▼はじめにご挨拶
◆大地の卵の相原です
信州松代の歴史のある自然豊かな大地で飼育している平飼いの鶏です。
◆「こんな美味しい卵があるとは!」驚きから事業を継ぐことに
これまで経営されていた方が体調をくずしてしまい、事業の継続が困難となりました。一時は廃業も考えましたが、どうしても”大地の卵”以外の卵は食べられないと言うファンのお客様が多く、廃業するわけにはいかない!そのお話を、偶然耳にしました。とりあえず、卵を試食したら、「こんな美味しい卵があるとは!」、との驚きでした。美味しさのヒミツを聞きたく、鶏舎へ伺いました。なんと、すべて手作りの飼料でした。お米をメイン、お蕎麦などの鮮度のよい余剰食品、おから、米ぬか、他にも驚きの材料を多数使っていました。「全て人間が食べられるものだよ。」その場で、ムシャムシャ・・・。やろうと決意した瞬間でした。2017年12月より、妹も巻き込んで始めました。
◆飼料はお米をメインにこだわりの自家配合。平飼いの希少な有精卵です
飼料に遺伝子組み換え食品や抗生物質、ホルモン剤等を一切使用せず、お米をメインに、鮮度の良い余剰食品、米ぬか・おから等の栄養たっぷりの飼料、魚粉を使用しないので臭みがなく、さらに独自の配分によりサッパリしているの後味にうまみやコクを感じるスッキリした味わいとなっております。
▼お米、蕎麦、おからなど、独自の配合で撹拌して、作っております。全て、安心、安全な人間が食べられるものでございます。
国内で生産されている卵の5%しかないといわれる平飼い卵、さらに、オスが一定数飼育されている“有精卵”、そして、こだわり自家配合100%飼料となれば、全国的にも希少性の高い卵です。お米がメインなので、色が一般のものと比べて薄いのが特徴です。品種はボリスブラウンとあずさです。飼育数は2400羽程度と非常に少ないです(㎡あたりおよそ4.6羽)。
◆「ホンモノ」として高い評価をいただいています
とにかく、飼料にはこだわっております。見た目は薄い色の黄身ですが、味はサッパリしているのにコクを感じます。某ホテルでは、7名のシェフがブラインドテストで、表彰実績のある卵と比較したら、すべて“大地の卵”を選びました。湯田中温泉にあるプリン専門店で使っていますが、卵と牛乳で味が決まるといわれるプリンで、お客様に好評です。食にこだわったレディースクリニックでも使っていただいております。「ホンモノ」を求める所では、満足度の高い卵を提供できております。卵かけご飯におススメです!
◆期待以上の満足を提供したい
軽井沢へも納品しておりますが、多くの首都圏の方が購入されております。また、東京や大阪の方からも注文がございます。地元長野以外の多くの方々に、ここまでのこだわり卵があることを是非知っていただき、食べていただきたいと思っております。日ごろ“期待以上の満足”を提供できるよう日々精進してまいります。
◆「五方良し」を目指しています
当養鶏場では、障がい者就労支援事業所とも連携しております。鶏もアニマルウェルフェア(動物愛護)の精神の元、飼育に取り組んでまいります。「買い手良し」「売り手良し」「世間良し」の近江商人「三方良し」ではなく、さらに「働き手良し」「鶏良し」の「五方良し」を目指して、事業展開してまいります。
▼このプロジェクトで実現したいこと
現在、台風21号で倒壊したため、1日300個程度、卵が不足しております。(現在1日600個程度※2018年11月2日現在、2号鶏舎も若く、産卵数が非常に少ない)1日1000個以上無いと経営的に成り立ちません。来ていただいている障がい者の方も2名おりますが、仕事量が少ない状況が続いています。美味しくて本当に安心・安全な卵を、知っていただき世の中に広めていきたい。そのためには、事業を継続させ、少しでも雇用を増やしたいと考えております。
▼プロジェクトをやろうと思った理由
この事業を引き継いた時点で、本当にすばらしい卵を生産しているのにもかかわらず、赤字、借金の状態でした。もともと廃業予定でいた養鶏場でした。この卵でないと困るというファンが多く、こんなに愛されている養鶏場をつぶすわけにはいかないと決心して再建に取り組んでおりました。もともと、リサイクル業や設備業、障がい者福祉事業なども営んでいたので、再建にあたり資金面は何とか工面してまいりました。
しかし、生き物相手では、計算どおりにいかず、苦しい時期が続きました。ようやく、何とかなりそうな道筋が見えた矢先、鶏舎の倒壊。正直、心が折れました。辞めようと思いましたが、働いている人が、お昼で楽しそうにしている姿、わざわざ養鶏場まで飼いに来ていただいて着ているお客様の姿、養鶏場が好きで、ボランティアで動いていただいている方、・・・。やはり、辞められない。
この「大地の卵」の良さを知っていただけいる機会をこのプロジェクトで実現したいと思いました。
▼これまでの活動
■当初3棟:600羽×3棟=1800羽。1200羽は婆鶏(老鶏:3年以上飼育)※婆鶏は、産卵率が低く、卵の形が悪く、色も薄く、殻も薄い(味はそれほど変わらない)。日500個~600個(婆鶏のため半分は見た目の悪い加工卵)
■鶏舎の増設と増羽と若鶏入れ替え
採算に乗せるには、1日1000個もしくは価格UPですが、ファンのために価格UPは行ないませんでした。
これまで、鶏を1700羽購入、納入予定が600羽(計2,300羽)。1羽あたり1,000~1,100円
鶏舎1棟増築 およそ180万円
■餌作り用の機械の購入
これまで、全ての餌を、手で混ぜ、手で切る作業で、餌作りに追われておりました。
増羽した場合、不可能と判断。乾燥、攪拌機を購入
およそ200万円
■洗卵、梱包作業場の改修
障がい者雇用するので、働きやすい作業場へリフォーム
■巣箱の購入
▼資金の使い道
鶏舎再建費用
■パイプハウス(獣よけ、鳥よけ仕様のため、通常の農業用ハウスより高くなります)
・本体資材(アーチパイプ・直感パイプ):357,000円
・妻面部材:48,700円
・ジョイント部材:43,750円
・スライドドア:76,980円
・筋交い部材:26,320円
・巻上げ部材:61,630円
・屋根被覆材:159,500円
・マイカ線 銅線:13,600円
・補助部材(ワイヤーメッシュ他):332,300円
・工事費:485,000円
・諸経費:315,870円
・計:1,920,650
・端数調整:▲650円
合計:1,920,000円
目標額に達しなくとも、自己資金で再建します。
■倒壊⇒更地へ
更地状況(建設予定地)
▼リターンについて
■鶏卵、マヨネーズ、プリン、フィナンシェ、チュイール
■集卵体験
▼最後に
ほんとに良い卵です。サッパリしていますが、コクを感じる不思議な卵です。
応援、宜しくお願いします。
最新の活動報告
もっと見る近況報告
2019/11/15 21:48ご支援いただいた方に、新しい鶏舎の写真報告が出来ていなかったことをお詫び申し上げます。支援にいただいた方から、長野県千曲川を襲った台風19号のことを、気にかけていただいた方がいらっしゃいました。あわててこちらのサイトの確認をしたら、完成のご報告が出来ておりませんでした。改めて申し訳ございません。台風で倒壊した鶏舎は、無事再建できました。再建した鶏舎は見学や集卵体験がしやすいようにいたしました。3月に新しい鶏を迎えました。これまで、ママさんグループやNPO団体、こだわりの生産者団体、中学生、高校生や大学生など多くの方に見学や職場体験に来ていただきました。今回の19号台風ですが、ファームのある松代町は千曲川沿いで、あちらこちらで浸水被害を受けました。ファーム近くのスーパーなどはようやく再開できる見通しです。今回は、鶏舎は完全に浸水して、鶏が全滅したら、事業は辞めようと思っていました。当日も町内の浸水状況から、諦めていました。実際は、間一髪とういところで鶏舎は無事でした。きっと、神様仏様がこの事業を続けなさいと思うようになりました。県外へも販路を拡大しようと努力しております。スポットですが、11月22日(金)23日(土)と赤坂アークヒルズにて信州バル、信州マルシェにて出店いたします。また、12月12日(木)〜17日(火)に横浜の京急百貨店の催事コーナーへも出店が決まりました。冬期間は軽井沢の産直販売が少なくなるので、定期的に東京などのマルシェにも出店しようと思います。以上、ご報告です。 もっと見る
御礼
2019/03/04 09:54大地の卵です。この度はプロジェクトにご協力いただき、誠にありがとうございました!投稿が遅くなってしまい、大変申し訳ございませんでした。残念ながら、希望金額には届きませんでしたが少しずつ再建作業を進めています。予定地を耕して木くずをまき、フカフカの床作りから開始しました。3月20日頃には新たに600羽ほどのニワトリさんが仲間入りの予定です。返礼品につきましてもまもなく発送を開始する予定です。その際はまたこちらでもお知らせさせていただきますので、今後ともどうぞよろしくお願いします。 もっと見る
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