経絡治療と東方会方式接触鍼法
日本の鍼灸術の特徴
•丁寧な診察、細かな観察。
•手で触れる触診を多用する。感覚を重要視する。
•細い鍼、浅い鍼、痛くない鍼。少ない侵襲性。
•フィードバックを行い評価をする。
•養生から疾病の治療、緩和医療までもカバーする。
経絡治療について
•1930年代に古典的な鍼灸の重要性を説いた柳谷素霊、井上恵理、岡部素道、竹山晋一郎らによって形作られた治療方式。
•四診の中でも脈診をはじめとした切診を重要視し、診断である証の決定を行う。
•証にしたがい難経の68難、69難などに基づいて施術する経穴を決定する。
•経絡と臓腑の虚実を補瀉して根本的な治療を行う本治法と症状を治療する標治法を組み合わせて治療を構成する。
•治療は接触から切皮程度の侵襲の少ない鍼で行うことが多い。
•経絡治療の中にもいくつかの会派がある。
経絡治療と東方会方式接触鍼
経絡治療は
古典を基礎とした鍼灸治療です
すべての病を経絡と臓腑の虚と実で捉える
東方会の接触鍼法は経絡治療の理論に基づいている
経絡治療の診察プロセス
接触鍼法
東方会方式の鍼灸治療
緩和ケアと鍼灸治療
東会方式の接触鍼法
•日本の伝統的な鍼灸治療
•小野文恵(おのぶんけい)によって創始された
•経絡の不均衡を補正
補法
瀉法
•方法
鍼を刺入することなく接触のみの様々なテクニックを用いる