8期生の研修中のエピソード紹介、二人目は当時高校1年生だった中野友紀崇くんが記事を書いてくれました。
彼は観光による地域振興に関心を持っていて、NapaValleyへの研修を提案してくれました。
研修中も佐賀県の県産品を毎回英語でしっかり説明して手渡しして使節団に貢献してくれていました。ぜひ、中野くんが書いてくれた記事をご一読ください。
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佐賀県海外使節団の8期生としての活動を今振り返ってみると、充実した時間だったと思います。渡米前は、オンライン上でのやりとりや、普段話すことのない大学生との接し方などで、多少戸惑ったこともありました。
しかし、渡米中は毎日が刺激的で、あっという間の2週間でした。また、全体の活動を通して、私はより能動的になったと思います。
使節団で訪問する場所の多くは、各メンバーが行きたい訪問先を自ら選び、アポイントメントの文章を考える事から始まります。
私は地域活性化などに興味があり、ワイナリー巡りなどで観光客が多く訪れているナパに行きました。この時も実際に自らアポイントメントの文章を英語で考え、添削をして頂いた後に、相手とやりとりをしたのですが、当時高校1年生の自分にとって、経験したことないことだったので、とても新鮮でした。
この経験は渡米後にも役立ちました。具体的な話として、焼き物で有名な有田町で地域のために活躍している高校の先輩に、自ら連絡をとり、お話を伺いに行ったことです。
使節団として活動する前の自分では考えられない行動であり、お話を伺うことで、新たな情報や知識を手にいれることができました。
使節団での経験は今後も活きてくると思います。使節団の一員として活動できたことに改めて感謝したいです。
中野 友紀崇