長らく続けてきました、Jours Le Ballon 1st CollectionとダンスパフォーマンスChi-gawの公演までの道のり活動報告が最後となります。 昨日、4月17日(金)渋谷ヒカリエ8階 8/COURTにて、新ブランド Jours Le Ballonの‘15/‘16 A/W 1st Collectionとダンスパフォーマンス Chi-gawを加えたインスタレーションが無事、終了致しました。 前日まで、慌ただしいスケジュールと奮闘し、果たして、事は滞りなく 行えるのだろうかと内心ヒヤヒヤしておりましたが、なんとか展示会の 幕を開けることが出来ました。パフォーマンスには、会場が溢れる程の お客様がいらっしゃって、素晴らしい瞬間と時間を共有できたと 自負しています。ありがとうございました。心より御礼申し上げます。 ご覧頂いたお客様からは、温かいお言葉をたくさん頂いたので、 調子に乗りやすい私は、たった一夜の物語にするにはなんとも惜しいなと いう気持ちになり、第2弾へと野望を抱くのであります。 さあ、ここからが出発です。私と亀谷さんの面白列車の旅は続きます。 お足下にお気をつけてご乗車願いま〜す!
15日、一ヶ月半におよぶパフォーマンスのリハーサルが最終日を迎えました。 通し稽古に入ってから、2日間スタジオにお邪魔しましたが、まさに 日進月歩。日に日にダンサー達の息があって、最後の通しはなかなかの 見応えに仕上がっていて本番前に見られる事を贅沢だなあと思ったほどでした。 そして、日が明けて16日、前日はついに映像も素晴らしい作品に仕上がりました。監督と亀谷さんとで、ぎりっぎりまで粘って完璧なコラボ作品になっています。 私はといえば、日をまたぐ瞬間を連日朝まで通り過ぎるので、丸ごと 一週間が一日になっているようです。 街はすっかり、桜色の季節を通り過ぎ、若葉も芽吹いてライム色の 街へと変身しています。スタジオからの帰り道、 ふと見上げれば八重桜が満開で、ごく日常の淡々とした空気が 心を休めてくれた瞬間でした。 でも、明日はいよいよ本番。心休めている場合じゃない。 ん??明日じゃない。もう今日! 今日17日(金)、渋谷ヒカリエ8階 8/COURT 仕立て屋紳士ジュール・バロンに会いに是非お越し下さいませ! お待ちしております。
ダンサー達が身に着けるオリジナルプリントのレギンスが届きました。 すっごいかわいいので、ダンサーの為のみならず、商品化できたらいいのになあ。と思案中。 そしてそして!! 以前にも少しだけ書いた、子供服ーtata maïのサンプルも 上がってきました。なんとか同時進行させていますが、まだまだサンプルが 追いつかない状況ですが、17日のイベントが終わったら、JLBの フォロー展を兼ねた受注会とこちらのtata maïの展示会をするため 会場を探さねば。 tataとは、フランス語で「叔母」を意味します。 可愛くておしゃまな子供達へ、叔母さんからの贈り物というような意味合いを 込めて、この度、子供服ブランド tata maïを立上げました。 上記のレギンスや、その他の商品で今回たくさん使っているオリジナル プリントの生地の柄の立役者でもある、私の姪っ子達。 彼女達のお陰でとても素敵な生地ができて、そして、こんなに可愛い商品が 仕上がったので、なんとかしてみなさまにお披露目できる場をご用意致します。 そして、こちらは余談。 紳士服のパンツのベルト裏につくマーベルト。こんなに便利なもの、なぜレディースではあまり使われないんだろう。落ち着いたら、勉強してみましょ。 そして、Jours Le Ballonはなんたって、「男前なレディはいかが?」なものですから、ふんだんにマーベルト使っています。素敵なウールパンツが揃いました〜。 また次回!
今日は朝から、肌寒い雨がしとしと。 春らしい変わりやすい天気が続く毎日ですが、 昨日はポカポカ陽気で洗濯日和のなか、 相変わらずあちこちへ飛び回り、最終的にヒカリエ8/にて 照明の方と会場の照明チェックを。 照明の方が想像していたよりも、ずっと面白いことができそうよ〜と力強い 言葉を頂けたので、安心してまたひとつ本番にむけて前進です。 会場付近の廊下にはポスターがづらりと並ぶ中、我々のポスターも 堂々たる雰囲気を醸し出しておりました〜。w 当日のサイネージも楽しみです。2階の駅と直結の渡り廊下付近で サイネージ3面をジャックします!お楽しみに。 さあ、今日も追い込み。がんばろー。
桜が満開を迎えるとの予報通り、ポカポカ陽気の28日土曜日に、映像撮影をして きました。撮影最終日のこの日は、アコーディオンのDANさんとバロンさんに参加 して頂いて、いつも通り、限られた時間内で良い映像を撮れました。 スイッチが入ると急に撮るものがダダダッと決まっていく監督に脱帽です。 横で見ていると“ものづくり”の面白さを感じます。 街中でのシーンを終えて向かった先は銀座八丁目にある中銀カプセルタワービル。 こちらは、巨匠、黒川紀章が設計した代表作のひとつでもあるカプセル型の 集合住宅です。 映画界、美術界など世界各国からあらゆるジャンルの匠達がそのデザイン性の高さを 評価して度々訪れているそうです。 つい最近も某映画で使われたり、某有名映画監督が訪れたりしたそうです。 わずか4畳半ほどの狭い部屋には収納、ユニットバスが付いていて、 まさに狭小住宅の当時の最先端を見ました。 建て替え問題が深刻でもある建物ですが、貴重な建物での撮影時間は まるでタイムスリップをしたかのように流れて行きました。 その後は、監督と亀谷さんとバロンさんとで新橋へgo ! 美味しい魚を食べながら、60年代のまだまだアングラな時代のパリや ロンドンのお話を聞かせてもらって、今はあまりの忙しさからお花見どころ じゃないけれど、その日は会話の花を咲かせました〜。 ・・・今回の作品で描く、ベルエポックのパリ。そして、60年代のパリ、 私と亀谷さんが過ごした90年代末のパリ。ゆっくりのペースで変わるパリも 変わらずにパリジャン、パリジェンヌが強く求めるのは、この季節の太陽。 冬中、鉛色の空に包まれるパリは3月を過ぎると漸く空に青色が見え隠れするように なり、美しい光が射し込みます。光はパリっ子達にとって希望の象徴なのでしょう。 “ベルエポック”。まさに光を象徴する時代です。 芸術家達にとって、抑圧され続けた魂が吹き出すかのように 美しいものが次から次へと表現されました。 私達が今回の作品で描く、「Chi-gaw」も毎日の中で小さく溜まっていく “違う”という抑圧が、トンっと肩をひとたたきするだけで 解放されて美しいものに変化するようなものとして描き出せたら 最高にエキサイティングだなあと思うのでありました。 ・・とにかくいい撮影でした!! 次回へつづく〜。お楽しみに〜。