昨日4/29の日経MJの紙面にて「絶滅体験レストラン」が裏面一面に載りました!WoWキツネザルさんの写真は無かったですが笑素敵な料理や仲間たちが載っているのに感動!!平成最後に目標だった新聞に、メンバーと一緒に載ることができて本当に嬉しいです!報告が遅くなりすみません。。応援してくださっている皆様!本当にありがとうございます!!
僕らの「エンターテイメントで地球を救う」第一歩となる一日が無事終わりました。まずは、応援してくださった方々、お越しくださいました方々、関わってくださった全ての方々に心から感謝を伝えたいです。本当にありがとうございます。公演を終えたときの暗転開けの僕が「ありがとうございます!」と口にした瞬間、涙が溢れていました。涙が止まらない。言葉もでない。身体は震えている。予想を遥かに超える達成感がそうさせたのだと気づいたのは、明るさに目が慣れてお客様の笑顔と拍手と歓声に包まれているときでした。こんなに嬉しいことは初めてだ。こんなにも誇らしいことは初めてだ。ここに立たせてもらっているのは、一緒に作り上げた仲間たちのおかげだ。僕の夢の背中を押してくれてありがとう。ありがとう。。ありがとう。。。31年間生きてきたなかで、一番圧倒的な瞬間でした。想像なんかじゃ絶対思いつかない感情が、僕の心に流れ込んできました。苦労話をしたいわけじゃありません。しかし、今回挑戦したこの「絶滅体験レストラン」は想像を絶する過程を経たのも確かです。1年の構想の間に、何回も何個もアイディアを考えてはボツにし、どうやったらもっと多くの人たちに「環境問題」を楽しみながら知ってもらえるか。それだけを仲間たちと考えてきました。いろんな方に何回も説明しても、「結局何がしたいわけ?」「本当にそれでなにか変わるの?」「前例がない」「奇抜すぎてちょっと」という声もたくさんありました。ですが、それ以上に「面白い!」「なにか手伝えない?」「きっとうまくいくよ」「応援する」そんな声もたくさんいただきました。試行錯誤、作っては壊し、迷いながら走り続けて来ました。0から1を生み出すことの大変さをとても強く感じました。そして次第に仲間たちが増えていき、コンテンツも決まり、ようやく情報解禁するも・・・世間の反応はほとんど無かったんです。20社以上のメディアはいっさい反応がなく、チケットもまったく売れませんでした。その中で、m-floのTakuさんやIDEAS FOR GOOD様は「おもしろい」と取り上げてくれました。そこから徐々に変化が訪れます。チケットが毎日少しづつ売れていったのです。ずっと、SNSやメッセージで伝え続けました。「絶滅体験レストラン」がどれだけおもしろく意義のあるものかを。チケットの売上をみてメンバーと一喜一憂する毎日でした。売れ始めたとはいえ、ペースが全然間に合わない。このままだと、当日会場はガラガラだ・・・僕は絶望していました。僕が借金背負うくらい全然いいんだ。でも僕の夢を信じて手伝ってくれる仲間に申し訳ない。彼らに関わってよかったって思ってほしい。こんなすごい仲間たちと地球を救うんだ。やれないはずがないんだ。それが僕の原動力でした。クラウドファンディングの終わりが迫った3月後半、ずっと言い続けたことが実ったのか、チケットがグッと売れ始めたのです。それにYahooニュースにも紹介され、クラウドファンディング最終日にはほぼチケットは完売してしまいました。メンバーたちと、何度も「すげえ!すげえよ!」って言い合ったのを鮮明に思い出します。各公演100名様限定が、蓋を開ければ合計で250名近いお客様が来ることになりました。そこからの20日間は、一言で言うとジェットコースターのような毎日でした。調整、決定、改善、変更、あらゆる事象が一気に起きて、毎日問題が起きました。逃げたい。どうしたらいいんだ。夜中に机を叩いて、叫んだ日もありました。なんでこんなにうまくいかないんだ。こんなにやってるのに・・・それはすべて自分の未熟さが原因でした。それを救ってくれたのは、メンバーやキャスト仲間、Kawaii Monster Cafeの皆様、そして一番そばで僕を見ていた妻でした。みんな「なんとかしましょう。間に合わせます。」そう言ってくれました。なんと心強かったでしょう。妻はずっと「絶対成功するから大丈夫」と言い続けてくれました。そのおかげで僕は自分を信じることができました。本番一週間前に行われた50名のゲストを入れての通しリハ。結果はひどいものでした。グダグダとかいうレベルじゃない。人様に見せられるものではないものが、そこにありました。ゲストはもちろん、関わっているメンバー全員が絶望を感じました。これもすべて僕の責任でした。段取りの悪さ、決まってないものの多さ。僕がキャストならブチ切れて降板してましたね。この時点では。ですが、コアメンバーと脚本家の山西さん、振り付け師のSayoさんは諦めませんでした。あと5日でこれを最高の状態に引き上げる。その気持で一つになりました。しかしそのためにはすべてのキャストの気持ちの統一がとても大切でした。特に、今回責任の比重が思いOut Of Theaterの皆様には不安と焦りが見えていました。そりゃそうです。毎日のように変更の連絡がきて、急なリハのお願いなんかも来て、不信感が募って当たり前のはずです。一人ひとりに電話をしました。謝って、もう一度協力してほしいと伝えなきゃと。でも、誰一人僕に文句や罵声を浴びせる人はいませんでした。むしろ「後少しなんですから謝らないでください!がんばりますのでよろしくお願いいたします。」とまで言って、僕の背中を押してくれたんです。絶対成功させてみせる。そう思わせてくれました。そして前日。作業が一向に終わらない。コアメンバーのみんなは平気で2日寝てない。当たり前だ、作業が終わってない。更に他の仕事だってある。それでも、明日は本番だ。間に合わせるしか無いんだ。250名のお客様が楽しみにしている。期待してくれている。言い訳は終わった後でいい。頭なんかもう動いてないなかで、手を動かしてリスクを削る作業に没頭しました。そして当日。とても気持ちのいい青空が広がっていました。7:30集合。少しずつ集まってくるメンバーやキャストたち。いつもよりも顔が穏やかだったのが印象的だ。覚悟が決まった顔、早くパフォーマンスしたいって顔だ。・・・・ここから当日の話をするのはまた今度にします。これ以上長文になってしまっても読む方も大変ですしね。ただこれだけは言えます。このメンバーと「絶滅体験レストラン」を作れて本当に良かった。僕の人生にとってはもちろん、多くの参加者様の気持ちを変えることができたと思います。司会者の仕事は「人と人とを繋ぐこと」僕の「エンターテイメントで地球を救う」ことで、多くの人達がつながって世界が広がった。環境を守りたいという共通の気持ちを通して。90名を超すスタッフの皆様から感じたのは「絶対にこのイベントを成功させる」その覚悟がお客様に伝わっていました。だからこそ、あの「エンターテイメント」への感動と「環境に対して」の価値観を揺さぶることにつながったのだと思います。こんな素晴らしい日を作れる日が来るなんて。僕は世界一幸せ者です。この幸せをたくさん味わいたいから、この幸せで世界を救いたいからこれからも挑戦し続けます。「絶滅」という言葉を絶滅させてみせる。僕はエンターテイメントと仲間がいる。絶対に負けない。地球を救います。あなたと一緒なら絶対にできると信じています。
「絶滅体験レストラン」をいつも応援してくださる皆様へ。なかなか、現状ご報告できず申し訳ございません。怒涛の1ヶ月をメンバーと過ごしてまいりました。初めての主催イベント。バンド時代にやっていたそれとは規模も多様性も桁違いでした。1年以上前、コアメンバーであるHarrisと3年ぶりに原宿のKawaii Monster Cafeで再開しました。「ここでエンターテイメントと環境保全をミックスしたイベントをやりたいんだ。力を貸してほしい。」彼はすぐに承諾してくれました。そして、2017年の終わり頃から声をかけていたプロデューサーである広屋と菅波にも直ぐに連絡し、最初のチームが結成されました。最初は、絶滅危惧種の動物たちをテーマとした「NEVER END」というミュージカルを開催する予定で動いておりました。ですが、途中でもっと多くの方々に届けたいと思い舵取りをし、ショーレストラン構想へと至りました。2016年、私がマダガスカルへ行き体験した自然破壊、絶滅に瀕した大好きなキツネザルたち。そこで、私の価値観は変わりました。明確に、環境破壊の危機感を「自分ゴト」として感じることができたのです。自然を破壊することでしか生活の方法を知らない現地の人々、為す術もない野生動物たち。私にとってそれは遠い島で起きていることではありませんでした。しかし、そこから光明が見えたのです。マダガスカルへ行ってから、自分の行動や選択が変わったことに気づいたのです。「体験で人は変わることができる」ということに。日本に戻り、様々な形で環境保全の活動をしましたが、感じたのは「行動を移している人」と「そうでない人」のギャップの大きさでした。多くの人は環境破壊に対して危機感を感じていない。知ろうという気持ちも、危機感を感じないから生まれない。感じる。とは心の動き。そこで私はハッとしました。自分は司会者でエンターテイメントの世界で暮らしています。エンターテイメントのもつ力を知っています。感動も、怒りも、笑いも、悲しみも今までにない角度で社会問題を伝えることができることが、私のエンターテイメントの醍醐味だと思っています。であれば、エンターテイメントの力で地球を救おう!それが、今回のすべてのはじまりでした。構想から1年。常に意識してきたのは、現状のどんな環境系のイベントとも違う、「楽しみながら体験する」方法でした。誰も体験したことのない「絶滅」という現象を、メンバーたちと何度も話し合い形にしていきました。そして、それを実現するために様々なアーティストやクリエイターたちに声をかけ、直接想いを伝え、賛同し協力していただきました。ですが、これは「チャリティ」ではありません。チャリティの要素をもつ「エンターテイメント事業」なのです。エンターテイメント業界にいるからこそ、メンバーにはしっかりと報酬を渡すと決めていました。もちろん少額ではありましたが、皆様は快く引き受けてくれました。本当に嬉しく思います。料理とパフォーマンスと展示。3つの要素で構成されるイベントなので、すべて違うジャンルのものをひとつにまとめること。これは我々にとって、壮絶な挑戦でした。まさに一筋縄ではいかない、複雑に入り組んだ迷路を自分たちで構築し出口に探すことに邁進する日々でした。コアメンバーのメンバーには感謝してもしきれません。もちろん他の仕事もある中、睡眠時間を削り、作業やミーティングに明け暮れました。そして後援、協賛いただきました企業様のご協力、会場であるKawaii Monster Cafe様のご協力、あらゆる皆様の手を借り、失敗と挑戦を繰り返し、一歩ずつ前に進んだ一年でした。ついに明日。その一つの答えが出ます。我々が生み出した「絶滅体験レストラン」が、環境問題を変える人を一人でも増やすきっかけになれるかどうか。です。ただし、明日でこの絶滅体験レストランが完成するわけではありません。第一歩を踏み出すのが、明日なのです。第一回目の絶滅体験レストランで、少なくとも関わったすべてのメンバーは変われるはずです。そして、地球のために行動を始められるはずです。そのうえで、第二回、第三回につなげていくそんな一日を明日は作っていきます。お越し頂くすべての方々に楽しんでいただき、様々な想いを持って帰っていただけることを祈り、全メンバー共々皆様のご来場をお待ちしております。乱文、長文で申し訳ありません。思いのたけを書きなぐりました。明日が楽しみです。