初めまして!絵本カフェスタッフの半沢裕子(半ちゃん)です。
生まれも育ちも宮城県気仙沼市、気仙沼大好きな私です。
今日は子育てママを代表して、私の思いを書かせていただきます。
私は現在三姉妹の母をしています。東日本大震災では実母を亡くし、当時生まれたばかりの長女を育てながら家事をこなすのに毎日必死でした。その後に生まれた次女、三女の子育ても加わり、日々奮闘しているとふと自分の時間がないなと感じることが多くなりました。
そんな時に出会った「絵本カフェ」!!
「子連れで働ける」その言葉に惹かれ飛びつきました。
働いてみるとどんどん交流が生まれ、親だけでなく子ども同士が仲良くなり、さらに友達が友達を呼び広がるネットワークに感激しました。
地域のおじいちゃんおばあちゃんから宿泊の初めましてのお客さんとの交流…これが人と人との「架け橋」なんだなと思いながら働いています。
ただこうして子連れのスタッフ同士が働いていると気仙沼での子育てについて困っていることを話すようにもなりました。
私が風邪ひいた時、病院に行けなくてこじらせたの…
市の子宮がん検診時に子どもを連れて行ったときに子どもが騒ぎ、検診スタッフさんにどうしたらいいか聞いたら抱っこして検診台にあがればいいじゃないですか?と言われて受けるのを断念したんだよね…
家族や親戚、友達が入院した時に子どもは面会できなくてお見舞いに行けなくて困った…
産後の夜泣きや授乳などで睡眠がとれなくても日中上の子がいたり、同居していると気を使って休めない…
ママって趣味をしたり、自分の美容室に行ったりって贅沢なのかな…
実際は事前に申し込めば預かってもらえる施設はあるんです。でも条件に当てはまらなくて困ってるママたちが多いことに気づきました。そして急な要件ができたとき対応してくれる施設が少ないことに不安を感じました。子育てするうえで周りの助けがないとママたちは追い詰められてしまいます。
「自分がそんな悩みを抱えている当事者だったら、気仙沼から離れようと思ってしまうのではないか」と考えたとき、私とスタッフは気仙沼を子どもがいなくなる街にするのは辛い!自分たちで変えていかなければと行動を始めました。
子育てしにくい街から子育てしようと思う街への第一歩を自分たちで始めようと思います!
この挑戦には私たちだけでなく、みなさんの力が必要です。
どうかどうかママに笑顔を、ママの笑顔が子どもを笑顔に、街に子どもたちの笑い声いっぱいになりますようにお力を貸してください!!
残り36万。残り13日。よろしくお願いします!!
半沢裕子