自己紹介
まずは本プロジェクトを公開するにあたり、アドバイスをして頂いた多くの方々に感謝いたします。
当店の開業は2020年7月からでした。様々なご協力を得ながら現在の石垣市新栄町6-2にレストランとしての開業を2023年12月末から始めました。
店名はオーナーシェフである 杉 時光
の母方のルーツであり尊敬する祖父の生まれ故郷岩手県の作家 宮沢賢治の作品の名前を頂きました。
B・M・O 注文の多い料理店
都会の価値とは違い、老若男女が集いレストランの語源であるレスト=休む、疲れた心と体を休める止まり木になる為に当店から注文がある意味も込めました。
現在は東京で培った経験を活かし、石垣島の素材を使ったイタリア郷土料理を提供し、イタリアワインを北から南まで多種多様な葡萄品種と共に楽しんで頂いています。
現在の経営目的は地産地消と地元の方々の雇用及び給与の厚待遇、つまり地元の経済を活性させる事を主眼として日々研鑽を積んでいます。
このプロジェクトで実現したいこと
そもそも住居ではないコンクリートの箱であったガレージをレストランにしようとした事と、離島である様々な事情によって開業まで非常に困難な道を強いられてきました。
その副産物としてレストランらしからぬ事が少しずつ残っています。
例えば照明が中途半端で、事務所のような蛍光灯がひんやりと点いていたり、グラスや食器が若干、数が足りなかったり不揃いの食器が多くあります。また収納が全くないためにお客様には見せてはいけないラップや調味料などがむき出しで見えたり、計画当初の保存用冷凍庫も半分しか揃えられなかった事で仕入れや商品が思うようにできておりません。
今回の御支援により、これらの問題を全て解決して皆様に石垣島でなければ食べる事のできないイタリア料理を安くて美味しいイタリアワインと共に楽しんで頂きたい、石垣島の食材の美味しさに驚き、感動して頂きたいと思っています。
また当店は開業当初より小さなセントラルキッチンのような工場を別の場所に持っており、惣菜と菓子製造の許可証を取得しております。
もし多くの方々に私達のお店に興味をもち、御支援が予想を超えた場合は石垣島の食材で作ったイタリア郷土料理をコース仕立てにして冷凍商品として全国配送しようと考えております。
(もともとの計画でも営業が軌道にのった後に地産地消のイタリア郷土料理を全国販売する予定でした)
よって石垣島になかなかくることのできない八重山フリークのお客様にも御自宅で四季を含めた石垣島を感じて頂きたいと思っております。
商品・お店が作られた背景、実績
ブログ ⇐
私は東京生まれで東京育ちです。
元々は35年以上前の学生の時に石垣島に旅行で来たことが始まりでした。雄大な自然や海、星空に魅了されて以来毎年通うようになりました。他方25歳の頃からいつか自分のレストランを開業したいと夢を膨らませていました
そして50歳になり様々な要因が重なり自分の店を開業する決断し、約5年前に石垣市に移住致しました。
もともと東京で日本に本格的なイタリア料理を持ち込んだ老舗の会社に20年以上勤め、会社にはイタリアで修業してきた職人が多数在籍していた事で見識が広まりました。ジローレストランシステム株式会社
そして、この会社で得た知識を存分に活かし、東京の価値とは全く違う、八重山ならではのレストランを作ろうと決意したのです。
大きな柱は2つ
1)御店を見ると家族や友人を思いだすような店にしたい
2)可能な限りの地産地消を旨として、給与も都市部と同じレベルにして地元経済活性化一助をするのみならず、同業他社にも働きかけて新しい価値を生み出し広めたい
この事を大切な理念としてここまで歩んできましたし、これからも歩んで行こうと思っています。
当初は思うようなことができず、やっと最近の2023年12月21日よりレストランとして開業いたしました。
最初は石垣市内を対象に冷凍商品をテイクアウトとして販売していて、ある程度の常連様もいらっしゃるようになり、そいてレストランが開業して3ヶ月を越えましたが、現在は日に日に売り上げは伸びてきていて認知度も上がってきました。
私たちの商品・お店のこだわり
御店のこだわりは本場イタリアの郷土料理を可能な限り地元食材を使い調味料は塩、胡椒だけでイタリアのお母さん(マンマ)の味を手作りにこだわって作っています。
以下の写真はディナーメニューです
こちらが現在のディナーメニューです。
工場にある真空包装機、マイナス35度の液体アルコールで瞬間冷凍する【凍眠】、マイナス60度のアイスストッカーを導入している事で大半の商品はある程度出来上がった状態で保存しています。料理の提供は温めたり、流水解凍で盛り付けるだけとしています。
御支援頂き目標金額に達した暁には、メニューの中にある商品を2名様で召し上がるコース仕立てでセットとして全国販売したいと思います。
また工場がセントラルキッチンの役割を担えるので石垣市内において違う業態(例えばパスタハウス)のお店を当店のスタッフが独立して展開していく事も可能だと思っています。
こうした小さな展開も地産地消を広めるだけでなく、製造商品が増える事で工場勤務のスタッフを増やす事になりますし、工場ですから働き方として時間を自由に使えるので当店のやりたい事の1つである社会的弱者と言われる片親世帯や介護世帯が活躍できる会社、しかも一般的な会社勤めの方と同レベルの給与を支払い充実した生活を送って頂く夢を実現できると思っています
リターンについて
様々なメニューを御用意しておりますのでリターンの頁をご覧ください。
食事&商品券の使用期限は2025年12月末日までとさせて頂きます。
チケットで石垣島にお越しの際はレストランでお使いになってもテイクアウトでお使いになっても結構です。
また石垣島に来る事のできない方でも八重山の1次産業の方を応援しながら、冷凍された石垣島の産物で作られたイタリア郷土料理の数々をご自宅で召し上がっていただきます。
スケジュール
5月 機器、什器備品の選定
5月中旬 クラウドファンディング終了
5月末 発注及び設置
2024年6月 リターン発送
資金の使い道
什器備品 10万円
設備費 100万円
人件費 90万円
手数料(17%+税):37万4千円
合計237万4千円
最後に
実は私には使命とも思える、どうしても叶えたい事があります。
重たい話で大変恐縮なのですが私が本気である事をお伝えする意味でも少しお付き合いください。
最近の報道等でも散見されるようになってきましたが日本は物凄い勢いで人口減少が起きてきます。
以下の写真は日本の人口分布図です。
わずか20年後には多くの税金を納める働き盛りが減少し、年金生活者が増えます。そしてその高齢者人口が増える事で医療費が税金を食いつぶしていきます。税金が減ると言う事は警察や消防の費用が出なくなるばかりか成り手が居なくなります。
消費活動の低い高齢者の比率が上がり稼ぐ人が減っていけば当然経済は縮小し、倒産する会社や御店が爆発的に増えていきます。
かつて世界に名を轟かせ世界トップシェアを誇る企業が姿を消し、円を節操なく刷ったせいで、どこの国も円を買わなくなり、円安が長期化していて回復見込みどころか円が紙くずになる可能性すらでてきています。
そんなネガティブな話の中で私が日本復活のカギとなる即効性のある産業が観光だと思っています。
どこに行っても歴史文化があり森や山や海があり風光明媚な場所は日本全国津々浦々に点在します。治安も良い上に食事は多種多様で美味しい、これ程観光としてのポテンシャルが高い国は他には無いと思っています。
こうした中での飲食店の役割は非常に重要であり一番大切な要素であると思っています。そこに行かなければ食べる事の出来ない料理、付加価値の高い料理こそ観光の価値を高めて観光客やインバウンドを取り込めると考えます。
そして地産地消から地元の農家さん漁師さん畜産業の方々に経済が回り、従業員へ高い給与を支払う事で島の中での消費活動が活性化して、当店を真似する引飲食店が増えれば経済は活発になり八重山諸島は生き延びるだけでなく発展する事も可能だと思っています。
このような日本にしてしまった私達世代が責任を取る意味でも次世代を育て、種を撒く事が重要だと思っています。
どうか皆様の御力を私にお貸しください。
これからの日本を助ける為に、子ども達が希望をもって生きて行けるように、宜しくお願い致します。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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