『人間は、この世に生を受けるとき、自分自身が生きていく力だけでなく、世界全体の幸福追及に貢献する能力も備えている。一部の人間はこの潜在能力をある程度活かすチャンスに恵まれるが、残りの多くの人々は、すばらしい天賦の才能を発揮する機会を生涯一度ももたない。われわれの使命は、地球をみんなにとってより良い場所にすることだ。すべての人間に、行動力と創造性を発揮できるチャンスがフェアに与えられるように、ともに取り組もうではないか。』ユヌス博士が言っていることに共感し、実現に向けビジネスをスタートしている。100%理想と思える革ができるまで数年。理想の革と一言で言うと、販売目線だとかブランディング目線のほうが強く感じる表現になるが、僕の認識は違う。Jillanieは、「めっちゃイイ!って思うものを買って、私は世界に貢献する。」ことを日本の一スタンダードにする為に、フェアなブランドのモデルとなることを目的としている。その為に、買う人目線と作り手目線どちらも重要だ。革を作っていっているときの意識は、いかに自分の作りたい鞄の感じの革を用意できるか。理想の革ができたと思った時に感じたことは、これでファルクはじめ関わる職人たちがもっているポテンシャル発揮する土台ができたというもの。作っているときの意識と結果を出した時の感覚に違いがあるのは、面白い。買う人にとっても、作り手にとっても「めっちゃいい」。そんな革を完成作ったこと、作ったメンバーの一員であること誇りに思う。instagram
バングラデシュ出張を終え、創業者中井・岡本両名帰国しています。今回の出張での5つの成果。バックパック、リトルアイテムに使用する100%と思える革の完成100%と思えるバックパック、リトルアイテムの完成100%の基準のすり合わせ100%と思えるアイテムのマスプロダクションの道筋の完成バングラデシュから日本へのシッピングの確定バングラデシュでは、日本で行うビジネスとは異なり、予定・計画通りにいかないのが常です。そのような中、結果的には日本出国の際にイメージしていた成果を得ました。今後は、マスプロダクションの具合をフォローしていき、輸出入業務も滞りなく行い、支援者の方々へリターンを無事にお届けできるようマネジメントしていく。同時に、2021年2月に神戸三宮に実店舗をオープンするので、その準備。既に物件の契約は終え、内装工事・オペレーションの確定等進めることになる。これをもって、「めっちゃイイ!って思うものを買って、私は世界に貢献する。」を体験してもらえるツールがそろうイメージだ。世界をフェアにする魔法の合言葉の意味を、パワーを、その凄さを知ってもらう、気づいてもらう、思い出してもらう。バングラデシュに滞在中、ふと湧いた疑問がある。なぜバングラデシュが搾取される対象になっているのか。CAMPFIRE終了までに、考えをまとめて活動報告であげる。また、既に投票は締め切られているが、『CAMPFIREクラウドファンディングアワード』というのがあり、このプロジェクトすごいな!と思い、投票した。【スラム街をエコタウンに!!美術家マゴの挑戦を描いた実録ハリウッド映画】Jillanieのプロジェクトに共感する方は、ハマるはずなので一度見てみて下さい。この記事も読んでておもしろい!サステイナブル・キャピタリズム 真護さんは、まさに活動家。自分の社会活動家としての像が見えた瞬間だった。中井
11/21(土)カット・革漉きの工程が終わり、フォールディング(角を折りたたんでいく)作業が進む。革に糊付けし、一つ一つ丁寧にフォールディングしていく。完成するたびに、QCを行い、100%の出来であることを確認する。写真では表現できない美しさがある。ショルダーストラップ。イケてる。マテリアルのフォールディングは完了している。今日の進捗イメージはーショルダーストラップへのバックルの取付ーサイドガセットの完成ーボトムガセットの完成ーハンドルの作成、カバーフラップへの取付リトルアイテムの製作も順調に進んでいる。カード収納部分のパーツの完成。 こちらの出来栄えも良い。作業をやりながら、現在のクラウドファンディングの状況なんかを伝える。今の金額に、意外にも冷静な感じがおもしろい。数年前からこの鞄のプロジェクトを動かしてきたが、当初は色んな部分で粗さが目立っていた。QCの繰り返しで、どういうものが良くて、ダメなのかというのを繰り返し伝え、今では職人も基準のニュアンスは完全につかんでいる。100%の出来のジャッジは職人の方が厳しくなったくらい。ただ、縫製が荒くなったりしてしまうことがある。その時に私は、機械が問題(良くない)やから新しいものに変えようといったニュアンスで進めてきた。職人のファルクは、機械は問題ない、大丈夫というような感じでいつも返事をする。おそらく、コストがあまりかからないように配慮してくれているなのだろう。さらには、職人としてのプライドもあっただろうと想像する。私の発言・伝えるニュアンスは、職人魂を傷つけうるものだったと振り返る。これはフェアビジネス云々ではなくて、人と人との話。
11/20(金)革漉きの工程が進んでいます。まず機械で、仕上げは職人の手によって絶妙な厚みにします。角は、折りたたむため薄く仕上げる。レザーの商品でこの肯定してるモノって、ほんとに少なくて、自慢のポイントの一つ。ただ、すごく時間がかかる。今日は休日返上で、一緒にこの作業を続けています。バングラデシュで、職人と一緒に働いていて感じることは、とにかく勤勉で丁寧。休日返上とかになってしまって、申し訳なく思う。マスプロダクション前の鞄・リトルアイテムのカットは全て終わっている。写真でもわかるが、丁寧にカットされてるのが分かる。素晴らしい。こういうところ見ると、余計腹立ってくる。現状、バングラデシュは世界の最貧国と言われている。Jillanieの職人のファルクの場合、経歴25年以上で、いわゆる熟練の革職人と呼ばれるようなキャリアだ。それでも、今まで働いていたところでは、月に2万円ほどの給料で、朝から晩まで一生懸命働く。この金額は熟練の革職人の一般的な給料だ。バングラデシュの物価考慮しても月に二万円というのは、明日のことを考えておかないといけないような額だ。ファルクの場合は、1、2か月に1回帰村するので、3万円を妻と3人の子供の生活費・教育費として渡しているという。家族と一緒に生活もできない、やりたいことに常に制限が付きまとう。なにこれ、と怒りの感情が湧く。とはいえ、ファルク自身、自分の仕事に対して誇りをもって、楽しんでやっているように見えるのがある種の救いである。搾取の問題を解決する方法は私たちが提案する『めっちゃイイ!って思うものを買って、私は世界に貢献する。』これが日本の一スタンダードになること。消費者の姿勢として、企業の姿勢として。その為に、私たちは、まず完璧だと思えるものをしっかり作る責任を果たす。今のところ順調に進んでいて、テンションが上がる毎日を過ごしている。CAMPFIREのページや発信している活動報告・SNS関連で、すこしでも共感してもらえたら、そのまま行動に起こしてもらう。さらに自分が感じた感情を発信してください。引き続き応援をお願いいたします。
11/16マスプロダクションに入る前に、100%のアイテムが製作できるよう、サンプルを作り始める。100%と思える革の完成。トップ画はantique brown。雰囲気あってめっちゃイイ!antique black。うっすらとbrown系の色を吹き付けています。リッチな色味。wine red。ネーミングミスのような気がしないでもない。すごいアンティーク感。めっちゃイイ!って思ってもらえる仕上がりになった。革をファクトリーに運び込み、早速製作を開始しています。革に下書きをする。全体として素晴らしいと思える革も、一枚ごとに状態が異なる。さらには部位ごとに状態が異なる。革のどの部分を、どのパーツに使うか、模索しながら慎重に下書きしていく。想像以上に時間がかかる工程。そして、カット。下書き通りに丁寧に、慎重に。Little Itemもカットしていく。カットした後は、1パーツ1パーツ状態を確認。この後は、革漉きの工程。部位によって革の厚みを調整していく。-- フォロー推奨 --twitterJillanieshinnosuke okamotojunichi nakaiinstaglamjillaniebag