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「バンド組もうぜ」みたいに「本屋やろうぜ」と言おう。かえるライブラリー始めます。

「かえるライブラリー」は、本棚を設置する場所さえあれば、どんな地域でもできる参加・参画型の本屋×ライブラリーです。「本を届けたい」と思うメンバーが本を持ち寄り、「本を読みたい」人がそこに集まります。販売に伴い発行される「かえる券」で地域の若者ともつながることができるプラットフォームをつくります。

現在の支援総額

450,784

45%

目標金額は1,000,000円

支援者数

118

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2019/01/01に募集を開始し、 118人の支援により 450,784円の資金を集め、 2019/01/30に募集を終了しました

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現在の支援総額

450,784

45%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数118

このプロジェクトは、2019/01/01に募集を開始し、 118人の支援により 450,784円の資金を集め、 2019/01/30に募集を終了しました

「かえるライブラリー」は、本棚を設置する場所さえあれば、どんな地域でもできる参加・参画型の本屋×ライブラリーです。「本を届けたい」と思うメンバーが本を持ち寄り、「本を読みたい」人がそこに集まります。販売に伴い発行される「かえる券」で地域の若者ともつながることができるプラットフォームをつくります。

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昨年8月、川崎市中原区JR武蔵新城駅前に
「Book & Cafe stand shinjo gekijo」がオープンしました。
オーナーの石井さんとは、2016年の秋に知り合い、2017年に実験的な店舗「新城劇場」を経て、2018年8月にブックカフェとしてオープンしました。
棚には雑貨と本(この写真はオープン前の写真なので、まだ棚が埋まっていない)

ジェラートとクレープとドリンクを提供しています。夜は曜日によって日替わり店長のディナーが食べられます。

地元・川崎産野菜を使ったジェラートも販売。塩トマトがとっても美味です。

目指しているところは、「住みたくなる街」川崎市中原区新城をつくる、ということです。
現代美術家の僕としては、すべてのプロジェクトで「問い」を投げかけなければなりません。

この「shinjo gekijo」プロジェクトが発する問いは、「会社まで一本で行ける(もしくは乗り換え1回)」みたいな価値観で、住む場所を決めて本当にいいのか?という問いです。

「武蔵新城」は、「どこでも一本で行ける」(東横線、横須賀線、湘南新宿ラインが交差していて、渋谷、新宿、新橋、東京まで20分前後で行ける)と言われている、注目の街「武蔵小杉」から南武線で2駅離れていて、どこにも一本でもいけません。(川崎と立川はいけます)

南武線で「武蔵小杉」か「武蔵溝の口」か「登戸」あたりに出て、乗り換えるしかないのです。
※しかも、朝のラッシュ時の南武線の混雑は想像を絶するので、もし、その時間に通勤したい場合は自転車やバスでの移動も検討に値します。

しかし。武蔵新城のまちには魅力があります。
特に食べ歩き好きな人にとっては、気になるスポットだらけです。

ちなみに僕のお気に入りは
・ラーメンパンがかわいいパン屋「ミュールミュラン」
・タンワンメンとホスピタリティに驚く中華「自慢亭」
・ハンバーグとモーニングがすごい昭和喫茶「ヴィ」
・むしょうにトマト担担麺を食べたくなるラーメン「新之助」
・アイモール商店街の奥にある魚屋(名前覚えてない)
・もつ焼を枡にいれた日本酒と頂く居酒屋「かとりや」
などなど、挙げはじめるときりがありません。(食べ物やさんばかり)

ミュールミュランのラーメンパン

自慢亭のタンワンメン

喫茶ヴィのハンバーグ

こういうお店に出会えると、住みたくなるまちになります。もちろん、住んでみてから、まちを歩いて、そういう店を発見する喜びもあるだろうと思いますが。

しかし、なんといっても、一番大事なのは、いい本屋があることではないだろうか。あるいは、素敵なカフェがあること、ではないでしょうか。

だから、たとえば、ブックカフェ。
20代・30代のはたらく女子が、夜でも一息つけるような場所。
たまに会う誰かと、話ができる場所。
そんな空間をつくること。

しかもその空間、場づくりに参加・参画できたらさらに楽しくなるのではないかと考えました。
お客としての「本のある暮らし」「カフェのある暮らし」からプレイヤーとしての「本屋のある暮らし」が作れたら楽しいなと思います。

仕事とは別に、または仕事の延長上に、住むまちで出会う人たちと、始まる物語が暮らしを豊かにするのではないでしょうか。

「会社から一本で行ける」からその沿線に住む場所を求めるのではなくて、住みたいまち、暮らしたいまちに住む、そんな家探しがあってもいいのではないかと思います。

昨年夏、「にいがたイナカレッジ」の募集やその後の参加学生へのヒアリングなどを通して、特に東京出身・在住の大学生の中には、「東京以外の場所で暮らしたい」という小さくないニーズがあることを知りました。

にいがたイナカレッジ事務局の井上有紀さんは1月11日に更新したブログで、「働きたいの前に暮らしたい」と語ります。

https://inacollege.jp/blog/2019/01/11/inoue3/

有紀さん自身が東京出身・東京在住だった大学3年生当時に大学を休学し、新潟に移住した経験もあり、「暮らし」を大切にしたいという現状を次のように語ります。

~~~ここから引用

自分を大切にするような暮らしかたは、本当は田舎じゃないとできないわけじゃない。

アパートでの一人暮らしだって、お隣さんと仲良くなったり、なじみのお店を近くにつくったり、知り合いが作ったお米や野菜を買ってみたり、本当はささいなことで少しだけ暮らしを丁寧にすることはできる。

だから、「暮らしている町への視点」と「小さな行動力」と「時間の余裕」の問題なのかなと思う。それでじわりじわりと町に知り合いが増えていくと、暮らしがどんどん楽しくなる。

~~~ここまで引用

そのような「暮らし」を始めたい。「働くこと」の前に「暮らすこと」を考えたいし、大切にしたい。田舎暮らしを始めるわけではないけど、「暮らし」も充実させたい。

そう思った人のためにも、本屋やカフェやブックカフェのような(あるいは津屋崎の「なまことかえるライブラリー」のような)地域の「暮らし」に出会える場が、関わっていける場が必要なのではないでしょうか。

そんな場のあるまちに、僕も住みたいと思います。

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