支援者の皆様活動終了の報告が大変遅くなってしまい申し訳ございません。プロジェクトを進めるにあたり、私と村民との間に入ってくれていたチョンボック村の現地コーディネーターが、水道が普及した直後に、新しい仕事を始めるとのことで、引越してしまい、村民との遠隔でのコミュニケーションが困難になってしまいました。水道はひと段落して、あとは記念碑の設立だけというところでしたが、私も頻繁に村に通えないなかで、新しい担当者たちと遠隔でやり取りしても、一切現場は進まず、気づけばここまで経過してしまいました。遅くなったことお詫び申し上げます。さて、写真のように記念碑が完成しました。(現在も記念碑を設置する土台や枠の作成をお願いしているのですが、一向に進みません。。。。)(こちらもミススペル、名前抜けが発生しております。申し訳ございません。)まだ記念碑土台が完成しておりませんが、水道インフラの修復(水道パイプと貯水池の修復)、記念碑の完成、村民の生活も元に戻ったことを持って、プロジェクトの終了とさせていただきたいと思います。以下の動画のように、水道インフラも復旧し、元の日常が戻りました。https://youtu.be/q4_zSovty4Aーー今回の復興プロジェクトでは、当ページ以外からの支援も合わせて。100万円近くが集まりました。内訳として、以下のように使用させていただきました。①流された水道パイプの修復。約45万円②貯水池の再建(乾季でも貯水して、各家庭に安定して水を送るため) 約60万円③記念碑 3万円ーー支援者の皆様本当にありがとうございました。カンボジア、コンポンスプー州チョンボック村近くにいらっしゃることがありましたら、ぜひ村をご案内させてください。皆様の支援のおかげで取り戻した満面の笑みで村民が迎えてくれることでしょう。ご支援本当にありがとうございました。
チョンボック村を支援してくださる皆様いつもありがとうございます。この度、貯水池(貯水ダム)の建設が完了しました。これで滝から流れてくる水をキープして、乾季でも安定的に各家庭に届けられるようになります。建設予定地に資材を運び(詳しくは以前の活動報告参照)枠組みを作りこの枠組みにセメントを流し込みますセメント固まったこんな感じで作業を続けること3週間、とうとう貯水池の完成!!!この貯水池から、11月に修復した水道パイプと合わせて、年間を通して安定的に各家庭に生活用水が届けられるようになりました。(乾季終盤などで滝の水量が少ない時もこの貯水池から生活用水を安定供給できます)現場作業を毎日頑張ってくれた村の人と。これで村人たちも生活用水に心配することなく、暮らせるようになりました。今回の貯水池建設で皆さんから頂いた支援金はほぼ底をつきましたが、田んぼの復旧や、滝周辺の整備などなどまだまだ村は課題山積みです。今後はカンボジアの人の手で自主的に復興していってほしいと思います。また来月改めてプロジェクト全体の活動報告させていただきます。
チョンボック村の復興にとても嬉しいニュースが飛び込んできました。カンボジアの首相のご子息であり、国会議員、教育青年担当議院長であるフンマニ氏がチョンボック村を訪れて、国家としての復興支援に最善を尽くすと表明していただきました。ちなみにフンマニ氏、カンボジアでは、特に若い世代を含めて、ものすごく人気で影響力のある議員さんです1982年生まれ、36歳ながら、カンボジア教育青年担当議院長をつとめFacebookには11万フォローワー。彼の投稿には1万近いイイネがついたりします。フンマニ氏FBより。そんなフンマニ氏が2019年2月10日チョンボック村を訪問。村から滝まで1時間ほどの遊歩道をこの炎天下の中スーツで歩かれ、被害状況を確認。その後、国家としての復興支援に最善を尽くすと表明していただきました。今まで村の復興作業にカンボジアの公的予算がつかず、このキャンプファイヤーで集めた支援金が最大の予算として活動しておりました。しかし真に復興を進めるには、ダム再建、流れの変わった川の修復、滝の修復、灌漑水路の修復などなど、おそらく数千万円以上の予算と専門家の力が必要だと感じていました。私のプロジェクトでできることは、予算的にも技術的にも人員的にも、村人に生活用水を届けるシステムを修復すること。それだけで精一杯でした。しかし、今回、カンボジアで非常に影響力を持つフンマニ氏に支援を表明したいただくことで、今後は大掛かりな復興が始まる事が予想されます。私たちのプロジェクトでは最優先課題の生活用水を日本パワーで修復し、それ以降のところはカンボジアの力でカンボジアの人々によって修復されていく。それが実現すればものすごく理想的なかたちです。我々の支援もカンボジア国家による本格支援が始まるまでの橋渡しとして、意義があったものになります。ぜひ、そのように今後村が復興していってくれたらなと願います。
チョンボック村復興プロジェクトを支援してくださる全ての皆様いつもありがとうございます。滝の水位が低くなるのを待って、1月7日ダムの再建を始めました。(たまたまカンボジアの虐殺政権が終わった記念日でした)カッコよく言うとダムの再建ですが、これは水道に供給する水をキープしておく貯水池の再建のことです。--こちらが12月に修復した水道パイプの頂上。滝から流れて来たこの水を、水道パイプを通して各家庭に供給しています。しかしこの水、乾季の終わり(3月、4月)になると今のままでは枯れてしまいます。それを避けるためにここに貯水池を再建し直します。まずは修復するための資材運び。貯水池の建設予定地は山の中腹にあります。村から普通に人が歩いて40分くらいかかります。その道を牛車を駆使して重たいセメントをえっこらえっこら運びます。この悪路を猛烈なパワーで進んでいく牛さんたち。1袋約50Kgあるセメントを余裕で5袋以上運んでいく牛さんたち。全部で8匹の牛さんに頑張ってもらいました。牛使いのお兄さんカッコいい!!これ以上、牛さんがいけないところで、セメントを牛車からおろし、ここからは人力で運びます。手作りリュックサックに、セメントを詰め込み、運びます!この手作りリュックサック、村人が、セメント袋に、クロマーというカンボジアの風呂敷?みたいなのを結びつけてささっと作ってくれました。建設予定地まで、えっこら運びます。リュックの重さ20Kgくらいでしょうか。めっちゃ重たい。この10倍の重さを運んでいた牛さんすごすぎる。1時間かけてなんとか これだけ運びました。十分なセメントを運び切るまでこの作業を1週間続けます。さあ、ここにどんなダム(貯水池)がうまれるのか、乞うご期待!---今回は滝の頂上にも行きました。災害前これだけ綺麗だった滝は現在ではこのような状況です。
チョンボック村を支援いただいた皆様、また、この記事をご覧の皆様チョンボック村への緊急支援金をいただきありがとうございます。いただいた支援金をもとに行った、水道パイプの修復作業が、先日完了いたしました。もともとチョンボックの滝からPVCパイプをつないで各家庭まで届けていた水道が、濁流で流されてしまったので、再度パイプを購入し、つなぎ直す作業を11月上旬から約1ヶ月間行いました。----11月上旬に市街地にて、水道パイプを購入し、村へ届け村の被害を知って、日本からカンボジアへ飛んできた、中学生の飯島帆乃花さんが中心となって、村人や、村を訪れていたツーリストと作業を行ってくれました。PVCパイプをのこぎりで切り、焚き火を用いて溶接するという、なんともワイルドな方法で、パイプを滝から各家庭に繋いで行きます。たくさんの村人や、たまたま訪れていた欧米人のツーリストたちと、にぎやかに復興作業は進みました。災害後、最寄りの市街地へ毎日、生活用水を買いに行かなくてはならなかった生活から、無事に各家庭で水道が使える生活に戻りました。災害直後は涙を見せていた村人にもだいぶ笑顔が戻りました。持ち前の明るさで、陽気に過ごしている村人ですが、・破壊された田んぼの復旧・貯水池の再建・ダムの再建などなど、いまだ復興作業が必要であることに変わりありません。いつもこの時期になると、あちこちでお米の収穫祭のようなものを見かけるのですが、今年は見かけず、村人に「今年は収穫祭見ないね」と聞いたところ、「収穫するお米がないから。。。」と寂しそうに答えていたのが印象的でした。---今回の水道パイプ修復には皆様からいただいた支援金のうち45万円程度を使わせていただきました。滝やダムの水量が減るのを待ち、12月末もしくは1月上旬から、 残りの資金を用いて、貯水池やダムの再建に取り掛かる予定です。日本はちょうど年末年始でしょうか。もしお時間ある方がいらっしゃれば、ぜひ村に訪れてみてください。村人と共に、ご支援への、感謝を込めて。