▼公式サイトはこちら
https://oracleengine.tumblr.com/
メリークリスマス!
クリスマスプレゼントに、今夜は6連打で『オラクルエンジン』掲載の全サンプルキャラクターを紹介します。
▼サンプルキャラクターの見方
まずは画像のサンプルキャラクターを、どういう風に見ていけばいいかチェックしていきましょう。
◆クラス
そのサンプルキャラクターが取得しているクラスです。「どうやって攻撃するか」を表すウェポンクラス、「どのような特徴を持つ武器か」を表すカテゴリークラス、「キャラクターの得意な戦闘法」を表すスタイルクラス、「キャラクターの種族」を表す種族クラス。以上4クラスの組み合わせです。
◆能力値
そのキャラクターの得意分野・苦手分野を表すものです。能力値は装甲値にも対応しており、装甲値は攻撃のダメージを軽減するために使用します。
◆副能力値
そのキャラクターの戦闘能力に直接関わる数値群です。攻撃に耐えられる程度を示すHP、保有できるオラクルの最大値、およびシーン開始時の初期値、移動できる距離を表す移動力(またの機会に解説しますがスクウェア戦闘です)、そして行動順序を決める行動値からなります。
行動値が2つあることにお気付きでしょうか。このゲームは基本的に、どのPCも1ラウンド2回行動できます!
◆オーバードライブ
オラクルを大量に消費することで使用できる大技、オーバードライブが書かれています。
とはいえ、このゲームでオーバードライブを使用する回数は少なく、「セッション中に1回もオーバードライブを使わなかった」なんてことも珍しくありません。頭の片隅に入れておくだけで充分です。
◆パーツ・特技
そのキャラクターが取得している「オラクルウェポンの機能・性能」を表すパーツと、「キャラクターの技術・能力」を表す特技が書かれています。
後述のシフト性能表があるので、サンプルキャラクターにはパーツ等の詳細な効果は書かれていません。
◆パーツスロット
紹介の第4回( https://camp-fire.jp/projects/116675/activities/69531#main )で解説した、パーツの配置状況を記載したものです。
右端に書かれている「イナーシャルゲイン値」は、各シフトでラウンドを終えた時に得られるオラクルの量です。パーツを配置すればするほど「配置コスト合計」が上がり、イナーシャルゲイン値が下がる、という仕組みになっています。
◆シフト性能表
『オラクルエンジン』における重要ポイントです。
「自分のキャラクターのシフトが○のとき、具体的にどのくらいの能力を発揮できるのか」をまとめて書いた表が、シフト性能表です。
例えば現在のシフトが4だとしたら、「命中判定」「ダメージロール」はシフト値4の行を見ればよく、加えて「攻撃の効果とコスト等」「その他の効果とコスト等」は、シフト値4の行とそれより上の行全部の内容が発揮されます。
シフトが上がれば上がるほどに、オラクルウェポンの性能が高く引き出されていく様子がよくわかるだけでなく、戦闘中に複雑な計算をしなくて済む、という利点もあります。
▼爆砕の鎚
このサンプルキャラクターのオラクルウェポンは、殴打で攻撃する「インパクト」と、爆発を利用する「バースト」を組み合わせたものです。(開発では「バーストインパクト」のように、カテゴリークラス名の後にウェポンクラス名をつけて呼んでいます)
行動値は低めですが、それも悪い事ばかりではありません。他の味方が堕落獣の取り巻きを倒したり、堕落獣がまとうオラクルの装甲を粉砕した後に行動することで、堕落獣に着実に大ダメージを叩き込むことができます。
オラクルウェポンの特徴としては、「命中爆発」という特殊な効果が挙げられます。これは「命中判定の直前にオラクルを15点消費し、命中判定のダイスを5個増やしたときに効果が発揮される」というものです。
つまりこのオラクルウェポンは、オラクルさえ消費できるなら(そしてシフトが2以上なら)、装甲値を貫通する攻撃ができるわけです。また、シフトが6に到達していたなら、攻撃終了後にオラクルが7点回復します。命中爆発に必要な消費量の約半分ですね。
シフト6を維持しつつ多くのオラクルを確保し、それを一気に消費することで爆発を起こす。シフトが6なら、消費したオラクルが半分戻ってくるので、2回目の攻撃でも爆発が起こせる。
命中判定のダイスを5個も増やせば、多分クリティカルするでしょうし、ノリにノった時の命中率と破壊力は相当なものになるはずです。
種族は屈強な体を持つ「クラグス」、スタイルは仲間と結束する兵士の戦い方を表す「ソルジャー」となっています。