橋本昭博(保護者でも教師でもない役です!)昨年の12月、ラゾーナ川崎プラザソルの「ロミオとジュリエット」でロミオをやらして頂きました、橋本昭博です。その時に、演出のまんぼさんと出会い、今回、出演させて頂くことになりました。オファーをいただき、台本をもらい、どんな感じかとチラッと目を通すだけのつもりが、その面白さに一気に読んでしまいました。しかも、これを現役の教師の皆様と創り上げる。これは、すごいモノが出来てしまうんではないかと、今からワクワクしております。そのワクワクを、是非とも劇場に来て一緒に体感してください。そして、一緒に創り上げてくれたら幸いです。2019夏の一大イベントです!お楽しみに!!一緒に、楽しみましょう!!小中高生の招待券申し込み受付は、クラウドファンディング終了後も!7月15日の終了日までに集まった金額から、招待数を確定します。招待券の受付は、クラウドファンディング終了後も、招待数まで引き続き行います。みなさまからのご支援をひとりでも多くの子どもたちに届けます!小中高生招待券申し込みサイト大人の方(大学生以上)のチケットはこちらからどうぞ。「親の顔が見たい」チケット予約ページ
荻島望(保護者役 写真左)近年“いじめ”の定義はとても難しいものになってきています。受けた側が何か一つでも「イヤだ!」と感じればそれはもはや”いじめ”となります。そうなると一体何処からが”いじめ”で、何処からがそうではないのか、生活の中で常に考える必要があるのではないでしょうか。まさかうちの子が...このぐらいなら”いじめ”ではなく”いじり”の範囲内...そうやって本当はいつでも転がっている可能性に目を瞑ってしまいがちな全ての人に見て欲しい作品です。今、保護者という立場に立ってこの作品と向き合う中で、本当に自分の子を愛している、その純粋さ故の難しさも感じています。いつもは気付けない何かを感じ取れる、そんな作品になっています。自分自身に会いに来て下さい!ひとみまさこ(保護者役 写真右)3年前の、まんぼ演出にも参加しました。今回も違う役で参加できること、うれしく思っています。ぜひたくさんの方に見ていただきたい作品です。出てくるのは主に教師と保護者たち。いじめの本人である子どもたちは出てきません。でも会議室での親と教師のやりとりから、いろいろなことが見えてきます。それぞれの家庭環境、子どもとのコミュニケーション、子ども同士の関係などなど。これはシリアスな話でもあり、親のエゴがむき出しのコメディでもあり、そして、どんな状況に、どんな言葉に親や教師が揺れ、どう状況が変化していくか、最後に見えてくるのはいったい何なのかという、ミステリーでもあります。劇場の客席は舞台をはさんで2方向に設置します。みなさんも会議室にいるような気持ちになってくると思います。どうぞこのお芝居を見ながら一緒に揺れてください。そして一緒に考えてください。
クラウドファンディング開始から一か月が経過しました。お蔭様で小中高生の招待申し込みを開始する事が出来ています。私どもの企画趣旨や意図にご賛同頂き、皆さまの貴重なお金をご支援頂いています事、心より感謝の気持ちでいっぱいです。この観劇の機会は、きっと子供たちの心に何らかの希望の光となるよう、私たちも全身全霊を傾けて、リハーサルに励んでおります。残り一か月、出来るだけ沢山の子供たちに観劇の機会を頂けたらと思います。目標は500,000円です。まだ目標達成までは、道のりが遠く、周囲の友人、知人の方々にも情報をシェアして頂けましたら幸いです。今回のテーマは、「いじめ」という事で、敬遠しがちなテーマかもしれません。私には関係ない、どこか特殊な環境での出来事と思うかもしれません。私も二児の親ですので、いつ何時、我が子がいじめの被害者になってしまうかもしれない。いや、加害者になる事だって大いにあり得るのです。そんな時、我が子とどう対峙し、対話をするべきか、この作品を通して様々な事を考えます。恐らく簡単な答えなんて見つからないでしょう。でもこの問題と真正面から向き合っていかないと、子供たちの未来は築けません。いじめというのは、人間と人間が交わる上で、集団生活の中では起き得るものだと思います。学校だけじゃない、企業や地域にだってあるでしょう。ある意味起きる事は当たり前とも言えます。個性が違う人たちが一つの共同体の中で生きていくのですから。ただこの悲しい現実を、我々人間の努力で回避する事は出来るのではないでしょうか。それは、私達が感情的に生きるのではなく、より思考的に生きる事が大切なのではないかと思うのです。子供たちがこの問題をより思考的になれる場、それが今回の観劇だと思っています。私達の国は、物質面の豊かさは、これ以上にないくらい豊かです。ただ精神面ではどうでしょうか。毎年年間2万人以上、自ら命を絶つ人が後を絶たない。青少年の自殺率は上がっていくばかりです。人間関係でのトラブルやいじめが大きな要因とも言われています。子供たちの心の疲弊を演劇の力で、少しでも緩和していきたい。そして生きる力へと繋げていきたい。私達は、そんな想いを込めてこの作品に取り組んでいます。ご自身が観劇出来ない場合でも、ご支援頂けます。またご自身で観劇される方は、追加2,000円を支援して頂く事で、一人分の招待枠が出来ます。どうか残り少ない日数ですが、皆さまのお力をお貸しください!子供たちに思考する、観劇の機会を与えてくださいますよう、重ねてお願いいたします。Art-Loving まんぼ
小林英樹(保護者役 写真左) 中学校の教師をしていた頃の自分と対話しながら取り組んでいます。作品中の言葉、行動、思考、一つひとつを丁寧に紡いでいかねばなりません。私たちが「親の顔が見たい」で出来ること、やるべきことを見失わないように真摯に取り組んでいく決意です。「ウチの学校に限って」「ウチのクラスに限って」「ウチの子に限って」「この地域に限って」…どこかで思っている自分がいたのかもしれません。演劇として、教育として力ある本作品。あの頃の自分にも観てほしい。どうぞ、みなさまよろしくお願いします。小林真央(教師役 写真中)親の立場、教師の立場というものは、自分がなってみなければ、そうそうわかりません。でも演劇は擬似的にその立場に立たせてくれます。いつもとは違った視点で物事を見ることができます。親や教師達は子供のいないとき、どんな話をしているのでしょうか。少し覗いてみませんか?萩坂心一(保護者役 写真右)『親の顔が見たい』は「いじめ」をテーマにした作品です。その公演舞台を、私は過去三回観ましたが、それぞれ違う劇団で、唯一、希望が見えたのが、まんぼさん演出の舞台でした。そんなこともあり、まんぼさんが声をかけてくださったので、迷わず出演することにしました。今回、私も含め現役の学校教師が七人も出演します。「いじめ」は、我々教師にとって重要な問題なので、日頃から向き合ってきたつもりでした。ところが、今回の稽古に参加する中で、私自身が「いじめ」ときちんと向き合ってこなかったことがわかり、愕然としました。どこかで避けていたんですね。まんぼさんの稽古の進め方は、非常に刺激的で、「演じる」以前に、その役を「生きる」ために、どんなことを感じ、どんな行動をするのか、「前提条件」を模索するところから取り組んでいます。そうやって、丁寧に創りあげていくので、八月の公演は、きっと心を打つ舞台になるでしょう。今回、小中高生を「招待」しようと、クラウドファンディングを始めました。この作品と出会う小中高生の中には、いじめの加害者も、被害者もいるかもしれません。子供たちがこの舞台を通じて、「いじめ」を「自分の問題」として捉えるきっかけになることを切に願ってます。子供と同じくらい観てほしいのが、親と教師、つまり大人です。大人が逃げている限り、深刻ないじめは減りません。私もその一人、傍観者側にいると心は痛みませんからね。「いじめをなくす」、「いじめゼロが目標」という姿勢では、問題の解決にはつながりません。今起きている現実とどう向き合うのか、我々大人の踏ん張りどころではないでしょうか。大人の皆さん、ぜひクラウドファンディングにご参加ください。文字通り「未来への投資」になると思います。そして、劇場に足を運んで、生の舞台をご覧ください。劇場には、舞台と観客席が一体となるような工夫が施されています。演劇を通して、ともに悩み、ともに喜び合えたら、嬉しいです。皆様のご理解とご支援を、心よりお願いいたします。
ご支援ありがとうございます。小中高生の招待券の申し込みを、6月15日(土)から受け付けます。招待券をご希望の方は、下記サイトから申し込みフォームに進んでお申込みください。小中高生をお芝居に招待します。招待は先着順で受け付けます。招待人数は、クラウドファンディングの金額により決定します。6月12日(水)0時現在で135,000円。招待が決定した方には、招待券受け取り方法などのお知らせをお送りします。たくさんの小中高生に、このお芝居を見ていただきたい。そして「いじめ」について考えてもらいたい。ぜひお申込みください。またお知り合いにご紹介ください。よろしくお願いいたします。