愛するひなげし、そしてCAMPFIREの皆さんごきげんよう!
満天姫です。
先日の続きで、今回は信用持ちについて話をしようと思います。
「新世界」で何度も出てくる「信用持ち」という言葉。
なんでも信用を貯めて、自分の好きなタイミングで換金するという時代が来つつあるというのです。
西野さんの前作前々作でも信用が大事だということは書かれていて、「なるほどー」と思いながらもいまいちピンと来ていませんでした。
今作ではそこをホームレス小谷さんといつ人を例に書いてあって分かりやすかった。
ホームレス小谷さんというのは、自分の1日を50円で売っている人で、買われたらその日1日何でもやるという万事屋みたいなことをしている人。
1日をたった50円で売っているので当然金銭的には稼げてないんだけど、買った人は小谷さんの働きぶりを見て進んで小谷さんにご飯をご馳走したり、飲みに連れて行ったり……
ざっくり言うとこれが信用をお金に換金しているということらしいです。
話を変えて、最近満天姫は「稼いでるんでしょ?笑」と言われた時にちょっとモヤっとしました。
言った方は悪気なんてなかったかもしれないんですが、(本当は前後にもっとモヤることを言われたけど)いやいやいや……って思っちゃいました。
満天姫は、こう見えてみんなよりも色々と困っている人間です。
色々なものに追われて余裕の無い人間です。
でもそんなことあえて言っても仕方が無いし、不幸自慢なんて誰も聞きたくないじゃないですか。
それなのに、なんでそういう風に思われるのか。
なんでかって冷静に考えてみた時、幸いなことに満天姫の周りには「満天姫が来てくれるならいいよ!」ってご飯に連れていってくれる人がいたり、「この服着ないけどいる?」とか「これ似合うと思うからあげるよ!」って言ってくれる人がいたりする。
これって「この子は楽しい時間を共有してくれる」「この子ならこれを大事に使ってくれる」っていう信用なんじゃないかな。
なんか自画自賛みたいになっちゃってるけど笑
だからお金はなくても心は感謝で満ち足りていて、だからいつもポジティブでいようと思えるし充実しているように見えるのかなと思う。
だとしたら、逆にそういう言葉を言われたのは誇るべきことなんじゃないかなとも思う(これは超絶ポジティブ)。
バンド活動においても、毎回チケットを買って来てくれる人、お花を送ってくれる人、差し入れや手紙をくれる人がいる。
それって二天一龍、満天姫しぇりを信用してくれてるって事だよね?
満天姫も信用持ちの1人だった。
新世界を読むことで、いまいちピンと来てなかった「信用持ち」のことがよくわかった気がします。
でもね、この本具体的な信用の稼ぎ方が書かれてないんですよ。
満天姫はもっと信用を稼ぎたいからそこがいちばん知りたいのに。
でも西野さんからしたら「大分ヒント与えてるわ!それくらい自分で考えろ!!」ってことなんだろうなぁ……^^;
信用ってどうやったら稼げるんだろう、満天姫は今この問題の解決策を模索中。
もし「こういうことでしょ!」っていうのがある方、こっそり教えて下さい。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
次くらいで新世界の感想は終わりにしようと思います。
次は新世界の内容のほとんどが「すごい!その通り!!」って感想だったけど、一つだけ引っかかってしまったことについて書こうとおもいます。
満天姫しぇり