11/7、8にロンドンで行われたフリースタイルフットボールの世界大会、「Red Bull Street Style World Final(RBSS)」がロンドンで開催され、日本代表として出場した「Ko-suke」が準優勝を果たしました!
日本人のRBSSでの表彰台入りは、2008年の横田陽介(準優勝)、20012年の徳田耕太郎(優勝)以来。
Photos by Samo Vidic/Red Bull Content Pool
Ko-sukeは初日の予選ラウンドでは、フリースタイルフットボールのパイオニア、横田陽介はじめ他の出場選手から「死のグループ」といわれたグループCに入ります。
しかし予選が始まると、フランス王者のWassim Rabia(ワシム・ラビア / Moss)、スイス王者のNadir Ben Brahim(ナディール・ベン・ブラヒム)とのバトルで3-0のストレート、ポーランド王者で優勝候補の一人、Daniel Mikołajek(ダニエル・ミコライ)を相手に2-1のジャッジスコアと、3戦全勝で首位通過。
翌日の決勝トーナメントでは、ルクセンブルク王者Sven Fielitz、イタリア王者のGunther Celli、ロシア王者のMC PROを次々と下し、決勝進出を決めます。
決勝では、過去2大会連続で準優勝のアルゼンチン王者、Charly Iaconoと激突し、惜しくも敗れ準優勝。チャーリーが3度目の正直で栄光を掴みました。
Ko-sukeも世界一の称号こそ逃しましたが、「世界一を決めるステージ」に立ったことは、彼にとって何ものにも代えがたい財産となるはずです。
Photos by Samo Vidic/Red Bull Content Pool
Ko-sukeコメント
「決勝の舞台、相手のチャーリーは本当に強かったです。嬉しいか、悔しいかはまだ自分の中で整理がついてないですが、終わった瞬間は自分のプレーのどこが悪かったのか、ずっと考えていました。いまは、緊張が解けてようやく一息つけました。大会期間中は、勝つために必要なこと以外はすべて取り除いた行動をとっていたので。
今回の結果と自分のプレーには納得がいっています。今自分にできることを、集大成に近いかたちでこの日に持ってこれたと思っているので、大会に関していえば後悔はないです。ただ、準備の段階でもっとできたんじゃないか、という思いがあります。これを次に活かさないと負けた意味がないので、今回の負けを次へのモチベーションに繋げて、自分のフリースタイルをもっと改善していきたいです。次はもう、世界一しかないと思っています」
Ko-sukeは本日ロンドンを発ち、今回のロンドンでの世界挑戦は幕を閉じました。取材班も怒涛の取材・撮影から少し落ち着き、残り1日の撮影を終えると帰国になります。
帰国後は編集の作業に入り映像の完成に向けて動き出します。プロジェクトの締め切りまではまだまだ時間がありますので、引き続きご支援のほど、よろしくお願いいたします!