静岡県浜松市にある福応寺の高さ3M×幅50Mの壁面に絵を描きます。 講師をつとめるデザイン学校の学生及び卒業生、主宰しているアートスクールの生徒に壁画制作を体験してもらい、汗水流して人の目に触れるアートを作る楽しさと失敗のできない作品作りの緊張感を体験してもらいたい。

プロジェクト本文


はじめまして。渡邉貴裕(わたなべ たかひろ)と申します。
日本画を軸に絵を描き、アパレルやスポーツ関連のデザイン、ライブアートや壁画制作などを行ってます。


▲日本画作品

アーティスト活動の他に、東京のデザイン専門学校で講師を行い、若い学生たちにデザイン・アートを手で創り出す為のコツとヒントと気持ちを伝え、またアトリエではアートスクールを主宰し、デッサンや水彩画、日本画の技法を伝え地域の方と一緒に学んでいます。

2018年8月下旬から静岡県浜松市にある福応寺にある高さ3M×幅50Mの大きな法面に壁画を制作します。

臨済宗方広寺派慈眼山 福応寺
http://fukuouji.jp/

MAP
https://goo.gl/maps/eaQ71e9ZJGL2


▲高さ3M×幅50Mの画面。

50Mの壁面を5分割し、
★2018年8月10M制作・『蓮』
★2018年9月10M制作・『桜』
★2018年10月10M制作・『観音様』
★2018年11月10M制作・『沙羅双樹と竹』
★2018年12月10M制作・『彼岸花と南天』
のスケジュールで施工し、年内に完成させます。


▲『蓮』デザイン案


▲『桜』デザイン案


▲『観音様』デザイン案


▲『沙羅双樹と竹』デザイン案


▲福応寺ご住職と。

福応寺ご住職からこのお話を頂いた時に、学生時代にしていた壁画制作のアルバイトを思い出しました。

岩手や福井、山梨、広島など日本のあちこちに赴き、商業施設、店舗やHOTEL、美術館にゲームセンターなど、さまざまなクライアントとそのお客さんが喜んでもらえるように壁や天井に絵を描く仕事です。

現場近くの旅館に泊まりこみ、朝から晩までヘルメットをかぶり工事中の建物の中で、体をフルに使って大きな画面と向き合い簡単に取り外すことができない、長い時間その場所に残る絵を描く緊張と責任感。

社会に出てあきらめずにアーティストとして仕事を続け、今、人に伝える事までできているのは、若い時に経験した壁画仕事が心と体を鍛えてくれたからだと思います。




デザインを考える。絵やイラストを描く。という事がPC・AIの進化に伴い、年々簡単な作業になってきています。

身近になり、デザイナー・アーティストになりたい!と考える若い人が多くなることは嬉しい事ですが、『容易な作業』になると言うことは、『あきらめる』のも簡単です。

『この作業は向いていない。』と早々と課題をあきらめてしまったり、夢自体を『自分には向いていない』と簡単にあきらめてしまう表現者の卵が多くなっていると感じます。

最近は壁画制作も印刷技術の発達とコストの削減面から壁紙や写真に変わってきており、大きな壁や天井に絵を描く機会も減って来ています。

今回『50Mの壁画を…』とご住職から頂いた依頼はとても貴重な機会で、自分と数人のスタッフでコツコツと完成を目指すのは確実ですが、この貴重な仕事を、若い学生たちに手伝ってもらい、汗水流しながら緊張感や、ダイレクトに人の目に触れ長い時間残るものを作る喜びや苦労を経験してもらい、今後の制作や仕事に活かしてもらいたい!と思い、プロジェクトを企画しました。




 皆さん、こんにちは。福応寺の住職の小川昌久と申します。
一昨年・昨年と法面の補強のためにこちらの擁壁を作りました。道路から見晴らしのいい場所であると言うことで、檀信徒や近所の方、はたまたたまたま通りかかった方に何か福応寺としてメッセージが出来ないかと考えていました。

福応寺本堂にいらっしゃるご本尊様の観音様や、福応寺に関連する仏教的な植物等を描いていただけることになりました。こちらの壁画を見ていただくことで、境内に入らなくても福応寺の物語や想いを感じていただける・・・そんな素敵なデザイン案を考えていただきました。
画家の渡邉さんから今回こちらのプロジェクトによって若いアーティストのタマゴを育てたいというお話しを聞き、仏教の布教に通ずるものがあると感じました。是非皆様方のご協力を頂けますよう、お願い申し上げます。




▲リターン品 遠州綿紬手ぬぐいのデザイン案

もし皆さまから多くのご協力を頂けた場合は、募集するボランティアの人数を増やしたいと思います。



一番大切なことは、お寺を訪れる方やご近所の方、そしてご住職家族に喜んでもらえる壁面を作ること。
その過程で、若い表現者の卵たちに大きな画面と汗水ながして格闘する実体験をしてもらいたい。


表現者として壁にぶつかったり迷ったとき、諦めそうになったとき、屋外で汗水流してデカい画面と戦ったことを思い出し、
『あっ!あんな事やったなぁー!がんばろ!』
『もっとこだわって仕事やろー!』
『迷ったときは、またあの壁画を見に行こう!』

と感じる経験の一つを、皆様の力をお借りして卵たちに提供できれば幸せです。



今後のプロジェクト状況は、本ページの他に、活動ページにて報告させて頂きます。

【ボランティア募集&活動報告ページ】
https://hekigaproject.amebaownd.com/

よろしくお願いいたします。



渡邉のこれまでの活動・経歴はHPやInstagramにて掲載しております。
http://ameba.takahirowatanabe.com/


▲ショーウィンドウを使ってのライブアート


▲ヤクルトスワローズ公式ファブリックパネルデザイン


▲イタリアアパレルブランドとのコラボレーション空間制作


▲庭師とのコラボレーション作品制作

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