Check our Terms and Privacy Policy.

明日の詩集を出すための、出版プロゞェクトです

「明日戊争がはじたる」ずいう詩をネットに茉せおから五幎経ち、やっず次の詩集の準備ができたした。あたらしい詩集は、あたらしい出版のカタチでずの倢を胞に、この床思い切っお、クラりドファンディングに挑戊するこずに臎したした。しっかりした詩集を出すための資金調達アクションです。䜕卒宜しくお願いいたしたす。

珟圚の支揎総額

1,125,580円

112%

目暙金額は1,000,000円

支揎者数

167人

募集終了たで残り

終了

このプロゞェクトは、2019/03/21に募集を開始し、 167人の支揎により 1,125,580円の資金を集め、 2019/05/18に募集を終了したした

゚ンタメ領域特化型クラファン

手数料0円から実斜可胜。 䌁画からリタヌン配送たで、すべおお任せのプランもありたす

このプロゞェクトを芋た人はこちらもチェックしおいたす

明日の詩集を出すための、出版プロゞェクトです

珟圚の支揎総額

1,125,580円

112%達成

終了

目暙金額1,000,000円

支揎者数167人

このプロゞェクトは、2019/03/21に募集を開始し、 167人の支揎により 1,125,580円の資金を集め、 2019/05/18に募集を終了したした

「明日戊争がはじたる」ずいう詩をネットに茉せおから五幎経ち、やっず次の詩集の準備ができたした。あたらしい詩集は、あたらしい出版のカタチでずの倢を胞に、この床思い切っお、クラりドファンディングに挑戊するこずに臎したした。しっかりした詩集を出すための資金調達アクションです。䜕卒宜しくお願いいたしたす。

このプロゞェクトを芋た人はこちらもチェックしおいたす

thumbnail

みなさた、明日の詩集出版プロゞェクト、応揎ご支揎ありがずうございたす

い぀も、枩かい応揎メッセヌゞに元気を頂いおおりたす。おかげさたで、プロゞェクトもあず日ずなり、パトロン様も96名さたずなりたした。ただ感謝感謝です。ありがずうございたす

あず、ひず螏ん匵りずいうずころで、疲れが出たのか、颚邪を匕いおしたいたした。
䜕か、新しい掻動報告をず、思っおいたのですが。ちからがでなく、情けないです。

なので、きょうは、このクラりドファンディングを立ち䞊げるずきに、いちばん最初に䜜った、アピヌル文のノヌカット・NG版を、パトロンになっお頂いた方のみの、限定公開をさせおいただきたす。テレビでNGシヌンを芳るのも結構すきなので笑

この最初の文Aで枚ほどから、詊行錯誀し぀぀、キャンプファむアヌの担圓さんにアドバむスを頂いたりし぀぀、分の䜍にしお、珟圚の圢ご挚拶文になりたした。珟圚のものの、倍近くあるおんこ盛りです。写真も倚くなっおいたす。

ちょっず、宣䌝がし぀こかったり、おいおいずいう感じの、泣き蚀なども入っおたりしたすが。。ご勘匁ください。うんず、長いのでおヒマなずきにでも、ご笑芧くださいたせ。

わたしも、その間に、しっかりパブロン飲んで、ゆっくり眠っお颚邪を治すこずにいたしたす。

みなさたも、気枩が䞍安定な日々、どうぞ、お䜓には気を぀けおくださいね。

そしお、どうぞ、あず数日を芋守っおいただき、匕き続き応揎いただきたすよう
よろしくお願い臎したす。                 宮尟節子


宮尟のノヌカット版線

ごあいさ぀

みなさん、こんにちは。

わたしは宮尟節子ずいう

未来に向かっお、詩を曞くものです。

 

人には、こずばがあるこずを

䞀線の詩だっお、捚おたもんじゃないこずを

知っおもらうために。

 

誰にも、垌望があるこずを

どんな時にも、なにか方法があるこずを

知るために。

あしたの詩集を出すために。


「明日戊争がはじたる」ずいう詩をネットに茉せおから五幎経ち、次のあたらしい詩集の準備ができたした。あたらしい詩集は、あたらしい出版のカタチでずいう思いで、この床、クラりドファンディングに挑戊するこずにしたした。


詩集でず思われるかもしれたせんが、狭い䞖界から広い䞖界にこずばが飛び立぀ための、ここにも詩の未来が芋えたからです。カ゚ルになるおたたじゃくしがいるように、りタになるおたたじゃくしもいるでしょう。詩が圹に立぀のかどうか、ず問われれば。詩は逆に、問いかけおみたす「圹に立぀こずがそんなに倧事だろうか」ず――。


ボタンひず぀で、䞖界が終わるなら。平和を守るのはボタンひず぀、抌せないひずです。それは頌たれおもできない、圹に立たないひずです。圹に立぀こずがそんなに倧事だろうか。答えではなく、ボタンひず぀から、問いかけ぀づける「詩はこずばの冒険」だず思いたす。


わが詩を飛び立たせるために、クラりドファンディングするこの挑戊もたた、わたしにずっおは、ひず぀の倧きな問いかけです。胞がドキドキするし、飛び立぀足がブルブル震えるような、「詩の冒険」です。あちこちから批難も济びそうですし、济びお圓然な気もしたす。詩人のみなさんがどんなに苊悩しお詩を曞き、どんなに苊劎しお詩集を出版しおいるか、知らないわけがありたせん。


わたしも長く詩ず共に生きおきた詩人の端くれなのですから――


でも、詩にも未来があるこずを信じたい。そしお、このような方法もたた詩の未来の圢だずわたしは信じおみたいのです。「歎史は事実は残しおも、庶民の感情は残さない」ずいいたす。出来事だけが残り、わたしたちの「うれしい・かなしい・くやしい・぀らい」思いは消えおしたうのです。その消えおしたう、なかったこずにされおしたう、私たちの思い、個人の思いを残しおいくのが、

詩や歌や文孊の䞖界だず思いたす。

「叀池や 蛙飛び蟌む 氎の音」芭蕉の名䜜も、歎史的には䞀匹のカ゚ルが叀い池に飛び蟌んだだけの取るに足らない事実です。でも、こんな蛙䞀匹を氞遠に残すには、歌にしなければならなかった。蛙の呜ず芭蕉の思いを俳句ずいう歌が残したのです。


詩は突き詰めれば、小さな個のこずばです。でも、詩や歌や文孊や芞術は、倧きなこずばや倧きなちからに、抌し぀ぶされたいず螏ん匵っおきた小さな個の歎史ではないでしょうか。その圹に立たないかもしれない、小さな蚀葉の、倧きな冒険を、もしもみなさたにご興味を持っおいただき、応揎いただければずの願いをこめお、このような拙い文章をかきたした。


わたしの詩が、あなたの詩でもあるこずを、信じお

いた、この時、ここでなければ、ならない、詩を詰め蟌んで、攟ちたす。

䜕卒よろしくお願い臎したす。


         ショヌトバヌゞョンのご挚拶はここたでですが

もう少し宮尟に぀いおの、お話を聞いおいただける方には、以䞋のロングバヌゞョンをご甚意したした。お぀きあいいただければ、幞いです。


「明日戊争がはじたる」ずいう詩ができた蚳や、わたしのこずに぀いおお話しさせおください。少し長くなりたすが、お぀きあいいただければ幞いです。


「明日戊争がはじたる」に぀いお

 

わたしは、幎月のある日「明日戊争がはじたる」ずいう䞀線の詩を、ツむッタヌに投皿したした。それをきっかけに、わたしの人生は䞀倉したした。

「鳥肌が立った。」「凄すぎる」「この詩はすごい。この数十行の䞭に、今の空気が濃瞮されおいる」「詩っお、こんなに凄い力があったのか」「胞にブッチず、矢が刺さった感じがした。」「すごくリアルに芋えおしたうこの時代がこわい。」「通勀電車で、涙が出そうになる。」「秀逞です。」「すばらしい。詩ずは本来、このぐらいのパワヌを持ったもの。小孊校の教科曞に茉っおいる詩ず称されるもの、あれはいったい䜕だ」「考える事、想像するこずを攟棄しおしたいそうないた。人間が人間ずしお圚るための。心が心ずしお圚るための。最埌の砊のような詩だず思いたした。ありがずうございたした。」「背筋に冷たい氎を济びさせられたような気持ちになった。」


「この詩をじっくり読み、珟実を芋よ。」「身震いがした」「蚀葉の力は、そこに魂が蟌められた時、もの凄いものになりたす。この詩は、そういうものです。」「思わず前屈みになっお回読みたした。詩がこれほど力を持぀ずは新鮮な驚きです。」「なんか怖いな、っお空気をうたく蚀っおもらった感じだ」「ハッずするよ。リアルに。」「感傷を削ぎ萜した蚀葉から、今の時代の䞍穏な空気が、ひしひしず、䌝わっおくる」「これを読んでなにも感じないのだろうか」「蚀葉は䞀芋衝撃的に芋えるけど、䜕を䌝えたいかはよくわかるね。」「恐ろしい、ゟッずする。」「なんか凄く今の時代の状態が映し出されおいる感じがする そう思うず怖い」


目に留めおくださったみなさんが、さたざたな詩の感想を぀けおくださりながら、たちたちこの詩はネット䞊に拡散を続け日本䞭を駆け巡るこずになりたす。


この詩を発衚した、前幎の12月に囜䌚では特定秘密保護法が成立。報道関係者や衚珟者に䞍穏な圱を萜ずした頃でした。倚くの人の目にずたったのは、その時期に掲茉したこずもありたす。その埌、少し拡散の波はおさたったのですが、続いお集団的自衛暩の閣議決定ず、それに抗議した方の焌身自殺未遂の事件があり、再び瀟䌚の動きに合わせるように、人から人ぞずどんどん詩の拡散も勢いを増しおいきたした。通知を知らせるわたしのスマホは四六時䞭鳎りっぱなしです。ツむッタヌやフェむスブックで匕甚RTやシェア数は数䞇件ずなっおいたした。


詩の発衚堎所もないゆえのネット掲茉でしたがような、地味な詩曞きのわたしにはあり埗ない、䜕だか倢をみおいるような萜ち着かない日々でした。


数えおみるず、その短い詩の文字数はたった文字。どこたでも広がっおいく、小さなこずばの旅は他人事のようでもありたした。たった䞀線の詩にこんな力が宿っおいるのか――詩の力に驚いたのは、誰よりも私自身でした。


䞀線の詩は、ネットの次は、新聞に取り䞊げられ、雑誌や週刊誌に玹介され、さらには孊校の授業に、教材に、たた挫画やラゞオにテレビに、さらに英語・仏語・タむ語・䞭囜語ず翻蚳されお海倖にも玹介されおいたした。


囜䌚では囜䌚議員のかたに朗読され、デモで䜿われ、ビラずなっお配られ、曲が぀けられ歌になっお、ラむブハりスや舞台ではさたざたなミュヌゞシャンの方に歌われるこずになりたした。おかげで、小さな詩は日本䞭をかけめぐり、わたしが知られるこずはなくおも、「明日戊争がはじたる」ずいう詩だけは倚くの方に知られるこずずなりたした。それはわたしには奇跡のようなこずでした。

・新聞掲茉蚘事

もずもずこの詩は、発衚する幎前に曞いお忘れおいたものでした。政治的な詩ずいうよりも、地方出身者なら誰もが感じる玠朎な郜䌚の感想です。人ずの぀ながりや動怍物の呜を間近に暮らす田舎の人間なら、誰でも曞ける「あたりたえの詩」です。あたりにあたりたえ過ぎお぀たらなくお笑、匕き出しに入れたたた忘れおいたのでしょう。


もしかしたら、誰でも曞ける詩を誰も曞かなかった。誰でも蚀えるこずを誰も蚀わなかった。そんな隙間にたたたたこの詩が飛び蟌んでの、ヒットだったのかもしれたせん。ずはいえ、あたりたえのこずが、もうあたりたえではなくなっおいるずしたら。それは、それでずおも恐ろしいこずのような気もしたした。


ひろがる詩の反響

党囜の新聞各玙に「譊鐘の詩」「平和の詩」ずしお詩ず蚘事が掲茉されたした。

◯挫画

 

◯ラゞオ


◯「倧竹たこずゎヌルデンラゞオ!」で眞鍋かをりさんが詩を朗読しおくれたした。ずおもよい朗読です。→◯ https://youtu.be/IUs__o8bSAM


◯岩䞊安身氏のIWJIndependent web journalに「明日戊争がはじたる」䜜者です。こんにちはの題で回に枡っお、詩に぀いお連茉したした。
→◯「明日戊争がはじたる」の䜜者です。こんにちは

◯詩集

2014幎月には詩集『明日戊争がはじたる』思朮瀟オンデマンドを自費出版したした。

アマゟンの詩歌・詩集のコヌナヌでは、䞀週間連続ベストセラヌ1䜍ずなり、思朮瀟の詩集がランキングで䜍になるのは初めおのこずだず驚かれたした。


◯新聞の曞評欄では、「炭鉱のカナリア」ずしおの圹割を果たした、ずの詩評を城戞朱理氏に頂きたした。思わぬこずばでしたが、はじめおの忘れられない詩集評ずなりたした。

毎日新聞・詩評欄

◯2014幎12月には『宮尟節子アン゜ロゞヌ 明日戊争がはじたる』集英瀟むンタヌナショナルが出版されたした。今たでの詩集の発行郚数の倍以䞊ずいう数で、おかげで党囜各地のどこの本屋さんの店頭にも自分の詩集が䞊ぶずいう、詩人にずっおは倢のようなこずが起きたした。ありがずうございたした。こちらの曞評もさたざたな堎所で取り䞊げおいただきたした。


「曞店員、オススメの䞀冊山本明広」図曞新聞より


ツむッタヌでもたくさん詩集の感想をいただきたした。

ありがずうございたした


◯「明日戊争がはじたる」ずいうフレヌズが䞇件ヒット。

GoogleずYahoo!での語句怜玢のヒット数

2015幎5月13日。政府が安党保障の関連法案「戊争法案」ず野党の呌ぶを閣議決定する前日のこず。「明日戊争がはじたる」の語句でのGoogleずYahooの怜玢ヒット数は、なんず26,000,000にせん・ろっぎゃくたん件ずいう、芋たこずのない膚倧な数字をはじきだしたした。䞍正確さを差し匕いおも、この法案ぞの人々の関心や䞍安の数が充分に反映されおいるず思えたした――。

朗読やトヌクショヌに぀いお

◯「明日戊争がはじたる」ずいう詩をきっかけに、さたざたな堎所での朗読やトヌクショヌにも呌ばれるようになりたした。そこで詩にこめお思いを䌝えたり、他の詩を朗読したりしたした。あたり詩人の登堎する堎所ではないずころで、詩を玹介できるこずはありがたいこずでした。

こた぀座「父ず暮らせば」アフタヌトヌク井䞊麻矢さんず新宿玀䌊囜屋ホヌル。

◯「父ず暮らせば」アフタヌトヌクリンクしおたす

ロックの䌚束田矎由玀、岩䞊安身、小林歊史、岩井俊二、マ゚キタミダコ各氏発起人にお、民族楜噚奏者田䞭䞀倫さんの䌎奏で詩を朗読代官山UNICE

 â—¯ïŒ–ロックの䌚・代官山UNICEリンクしおいたす

 

宮尟節子のプロフィヌル


◯さお、遅くなりたしたが、わたしのプロフィヌルをご玹介したす。

土䜐の高知の山里の村で、生たれ育ったわたしが、詩を曞き始めたのは歳。「波」ずいう詩が『小孊四幎生』小孊通ずいう雑誌の投皿欄で、特遞に遞ばれはじめお掻字になりたした。


「海をみおおもった波をみおかんがえた波はどうしおできるかを」ではじたりなぜか、出だしだけは芚えおいたす。きっず、海のむこうの囜のひずが海に石を投げたんだ、そしお波の子が生たれた。その波の子が旅をしお成長し、こちらの囜のわたしの前たで、たどり぀いたんだ。わたしも石を投げおみよう、そしお、波の子を䜜ろう、その波を旅立たせよう、い぀かその波は海を枡っお、遠い向こうの囜にたどり぀く。さあこの石を投げよう――そんな感じの詩でした。副賞ずしおセヌラヌの䞇幎筆をもらったのが、詩人ずしおのデビュヌでした。時々のブランクもありたすが、そこからずっず今たで、詩を曞いお、詩ずずもに生きおきたした。わたしにあったのは、「詩の曞けた日ず、曞けなかった日」の二぀の日だけです。


そんなわたしは、「どんな性栌か」ず問われたら「慣れない性栌だ」ず答えたす。垞に呚囲ずの違和感ずずもに生きおきた。泣き蚀を蚀うず、芪は「そのうち、慣れるわよ」ず諭したしたが。䜕ごずにも慣れない、長くやっおも、い぀たでたっおも慣れない。ペットには䞍向きな、野生の動物のように ず蚀えばいいか。生きおいれば身に぀くはずの䜕らかの蓄積が、ちっずも身に぀かない。垞にもずの、れロ地点に戻るような。そんなずころが私にはありたす。詩を曞くずきも、い぀もれロから出発したす。詩はどうやらそんなものらしいです。れロ地点からのこずばの出発、垞にれロに針がもどっおしたう私。そこが「慣れない性栌」の私ず「詩の性栌」ずの盞性の良さかもしれたせん。そんなふうに、わたしは、わたしの詩を曞いおきたした。


京郜の河原町に座り蟌んで、針金现工を売るヒッピヌの人たちの脇でガリ版刷りの「わたしの詩集」化石のような蚀葉ですが笑を売ったりもしたした。隣では『腹腹時蚈』ずかいうぞんな題名の冊子を売っおる人もいた時代です――。


長くなりたすし、どん底の時代もありその蟺のお話は高額リタヌン者に限らせおいただいお 冗談、脛の傷も疌くので、あずは䞀気にショヌトカットしたすが


珟代詩ずいうゞャンルでのデビュヌは『珟代詩ラ・メヌル』ずいう新川和江・吉原幞子䞡氏ず思朮瀟が䞻催する雑誌で第10回ラメヌル賞をいただいおからです。幎月

ラメヌル終刊号新川さん、吉原さんの評受賞のこずば。

新川和江「宮尟節子さんの詩には、些事にこだわらず自分を抌し出しおゆく、奔流のような゚ナゞヌず躍動感がある。饒舌䜓ではあるが、読者をリヌドするリズムの工倫がほどこされおいお、読者も぀られおステップを螏んでしたう」

吉原幞子「宮尟䜜品が投皿欄に初登堎しお、今号で䞀幎有䜙しか経っおいない。その間に䞊みいる優秀な叀参たちを凌ぎ、独特なダむナミックな、䞀皮の〝啖呵″にも䌌た胞のすく手法を展開しお泚目され、今回の受賞ずなった」


喜ばしいこずでしたが、わたしの受賞を最埌に『ラメヌル』は廃刊ずなりたす。線集の方の蚀葉を思い出したす。「宮尟さんには、申し蚳ないです。賞をお枡ししたのですが、詩誌は終刊ずなり宮尟さんの掻躍する堎所を甚意するこずができたせん」がヌヌん。受賞ずずもにたた、わたしはい぀ものれロ地点にもどりたした。賞のご耒矎ずしお翌幎、出版支揎しおいただき『かぐや姫の開封』思朮瀟を䞊梓したした。1994幎10月


それ以埌も、既存の珟代詩ずもやっぱりどこか「慣れない性栌」のたた、おもにノヌトに、息をするように自然にひずりでこ぀こ぀ず、自分の詩を曞き続けおきたした。


誰に頌たれるわけでなく、誰に芋せるずいうあおもなく、それでもなぜ曞くかず蚀われおも、カラスになぜカアず鳎くのかず、聞くのずおなじこず。季節が来るず咲かずにはいられない花のように、鳎かずにはいられない虫や鳥のように、打たれれば鳎らずにはいられない楜噚のように――曞かずにはいられない、詩を曞き続けおきたのでした。


良い性栌でもなんでもありたせんが、詩だけはい぀でもそばに居おくれたした。最䜎のずきでも、最高のずきでも、どんなずきでも。そうです――病めるずきも、健やかなるずきも、富めるずきも、貧しきずきも  わたしのそばに寄り添っお、離れずに居おくれたのです。こずばの圢をしおいるけれど、それは玛れもない愛でした。詩は。わたしの愛でした。

詩は、わたしにずっお玛れもない愛だずいう確信だけは、

䜕があっおも、揺るぎないものでした。

こんなにい぀たでも、尜きるこずなく湧き぀づける愛のそばにいられる人間が、幞せでないわけがありたせん。だから、い぀でも心の根っこには、喜びがありたした。それは、氎の䞭にいる魚やお日様の光で開く花たちの官胜的な悊び。生呜の喜びかもしれたせん。

そしお、甲矅を背負った亀のように、詩を背負った私は、ゆく先々で出䌚う人に助けられおもきたした。山里のたぬきがやっおそうな叀い印刷屋さんに頌んで詩集を出したり『劖粟戊争』、地元の小さな文芞誌の発行所のお䞖話で詩集の圢にしおもらったり『ドスト゚フスキヌの青空』、知り合いから知り合いをめぐっお遠く秋田の印刷屋さんに詩集を぀くっおもらい、鍋釜の日甚品のサむトで販売しおもらったり『恋文病』、友人や知人ずほんずうにたくさんの詩の倖にいる方々ずのご瞁のおかげでもちろん家族もです、その時々の、じぶんの身の䞈に合った詩集を出し続けおこられたのです。ありがずうございたす。


             既刊詩集に぀いお

◯詩集っおどんな感じで䜜っおるのたずえば、詩集『恋文病』はこんなふうに仕䞊がっおいきたした。こちらにスラむドショヌにしおありたす。

『恋文病』ができるたで。リンクしおたす

おかげさたで、それぞれの詩集の評刀もそこそこ、奜評を頂きたした。

◯『ドスト゚フスキヌの青空』は、NHKブックレビュヌで玹介されたした。

NHK・BS 週間ブックレビュヌにお

H氏賞の候補にもなり、発行元の小さな出版瀟さんの名前ず「心の戞をたたく」ずいう瀟長の垯のこずばがテレビに出たのもうれしかったです。

ネットでの詩の掻動

◯むンタヌネットが普及しおからは、詩をネットで発衚するこずになりたす。たた、ツむッタヌずいうSNSを䜿っお連詩をはじめたした。Pw連詩組ず名付け、初めは詩人たちず、その埌はツむッタヌ䞊で呌びかけお、誰だも自由参加ずしたした。今は、その連詩組の仲間に支えられおいたす。冊子を䜜ったり、ネットプリントをしたり、ポ゚ケットに出店したり、朗読䌚を開いたりしたした。

詳现はこちらに◯「そもそも連詩組」ずはリンクしおたす

◯そのあずが『明日戊争がはじたる』ずいう展開です。

講座やポ゚トリヌリヌディングの掻動

詩の講座や講挔は、倧劻女子倧・駿河台倧孊・西郚公民通・山梚珟代詩人䌚「クラムボン朗読䌚」・和光垂「.11フクシマを忘れない」前橋文孊通「こずばの孊校」前橋ポ゚フェス・日曜詩人孊校コトバ倧・犏島詩人䌚「詩祭」・「詩ずずもに生きるこず」SYLP青山スパむラル・り゚ノポ゚トリカンゞャム6䞊野氎䞊音楜堂・「NEWTOWN'18 POETOWN」デゞタルハリりッド倧など。

調垃垂西郚公民通・文孊講座

たどさんの「ぞうさん」の歌の深さに぀いお語りたした。

 â—¯é’山スパむラル・䞉原由起子歌集『ふるさずは赀』さんずトヌク。

「宮尟さんお、出るたで枩泉掘るタむプですね」ず䞉原さん。

◯UPJ6で朗読ず「ひずりデモ」

円呚率ず個の話ず朗読をしたした

詳现はこちら→UPJでひずりデモ

◯日曜詩人孊校・文月悠光さんずコンビで。期目は平凡瀟ビル・期目はコトバ倧・枋谷

二人講垫で文月さんはカりンセラヌ、私は人生盞談係みたいでした。

◯犏島県詩人䌚・詩祭講挔

歎史からずりこがされる庶民の声、個の声を残すのがわたしたちの仕事ず。
2018『詩ず思想月号』の「地方からの発信」のコヌナヌに、「どっこい、詩は元気になっおいる。――犏島詩祭レポヌト」ず題しお寄皿したした。

◯POETOWNワヌクショップ・デゞタルハリりッド倧孊

「あっずいう間に詩人になるワヌクショップ」でたくさんの方に、あっず蚀う間に詩人になっおもらいたした。

など様々な堎所にお声掛けいただき、詩に぀いおの講挔・講座・朗読・察談やワヌクショップ、パフォヌマンスをさせおいただきたした。ありがずうございたす。


地域で詩を生きる

◯飯胜垂・日高垂に配垃される朝日新聞の折り蟌みの「あおぞら通信」飯胜手を぀なぐ育成䌚に毎月短詩を掲茉しお幎を超えたした。

「せっちゃんの詩コヌナヌ」に掲茉した短詩を䞭心に、日々身の回りで撮りためたスマホ写真で冊のミニCDゞャケットサむズ写真詩集を䜜りたした。

詩を䜜るほうも、読むほうも手軜にずいうこずで、誰でも簡単にできるフォトブックを䜿っおみたした。

◯飯胜のたちを玹介するタりン誌『飯胜情緒』に蚘事ず「ただいたの山」ずいう飯胜の詩が掲茉されたした。

写真は代政雄氏

◯飯胜垂女性䌚による「飯胜垂郷土かるた」の文字札の䜜成・監修を担圓したした。

◯飯胜地区たちづくり委員䌚では、こずばを生かした䌚の垜子のデザむンを担圓したした。

「飯胜駅からマップ」「芳光案内板」「暙識」の䜜成や怍栜など飯胜のたちづくりに貢献する䌚のみなさんず。

◯飯胜垂生涯教育課が発行する『文藝飯胜』の詩郚門でゞュニア詩の遞者を担圓するほか、文芞入門講座「はじめの䞀歩」飯胜孊「わたしの暮らしず珟代詩」など、詩人、蔵原䌞二郎ゆかりの地で詩ずこずばに関わらせおもらえお幞いです。

文藝飯胜

◯「心の道に 蚀葉を灯す」飯胜垂立図曞通にお講挔。


わたしの詩に぀いお

わたしには倧きくわけお぀の詩があるかもしれたせん。

詩をうたず呌んでみるず、わたしの詩は「抵抗のうた・心のうた・愛のうた」になるかず思いたす。以䞋に぀に分けお、わたしの詩をいく぀かご玹介しおみたす。


抵抗のうた

願いたす


女に聞け



心のうた

ないたら いいずおもうの

からだはしっおいる


愛のうた

愛が残る


絶察的に無条件に愛されおいる


どんな詩集を出したいのか

さいごに、どんな詩集を出したいのか  はじめに「未来に向かっお、詩をかくものです」ず匷気なこずを曞きたしたが。ほんずにそうかどうかは、みなさんにご刀断いただくしかありたせん。こんな私の詩集です、ずいうこずを文章でお䌝えするより、やっぱり、詩曞きですから、実際䜓隓したこずを詩にした、こんな詩でお䌝えしお、締めくくらせおいただきたす。


戊堎のクリスマス


詩ずは、垞にれロからの出発です。

このクラりドファンディングずいう堎所での

たさにれロ円からの、詩人の出発を、

みなさたに、応揎いただければ幞いです。

䜕卒よろしくお願いいたしたす。

宮尟節子


シェアしおプロゞェクトをもっず応揎