こんにちは!日本を創り継ぐプロジェクト実行委員会です。
本プロジェクトは6日間のプロジェクトですが、
6日間も何するの? どんなアウトプットが生まれるの? どんな議論をするの?
などなど、つくつぐの中身についてご興味をもっていただいた方もいらっしゃるかと思います。
そこで! 今回は日本を創り継ぐプロジェクトでは何をしているのか、第6回の例を踏まえて6日間のプロジェクトの流れをお伝えします!
◆DAY1~3
基本的には初めてデザイン思考のプロセスを回す段階であるので、デザイン思考をクイックに回すのがDAY3までのワークの大部分を占めます。三日間かけてインタビュー、インサイトの抽出、チャレンジの設定、アイデア創発、試作のステップを踏んでいきます。
どのワークもじっくり取り組むものではなく、ひたすらスピードを意識して取り組みます。
そのため、ワークの途中でまだ考えたい、もうちょっと変えたい、という気持ちが出てくるのですが、それをぐっとこらえてとにかく最後まで走り切る経験をするのが前半の三日間です。
三日目には社会人を招いての発表もあるため、チームで考え出したアイデアを何とか形にして発表するために急いで準備を進めるチームがほとんど。
デザイン思考を理解するのも、チームメンバーのことを理解するのも、アイデアを形にするのも同時並行で進めていくので、ものすごいスピードで考え、手を動かしていきます。
◆DAY4~6
三日目の発表でいただいたフィードバックやチームでの反省を踏まえ、デザイン思考をもう一度回します。一回目とは打って変わって深く深く考え議論をしていくのが後半の三日間。
本当にこのアイデアで良いのか、といったアイデアの検討や、ユーザーが本当に考えているのは何か?といったインサイトなど、デザイン思考のプロセス一つ一つの段階でひたすら考えます。
さらに、チームメンバーのことを理解するために、相手の発言はどのような想いがあって出てきたものなのだろうか?といったことも考えたり、ディスカッションしたりするため、議論はより深いものとなります。最終日に全体で行う発表は、今までの六日間の集大成。どのチームも強い想いを込めて発表を行っていました。
以上が第六回の六日間の流れです。第七回の流れとは異なる部分もありますが、デザイン思考のプロセスをしっかり回す、参加者同士で深く議論するというつくつぐの大きな特徴であるこの二点は変わりません。この二点の特徴があることで、考え方やモノの捉え方が変わったと感じる参加者は多いようです。
大きくは変わらなくても、少しでも未来へ前向きに動き出すためのきっかけとなるような場所。
第七回の日本を創り継ぐプロジェクトもそんな場所にできたら、と思います。