ただいま東京ーーー!!!
実は昨日まで高知入りしてました!お仕事のために今朝、東京へ帰還!!!
そして夜は、神保町にあるコワーキングスペース・EDITORYさんのイベントに遊びに行きました!
⇒https://www.facebook.com/events/320589904974658/
今回のイベントのテーマは「ローカルエリアのものづくり」なかなかピーン!とくるキーワードです。
そもそも別に地方活性化とかぜんぜん興味なかった。
私は地方から出てきた人間です。
田舎の閉塞感と、視野の狭さ、そういうものから逃れたくて逃れたくて、東京へ脱出してきたつもりでいました。
たまたま訪れた高知で「ああここでならやれるな」って思ったのは、素材がたくさんあったから。
お料理ができて、古いお家での暮らしができて、古い家具がたくさん余ってて、デザインとかアートが足りてなくて、それをどんどん「やりなよ」って言ってくれる人たちがいたから。
私がずっとやりたかったのは「ものを作る仕事」です。そして今は、それを発信して伝えていくこと(で誰かの選択肢を増やすこと)です。
対象もツールも正直なんでもいいです。だってなにかを作ること、そのものがだいすきなんです。
それが役に立つのは地方なのかもしれない。そう気づけたのは大きな転機でした。
ルーツはきっと職人さん。
私のもう一つの実家は、仙台にある畳屋さんのお家です。
共働きの上に弟たちの面倒にかかりきりだった両親の代わりに私をかわいがって育ててくれただいすきなお家です。
小さな頃からイグサの匂いのする工房に連れられて、大工さんやふすま屋さんがたくさん出入りする中で大人たちに囲まれて過ごしました。
私の畳屋さんのおじさん”チーパパ”は、自分でなんでも作ってしまいます。
最近は畳を使った工芸品を作りはじめたし
謎の射的もつくるし
倉庫には謎のペイントしてるし‥。
昔はよく商工会に出すお知らせをワープロで作らされました。
なんでも「やめなさい」って言う実家の両親の代わりに、なんでも「自分で作りなさい」ってやり方を教えてくれました。
そんな風に育ったから、古いものが好きで、作ることがすきなんです。ワクワクするもん。
さて、今日のイベントですが
実はトークセッションには間に合わずほぼ聞けずでした‥。チラッと聞こえてきた「相手の想いを翻訳する立場の人間がいてもいい」というフレーズに「ハッ!」としたのでオッケーです。
そのあとの餃子を食べる会(なぜ?)がめちゃくちゃ面白かった!
建築の方や音楽の方、金融の方やヘアサロンをやってる方まで!とにかくいろんな方が集まる中で着眼点が「ローカルエリア」「ものづくり」だったので、話があうことこの上なしでした!楽しかった〜!
町づくりに携われてる方、旅がすきな方、地元に戻って活動されたい方、人それぞれですが、地域に根ざすとものづくりはこんなにも広がりを持つんだってことが最近の発見だし、フックになりました。
ずっと多分、人とたくさん知り合いすぎていました。
自分の目的とスタンスが定まれば、その場所にいることが途端に、こんなにも意味を持つんだなあ。
もう、きっと東京でも消耗しません。
「半移住」って思いつきはきっと私の武器になる。
それをちゃんと示せるようにしていきたいです。
いちばん心がけたいのは、視野を広く持つこと。
意識を高く持つと、時に誰かを置いてけぼりにしてしまうこともあると思うんです。だから私は意識を広く持ちます。意識広い系!
今作っているもの、これから作りたいもの、形にしていく課題がたくさん。
それぞれのいいところを、どうやって上手く循環させて利用しようか。それができればきっと、ゴールです。