軽井沢キッズケアラボのグッズといえば、その年オリジナルの軽井沢Tシャツが代表的です。もちろん今回も新たなデザインと色のTシャツを製作していますが、今回は軽井沢キッズケアラボ-FINAL-というこで、 なんと新しいグッズが増えました!それは・・・ジャンッ!オレンジキッズケアラボロゴ入り、オリジナルフェイスタオルです! しかも、やわらかな肌触りで有名な今治タオルで作りました。これからの暑い時期に、キッズも大人も日常使いにピッタリ!色は白・ネイビーのほか、発売記念限定色としてピンクがあります。 こちらのオリジナルタオルは、今回の軽井沢キッズケアラボ-FINAL-開催期間より現地で販売します。特にピンクは数量限定ですので、この機会をお見逃しなく!販売価格 3000円/枚(税込)です。ぜひ軽井沢キッズケアラボに遊びに来た際はお手にとってみてくださいね。今後もオリジナルグッズの紹介をUPしていきますので、こちらも楽しみに!
今回は小学1年生の男の子を紹介します。小さい時、京都の病院に通院するために電車に乗った経験はある延寿くん。『初めての新幹線を楽しむこと!』『ひとり軽井沢お泊まり!』この二つを一年生の夏、チャレンジします。いつもニコニコの延寿くん。笑顔が多く、可愛い声で周りを癒してくれる。ケアラボでは体をたくさん動かして、怒ったり泣いたり笑ったり、たくさんの気持ちを伝えてくれるようになりました。延寿くんは3人兄弟。いつもは双子のお兄ちゃんと妹が一緒。『今回ひとりの時間はちょっと寂しいかもしれないけど、そのぶん自分だけの自分らしい楽しみワクワクをたくさん見つけて、いろんなことを経験したい!』8/1〜5 の4泊5日の軽井沢の旅を今からワクワクドキドキ待っている延寿くんです。この夏、延寿くんの「0ー1体験」が加速します!
《トマリバ》福井からチャレンジに来たキッズやご家族、長期ボランティアやスタッフが宿泊滞在する拠点です。泊まるところなので”トマリバ”です。軽井沢の中でも静養地として歴史のある大日向地区にあり、近所に住む子どもが遊びにのぞきに来てくれます。こちらは町の福祉課が所有する建物を、夏の期間お借りしています。《タマリバ》日中活動の拠点です。たくさんの方達に立寄って過ごして欲しいとの思いから”タマリバ”と呼んでいます。実は昨年軽井沢にオープンした星野リゾートの新しいホテルにあるスペースも「TAMARIBA」。勝手に[後輩が出来た]と喜んでいます。最寄となる中軽井沢駅から徒歩10分。隣は公園、近隣に乗馬クラブや星野リゾートが並ぶ軽井沢のど真ん中です(>_<)こちらも町の建物。町営高齢者住宅の中にある集会場を夏の期間お借りしています。ご近所の方がお喋りに来てくれたり僕たちがお邪魔したり。自然に穏やかに混ざり合っている場所です。《ツドイバ》長期滞在するキッズやスタッフが宿泊滞在しつつ、交流会やミーティング&フィードバックに利用します。一晩中でもキッズケアについて語り明かしたい人が集まる”ツドイバ”です。こちらを借りる費用をファンディングから出させていただいています。諸々の都合により毎年借りられる場所が変わるため、ワクワクします。今年はコチラ。上記の他に、地元ボランティアさん自宅の離れやNPOの施設を間借りするなどして、少しでも多くの方々に参加していただけるように準備をすすめています。『たいせつなこと』軽井沢キッズケアラボでは、日中活動と宿泊滞在の拠点を分けて運営しています。本来ならコストや移動の労力を考えると場所をまとめる方が効率が良いです。でもこれは日常と非日常の空間を意識しやすくするためにあえてそうしています。そうすることで地元にいる時と同じく生活と活動の場所が明確に分かれ、普段に近いリズムを維持することができます。旅行先という非日常空間で、楽しみながらも丁寧に日常生活を営むことができる。これは軽井沢キッズケアラボで子ども達から感じて欲しいことの大切なひとつです。
病気や障害を抱えていると、お出かけには数多くの不安があります。移動中に体調が急変したらどうしよう。列車の乗り降りはスムーズにできるだろうか。考えるほどに増えていくばかりです。それでも、挑戦する気持ちを大切に軽井沢キッズケアラボでは、一人ひとりの「行ってみたい」を優先してきました。実際に行動してみると、結果は想像していたよりずっと良いものでした。目立った体調の悪化がなかったばかりか、たくさんの人との交わりの中で、社会が自然とより良いものへと変化していくのを実感しました。最初こそ戸惑いが見られた鉄道会社の職員の対応が、回を重ねるごとにスムーズになって行ったように。慶應大学大学院健康マネジメント研究科教授の堀田聡子さんは、私たちの活動を次のように表現してくれています。いつもは「ケアを受ける子」とみなされがちな医療的ケア児が、軽井沢に集い、ひとときの新しい日常をともにすることで、「支えられる-支える」を超えて互いに喜び・高め合う。彼らが一歩を踏み出した瞬間、交通機関の職員、お店のおばさん、隣のおじさん、学生たち…誰もが持つより良く生きたい、より良い社会に貢献したいという思いが形になって溢れ出す。医療的ケア児の存在が、私たちの背中を押してくれる。軽井沢キッズケアラボは、子どもたちの可能性に光を当てることで、ちょっとしたやさしさの満ちた社会へのエンジンとなっている。経験したことがないことについて、想像で嘆いたり現状を批判したりしても、より良い未来はやってこないかも知れません。だったら想像ではなく、実際に行動してみる。そこに変化の種がまかれ、きれいな花を咲かせることもあるのだと思います。今年のチャレンジを通じて、一人でも多くの人が彼らと交わり、また一つ社会に新しいあたりまえが生まれることが楽しみです。難しく考えすぎず、自分の気持ちに素直にやっちゃおう!
~はじめまして~私たちはOrange Kids' Care Lab.(オレンジキッズケアラボ)、重い障害や医療的ケア児を対象にサポートを行なっている団体です。みんな親しみを込めて「ケアラボ」と呼んでいます。本プロジェクト『軽井沢キッズケアラボケアラボ』の前に、私たちの日常である「ケアラボ」のことをお話しします。~合言葉は「こたえていく、かなえていく。」~重い障害や疾患があることで、医療が生活の中心になってしまうことが多いキッズ達。地域のサポートはまだまだ発展段階で、社会の中で”不自由なく、当たり前に暮らす”ということが難しい場合が多々あります。私たちが「ケアラボ」を立ち上げる前に出会ったキッズもまさにそんな状況でした。”特別支援学校を卒業したら地域に行き場がない”福井県福井市で『在宅医療』というツールを用いて地域に出ていく私たちは、現実に向き合い、キッズとそのご家族と関わることで『なんとかしたい!』という衝動にかられ、日中に地域で過ごす場所として、医療が中心ではなくキッズたちが成長し、生活をより豊かにするツールとしてOrange Kids' Care Lab.を立ち上げました。 ~成長をおもいっきり楽しもう!~ケアラボはレスパイト施設ではありません。朝、お預かりした時と何か一つでも変化することを目標にしています。お母さんやお父さんが見たこともないような表情を引き出せた時が喜びです。キッズ達はキッズ達同士の中で、たくさんの出会いと経験としていきます。その変化を喜び合い、ともに成長していく・エンパワメントしあえる関係を大切にしています。 ~当たり前の『日常』の次は?~ 日常を取り戻したキッズ達と『もっとHappyになりたい!』そう考えた私たちは、リゾート地でのケアラボ【軽井沢キッズケアラボプロジェクト】を立ち上げました。活動のはじまりは2015年の夏、ちょうどキッズたちの夏休みが近づいてきた頃でした。「今年の夏休みはどう過ごそうか?」みんなでわいわい話すなか、以前から「リゾートで過ごす夏休みなんてきっと楽しいはず!」という話が出ていました。でも実際は食事や宿泊など、なかなか安心できる場所が少ないのも現状。福井から遠く離れた場所に行くことはとても勇気のいることでした。「どうしたらいいかな?」とみんなで考えていた頃、つながりのあった軽井沢病院の医師から「軽井沢は屋根のない病院。福井では暑くて過ごしにくい夏も、軽井沢にきたら快適にキッズたちも過ごせるんじゃない?」と嬉しいお言葉をいただきました。ならば軽井沢に安心できる滞在場所を用意して、キッズたちに来てもらおう!と思いつき、キッズや家族だけでなく、地元、長野県や関東のキッズも遊びに来れるようにと、佐久総合病院、軽井沢病院に協力いただくようになりました。こうして「軽井沢キッズケアラボ」を期間限定でオープンし、今年で5年目の開催となります。これまで軽井沢キッズケアラボを利用したキッズは全国から述べ439名!ボランティアも毎年100名近くが参加してくれています。多くの出会いとつながりが広がって、毎年毎年いろんな方々に周知されるようになり、また「今年はぜひ参加してみたい!」そんな嬉しい声をたくさんいただく機会が増えました。そして日々の活動から一見すると、弱く小さな“医療的ケア児”と呼ばれるキッズたちが、友だちを作り、大人たちを巻き込んで、たった1日でもぐんぐん成長する姿を目の当たりにして、とてつもない“強さ”や“存在の大きさ”を感じています。そして、人生で初めての経験をするチャンスを大人が奪わないことの大切さにも気づきました。今年はFAINLということで、よりたくさんのキッズたちに参加していただき、多くの出会いとチャレンジを生む機会にしたいと考えております。『軽井沢キッズケアラボ』の活動は、画期的すぎるためそれを補う制度やスポンサーはまだありません。運営と情報拡散のための費用は300万円。よりたくさんのキッズ達に参加してもらい、多くの出会いとチャレンジを生むには皆様の支援が不可欠です。どうぞよろしくお願いいたします! ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー