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【環境問題×アートに取り組む高校生】アートによる海洋ゴミ問題への新たな挑戦

【FISH MAN PROJECT】海からの使者「フィッシュマン」のコンテンツを作り、環境問題の認知と共に海洋ゴミを資源として利用できるサステナブルな社会を目指します。今回は、海洋ゴミを3Dプリンターのフィラメントにする装置を開発し、再生利用フィギュアを作り、ペイントワークショップを開催したい!

現在の支援総額

419,000

27%

目標金額は1,500,000円

支援者数

36

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/03/10に募集を開始し、 36人の支援により 419,000円の資金を集め、 2024/04/30に募集を終了しました

社会課題の解決をみんなで支え合う新しいクラファン

集まった支援金は100%受け取ることができます

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現在の支援総額

419,000

27%達成

終了

目標金額1,500,000

支援者数36

このプロジェクトは、2024/03/10に募集を開始し、 36人の支援により 419,000円の資金を集め、 2024/04/30に募集を終了しました

【FISH MAN PROJECT】海からの使者「フィッシュマン」のコンテンツを作り、環境問題の認知と共に海洋ゴミを資源として利用できるサステナブルな社会を目指します。今回は、海洋ゴミを3Dプリンターのフィラメントにする装置を開発し、再生利用フィギュアを作り、ペイントワークショップを開催したい!

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 今回のプロジェクトの概要をまとめた動画です。



近年、ニュースやサイトでも多くの話題に上がるようになってきた環境問題ですが、中でも海洋ゴミ問題はずば抜けてヤバイです。世界的な視点で見ると、未来の地球はこのように予測されています。



いやいや、まさかそんなことあり得るわけないだろう。最初はそう思っていました。


しかし、私が海洋ゴミ問題を抱える対馬に行ったときに見た海岸の様子は酷く、同じ日本なのかを疑うほどのゴミで溢れかえっていました。

対馬市の海岸線は、年間50mプール約16杯分もの海洋ゴミに覆われています。これは、全国の市町村の中でも最も多い量です。年間約2.8億円をかけて回収・処理をしても、回収量は全体の4分の1に過ぎません。この海洋ゴミが放置されれば、再漂流し、日本海全体に様々な問題を引き起こします。

私が実際に撮った対馬の海岸の様子海洋ゴミでプラスチックゴミが占める割合
↑参考資料:https://www.nippon-foundation.or.jp/journal/2019/20107/ocean_pollution


環境省のデータによると流れている海洋ゴミのうち65.8%がプラスチックであり、毎年流れ出るプラスチックごみの2~6万トンは日本から発生したものと推計されています。そしてこれらのゴミの7~8割は私たちの街から出た個人ゴミです。


現地のボランティア団体、住民の方々が定期的に清掃活動をしてくれているにも関わらず、ゴミは年々増えていっているこの現状。何か私たちも意識を変え、行動を起こしていかねばなりません。しかし、個人でこういった堅苦しい環境問題に入っていき、アクションを起こすことはそう簡単なことではないです。そこで「FISH MAN PROJECT」の出番です。





初めまして!神奈川県立光陵高校3年の岩田一平です。私は高校三年生の6月に海洋ゴミ問題を抱える地域である対馬に出会ったことをきっかけに、現在は環境問題の意識を広げるためのアート活動をしています。

私たちも無視できない程にまで大きな問題に発展している海洋ゴミ問題ですが、この現状を少しでも変えていくために、高校生ながら自分にできることは何か自分が今まで行ってきたアートを通して問題解決にアプローチをかけたいそんな思いから私は、環境問題をアートの力で創発していく、ソーシャルアートの取り組みを開始しました。





こんな感じでアート作品に取り組んでいる私ですが、今回クラウドファンディングに挑戦しようと思った理由は、海ゴミ問題を伝えるため海から陸に上がってきた半魚人という設定のキャラクター「フィッシュマン」のコンテンツを作り、環境問題の認知と共に、海洋ゴミを資源として利用できるサステナブルな社会を目指す「FISH MAN PROJECT」を実行したいからです。

これを実現するために今回は、プロジェクトの一番最初として、海洋プラスチックという不要なゴミから、3Dプリンターのフィラメントを生成する装置を開発し、フィッシュマンの再生利用フィギュアを作り、ペイントワークショップを開催したい!そのための開発資金を集めるため、どうか、是非力を貸してください!



私が去年の6月に対馬の海洋ゴミ問題に刺激を受け、最初に行ったアートプロジェクトは、現地の人とゴミを清掃し、そのゴミを持ち帰ってアート作品を創るといったものでした。実際に作品を創り、展示や発表を行っていく中で私が痛感したのが、自分の発信力の低さです。有名なアーティストの方が創った作品には話題性があるかもしれませんが、たかが普通の高校生が作ったものから問題意識を広げていくということの難しさを感じました。それに加え、こういった展示や発表形式のアートは創り手と受け手の立場が分かれてしまっています。こういった問題点からも、中々問題意識が広がっていきませんでした。



このようにアートを通じて海洋ゴミ問題に取り組む中で、単に作品を展示するだけでは、問題意識を響かせることは難しいと気づきました。そして皆が直接参加し、問題に触れる経験を通して、より深い共感と理解を生み出す必要があると感じました。単に私が一方的に行うのではなく、もっと色んな人を巻き込んで、一緒にアートを創っていく。私たち一人ひとりが海洋ゴミ問題に目を向け、その解決のために手を携えることができる。そんなアートで環境問題の解決へと向かいたいと思い、生まれたのが「FISH MAN PROJECT」です。



静かな海の底から、フィッシュマンが陸に上がってきました。彼の使命は、海洋ゴミ問題の現状を私たちに伝えること。そのために、私たちが日常で見落としている海洋ゴミ問題への警鐘となるよう、彼は今日もペイントされていきます。私たちの手によって、フィッシュマンはカラフルな仲間を増やし、彼の大切なメッセージを世界中に広めていきます。



私がFISH MANプロジェクトの展開として、一番主軸に考えているのが、海洋ゴミで作ったフィッシュマンのフィギュアを使ったアートプロジェクトです。

このプロジェクトは海洋プラスチックから作ったフィギュアをワークショップなどを通して、皆にペイントしてもらい、そのフィッシュマンのアートフィギュアを身近に置いてもらうことで、たまに海洋ゴミ問題の事を思い出してもらう。そして、誰かに伝えていってもらう。フィッシュマンによって海洋ゴミに対する問題意識が広がっていく、そんなプロジェクトです。


そして今回このアートフィギュアを海洋ゴミで制作するために、装置の開発資金が必要です。私はこのプロジェクトを成功させ、海洋ゴミ問題の意識を広げていくと共に、環境問題に興味のあるアーティストとのコラボレーションなど、さらなる展開を実現していきます!




実際に一度、ペットボトルから3Dプリンターのフィラメントを制作し、1月14日に対馬市交流センターにて、フィッシュマンのアートワークショップを開催しました。



↑参考資料:https://note.com/fisherkijima/n/nf994eaf13e60


私はこのようなイベントを開催するのは初めてで凄く大変でしたが、準備やイベントの告知など、現地の沢山の方々が協力してくださり、なんとかワークショップを開催することができました。

当日は子供から大人まで24名の方が参加してくれ、皆さん楽しんでフィギュアの制作に取り組んでくれました。



ペイントしたフィギュアは絵具を乾燥させて、パッケージングをし、後日郵送を行いました。



今回はこのようにペットボトルを3Dプリンターのフィラメントに再利用し、フィッシュマンのワークショップを開催しました。しかし、海岸に流れ着く海洋ゴミ全体から見たペットボトルゴミの量は、ほんの一握りにすぎません。海洋ゴミ問題の解決には、より多くのゴミを効率的に再生利用するプロセスを生み出すことが肝要です。
                               

2024年1月21日 長崎新聞掲載


2024年2月12日神奈川新聞掲載

                                           2024年4月12日読売新聞掲載



FISH MAN PROJECTでは、アートとテクノロジーを掛け合わせ、サステナブルな社会へ向けての解決策を探ります。アート分野では、ワークショップや環境アーティストとのコラボ、教育用の絵本やアニメーションを通じて、人々の意識や行動を創発していきます。一方、テクノロジーでは、海洋ゴミからフィラメントを作る装置を開発し、新しい製品やリサイクル技術を創出し、本質的な問題解決に向かいます。











ご支援頂いた資金は下記のものに使用させていただきます。








2024年4月、クラウドファンディング終了。

2024年9月、フィラメント製造マシンプロトタイプの完成。

2024年10月、フィラメント・フィギュア製造開始。

2024年11月、現物リターン発送開始。

2024年11月、開発マシンネーミング会議の開催(リターン)。

2024年11月、開発マシンお披露目&先行ワークショップ開催(リターン)。








 iハーベスト研究発表会 発表動画






Instagram、X:ippei_iwata
メールアドレス:iwata@ippeiiwata.com






















支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設計開発費(エンジニア工数)50万円、材料費(鉄鋼材・部品類・外装部品・etc) 10万円、駆動モータ(高トルクサーボ・Futabaサーボ・etc) 40万円、電子回路/マイコン(基盤・電子部品・電源・etc) 10万円、会場費(イベント一回分(会場費・設備レンタル費))10万円、輸送費(イベント一回分(往復)) 10万円、諸経費(ポストカード、ポスター、手数料、雑費) 20万円 合計150万円

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

最新の活動報告

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  • 千葉県の株式会社セイコーインターナショナルさんから、対馬の海ゴミの再生プラスチックペレットをご購入させていただきました。4キロで2799円使わせていただきます。工場のほうも見学させていただいて、再生ペレットを作るのにも異物を取り除く工程や、衝撃検査など、沢山の精密なルートがありました。対馬の再生ペレットはPE(ポリエチレン)なのですが、フィラメント製造の企業の方々に色々聞かせていただいてPEの素材は柔らかいため100%での造形は難しいとのことでした。なので今模索しているのが、・PEの純度を下げて、他の素材との混合したフィラメントの試作をお願いする。・金型による射出成型でフィギュアを制作する。(金属の金型を作るのは凄く高いのでシリコン    型の低コストでできないか探しています。)またペレットから直接印刷できる3Dプリンターもあるみたいなのでお話伺いに行こうと思っています。一つの製品を作るのにもプラスチック素材ごとの性質や、それに応じた課題があり、自分の知識が浅かったことを痛感しました。最初はフィッシュマンのフィギュアを制作することと、フィラメントを作る装置を作ることの、目的が二極化してしまっていました。いまはフィッシュマンのフィギュアを完成させてメッセージを広めていくことを目指して、模索していきます。少し時間がかかってしまっているのですが、少しずつ進展しているので温かく見守っていただけますと嬉しいです。 もっと見る

  • 石垣島でフィラメント製作のお話を聞くため、株式会社ソルトラボの藤本さんにお会いしてきました。色んなアップサイクルのお話や業務用の射出成形機、大型3Dプリンターなどの装置も見せていただきました。ソルトラボさんにあるのは海ゴミを仕分けしてペレットにする装置とペレットから直接印刷する大型3Dプリンターで、フィラメントを製作する装置はないとのことでした。僕の今回の目的には直結はしませんでしたが、今後も何かあればぜひ協力していただけると活動を応援していただけて、また一ついい出会いができました。また少し他の企業さんを探していますので、また進展ができたら報告します! もっと見る

  • 装置開発についてのお知らせ

    2024/08/24 16:58

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

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