【ネクストゴール超戦中!!】

3月4日にスタートし、ありがたいことに初日に目標額に達することができました!

正直、とても驚いています。これも皆さんの多くのご支援とご協力のおかげであり、これからのブロッサムに大きな成長と可能性を感じています。私たちブロッサムに対する熱いご支援に心から感謝しています。この驚くべきスタートを受けて、私たちはさらに励みを持って進めていきます。皆さんの期待に応えるため、今後も進捗や成果を定期的に報告し、皆さんと共に喜びを分かち合いたいと思います!!引き続き、ご支援、情報拡散等、ご協力をお願いいたします!!


1983年創業、和倉温泉の街中にある洋食レストラン「ブロッサム」です。これまで、家族4人と信頼する従業員で経営してきました。41年目となる2024年1月1日、みんなで今年の抱負の宣言をしようとこの集合写真を撮りました。ところが2時間後に大地震が発生しました。

この地震により、和倉温泉全体が壊滅的な被害を受け、和倉を共に盛り立ててきた多くの旅館・ホテルで営業再開の見通しがついていない中、希望の光となれるよう、一刻も早くレストランを再開したいと思っています。

本プロジェクトを通じて、被災したレストラン店舗の修繕資金を集めたく、どうかこの先もお読みいただき、ご支援いただけましたら大変嬉しく思います。

レストラン ブロッサムの被災状況について

1月1日、僕たちはお正月のオードブル製作中に被災しました。経験したことのない強い揺れを感じ、急いで外に出ましたが、歩くのもやっとの状態で、初めて目の前で地面が割れる光景を目にしました。その後、すぐに大津波警報が鳴り響き、最悪の事態も覚悟しました。家族・スタッフ全員で急いで高台の和倉小学校に避難し、幸いにも家族やスタッフには怪我はありませんでした。この時ばかりは「命が助かってよかった。命があれば何とかなる。」と強い気持ちでいました。

ですが、現実は厳しく、津波警報が解除されて店に戻ると、想像を超える景色が広がっていました。

▲外壁だけでなく内壁までもが剥がれ落ち、かなりの修繕が必要であることは一目でわかりました。大きな冷蔵庫も倒れ、大切に使ってきた作家さんの器やグラスもたくさん割れてしまいました。

▲外壁の損傷・エントランスのタイルやコンクリートの破損

▲内壁の崩落・亀裂・損傷

唯一、ガスが使えたことは希望の光でしたが、報道では水道の復旧は3月以降。
営業ができない中でも月々の固定費の支払いや返済が求められる中、この難局をどう乗り越えていくか、今も悩みはつきません。

同時に、和倉温泉全体が壊滅的な被害を受けています。営業再開までに1年以上かかるという旅館さんも多く、当面の間、観光から得られる収益は見込めません。でも、だからこそ、一日でも早く営業を再開し、和倉温泉の復興を盛り上げ、後押ししなくてはならないと考えています。

【炊き出しをする中で感じたこと】

発災後1月6日から和倉の旅館や飲食店メンバーと共に始めた炊き出しは、水がなく、食材が限られていても、”料理は人を幸せにできる”と再確認し、「食とは希望だ」と改めて思えた体験でした。炊き出しに携わった料理人の絆は固く、自らも被災者でありながら率先して動く姿に、この街の希望を感じ、料理の力が人々を結びつけ支え合い、希望を生むことを知りました。だからこそ、まずは自分たち飲食店の復活が街の復興の大きな支えになると僕は信じています。

レストランブロッサム シェフたちの想い

-2代目シェフ 黒川恭平-

ブロッサムは、僕が生まれた時にはすでに存在していて、お店を切り盛りしていた両親は、朝10時から夜中12時まで働いていました。僕はそんな両親の背中を見て育ち、物心がついた頃には「将来はコックさんになりたい」と口にしていたのを覚えています。しかし、学校から帰っても両親の帰宅が遅かったため、よく店のカウンターで宿題をすることがありました。その時、たくさんの常連のお客様に勉強を教えてもらった記憶から、今に至るまで僕はお客様に育ててもらった気持ちも持ち続けています。

18歳になり進路を決める時、僕は「自分を育ててくれた常連さんたちを喜ばせる料理を作りたい」と思い、料理の修行に出ることを決意。ブロッサムの厨房に立つ、という夢の仕事に就くことが出来ました。お客様との交流が自分の料理人としての志を育んでくれ、常連の方々には感謝の気持ちでいっぱいです。

まずはお店を修繕し、1日も早くお店を再開することが僕たちの目標です。和倉温泉は、僕たち家族にとって大切な場所です。笑顔や温かさが溢れ、家族や友人が集い、共に喜びや悲しみを分かち合ったこの街の復興のためにも皆様のお力をお貸しください。 

-初代シェフ 黒川数広 -

今は、電話線もガス漏れも復旧しましたが、依然として断水が継続しており、レストランのある和倉地域は3月中の復旧を目指すということです。そのため、未だに店の再開の目処がたっておらず、無為な日々が続いています。

3年前のコロナ流行の時には、休業はすれども、建物は壊れていませんでした。
今回は、長引く断水で休業を余儀なくされ、休業中は収入が無い中で従業員の雇用も守らなくてはなりません。その上で、建物の修復もしなければならない。和倉温泉の旅館もかなりのダメージを受けており、旅館が営業を再開するまでには、相当な時間を要すると思われます。

これは、開業以来、間違いなく1番と言ってよいほど危機的な状況です。
それでも『お前の店もライフラインや!早く再開してくれ!』こう、言ってくれる方もいらっしゃいました。そういう方々の応援を胸に、今は早く営業を再開するために前を向いていきたいと思っています。

私達よりも深刻な被害を受けた方達がたくさんいる中、こんな申し出をしてもいいのかというジレンマも有りましたが、私達も危機的な状況にあることは変わりません。少しでも支援の手を差し伸ばしてくれる方がいてくれれば、総じて和倉温泉の復興に繋がっていく。そんな想いで本プロジェクトを開始しました。和倉温泉街の賑わいを取り戻すための「希望の光」を灯せればと思っています。

リターンについて

このクラウドファンディングでは、応援コースとお食事券コースをご用意しました。お食事券コースでは、リターンを100%という形でお返しいたします。再開した際には、直接多くのお客様にお礼を申し上げたいと考えています。

支援金の使途

● 店舗の修繕費(店の内壁・内装・外壁)
● お皿やグラスの購入費
● 壊れた機材の購入費
● ガスの配管工事費
● ダクト、雨漏り工事費

スケジュール(予定)

▼ 2024年2月:工事業者への見積もり依頼(済)
▼ 2024年3月:仮補修の工事着工開始
▼ 2024年3月:通水し次第、仮オープン予定
▼ 2024年5月:本補修の工事着工開始
▼ 2024年5月末:本営業再開

※あくまで現時点の見通しですので、実際には変更になる可能性があります。

[店舗情報]
レストランブロッサム (洋食レストラン)
住所 926-0175  石川県七尾市和倉町ヲ部22-2 
https://maps.app.goo.gl/Lvv8Q4MpFbPeYoT6

インスタグラム restaurant_blossom_1983 
https://www.instagram.com/restaurant_blossom_1983?igsh=MW9zMWdndXB5ZjE3cw%3D%3D&utm_source=qr




支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

  • 2024/04/14 00:03

    夜分遅くにすみません!今日は3ヶ月と13日ぶりに通常営業を再開し、無事に営業を終えることができました。オープンと同時に本当に多くのお客様がご来店してくださり、感謝の気持ちでいっぱいです。メニューは、仮オープンのものに加え、能登の農園サラダや能登牡蠣のフライ、グラタン、バスクチーズケーキなどもあ...

  • 2024/03/30 17:24

    皆様の温かいご支援により3月26日に再開することができました!ブロッサムでは3月22日に通水し、水が使える幸せを噛み締めながら4日間で営業再開に向けて掃除や仕込みを行いました。水に関しては、まだ洗い物の許可しか出ていないので、お客様の口に入るものに関してはミネラルウォーターを使用を徹底しており...

  • 2024/03/20 11:45

    ネクストゴール達成!!感謝申し上げます!!みなさんの暖かいご支援のおかげで、達成できたことに感謝し、日々できることをコツコツと積み上げて、進めていきたいと思います!現在も和倉地区は、断水が続いており(一部を除く)、困難な状況は続きますが、日々復旧作業をされている水道局の皆様を見守りつつ、早期通...

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