Thema ロイ・リキテンスタイン
服はビジネス向きにデザインがされる傾向にある中で、アートであってほしい人もいる。
昔、アートは抽象的なものが主流だったが、アメリカでアメリカンポップカルチャーが出現した 。ポップとはそれぞれのイメージがあるだけで、本来の意味を知っている人が少ない。
少し説明すると、popular(ポピュラー)の短縮系=pop(ポップ)
要するに、消費することを前提に作られている、大量生産物。服で例えると、ファストファッションの様なものになる。
あの誰もが一度は見たことはあるキャンベルのスープ缶で有名なアンディー・ウォーホールなどが有名なポップアーティストだが、それに並ぶアーティストがロイ・リキテンスタイン。彼の作品は一言で言うと『ストレート』。被写体の言葉や状況がコミックの吹き出しのようにそのまま描写されており、ポピュラー・カルチャーであるコミックをアートへと昇華させた最初のアーティストだ。
身近に溢れてるポップだからこそ、このアーティストが作るような直接的に伝えやすいアートの素晴らしさの価値ももっと知ってほしい。
私はこのロイ・リキテンスタインの作品を使って、よりポップの良さを伝えるために、今の時代に取り入れた、新しいポップカルチャーを作りたい。