チョンボック村の復興にとても嬉しいニュースが飛び込んできました。
カンボジアの首相のご子息であり、国会議員、教育青年担当議院長であるフンマニ氏がチョンボック村を訪れて、国家としての復興支援に最善を尽くすと表明していただきました。
ちなみにフンマニ氏、カンボジアでは、特に若い世代を含めて、ものすごく人気で影響力のある議員さんです
1982年生まれ、36歳ながら、カンボジア教育青年担当議院長をつとめ
Facebookには11万フォローワー。彼の投稿には1万近いイイネがついたりします。
フンマニ氏FBより。
そんなフンマニ氏が2019年2月10日チョンボック村を訪問。
村から滝まで1時間ほどの遊歩道をこの炎天下の中スーツで歩かれ、被害状況を確認。
その後、国家としての復興支援に最善を尽くすと表明していただきました。
今まで村の復興作業にカンボジアの公的予算がつかず、このキャンプファイヤーで集めた支援金が最大の予算として活動しておりました。
しかし真に復興を進めるには、ダム再建、流れの変わった川の修復、滝の修復、灌漑水路の修復などなど、おそらく数千万円以上の予算と専門家の力が必要だと感じていました。
私のプロジェクトでできることは、予算的にも技術的にも人員的にも、村人に生活用水を届けるシステムを修復すること。それだけで精一杯でした。
しかし、今回、カンボジアで非常に影響力を持つフンマニ氏に支援を表明したいただくことで、今後は大掛かりな復興が始まる事が予想されます。
私たちのプロジェクトでは最優先課題の生活用水を日本パワーで修復し、それ以降のところはカンボジアの力でカンボジアの人々によって修復されていく。それが実現すればものすごく理想的なかたちです。我々の支援もカンボジア国家による本格支援が始まるまでの橋渡しとして、意義があったものになります。
ぜひ、そのように今後村が復興していってくれたらなと願います。