”声”よ届け!泣き”声”を笑い”声”に!~不平等な世界へ。小さな小さな悪あがき~

現在の支援総額
¥187,500
パトロン数
11人
募集終了まで残り
52日

現在15%/ 目標金額1,200,000円

このプロジェクトは、All-In方式です。
目標金額に関わらず、2018/07/15 23:59までに集まった金額がファンディングされます。

【事件は現場で起きてます!】デンマークとマラウイという2つの国。この不平等な世界で「声」にならない想いを抱いている人たちがいます。そんな、彼らの「声」になること。そして、職を通し、一人でも多く、彼らの目に見えない泣き「声」を、目に見える笑い「声」に変える事。この二つがこのプロジェクトのゴールです。

 ”声”よ届け!泣き”声”を笑い”声”に!
~不平等な世界へ。小さな小さな悪あがき~
VOICE Project ーNO BORDERSー


▼はじめにご挨拶

初めまして。Fighting with the poor 24か月プログラム2017年度2月チームの山田と辻と申します。
私たちは現在、貧困や教育学(教授法)等を学ぶ、2年間のプログラムに参加をしています。
2017年度の1年目はデンマークのフリースクールでアシスタントティーチャーとして勤務し、
2018年度は2月から8か月間アフリカのマラウイの教員養成カレッジでインストラクターとして勤務しています。
(詳しい個人プロフィールはこちらをご覧ください。)

 

▼これまでの活動


1年間デンマークのフリースクールでの生活で私たちが目にしたのは社会的貧困でした。
デンマークではそんな社会的に排除される立ち位置に陥った生徒や難民、ホームレス支援などの活動を主に行いました。
現在、滞在先のアフリカ、マラウィではTTC(Teacher’s Training College)でインストラクターとして勤務おり、授業サポートやコミュニティ活動などに従事しています。

【写真:Youth clubでの性教育風景。ディスカッションの様子】




▼プロジェクトをやろうと思った理由

現在私たちはマラウイの教員養成のカレッジでインストラクターとして働いていています。
私たちの生徒は卒業後に農村地域の小学校の先生として働きます。

マラウイは人口の半分以上が貧困ライン以下で生活をしており、アフリカの中で最貧国であると言われています。
実際にマラウイに住んで、働いて、生徒や子供たち、コミュニティと関わるにつれ、その事実を痛感しています。
ここに来てまず感じたことは、彼らは、“今”を生きているということ。

明日のことを考える金銭的な余裕がない人がほとんどだということです。
彼らは“今日”を考えて生きているのです。

一方で私たち日本人はどうでしょうか。

「明日の洋服は何を着ていこうかな?」
「今週金曜の飲み会楽しみだな。」
「来月は海外旅行に行くんだ。」
「将来は看護師になりたい。」 

私たちは 未来のこと、明日のこと、将来のことを考える余裕があります。


そんな、明日や先の未来の事をを考えることができる私たちは恵まれていることは紛れもなく事実です。

現地の農村地区でのヒアリング調査では、経済的理由で学校に行けない小学生、
中学生の子たちが多く存在していることも知りました。

【写真:ヒアリング調査の様子】



日本では中学までは義務教育として当たり前に誰でも受けることができる教育。
そして公立の学校なら高校までは無料。


マラウィでも小学校は無料(テスト代や雑費は発生します)ですが、
経済的理由のため、学校に行かず働かざる得ない子どもたちが数多くいるのです、


さらに、マラウィでは子どもも、大人も当たり前のように物乞いをしてきます。

彼らは物とお金を白人やアジア人から与えられることに慣れきってしまっているのです。
それは彼らが悪いのではなく、お金をばらまいている外国の国際援助機関や外国人がそういった環境を作ってしまったのだと思います。

 

「私たちが出来ることって何だろう。」

そんな環境の中、自問自答する日が続きました。

そしてたどり着いたのが、雇用機会を作り出すということでした。
私たちは一方通行な与えるだけの援助に反対だからです。
それはモノやお金を与える援助は一時的な措置でしかありません。

【写真:コミュニティでの交流活動】


そこで私たちが考えたのは“モリンガプロジェクト”と“チテンジプロジェクト”。

“モリンガプロジェクトーCHAMWAMBA-“
“モリンガプロジェクト”は生徒の学費をサポートするのが目的です。

【写真:モリンガを乾燥させている様子】



私、山田の赴任地である学校にはモリンガがありますが、私が赴任する前は生徒の誰一人としてモリンガの魅力について知りませんでした。
マラウイ人のほとんどの人がモリンガがどんな病気に効くのか、どれだけ栄養価が高いのか知らないのです。
まさしく宝の持ち腐れです。
そこで現在私、山田はモリンガをコミュニティに広める活動に携わっています。

【写真:生徒と発足したワイルドライフクラブ。モリンガを植える活動の様子】

モリンガプロジェクトでは私の学校の生徒を中心にモリンガの葉を乾燥・粉末化させ、それを日本で販売をし、
その売り上げを学費を払えない生徒たちへの奨学金に充てる予定です。

多くの生徒たちがモリンガの粉末方法を知りませんが、同時に、
このプロジェクトを通して生徒もモリンガの価値と使用方法を知り、
就職後の学校で受け持つ生徒たちにモリンガを与えることが出来ます。

マラウイの多くの子供たちは十分な食事を得ることが出来ず、栄養失調に陥っています。
彼らがこれから身に着ける知識は彼らの未来の生徒たちの命を救うと言っても過言ではありません。

日本でのモリンガの認知度は低いですが、知っている人は知っている、とても栄養価の高い木です。
高血圧、マラリア熱、風邪予防、頭痛、コレラなど、300種類以上もの病気の治療と予防に効果があると言われています。

日本では現在沖縄など南の地域で栽培がされていますが、まだまだ認知度は低いです。
日本でのモリンガの認知度を上げる事も私たちは目的としています。


“チテンジプロジェクトーHOPE―”

 

チテンジェプロジェクトは貧困層の収入を上げることが目的です。

マラウィにはたくさんのテイラーがいます。
私、辻の住む地区には難民キャンプがあります。

子ども6人を育てながらテイラー職で家族を養う難民の女性
忙しくしていた方が嫌な思い出を忘れることができるからと学業の合間でテイラー業を行う16歳の
難民の男の子

マラウィ人だけでなく他のアフリカ諸国の難民のテイラー達とも、このコミュニティで出会いました。

また、私たちのカレッジは貧困層の女性を対象に4か月間のテイラー育成プログラムを低価格で提供しています。



このテイラー育成プログラムのアイディアはとても素晴らしいと思います。

ただ、終了後に職がない事が課題です。
職が無いと、特に女性に対してどんな事が起こるか。

手っ取り早くお金が手に入る売春に走る女の子たちがとても多いんです。

エイズやHIV感染率の高いマラウィ。
また、売春の1回あたりの値段もとても低い現状があります。

そんな彼女たちの本音は

「体を売る必要がないのならしたくない。」

でも、彼女たちの目の前には技術を身に着けても、職がない。
そんな現実が立ちはだかっているのです。


そこで、マーケットをマラウィ外に広げることによって貧困層を中心に職を作り出すことができないかと考えています。

労働力を搾取する形ではなく相互がwin-win関係となるプロジェクトを目標としています。


▼このプロジェクトで実現したいこと

 このプロジェクトを通して実現したいことは二つあります。

一つ目は、モリンガプロジェクトとチテンジプロジェクトの本格始動です。

どちらのプロジェクトも、最終的には日本やアジアに輸送して販売をするため、
輸送費と試作品の作成、チテンジ代など、初期投資が必要です。

現在の試作品は私たちの実費で作成をしています。
現在所属している団体からのお給料は生活最低限度しかもらっていません。


そのため、クラウドファンディングで集まったお金は各プロジェクト発展させるために使用致します。

【写真:プログラムインストラクターの指導、補正の元
難民のテイラーの作った作品。minneで4/30より販売開始。ギャラリーはこちらから】



そして二つ目は、デンマークとマラウイでの貧困、国際協力、学校教育、グローバル人材、
英語などに関する情報を日本にいる皆さんと共有すること。

すでにブログで情報発信は行っていますが、ジャーナル期間は実際に日本各地を回って
プレゼンテーションやワークショップを行いたいと考えています。

【写真:昨年11月に実施したワークショップ ”Living as a Global Community”


常にインターネット上で手に入る情報はすべてが正しいとは言い切れません。
情報操作や発信者にとって都合の悪い情報は流れるはずがありません。

マラウィ人のコミュニティで生活して3か月ですが、インターネット上では見る事のできない現状を目の当たりにすることが度々あります。
デンマークでの活動時もそれは同じでした。

そこで、マラウイでの活動が終わり次第、日本のコミュニティセンターや学校を中心に回り、
子供から大人までリアルな情報を「声」として実際にお届けできたらと思っております。


▼資金の使い道

モリンガプロジェクト
-スーパーバイザー料(農業専門の先生に指揮を取ってもらうため)
-プロジェクト参加学生への学費
-輸送費
-プロジェクト関連費

チテンジェプロジェクト
-スーパーバイザー料(テイラーの専門職の先生に指揮を取ってもらうため)
-人件費(プログラム修了者を中心に)
-チテンジェ,布,材料費
-ミシン、教室使用代
-輸送費
-プロジェクト関連費


ジャーナル費(ジャーナル期間 10/5~12/22予定)
-日本国内の交通費、宿泊費
-その他必要経費


▼リターンについて

¥3500
お礼の手紙+ポストカード3枚

¥5500
お礼の手紙+ポストカード3枚+コースター2枚

¥7500 A プラン
お礼の手紙+選べる小物1点

¥7500 Bプラン
お礼の手紙+選べるチテンジェ2枚


¥15000 Aプラン
お礼の手紙+選べる小物2点


¥15000 Bプラン
お礼の手紙+オーダーメイドアイテム1点


¥50000
お礼の手紙+お茶セット(モリンガティー&ハイビスカスティー)
OR 
※マラウイアンダーグラウンド on Skype  


¥100000
お礼の手紙+お茶セット(モリンガティー&ハイビスカスティー)
+オーダーメイドアイテム 
OR
マラウイアンダーグラウンド on Skype  


※マラウィアンダーグラウンド
難民キャンプの裏話、マラウィの売春の現状、一夫多妻制のあるあるなど
スカイプで1時間ほどで辻が対応します。
デンマークのフリースクールでの教育や、異文化コミュニケーションなど、
他にもご希望のトピックがあれば変更可能です。



【写真:チテンジェの柄(参考)】

★プログラムのスケジュールの都合上、発送は10月以降になります。
大変申し訳ございません。
また、リターンに関してのリクエストなどがございましたらお気軽にお問い合わせください。



▼最後に

職がないために売春行為に走ってしまう女の子達。
両親の収入が少ないため、学校に行かずに働く羽目になってしまう子ども達。
経済的理由でせっかく入った大学を辞めざる得なくなった生徒達。

私たちの周囲では当たり前の様にそんなことが起こっています。

この二つのプロジェクトを通して、私たちが実現したいこと。
それは

一人でも多くの技術を持った女の子が売春という道を選ばなくてもいいように
一人でも多くの子どもたちが学校に行けるように
一人でも多くの生徒たちがせっかく入った大学を「辞める」という選択肢をとらなくてもいいように

職の存在によって貧困からの逃げ道を作り出すという事です。

それが私たちがプロジェクトを通して実現したい事です。

【写真:大学運営のプレスクールの生徒達】




また、ジャーナル期間に関してですが、予算や地理的にヨーロッパにいるという事を考えると
ヨーロッパの国々を回ってジャーナルをするという選択肢もありました。


しかし、私たちの快適な生活は誰かの犠牲によって成り立っている事実を
デンマークとマラウィの生活で嫌というほど直面してきました。

世界のどこかには学校に行きたくても行けない子どもたちがいます。
世界のどこかには病院に行きたくても行けない人たちがいます。
世界のどこかには食事を食べたくても食べることができない人たちがいます。
世界のどこかには明日を生きたくても生きられない人たちがいます。

一方で、私たちは

日本の教育システム、両親の教育への投資のおかげで大学まで行く事が出来ました。
風邪を引いたら病院に行き、治療して病気を治す事が出来ました。
お腹いっぱいになったら、食事を残す事ができます。
明日、5年後、10年後その先に夢を膨らませ、未来を想像する事ができます。



そんな環境の日本は“教育=投資”という考えがしっかりと根付いています。
私たち、投資してもらった側が“教育=投資”の公式を忘れてはいけない気がします。

「国や市の税金を使って教育投資をしていただいた分、私たちは共育という形で地元や社会に還元していきたい。」

それが私たちにできる事であり、また、私たちの故郷である日本を最終期間であるジャーナル活動の地に選んだ理由です。

日本の方たちにもメディアでは見ることのできないデンマークとマラウイの側面を知ってほしい。


そんな気持ちで活動を行っています。

帰国中の活動ではデンマークやマラウイでの生活を通しての経験や知識等を皆さんと共有できたらと思っていますし、皆さんの見ている世界も共有していただけたらと思います。




世界は不平等です。
不平等なのが世界です。


世界が不平等で合っても、人の温かさだけは国籍関係なく、変わらない。

私たちはそう信じています。

ご支援いただいた分は精一杯、お返し致します。


長文であるのにも関わらず、最後までお読みいただきありがとうございました。

どうかよろしくお願いいたします。


24ヵ月プログラム Fighting with the poor
2017年度2月スタートチーム

Development Instructor

山田・辻