皆様の暖かいご投資のおかげで、クラウドファンディングでのご支援総額は全体の66%の266,000円となりました。ご支援いただいた皆様、本当にありがとうございます。
今回の活動報告では、改めて日本を創り継ぐプロジェクトがどのようなものであるかをご紹介したいと思います。
①日本を創り継ぐプロジェクトとは?
日本を創り継ぐプロジェクトは、学生がチームを組んで社会問題に取り組み、六日間かけて解決していくプロジェクトです。
本プロジェクトは2011年にNTTデータと野村総合研究所によって発足されました。翌年以降は学生が中心となり運営し続けており、今年で七回目の開催になります。
六日間のプロジェクトではデザイン思考という思考法を用い、社会問題の対象となるユーザーが抱える問題を解決し、ユーザーの望む状態に到達するためにはどのようなことをしなければならないかを本気で考えます。
自分以外の誰かのことを真剣に考える機会、一つのことをチームで考え抜く機会は他のイベントにはない大きな特徴であり価値だと思っています。
②テーマとは?
本プロジェクトは6日間かけて取り組むテーマは毎回違うもので行っています。
どんなものがテーマになったかによって、最終的な成果や議論の空気感も変わります。
今までのテーマを振り返ってみましょう!
第一回:震災後の日本に持続可能な社会解決案をデザインする
第二回:公共空間×日本の魅力をつくる
第三回:生活空間に魅力をつくる
第四回:日常のなにげない時間に魅力をつくる
第五回:人のつながる場をデザインする
第六回:親子の食卓をデザインせよ
その回ごとに、注目するものが空間、時間、場所などが変わってきていますね。
第六回のテーマである「親子の食卓をデザインせよ」では、親子ってどんなイメージ?いつもご飯は誰と食べてる?など、食卓での様子や家族との会話にについて話し合っている姿が印象的でした。食卓は毎日のように居る身近な場所でありながら、他の人とはあまり共有しない場所について議論する経験は、食卓という枠にとらわれずに親子や会話といったものの本質や大切さを考えるきっかけになったようです。
今回のテーマ、「想いを伝える体験をデザインせよ」ではどのような議論となるのか、どのような価値観が生まれるのか、そこから何を学ぶのかはまだ未知数です。6日間の議論から得られる価値は、私たち運営メンバーが丁寧に設計することで、やっとかたちになるような繊細なものであると思います。小さな違和感でさえも残さぬよう、第七回の議論の場も緻密に設計しています。
以上、日本を創り継ぐプロジェクトの概要とテーマについて紹介いたしました。
これからも暖かいご支援、ご投資をよろしくお願い致します!