ご賛同くださっている皆さま、本当にありがとうございます。
しかも、「今まで『弁当の日』を知らなかった」という方からクラウドファンディングに参加しました、というメッセージを多数頂戴いたしております。
新しく弁当の日を知った方々が、また竹下和男先生のご講演を聴かれ、弁当の日の活動を広げて行かれると思うと個人的にもとても嬉しいです。
きっかけは自分の弁当作りでも良いですよね(^^)
さて今日は実際に宮崎県でずっと『弁当の日』の活動を続けてこられた「うどん茶房ふなや」の店主さんであります船ヶ山 清史 (Kiyofumi Funayama)さんにお話を伺いました。
「ひろがれ弁当の日in宮崎実行委員会代表をされてきた中で
『弁当の日』で子どもや大人がらどう変わるのか。
どうぞ船ヶ山さんこと、ふなやんの思いをお読みくださいませ!(╹◡╹)
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ドキュメンタリー映画「弁当の日」に寄せる想い
ひろがれ弁当の日in宮崎実行委員会 代表 船ヶ山清史
今現在、宮崎県内の公立小中学校では、ほぼ全校で「弁当の日」が実践されている。
9年ほど前、弁当の日提唱者の竹下先生は、県内で行われた講演会で以下の様なことを言ったのを覚えている。
「宮崎県の子どもたちが、全員弁当の日を経験しするとしたら、宮崎県の未来が大きく変わるだろう」
既に、弁当の日を経験した子どもたちが、社会へ出ようとしている。きっとこの未来への種蒔きが今、「あの時『弁当の日』経験して良かった」と思える世代へとなっている。
その子たちは、もう大人だ。一人の大人として見た目には分からないけど、培ったものは人生の底辺で生きているはずだ。「食」は人を作る。心を作る。
宮崎県で「弁当の日」の広がりが加速した2010年。当時、宮崎県教育長をされていた渡辺義人さんが、県の教育の一つの柱として位置づけ、県内学校へ実施の大号令を発した。そして現場の先生達の積み重ねた努力で宮崎の「弁当の日」は広がっていった。
宮崎の弁当の日応援団として位置づけられる、わたしたち「ひろがれ弁当の日in宮崎実行委員会」も、2010年、その追い風を受け市民グループとして社会への浸透や意義広めていく活動を始めた。弁当の日シンポジウムをはじめ、大学とコラボした企画、様々な講演会の実施。「弁当の日」に可能性を信じ、集まった仲間達と一緒に活動してきた。
今年で宮崎「弁当の日」は約9年目。10年を目前にしたこのタイミングでの映画「弁当の日」は、改めて「弁当の日」の意義を再確認できる作品になるのではないかと期待している。また、全国津々浦々で上映されるこの映画をきっかけに、「弁当の日」を実践する学校、家庭が増えていくことを心から願う。否、増えるだろう。
そして、わたし個人、一人の父親としても、この「弁当の日」から学び得たものは、とてつもなく大きい。台所、食卓で我が子たちに教えられた、子育ての楽しさや幸福感。子どもたちの「弁当の日」が広がるということは、私のように「親」が変わるチャンス、気づくチャンスが広がるということだ。スクリーンというツールで一人でも多くの方々へ伝わっていって欲しい。心から映画の完成を楽しみしています。安武監督と一緒に、映画『弁当の日』をますます盛り上げていきます!
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今回のクラウドファンディングで素晴らしいと思いましたのは
今まで弁当の日の活動を続けてこられた方々が、クラウドファンディングで新しく弁当の日を知った方々と繋がっていっていることです。
すでに今まで活動してきた方々と、新しい方々とのコラボレーションの話がいくつか出ています。
これがまさに竹下和男先生がおっしゃっていた『弁当の日』の本質。今までしていた活動の内容が違うものでも、違いを認め合ってお互いを尊重し合い、新しい広がりやご縁を作り出す。
「私は自分のやっていること以外認めないわ」という頑なな心を持つ人も、弁当の日の本質を知ればその人自身が柔らかく優しく変わっていくと思います。
みんな違ってみんないい。
そのことをずっと『弁当の日』の活動を続けている方々の姿勢を知ってご実感いただけたらと思うのです。ふなやんをはじめ、弁当の日の本質を分かった上で活動を続けてこられた方々はみなさんクラウドファンディングも一緒に盛り上げてくださっております。
このクラウドファンディングを機に今まで活動されてこられた方々と新しく知る方がたくさん手を結び、『弁当の日』がますます広がっていったらとても嬉しいです!
ところで、ふなやんのお店のうどん、むちゃくちゃ美味いです!
あと、カキ氷!カキ氷!これもう、衝撃ですから!
九州にお住まいの方々、ぜひうどん茶房ふなやに、お運びくださいませ!!(╹◡╹)
映画弁当の日広報
土岐山協子