後に◆

地震の日からたくさんの方よりご心配やお見舞いのご連絡をいただきました。

命があっただけ、建物が建っているだけよかったと思わなければならないほどの悲惨な状況です。こちらの復興プロジェクトをご覧いただいているみなさま、どうかお力をお貸しください。諦めません。またきっと良い箸を作るとお約束します。どうか輪島で再起を目指す岩多箸店へのご支援を何卒よろしくお願いいたします。

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2024/02/26 09:30

    箸の頭を塗る機械です。箸づくりの一番最後の工程です。箸を逆さまにして、下から塗料をチョンチョンと付けます。今は人間の手でセットし、人間が下からチョンチョン…笑(動画は岩多箸店公式Xにて!)この機械がなかなか曲者で、震災前の通常時でも調子のいい時と悪い時がある扱いが難しい機械です。気温や湿度にも...

  • 2024/02/23 10:43

    社長と事務で各種手続きの準備中。書類の山です。これも岩多箸店や従業員のみなさんやご家族の生活を守る為!ハローワーク輪島や商工会議所も非常に混んでいます。きっと市役所もですね。さて、先日北陸電力送配電さんと電気屋さんの立ち合いのもと、漏電していた動力の電気(設備や機械を動かす大きい電力)の修理作...

  • 2024/02/20 14:13

    岩多箸店の動力用の電気は漏電していて肝心の製造の機械や設備の無事が確認できておりませんでした。社長のご友人の保山朴木地木工所様のご好意で三又の動力用電力を試させてもらえることに!製造の要である箸頭の切断機。設備の中では買い換えたばかりの新しめの機械です。持ち出せるのはこれぐらいで…。もちろん気...

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください