四川料理の魅力が、“ブーム”として消費されていく焦り
美味しいものを囲みながら、杯をかわせばすぐ友達になる。
そんな魅力もある中華。
2009年から四川料理プロジェクトを本格的にはじめ、好きという信条だけが強みの僕たちの活動は、いつの間にかフェスやイベントなどがメディアに取りあげるまでに成長し、日経MJさんの取材を受け、僕らの活動を表現して「マー活」という言葉まで生まれました。
2018年、空前の麻辣ブームが起こり、コンビニやスーパーなどでも、たくさんの商品を目にするように。これは、これで広める活動を続けてきた僕たちは素直に嬉しいです。
けれど、変化を求める時代にあって、「激辛」「麻辣」としての味だけが一人踊りしている今、「一菜一格、百菜味百味」があると言われる四川料理の魅力は、まだまだ本当の意味では伝わっていないのだと日々、商品を見ながら感じているのは、きっと僕たちだけではないはずです。
四川フェスは、料理人さんたちが、本当のうまい四川料理を提供しようと、徹夜で仕込みをしてトップと言われるシェフまでも鍋を振るうという、新しい形のフェス。
それは、ずっと前から四川料理の可能性に魅了されて、日本で美味しい四川料理をもっと多くの人に食べて欲しいと頑張ってきた料理人さんたちの想いが詰まっているから。
その想いを四川フェスでは感じてほしいと思っています。
四川フェスを支える実行委員メンバーへの思い
フェスを運営するのは、普段は全く別の仕事をしている、ただ四川料理を愛しているという理由で集まったメンバーたち。
四川料理を堪能しみんなが喜んでくれる最高の二日間にするため、予算を確保し、経費を削るために、協賛企業さんに飛び込み営業に行き、イベント会社さんを通さず、ガスやキッチンカーまでもすべて自分たちで手配。
料理以外でも、みんなが喜んでくれるような企画を考えています。予算が確保できたなら、こんな企画もできる!と想像を膨らませています。
まず、一番やりたいことは、ボランティアで、朝から晩まで10万人の人たちが安全に快適にフェスを楽しめるように、1日警備や運営をフェスでしてくれるおよそ100人のメンバーに特製「四川料理弁当」を提供したいということ。
四川料理が大好きなメンバーなのに、フェスに出店しているお店の料理を並んで食べることができないジレンマ。
せめて、お弁当を用意できればと考えました。それも普段は食べられない人気四川料理店の特製弁当。
他にも、24店舗のキッチンカーを飾る看板も、自らメンバーでデザインして、コストを抑えるために中国で印刷してハンドキャリー、でも、本当はもう少し、看板も変えたい……
などなど、もっといいフェスにするためにやりたいことが盛りだくさんです。
今、ブームに乗っていて、このまま消費されるだけなのは悲しい。日本の中の中華料理の価値観が変わってきている中でもっと盛り上げていければとおもいます!
支援をしていだければ嬉しいです!
そして、多くの人に知って欲しいので、facebook、Twitterなどでシェアしてもらえるだけでも嬉しいです。
よろしくお願いいたします!!