悩みの種は、特製トートバッグ(リターン用のノベルティグッズ)の絵柄を何にするか?
当初の有力候補は、リターンの説明欄に仮の絵柄として採用した【落とし穴を仕掛ける】。穴に落ちてたんコブをこしらえた少年の諦観がじんわりと伝わってくる傑作です。
「第3週目のご報告/思い出のいたずら」で取り上げた【スカートをめくる】は、ひと目見ただけでそれとわかるシンプルな構成とからっとした明るさが印象的です。
3番目の候補は、今回のビジュアルに上げた【砂に埋めて動けなくする】。埋もれた少年の横をゴージャスな女性が通り過ぎるという夏の海岸でのワンシーンは、夢のような一瞬をとらえた力作です。
ほかにも、【修学旅行で女湯をのぞきに行く】【コンクリートの生乾きに足型をつける】や【おやつを失敬する・地方都市編】といった作品を推す声もあって、絵柄決定レースは混とんとしています。
【砂に埋めて動けなくする】ちょい足し系
夏の海岸での恒例行事。砂を盛りに盛って固めて埋めて、蒸し風呂状態にして放置する。埋め終わったらその場を離れて遠くから経過観察するのが楽しいけれど、あまり長い時間そのままにしておくと脱水症状を起こすので、加減しましょう。「自由とは ビキニ横目に 砂の中(夏)」。お粗末でした。
難しさ度……★
ユーモア度…★★★★
許され度……★★★★
リピート度…★★★★
サスペンス…★