ご賛同くださっている皆さま、本当にありがとうございます。
『弁当の日』は基本的に学校単位で行われるものです。
明日すぐにやろう、といって実施することは、現状ではなかなか難しいのです。
まず給食をストップしなくてはならない。すると一食分のお金はどうするのか問題。そして「怪我をしたらどうするんだ」問題。さらに「できない環境の子はどうするんだ」問題。
でもこれは、よく考えたら全て「大人側が問題だと感じること」なわけです。
問題と思っていることって実は、違う角度から見たらものすごいチャンス要素だったりするのですよね。
要はその「問題と思い込んでいることにどういう気持ちで向き合うか」が大切になってくる。
今日、応援メッセージをくださったのは、先日の『日経ビジネス』で「世界を動かす日本人50」に選ばれた株式会社ボーダレス・ジャパン代表 田口 一成 (Kazunari Taguchi)さんです。
田口さんは日本でのソーシャルビジネスの第一人者として、
未経験や未就学を理由に「働く」場のない貧しい人々の問題解決を目指し、現地の資源を活用した本革製品の工場で「働く」場を提供するために『ビジネスレザーファクトリー』を創業したりと、国内外の様々な社会問題を解決しています。
そんな田口さんが『弁当の日』についてこのような応援メッセージをくださいました(╹◡╹)
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株式会社ボーダレス・ジャパン
代表取締役社長
田口一成
「弁当の日」
わたしは最近テレビを見るのが嫌になって来ました。わたしには子供が3人いますが、テレビをつけると虐待やいじめによる自殺などのニュースばかりでとてもやるせない気持ちになります。
なんでこんなことが起こってしまうのか?
どうやったら防げるのか?いつも考えてしまいます。
もちろん原因は様々で複雑だと認めると同時に、人間にはちょっとしたきっかけでそこから抜け出すチカラがあるかも知れないと、その可能性を信じています。
弁当の日。子供たちにとって、そんな一つのきっかけになるかも知れない!と期待せざるを得ません。
自分でつくる自分だけの弁当は、みんな違ってみんないい。その違いこそが面白い。みんなその大変さを知ってるから、どんな弁当であってもお互いの良さを認め合う笑顔が生まれる。
この映画をきっかけに、“弁当の日”が日本中に広がって欲しいと思います。たった1日のたった一つの出来事が人生を支える大きな勇気になることだってあります。
これからの未来ある子どもたちのために
僕らにもできること。
そこに参加できる機会をいただき感謝です!
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人間、生きていれば「様々な困難」は誰にでもありますよね。でも『弁当の日』には、その「困難と自分が思っていること」から抜け出すきっかけになる可能性があると田口さんは仰います。私もそう思います。
たとえ一日だけでも、自分の人生がドラマティックに変わる。そんな力が『弁当の日』にはあります。『弁当の日』のハードルを上げているのは「やったことが無いことだからやりたくない」という大人側の都合だとしたら、こんなにもったいないことはない。
だからこそ『弁当の日』を、まずは言葉だけでもいいからたくさんの人に知っていただきたい、そう思います。
映画弁当の日広報
土岐山協子